大失敗!アゴリグチューニング!


最近、ホンマ人が多くて、スレてスレてまともにやってもアタックが取れません。で、呼吸打ちとか、チマチマしたスローな釣りばかり。ってわけで、それ専用のフロッグはないもんかと考えて、こんなものを作ってみました。

アゴリグチューニング。


アゴリグってのは、エギのチューニングで使われるシンカーで、カン付きのナス型オモリです。


ノーシンカーでフロッグを作り・・・・


合計が17gになるようにアゴリグをセッティング。アマガエルは5号でした。フックは竜神RH1。


すると、完璧な垂直浮きが出来ます。重心がボディよりも下側にあるので、バランスは最高w


こうすることで、アゴリグの先のカンがゲイブに縛ったPEをプラプラ動けるようになるので、アゴリグを軸にしてアイの部分が前後に動くアクションが可能になります。しかも、アゴリグはその場で移動しませんから、点の釣りでその場から動かしたくない時にアクションを加える際、有利になります。
シンカーの位置やら重さやらで作った垂直浮きでもこの動きは可能ですが、シンカーがフックについているため、シェイクすると前に移動してしまいます。そのため、点での釣りで、その場にいろ!という作戦を使うときは、アゴリグチューニングのほうが有利になるはずです。


上からこのアクションを見るとこんな感じ。フロッグがピンク色で、それを囲むような円は波紋です。1回シェイクすると、重心が固定されていないため、上下運動がしばらく続きます。1シェイクで激しい上下運動が起こり、ほっておくとだんだん落ち着きながら上下運動が小さくなって、静止する。こんな感じです。
このような、「1シェイクでしばらく続く上下運動」は、フックにシンカーをつけた垂直浮きでは出せないアクションです。


で、トラブルが発生

キャスト時にガードレールにぶつけてしまい、グォォォォォーーーーーン!!!!と、ドデカイ音がしました。すごい破壊力です。


考えてみれば、普通、シンカーはフロッグ内部に巻きつけるため、間違えて自分に当たってもそんなに痛くはありません。ところが、これはむき出しの銃弾が付いているようなもの。すっぽ抜けで自爆したら、どうなるんでしょう???

病院行き???

さらに、オモリをシーラーで固定していない上に、PEと細い針金で連結しているだけのため、キャスト時に外れる可能性があります。

そうすると、銃弾がはるか彼方に飛んでいくことになります。その先に住民が居たら?家があったら?車があったら?

考えただけで恐ろしい・・・・・

コレは悪魔のチューニングです。というわけで、封印しました。


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