自作フロッグ そのA


いい加減、縦長になりすぎとちゃうんな!?と思ってきたので、41号以降、こちらに引越しします。


自作フロッグ41号
ついに出来たw狙い通りのフロッグ♪これが作りたくて頑張っていたんですw

これが作りたかったエアフックホールシステム。今まで何度となく失敗してきたけど、ようやく、戦力になりそうなのが出来ましたwエアフックホールシステムを使うことで、ゲイブ部分はスカスカw右側のウィードレス機能が心配ですが、指でカバーみたいにやってみたけど、ひっかからないので、OK!

凹んだ図。大げさですが、フッキングはフロッグ史上、最高ではないかと予想していますwフックアップしたら、ゲイブ奥まで一気に突き抜けます。市販フロッグみたいにゲイブの曲がり角で干渉する上っ腹は皆無です。市販フロッグにも負ける気がしませんwww

チューニングはセオリー通り、まずは垂直浮きでセッティングを出しました。マッスル上向き+おおのマンズアイ+コイルウェイト。19gで垂直浮きw

早くフィールドに出たいなぁ〜www


自作フロッグ42号
新素材の樹脂を取り寄せ、実験。悪くないです。ただ、樹脂の強度が弱いので、分厚くして再テストしようと思います。


フロッグの研究
社用で、プラスチック成形工場へ出張へ行くことになったので、技術相談に。作ったフロッグやら作るための道具やら一式持って行き、何がなんだか分からない出張になりました。

で、工場到着。

さすが、プロの成形メーカー。話がはずむはずむ♪

専門用語はこっちも勉強済みなので、トントン拍子に相談が進みます。

しかし・・・・・

参考にはならなかったです。

向こうは、プラントで中空部品を作ることを前提としており、家庭で、一般の道具を作って作る中空構造製法のアイデアがないです。そのため、どうしても、成形方法の話になると、一般的な成形技術の話になってしまい、家庭作業にフィードバックできない。

樹脂の物性も詳しいかと思いきや、家庭で手に入る樹脂の情報がないので、良い情報は引き出せず。

塩ビフロッグなら、塩ビの廃材を取り寄せて成形したらいいんじゃ?ということです。が、それが出来ない理由があります。

向こうも忙しいみたいで、あまり根堀り歯堀りは聞けなかったけど、私の作った中空フロッグをみて、方向性としては間違ってないと、おっしゃってくれました。

こっちはこっちで色々と試しながら進むしかない模様です。


自作フロッグ43号(寿司フロッグ)
やっとこさ出来ました!

前回、自信作のフロッグで散々な目に会ったので、今回はその改良版。

3月28日の釣行紀で打ち出したパン食い競争理論。

パン食い競争で一番食いやすい形は何かな〜。

と考え、思いついたのが

し〜す〜☆2010

スシなら一口でパクッといけます!

どっからでも食いやすそうだしw

偶然にも、私はスシが好きすぎて、大学時代はスシ屋でバイトしていたので、

寿司をイメージした原型設計をして・・・・・

ハイッ!いっちょあがりぃ♪

フックは、フロッグがマンズサイズなので、かついち雷神を元に作っています♪

よっしゃ!エアフックホールもキレイにきまっとる!

さぁこの寿司フロッグでデカイのやったりますwww


自作フロッグ44号
新しい樹脂を使ってチャレンジ。作り方も今までの方法では作れなかったので、新たな方法を考え実験してみました。しかし大失敗。樹脂の物性の問題があって、この樹脂でフロッグを作るのは無理です。柔らかさと強度はいいんだけどなぁ・・・・。

自作フロッグ45号
写真
43号で気づいた欠点を直して45号が完成。今度こそはやってもらいます

写真
まず、樹脂がかたくて、凸が凹みにくいので凸を面取りしました。しかし、面取りしすぎるとウィードレス機能が下がるので諸刃の刃です。それと、目の接着はパンドーで剥がれまくりなので、2液弾性エポのEP001で接着しました。ボディ上側は雷魚の唇を自然にスライドしてほしいのでパンドーコーティングでツルツル滑りやすくしています。

写真
続けて、フック真下の凹み方を良くするためにわざと切り込みを入れました。その後シーラーで補修。ここが弱くなっているはずなので、自然な凹みかたを期待♪

チューニングデータ
写真15gで
写真45度浮き。

20グラム級の垂直浮きだと、雷魚の吸い込みに対応しにくいことがわかったので、ボディの小型化&15g45度浮きのチューニングで仕上げました。

自作フロッグに切り替えてから不具合の連発で、バラしまくりですが、今度こそは頼んます。

ところが、またばれた。3連発。コリャだめ!


自作フロッグ46号
デカフロッグを作ってみました。

ここで、いい加減、バラしまくりのエアフックホール構造のフロッグの弱点に気づきました。

とりあえず、ハニカムの6号をフィッティング。

凹ますと、フックポイントの前に大きな山が出現します。

これは、43号の寿司フロッグ。これもエアフックホール構造です。

これは、フックポイントの真下に山が出現します。

つまり、エアフックホール構造は、フロッグのフッキングで最も重要な、ゲイブ付近で滑りの邪魔をする山が出現するというわけです。

エアフックホール構造は、フックポイントからシャンクにかけて、一気にボディを絞る必要があります。そうしないと、ウィードレス機能が得られないからです。

図で表すと、
こんな感じです。

これを雷魚が噛むと、

どうしても、角度が急なので、そこだけ、凹みきらずに、ポコッと出た状態になります。これが、フッキング体制に入ったときに、雷魚の口の中をスライドする邪魔をするというわけです。

ゆえに、フッキングを考えた場合、エアフックホール構造はチンカス構造だことが分かります。

今まで、絶対の自信を持っていたフロッグ構造が、こうも完璧に崩れ去るとは思ってもいませんでした。

自作フロッグ、難しい・・・・。

では、どんな形がいいのかを、考えてみました。

ケツの後ろを若干細くして、滑らかな角度にする。餅論、エアフックホールは却下!通常のフロッグのフック配置にします。

すると、雷魚が噛んだときに、滑らかな曲線でフロッグが凹んでくれて、フッキング力向上につながります。

つまり、ゲイブ付近が凹みやすい形状を追います。

うーん。市販フロッグに似てきたな・・・・。このほうがフックの選択肢も増えるし、良いんでないの!?

↓怒涛のフロッグ研究↓

フロッグの解剖研究 その2
フロッグの原型の形で起こる樹脂の成形誤差が知りたいので、またバラバラにして確かめることにしました。
セサミです。

バラして、

ぶった切って

皮の確認。ケツのほうが皮が厚いです。中でも最もR(カーブ)がきついところが最も樹脂が厚いです。ということは、Rがキツく、ケツに近いほど、皮は厚くなり、結果、硬くなるというわけです。

続いてクローク。

これはラッティほどではないですが、同じようにRが一番キツイ、ケツの部分が最も樹脂が厚いです。他の角の部分は、樹脂が厚いわけではないように思います。だから、ラッティのところで推測した、Rがきつい部分が樹脂が厚くなるというのは一概には言えないと思います。
一方、腹の部分を見てみると、ケツに行くほど、厚くなっていますね。ということは、ケツに近づくほど、樹脂は厚くなるというわけです。

次。ウィップラッシュのXOR。

これは、クロークと比べて、そんなにRがきつくないので、樹脂は結構均一にいっていると思います。

ケツの部分が見たかったのですが、チューニングで切り取ってしまっており、よく分かりません。

輪切りにしてみました。角の部分は樹脂が厚くなっています。ウィプラの場合は、Rがかかっているところは、樹脂が厚くなる傾向にあるみたいですね。

続いて、クロークのRがかかっているところを輪切りにしてみました。

頭に近い部分。上部はそうでもないですが、下部のRがキツイところは、やはり樹脂が厚いような、厚くないような・・・。よく分かりません。

コレはケツに向かってみた部分。これもやはり、Rがきつい部分は樹脂が厚くなっていますね。

次!グローリーポン!

この耳の部分がRがきつい。

耳の部分のRがきついところを注目してみると、他に比べて厚いです。

次。マンズソフトマテリアル。

これもRがかかっている角が厚い?微妙すぎてよく分かりません。。

次。マンズハードマテリアルとアルキデス。

アルキデスは、ケツの一番Rがキツイところが、圧倒的に厚い。一方、フックポイント前の凸部分はRがきついけども、際立って樹脂が厚いとはいえないです。

輪切りにしてみても、手で凹ました感じ、凹みにくい上のフックポイント前は、厚くない。しかし、この部分は手でへこますと硬いですよね。なんで???

マンズハードマテリアルは、全体的に厚い。だけど、Rがきついところが一概に厚いかどうかは、一概には言えません。ケツの部分の厚さがそう厚くないです。私が思うに、マンズは、他のフロッグの製造方法とは、別の手法で成形されていると思っています。

次。ZODC。

これは、明らかですね。Rがきついと、樹脂が厚くなっています。

まとめ
このフロッグの解剖実験によって、わかったことがあります。
・一般的には、ケツにいくほど、樹脂は厚くなり、凹みにくくなる。
・Rがきついと樹脂が厚くなるかどうかは、フロッグの種類によって異なる。ただ、おおむね、
「Rがきつい=樹脂が厚くなる」という傾向はないとはいえない。
曖昧な言い方ですね(^^;)

自作フロッグ21号は、まさに不均一な皮を持ったフロッグですが、皮が不均一な場合、凹み方に悪影響が出てきます。厚い部分、薄い部分があったら、厚い部分は凹みにくく、薄い部分は凹みやすくなってしまい、雷魚がバイトしたときに、皮がこちらの思い通りに凹んでくれません。だもんで、フロッグの場合、皮の厚みが均一なフロッグが、凹み方が自然で、フッキングがイイです。
皮の均一化をやるに当たって、必要なことは、フロッグのRを緩めに設定すればいいです。上の解剖実験で、Rがキツイと、樹脂が厚くなるかどうかの相関性は取れてないですが、おおむね、その傾向も無視できません。なので、とりあえず、フロッグの原型を作る際に、Rが緩めの、面取りをした形状を追っていくと、フッキングのいいフロッグに辿り着きそうです。ただし、セサミのように、丸くしすぎると、今度は雷魚が食いにくい形状となるので、微妙な調整が必要となります。


フロッグのケツの部分の形状と、凹み方
グループ1
クローク。
ZOD。
ZODC。
コヤツらは、フックポイント前の凸の角度が深く、凸の面取りが甘いフロッグです。

グループ1のデザインは極端に言うと、
こんな感じ。
雷魚が噛んだときに凹むと、
このように、凸部分が残ります。なぜこんなことが起こるのかというと、フックポイントの部分からゲイブ根元にかけて一気にボディを絞るようなデザインなんで、昔考えた、エアフックホールに構造が似ているからです。フックポイントが隠れにくいため、フッキングは悪いと考えられます。

グループ2
アマガエル。
コヤツは、フックポイント前の凸からフックホールにかけて浅い角度で成形されているフロッグです。
コイツらは、図解すると、こんな感じ。
雷魚が噛んで凹むと、
こんな感じ。フックポイント前の凸部分の角度が浅いので、他の凹みに追従するように同調します。そのため、フックポイントが出やすく、なおかつ、ゲイブ付近のスカチューンにつながっていきます。

これらのグループ1,2の比較を出すと、
ZODです。へこましても、フックポイント前の部分がポコン!となっているので、そこが残ります。これでは、フックポイントが出ません。この部分を他の凹みに追従させるような形状がフッキングのいい形状です。

一方、アマガエルはというと、凹ましても、ZODのように、ボディ後方には、ポコン!と残る部分がありません。こちらのほうがどう考えてもフッキングは上です。

だから、
フックポイント前の凸からフックホールにかけて浅い角度で降りていくような形状を追っていくと、フッキングが良くなるはずです。

つまり、ここでもRを出して説明してみると、

フックポイント前の凸部分のRは緩めに取ること。これがフッキング向上につながるはずです。

ただし、
グロッサシリーズみたいな原型は完全にNGだと思います。

グロッサオリジナル、マグロ、スプラッシュはアマガエルと同じようにフックポント前方凸から、浅い角度でフックホールに向けてボディを成形しています。通常、このタイプでは、アマガエルのようにフックポイントが出やすいはずなんですが、最悪のデザインミスがあります。

それは、ボディ中腹の凹み。

これはグロッサスプラッシュですが、こいつもフックポイント前の凸から頭にかけて凹んでいます。

すると、ボディ中央部の凹む高さが浅くなるので、それに伴い、フッキングで最も大事なゲイブ周辺の凹みが甘くなります。だから、フッキングが悪くなります。

マンズもこの傾向がありますが、マンズの場合は、ボディを短く、皮のマテリアルを薄く柔らかくすることで、雷魚の口がスライドした時のゲイブのかかりを良くしています。

まとめると、

フックポイント前方の凸から、ボディ前方にかけて、真っ直ぐ、もしくはRを緩めにとって、ゲイブの凹み方を良くする。

これがフッキング向上へのボディ設計の鉄則です。


総括

こういうことです。なんだかアマガエルに似てきたな・・・(^^;)結局、アマガエルの形ででかいのからこんまいのまで作るのが一番じゃなかろうか。



以上の理論を追求して作ったのが、


自作フロッグ47号
そうして出来た47号です。フックポイント前凸から、緩いRをかけてフックホールにつなげています。また、エアフックホールはキャンセル。ボディ上側はツルツルさせて雷魚の口の中を滑りやすくさせるために、パンドーを塗りたくりました。続いてフックはカツイチの雷魚デントスフックです。

これが凹んだ時のボディの様子。フックポイント下の凹み方が甘いです。そして、この皮は硬いので、フッキングが心配です。

重量データは19gで

水平浮き。動きは抜群にいいです。

早速使ってみたところ、ファーストアタックが一発でバレて、穴が空きました。しかも大きな。皮に問題がありますね。薄くて硬い皮だと、雷魚の歯が引っかかるんでしょうか。だけど、素材がなかなかない。今のところ、新しい候補が2個あるけれど、それがだめだったら、ホントにホントにこの皮しかない。この皮を使って、効率的に雷魚を取れるチューニングを開発する必要がありそうです。何はともあれ、この形のほうがフッキングが良さそうなので、しばらくはノーマルフロッグと同じ形式のフックホールでチャレンジしてみます。

※フックホールが白いのは、パンドー→EPO01→パンドーという形で、2液エポキシを使っているからです。だけど、柔らかすぎて、千切れそうになったので、パンドーのみ使ったほうがいいですね。

下腹部メス入れチューニング。
一発目でバレた、その原因は、皮の硬さにありと判断。頭の皮の硬さは硬くても、問題はないんですが、問題はゲイブ付近の皮の硬さ。ここは柔らかくないと、フッキングに影響が出ます。が、皮の素材は硬い。これを改善するために、フロッグの下腹部にカッターで切れ目を入れることにしました。こうすることで、ゲイブ付近の皮は、硬いままでも、下に下がりやすくなります。それがフッキングの向上につながるはずだと思っています。

フロッグを凹ましたときに、切れ目がずれて、下に下がりやすくなっています。

要するに、ゲイブ付近が凹んだまま雷魚の口がスライドしてくれればいいんです。指でチェックした感じ、悪くないです。

問題は、浸水。

ですが、こればかりはテストしてみないと分かりません。だもんで、このチューニングがいけるかどうかは、フィールドテストの結果次第ということで。もし、これがいけるチューニングならば、下腹部メス入れチューニングとして、一般的なフロッグにも応用が出来ます。

で、テスト完了です。フィールドテスト結果、浸水はしません。

フッキングも良好w十分使い物になりますw

ただし、
接着剤に不具合。パンドーと皮の相性が悪く、使っていくうちに層面剥離が起きます。EP001で補修してみます。また、他のシーラーの実験もしていきます。


自作フロッグ48号
47号と同じコンセプトで、サイズを大きくしました。

皮の成形がいい感じにきまり、凹み方はすこぶる良好♪

チューニングデータ
24gで30g浮きってところ。

パンドーの相性が悪くて、ここでもパンドーが層面剥離しています・・・。

早速、入魂完了w皮の柔らかさがちょうどいい感じになり、かなりフッキングがいいですw市販フロッグレベルではないでしょうかwww


自作フロッグ49号
これからカバーが厚くなるにつれて、垂直浮きのフロッグを作っておかないと、ポケットのピンポイント攻撃ができなくなるので、垂直浮きのフロッグを狙って作ってみました。

足場の低い位置から薄めのマットカバーを攻略するときなんかは、水平浮きとか、30度浮きのほうが、ドッグウォークしてくれるので、水面下の雷魚に対してアピール力が強く、おまけに軽いのでフットワークが軽い関係でアタックに対する吸い込まれやすさが大きくなってくれるので、便利なんですが、盛夏やピンポイント攻撃、足場の高い位置からの攻撃だと、どうしても垂直浮きに軍配が上がると思います。

足場が高い位置といえばクリークですが、水平浮きや30度浮きでフロッグをチューニングした場合、シェイクしてもこちらにスーっとよってくるだけで、ピョコピョコ動きを演出してくれません。だもんで、やっぱり、使い分けは重要だなぁと思う次第です。

この49号は小さいポケットを狙うためのフロッグです。フンヅマリ気味にして、フックポイント凸から緩いRでケツに向かっています。大きくて、それと、片がかりを防止するためにフック幅の狭い針を付けれるように、原型設計は、夢想転生4号でやっています。
で、フィッティングしてみると、思いのほか皮が厚くなってしまい、硬すぎてフッキングに思いっきり難ありって感じです(涙)

そこで、以前やった釜ゆでで果たして柔らかくなるのかと思い、釜茹でチューニングをやってみたところ、釜茹で前はフルボトムが600g。釜ゆで1分くらいの長時間煮詰めて柔らかさを見たところ、全く変わらず、700g。指で押さえている関係で、重さが一定にならないので、写真では606→711になっていますが、フルボトムに必要な力はおおむね同じ。つまり変わっていません。よって、この皮は釜茹でが効きません。

皮の素材によっても釜茹でが効いたり効かなかったりですね。

そして、次なるフッキング向上のチューニング。下腹部メスいれチューニングを施しました。しかし、これでもまだまだ皮は硬かったので思い切って、あっちこっちメスいれして、挙句の果てには、縦にもメス入れです。ところが縦にメスを入れた場合、水抜きで凹ました後、元に戻らないんですね(涙)早く気づけよ俺orz
だけど、なんだかんだで指でフニフニすると、戻る。何とか使えるか???
もう切り刻まれて、それでもフッキングがいいか?と自問してみるも、これはダメじゃろうと思って、ボツにしたろかと思ってもみたけれど、一応確かめてみようかということで実戦投入してみます。

その前にカットで凹み調整
皮が凹みやすい、フッキングがいいように、とにかく切り刻んで行き、なんか、急にフッキングがよさそうになりましたwww特にフックホールのRがかかっている部分をばんばん切っていったら、

急にペコッとゲイブの根元部分まで凹んでくれるボディになったので、ちょいとこれは自信作です♪ウェイトデータは、20gで垂直浮き。これで、カバーポケットやクリークで多用して、様子を見ようと思います。



ウェイトデータ
18gで垂直浮き。クリークで大活躍期待♪

新しいシーラー
パンドーだと、層面剥離が起こるので、別のシーラーの選定。とりあえず、家にあったセメダインスーパーXというシーラーがあったので、コイツで実験してみました。いけるかどうかはまたフィールドテスト後に。無用剤タイプです。匂いがないので、便利です。ところが、無用剤タイプといえば、昔使っていたコニシのスーパー多用途SUですが、アレは、長時間水に触れると、ボロボロと崩れていくので、このセメダイン無溶剤シーラーも同じ症状が起きるのかどうかが気になります。
ついでに今まで目の接着で使っていたEP001もセメダインスーパーXに変更。2液はめんどくさいので、これでいけるといいなw

それと最近気づいたんですが、自作フロッグは市販フロッグに比べると、どうしても皮が硬くなりがちなので、フッキング時のパワーが要ります。

そのため、自作フロッグをフッキングに持ち込むにはシャドウライズなんかの柔らかい、しなるロッドよりは、ガチガチのJraidenとかのロッドのほうが断然フッキングがいいように思います。

で、現時点での自作フロッグの素材ですが、これもなかなかに難しい素材だということが分かってきました。

なんせ、皮が硬い!そのため、皮の厚さの誤差が出たときの凹み方に悪影響が出ます。だけど、自作フロッグなんて、皮の厚みの誤差なんて、バンバンです。そのため、少々の厚みの誤差を打ち消す素材が必要で、その素材は何なのかという話なんですが、それはずばり言って、柔らかい樹脂です。


ちなみに、コレは、フロッグの皮の凹み方を表した動画。47号。48号。49号という順にへこましています。一番良いのは、48号。続いて、47、49号というランクだと思います。

中々うまく樹脂が成形出来ないので、ボツフロッグが大量に出来てしまって、歩留まりが悪いので、これも改良の余地大ありです

ただ、もう一つ問題があって、それは、ずばり言って忙しさ。
まずビルディング。フロッグの研究にすんごい手間がかかる上に、ビルディングも結構な手間がかかります。シーズンイン前に終わらせる予定がまだまだ続いているロッドビルディングorz
早いトコ、ガン77のリメイクを終わらせて自作フロッグの研究に主力を集中させないかんとです。


自作フロッグ50号
ついに50個目の試作品が出来ました。だけども、本当に戦力になりそうなのは今のところ、3つ・・・・。どんどん使えるフロッグを作っていかんといけません!コンセプトは、遠投フロッグ!実は現時点で最も重いフロッグは24gのフロッグです。しかし、自作フロッグの場合、硬いロッドでのフッキングのほうが効率が良いのと、硬いロッドだと軽いフロッグが遠投できないということで、30g垂直浮きのフロッグを目指して作ってみました。

形状は、フロッグの研究でたたき出した通り、フックポイント前凸部分から、緩いRを描きながらフックホールへ向かい、なおかつ、直線的にアイに向かっていっています。なんだかボンに似てきました(^^;)
で、成形方法も今までとは変えて、極力皮を薄くするように心がけています。例え、樹脂が積層しきっていなくて、穴が開いていても、そこはシーラーで穴埋めしてでも皮の薄さを優先します。この際、フッキングで最も必要な「樹脂の柔らかさ最優先」です。安定して、48号と同じ皮の柔らかさが欲しいのです。

が、

うすけりゃいいってモンじゃない!

なんと形が維持できないくらい柔らかくなってしまったorz

とりあえず皮は柔らかいので、使ってみるかwと思ってチューニングにチャレンジするも、触るたびに凹むので、チューニングすら出来ませんでした。

皮が柔らかければいいってモンじゃないです。形を維持できるギリギリの薄さ&柔らかさが大事です。


produced by fukusuke