フロッグの色とやらこさ


先日のコンペで、金しょさんとフロッグ談義をしているときに、

「フロッグって、色でやらこさが違うんですよ」

って話になりました。

金しょさんのフロッグケースを拝見してみると、一軍に黒のラッティのジェリービーンオリジナルがありました。

これがやらこくて、フッキングが良さそう。

一方、全く同じジェリービーンオリジナルでも、白のヤツは無茶苦茶硬い!!!

なんじゃこれ!?

あからさまに違うんですよ。やらこさが!!!

黒は皮のフルボトムにかかる重力が140gなのに対して、

白は354gもかかっています。ほんと、触ったらスグに分かる。全然違うのよやりこさが!!!

愛用のバスプロでも、

フルボトムにかかる力は黒のバスプロは132gの力が必要ですが、

白のバスプロは207gの力が必要です。

手で触っただけで分かるんですが、白のほうが明らかに硬い!

フロッグケースの中を見てみると、新品のマンズがあったので、これも比較してみると、
白のマンズはフルボトムに147gの力が必要なのに対し、

銀ラメは163g。あんまし変わりません。白もそれほど硬い印象はありません。

スナプルは緑が98gですが、

黒は90g。これもあんまし変わりません。

そもそもペンキでもそうなのですが、色によって硬さが違います。例えば、白はチタンを使っているので硬いですが、黒は鉄サビだったり、カーボンだったりでやらこい。ソリッドでクリアを塗る理由のひとつが硬さのバラツキを抑えるためなのですが、フロッグでも同じようなことはあるでしょうね。

もともとの原料は塩ビゾルなのですが、クリアの塩ビゾルに顔料を混ぜたのが色つきのフロッグ。白を何の粉で色付けしているのか・・・・硬い粉だった場合、フロッグも硬くなる。

チタンを使ったら硬くなりそうですが、バリウム化合物を使ったらやらこくなりそう。

兎に角、色による硬さの違いは、メーカーによって変わると思いますが、あると思います。逆に、変わらないのもある。

現時点で分かっているのは、

ラッティ、バスプロは白が硬いということです。


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