2010年3月

3月3日
今日はひな祭り・・・・

なので、

ついに

出撃!

今年もやったるど〜!

Raigyo☆2010!

開幕戦!

今年はとにかく、自作フロッグにこだわりたいので・・・・・

持って行ったフロッグは、なんと自作カエル2匹のみw

耐久性に一抹の不安があるため、壊れたら終了の予定です。

写真
とはいえ、タックルにつけた自作フロッグを見てみると、感無量!まだまだ改良の余地は山のようにあるけど、冬の間の努力の結晶が付いているようですw

まずは、コンマ池到着。

なんてこった!去年の残りカバードカドカ!

で、カバーの下から、無数の呼吸泡。すべてフナの模様ですw

エサ豊富。雷魚もいけるか!?

と思いきや、呼吸一切なし。こりゃカバーをせめても食いきれんな・・・。

と思いつつ、

ファーストキャスト!

ガチン!

アレ!?

クラッチ切ってもスプールが回らん・・・・。

ちょっとスプールを手で戻すと普通通りキャスト可能。

いきなりリールトラブルです。帰って調べないと・・・・。

何にせよ早速キャスト!

俺のフロッグが飛んだ!

俺のフロッグが着水した!

シェイク!

おおおおおおおぉ!

動きいいじゃ〜ん(^^)!!!

これは、食うだろうw

と思っても全くダメ。

カバーの残る池でこの時期、頑張る元気もないので、見え雷魚探しの旅へ。

続いて、初陣池。

ところが、カメしかおらん。

でもカメリーチwww

写真

で、このフロッグ・・・・・

写真

よっけ引っかかるなぁ・・・・。

改良の余地アリです。丸型はフックが隠しにくいです。

だもんで、ZODみたいな、平坦な上ボディで針を隠す感じが良いと思います。

で、ここも全くダメなので移動。

早起き池へ。

何べん来たか分からんくらい行きまくった池なので、居つく場所はすべて熟知しています。

この時期、一番ヒットしやすい場所をソローと見てみると・・・・

写真イタイタ!今年初の見え雷魚w

早速キャスト。

静かに近づけると・・・・

モワーン!とすごい勢いで寄ってきて、

チュバ!!!

キスのようなアタック!

あぁ。フッキングまで持ち込めん。

でも・・・・・

自作フロッグで取った初めてのアタック!

感動しましたwww

で、その後もランガンで探るも全滅。 雷魚が動かん。

しょうがないので移動。

クリーク。

にごりがひどすぎて見えん。

で、続いてクリアクリーク。

水がない!

で、ちょいと開拓。去年不審車を見かけた池を探るもダメ。

で、終了。

開幕はとりあえずしましたが、手持ちフロッグを増やさんことには不安なので、序盤は自作フロッグ作りに励みます。

3月6日
作った自作フロッグを投げたくて投げたくて・・・・

しかし、今日は朝から雨・・・・。

寒いし・・・・

でも気づくと、

タックル積んで雷魚クリークへ。

オマエ、こんなコンディションで釣れるわけないじゃろ〜

と自分に言いつつ、

小雨の振る中投げました(^^;)

キャスト!

弓なりに飛ぶ!

ポッチョーン!

・・・・・・・・・・・・・

なんだ、この着水音は!?

塩ビフロッグと全く違う着水音。

まさか素材一つでこんなに着水音が変わるとは・・・。

弾道を低くしたら、着水音はソフトに抑えられるけども、塩ビフロッグと比べるとやはり大きめ。

おそらく皮の硬さによるものだと思います。皮が硬いと着水音が甲高く、大きくなる模様です。

また、この自作フロッグは、小さくて弾丸体型ってのも影響しているのかも。石ころが水中に落ちていくような感じです。

あと、大きさを大きくしたほうが着水音は抑えられるかもしれないです。

アクションですが、動きは、塩ビフロッグよりも断然良いです。フニャフニャしてないので、ロッドワークがダイレクトにフロッグに伝わります。思うままに操れるような感じ。

しかし、雷魚釣りで最も重要なのはフッキング。実際にフッキング体制まで持ち込んだことがないので、まだ全然分かりませんが、とにかく、盛夏に向けて自作フロッグの情報収集が大事だと思うので、とにかく作って使って、煮詰めていこうと思います。

初めての自作フロッグなので、フィールドで使うたびに新しい発見があって、むっちゃ楽しいです。

雷魚は、今日は一匹も見えませんでした(^^;)


3月14日
今日は汗ばむ陽気w

なので、一番暖かくなる12時→3時を狙って出撃してきましたw

まずは、うどん食って腹ごしらえw

そんで、蛇河馬池へ。

すると、こんまい雷魚が結構出撃しとるやないですかw

浅瀬の岸際ブッシュにいついていて、それを狙いました。

ちょっと食いが渋いことが予想されるので、小型の39号で狙い撃ち。

すると・・・・

ポフッ

1発捕食!

やったば!自作フロッグで初めてのフッキング体制www

バチャバチャ!

やった〜!!!

フックアップ!

で、バレ(涙)

続けて他のヤツを狙ってみると、これもすごい勢いで追いかけて引ったくりアタックwww

今度もフッキング決まった!

よーし慎重に・・・・

足元でバレorz

続けてバンバン狙うも、他の雷魚は全く食い気がなく、終了。

で、パトロールしながら移動。

去年よく行った池。

増水しすぎ。浅瀬が消えとるから雷魚もおらん。

で、細マッチョ池へ。

水がない(涙)

で、抜き跡バンバン池へ。ここはいけそうw

シバの上を通すと、引っかかる引っかかる・・・・。

なんとかシバエッジを通すと、岸際からジャンプして食いやがったw

で、フッキング!

スッポーン!

で、フロッグ見ると、なんと片目が取れとる!

もうダメ。移動。

で、スレッスレ池へ。

うーん。こりゃダメじゃろ。

で、移動。

今年の冬に見つけた地図梨池の調査。

うーん。いるのかココ?

で、移動。

去年見つけたクリークへ。コイしかおらん。

で、ホンマ良く行くクリークへ。

お、イタwまぁまぁのでかさw

しかし、微動だにせず。その後ナマズを見つけて狙ってみたけど、ナマズですらアタックせんけん。

で、移動。

本命クリークへ。

去年来た時とだいぶ様子がかわっとる。

しかし、雷魚はポコポコいますw

ところが、全くやる気がなく、目の前にフロッグいるのにフリーズ状態。

で、その後2発ほどアタック取るもすべてすっぽ抜け。フックアップすらできず。

で、終了。

フロッグってのは、がいに正直なルアーですねorz

自作フロッグ最初の獲物は遠い・・・。

改良の余地がかなり見つかったので来週までにスナプルサイズの改良版を作ってリベンジ。


3月22日
夕方から嫁さんがショッピングに連れてけというので、店に下ろしてサッサと池に向かいました。

今回は、初めて完成度が高いと感じた41号。

早速セットして、見ると、これはいけそうw

で、アゾラが消えかかった池へ。

しかし、いかんせん寒い。

だもんで、結局1回もリーチがかからず終了。

続いて、おととし見つけたもののあまり行かない麻衣奈池。

ハス畑で、今、いい感じなんだけどいかんせん寒くて、雷魚が見えない。

と、近所のオッサンが来たので、聞き込みしてみると、ここ1週間くらいで、5,6人きとるで。と悲しい一言。

ここマイナーなんだけどなぁ・・・・

今年もなかなかにスレとの戦いになりそう・・・

でも、41号フロッグはウィードレス機能は全く問題なし。これはイケますw

だもんで、開拓に切り替え。

去年マーキングしたもののアタックはあれどもなんかバスくさい腐名紆余池へ。

しかし、また生存確認できず。

バス池にしてはフナが多すぎなんで、アタリかもしれないんで、引き続きチェック予定。

で、嫁さんからカムバックの電話があったので、終了。

うーん。なかなか1匹目が釣れない・・・。


3月28日
最近、天気が悪くて、なかなか思うように出撃できません。

で、今日も寒くて風が強くて、コンディションは最悪。でも、まず自作フロッグのフィールドテストをしたくてしょうがなかったので、出撃してきました。目的は、アタック〜フッキングに至るまでの観察なので、接近戦が予測されるクリークへレッツゴー。

で、本命のクリーク到着。

うーん。寒いし、風が強いし、魚っけがないなぁ。

で、観察していると、いたいた。60くらいの雷魚w

で、鼻っ面に41号を通すと、

グォォォ〜ん!

パスッ!


あら?吸い込みきれてない。

パスッ!

あら、口に入った瞬間に滑るようにマウスアウト。

もういっちょシェイク!

パスッ!

お・・・・・

これ、口に入ってんの?

針ギリギリにかんでいるので、フッキング体制に入れるか入れないか、微妙なところ。

とりあえずフッキング〜

で、ヘッドシェイク1発でバレ(涙)

で、クリークを進んでいくと、雷魚地帯お目見え♪

が、沈んでいて動かない雷魚や、先にこちらが見つかってしまってダッシュ雷魚ばかり。

そんななか、やる気満々の雷魚が橋の下からすごい勢いで追ってきた!しかも、結構デカイ♪

ものすごい勢いでアタック!

・・・・・・・・・・

さっきの雷魚と同じように、口からすべるように、マウスアウト。

3連発でマウスアウトをくらい、あのやる気満々だった雷魚がフリーズ状態に。

で、そこで終了。

完全に自作フロッグにやられた釣行でした。

このままじゃ、いかんのんで、ボンバーと比較しながら、原因の予測。

原因と考えられるのこと その1
横幅が広すぎる。腹の幅が広すぎて、食いきれなくてマウスアウトしてしまうのかも。雷魚にかかったフックを外すときなんて、口は上下は開くけども、横幅って結構狭いですよね。だから、もっとスリムなフロッグのほうがいいかも。

原因と考えられること その2
皮の素材。市販フロッグの皮は、指に引っかかるような感じです。しかし、私の自作フロッグは、皮がツルツルして硬め。これが雷魚の口から滑りやすくて、ガッチリ噛んだ状態を維持できない。

原因と考えられること その3
フロッグの形状。丸すぎる。丸すぎると、ひっかかりがなさすぎて、雷魚が噛んでも滑りやすくて、マウスアウトを誘ってしまう。

原因と考えられること その4
ただ単に活性が低くて、甘噛みだった。

とまぁ、色々と考えられますが、

で、よくよく考えてみると、食べやすさにそのヒントがあるような気がします。そして、打ち出した一つの仮説です。

パン食い競争理論
運動会のパン食い競争をイメージしてください。あなたの行く前に色々な食べ物がぶら下がっています。

例えば、「ゆでタマゴ」がぶら下がっていたとしましょう。

一発で食えますか????

ツルツルすべって、口から滑ってマウスアウトしそうだし、横からくわえようと思っても、丸型だと、横から食いに行っても、ツルツル滑って、食いにくいです。

雷魚も同じです。

ラインがヒモ。フロッグがぶら下げる食い物です。私の作った41号は、全体的に丸く、タマゴ形です。

タマゴ型のフロッグは、雷魚にとっても食いにくい。だから、マウスアウトや、ミスバイトを誘発してしまい、フッキングミスを連発し、もしフッキングが入っても、食いがしっかりしていないから、フッキングも甘くなる。それがバレに繋がる。

というわけです。

このパン食い競争理論で、人間にとって食いやすい形状が、雷魚にとっても食いやすいので、簡単にくわえられる食べ物は何かを考えて、その形状にフロッグを成形すれば、良いフロッグが出来るはずです。

で、パン食い競争で食べやすい食べ物は何かというと・・・・・。

次回の自作フロッグに続く→

ですが、まぁ、フロッグは正直なルアーとつくづく思います。今までは、チューニング次第で・・・なんて考えていましたが、そんなこたないですね。フロッグの性能は、形!これに尽きると感じます。その性能をもっと伸ばすためにチューニングがあります。形状がダメなフロッグは、チューニングしてもどないもならんし、だから釣れるフロッグ・釣れないフロッグが、色々あるんでしょうね。チューニングってヤツは、そんなモンだと思います。


produced by fukusuke