ブレイデッドアイまとめ



最近、自作フロッグのチューニングでブレイデッドアイを多用するようになったので、そのまとめです。

使用するラインは、YGKのウルトラノット25号。太さ、強度、耐久性、ともに使いやすいので愛用しています。

ブレイデッドアイのメリットとしては、フックアイから前がフニャフニャなってくれて、追従性がいいところ。それと、アイの重さが減るんで、垂直狙ったチューニングをするときは後方重心にしやすいところ。
あと、長すぎたら先っちょが長くなるだけなんで、ステンアイみたいに、ぴったりの長さを調整しないでいいところ。チューニングが楽です。

反面、デメリットとしては耐久性。使っていくうちに劣化します。色素が飛んで、白っぽくなり、フニャフニャになります。そうなると、瞬接で補修しながら使っていくんですが、切れたことはありません。230ポンドもあるんで、コイツが切れる前にラインが切れると思います。これは3年くらい使ったボンビですが、ショボショボになりつつも、いまだ現役。うっちのメインフロッグやね〜w

作り方
まずは、約10cmくらい切ります。通常、アシストフックで使うもので、新糸を抜いて使うものですが、フニャフニャになるので、それはやりません。

そんで、ライターでハジを焼いて、コブを作ります。

そして折り曲げてこんな感じにしてフックアイに通します。

続いてPEでクリンチノットでコブの手前を縛り、グルグル巻きにして、

折り返す時に、このような適当なチチワを用意します。抜き糸です。

で、折り返す時に、チチワをかましてグルグル巻き。

で、最後、そのチチワにPEのハシを通して、

抜き糸を引っこ抜けば、

こんな感じに固定できます。

で、余った糸を切ってライターであぶって、

瞬接で接着すれば完成wこのとき、新品のPEだとコーティングが邪魔して瞬接がうまく浸透してくれず、やりにくいです。ボロいPEのほうがやりやすいです。

こんな感じになったらOKです!

縛る部分は長ければ長いほど強度が増しますが、私はおおむね、5oくらいでやっています。

で、続いてボディに通して、ボディの付け根のところにマジックでマーキングします。

で、ボディから外した後、マジックの部分からおおむね、2,3mm後方にゴム管を切って通します。これは東邦のゴム管です。コイツを切って、マジックのマーキングよりも2,3o後方にセットして、

で、PEでグルグル巻きに。やり方は抜き糸使った手順で、先ほど説明した方法と同じです。PEでも構いませんが、太いPEはやりにくいです。5号くらいのPEがベストかな?

で、瞬接たらして乾いたら、

ボディに仮組して、いい感じだったら

PE部に、瞬接つけて完了wこの時、瞬接が多いとブレイデッドアイが固まってフニャフニャなりにくくなるんで、PEが浸透する程度にすこーし垂らしたあと、ゴム管とブレイデッドアイの付け根にわずかに瞬接がかすめる程度にするのがいいです。

で、組んだあと、フックホールをシーリングして、固まったあと、アイの付け根をシーリングして、

乾いたあと、2液型エポキシで抜け防止で固めて、

ラスト、ブレイデッド部に瞬接をつけます。このとき、ブレイデッドアイが下を向く状態でやったほうが良いです。この作業、油断すると、ボディに瞬接がたれたりするんで、そうなると、ボディがカチカチカサカサになっちゃって塩梅が悪いです。で、乾いたあと、もう一度瞬接つけたらカチカチになっていい感じになります。

で、完成wフィールドで使ってみると、アイがでかいんで、ノット交換しやすくていい感じに使えますw


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