フロッグの継ぎ目の検証


スナプル方式は継ぎ目あり。バレヒル方式は継ぎ目無し。さて、どっちがいい?スナプルは継ぎ目が合ってもフッキングはいいです。ハッキリ言って、継ぎ目があったほうがいいのか、ないほうがいいのか?どっち?見た目重視ならないほうがいいですよね。だけど、雷魚用フロッグなんて、釣ってナンボ。フッキングが何よりも大切です。そこで、どっちがいいのかを検証しました。


実験に使うのはXOSR。

フルボトムに必要な力は、おおかた170g。

デザインナイフでメスを入れていって横に真っ二つにします。

これからこれを連結します。

で、まず、瞬間接着剤を使って、ポイントを止めます。

頭とケツを瞬接で仮止め。

残った部分をパンドーで補修。

で、接着完了です。

で、一日乾かして、柔らかさ測定。これは300gといったところ。継ぎ目無しが170gでしたから、継ぎ目があるほうが硬い!ということが分かりました。

だけど・・・・

クニュクニュいじりまわしてみた感じ、

フッキング・・・・

良さそうですよ!

なんか、素直に平たくなってくれるというか、なんというか。

切ってないXOSRと比べてみました。

同じところを凹ました感じ、同じように凹みます。

ただ、両手で掴んで凹ました時に、継ぎ目無しのほうは、ケツがすこしあがっているような。

一方、継ぎ目ありのほうは、ケツのほうがすなおに、まったいらになってくれるような。

多分こういうところだと思うんですが、凹ましたら、いったん切っている関係で、どうしてもパンドーがうまく乗っていない部分が多いんですよね。それが、凹ました時にうまい具合に左右に広がってくれて、それが凹ました時の平面化につながっているように思います。

触ったら分かるんですが、とにかく凹ましたらケツのアタリが素直に平らになってくれるんですよ。平らになったほうがフッキングはいいですから、硬くはなるけども、雷魚の噛む力にとって150gの力なんて、取るに足らないもの。

ゆえに、フロッグを一旦切って、継ぎ目で最接着するのは、硬くはなるけども、フッキングは良くなると思います。


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