グロッサ アルガス フックむきだしチューン
グロッサアルガスはカナーリ良いフロッグです。ぶっ飛ぶし、なんといってもドッグウォーキングがスゴイです。メガバスのドッグエックス、ラッキーのサミーも真っ青の動きで、数多くの雷魚のアタックをとってきます。
私は新規開拓する際はいつも使います。
ただ!一つ難点が・・・
フッキングがとんでもなく悪いです!(怒)
まず、ボディが薄すぎ&フックのがボディのくぼみに収納されており、くわえこまれても針まともにでねぇ。大久保幸三さんは雷魚Uでスミスのフロッグはペン
チで針を上に向ける工夫をする必要があることを強調してたが、フックが短すぎのため、フックアップ成功しても瞬時にばれる。トドメにデカイのかけたら中心
から曲がるか、頭がボディに陥没。
良い仕事してるのにフッキングに問題多数。というわけで、ウィードレス機能度外視のフッキング重視チューンを施すことにしました。
今回使うのはコレ純正のアルガスです。
80cmを釣った後のアルガスです。でかいの釣って以降、口がボディに陥没してます。
まずはばらしました。
胴長のフックとアイが出てきました。
ハニカムフックをつけてみると、全く大きさがあわなかったので、ウィップラッシュのデッドスティングをつける事に決定しましたw
ところがアイがあわなかったので・・・
エバグリカバーウォーカーのアイがピッタリだったのでくっつける事にしました。
ギリギリまでイタオモリを増築し、8号PEでしばります。セメダインのLOCTITEをつかって糸を固定しました。こいつを使うと、5時間後くらいにPE
がいいかんじに溶けて完全接着します。瞬間接着とかいてありますが、完全接着には3時間くらいかかります。その間に触ると、手がくっついて離れなくなるの
で、要注意です。
頭部の補強です。アルガスは陥没しやすい頭なので、コニシスーパー多用途SUでボディの半分を塗り、補強しました。
PEでバレーヒルさんのスイベルをつけます。ラビットファーをつけるのが好きなので・・・
ライターで精密ドライバを熱してそれをボディのけつに突き刺します。エアーホールを作ります。
ラストはシーリングです。色々なシーラーを試しましたが、今回、「コニシボンドウルトラ多用途SU」にしました。二液性のエポキシは軟質塩ビのフロッグに
は接着できません。写真のSUボンドは紙の上に広げて1分くらいまってシーリングすると非常にきれいな仕上がりになります。熱にも強いので、車の中におい
ていても問題ありません。ただ、水分には弱く、水がついたままでフロッグケースに入れると曇って、はがれやすくなるという弱点が・・・。ばらしたいときは
カッターで傷をいれてめくれば、キレイにはがせるので、試行錯誤中のチューニングには最適かもwさらにコストパフォーマンスもよく、この量で400円で
す。
完成しました。
スイベルにスミスのラビットファーをつけてます。腹が黄色、シッポが蛍光緑なので、かなりアピールできますw
あと針が上に出すぎているので、フックポイント前にシーラーでちょっとした山をつくってウィードレス機能を上げてます。
インプレ
とにかくぶっとびます。もともとが流線型で飛ぶフロッグをさらにウェイと増やしているのでwフッキング性ですが、一度もアタックを取ってないんでわからないです(汗)ドッグウォーキングはキレイにします。こんごの活躍に期待ですw