自作フロッグそのE
かくして、新型の自作フロッグを使い続けて、4ヶ月が経ちました。やはり、素材を見直したことが良かった。そして、成形の失敗を繰り返したのも良かった。各金型の最も良い成形温度・ディッピング時間を煮詰めてきたのも良いです。今のところ、問題なく使え、さらに市販フロッグの上を行っていると思います。数釣りは最高1時間で5匹。また、サイトで雷魚のアタックの瞬間を観察しましたが、問題なく口の中に入り、そしてフッキングも無事決まっています。
がしかし、使うフロッグが固定されてきました。頑張れば釣れるんでしょうが、同じようなサイズだったら、こっちのほうが・・・となってきています。
市販フロッグでも同じことが起きますが、自作フロッグでもやはり出ました。
で、どのフロッグを使い、どのフロッグを使っていないかですが、それを説明し、私なりの分析を紹介します。
今シーズン使っているフロッグは、パート、バイト、準社員、社員、主任、係長、課長の7種類です。
このうち、使うのは、
パート、
社員、
係長の3種類です。他は使っていません。
なぜかというと、フッキングがあまりよくないからです。
顕著に現れたのが、主任です。これは30g垂直浮きで、スペックとしたら、社員とほぼ一緒です。がしかし、社員のほうが使いやすく、主任は使いにくいのです。
なぜか考えてみました。まず、長さです。社員のほうが若干短いのです。主任はどちらかというと細長い形状をしています。そのため、フッキング体制に入ると、針を露出する条件としたら、主任のほうが上です。
また、チビデブ形状で中空部分の容積が大きいため、小さくてもウェイトをたくさん背負えます。
特に目立ったのは、頭の部分のでかさです。他の自作フロッグを見てみると、頭の部分は段々絞って行って、最後にアイに向かって尖らせているのに対し、社員は、ある程度腹からまっすぐ伸びて、アイのところで急激に絞っています。これは、頭部分の中空容積を増やし、浮力を稼いでいます。
また、この部分が太っていると、雷魚のバイト時にボディがより上から下へ広範囲に凹みますから、それに追従してゲイブ付近の皮も下に下がり、結果、針の露出が大きくなり、フッキングはよくなります。さらに、ドテの存在です。主任はドテがありますが、主任にはドテがありません。だから、針を隠す条件は社員のほうが上です。そのため、ウィードレス機能は社員のほうが上。フッキングは良いし、ウィードレス機能も良い。だから社員ばかりを使ってしまいます。
さらに、フッキングの良し悪しの原因は、他にもあると思います。それは、ボディ上部のRです。
社員は真っ平らになっています。
一方で、主任は若干凹凸がかっています。これは、フロッグ概論のところでも主張しましたが、ディップ成形のクセのところでRがきついところは薄く成形するという特徴を捉えているからだと思います。そのため、ディップ成形フロッグは、上部が真っ平らになっているほうがより下に凹み易く、針が露出され易いといえます。凹み方は社員のほうが圧倒的に下方向に凹みやすく、針の露出は大きいです。
もうひとつ言わせて貰うと、準社員。これは昨年多く使いましたが、これもフッキングがよくないんです。このボディ形状を見てみても、やはり、ボディ上部に凹凸のゆるいRがあり、下に凹みにくくなっています。
他のフロッグでも同じことが言えています。
パートも
バイトも重量的には、ほぼ一緒。がしかし、使うのはパート。凹み方が良いから。
良く使うパートは上部が真っ平らなのに対し、バイトは丸みがかっています。これがフッキングの悪化につながっていると踏んでいます。
一方で、係長は見事なくらいキツイRで平らです。
しかも、ボディが横から見たときに逆台形になっており、これもボディが下に水平に凹み易くなるため、針の露出が大きく、フッキングは良いと考えられます。
ただ、全然出番がないのが課長ですが、
課長はボディ上部は平らですので、フッキングが良さそうにも思えるんですが、針がね・・・・。がまかつのケンケン1号なんですよ。ケンケンの1号はごつすぎて、雷魚の口にうまく貫通してくれなさそうだなと感じるもんですから、出番がないですね〜。
というわけで、メインの使用は、パート、社員、係長の3つなんですが、係長は他のフロッグに比べると、明らかにウィードレス機能が悪いですね。よくカバーを拾ってきます。
というのも、ドテがないからでしょうね。
一方で、社員はドテがあります。そのため、総合成績をつけるとしたら、社員が一番優秀かなぁ。でも、フッキングだけに限ると、係長でしょうね。
凹んだときのボディの動きが他のフロッグと比べると全然違いますから。
当然ガッツリキャッチしてくれます。
このあたり、フロッグのどうしようもないところの一つなんですが、ウィードレス機能が悪いフロッグはフッキングが良く、ウィードレスが良いフロッグはフッキングが悪いんですよね〜。バランスでどうかんがえるかですが、微妙です。
ただ、雷魚用フロッグはやはりフッキングが最重要課題だと思うので、少々のウィードレス機能は殺してでも、フッキングに合理的な形状を追ったほうが良いような気もします。
ただ、現段階でのフロッグの改善点としたら、まず、大きさです。
社員フロッグ、良いんですが、できればもう少し小さくても良いかなと思います。25g垂直浮き。こいつに持っていければもっともっとフッキングがよくなるはずです。今は30g垂直浮きですからね〜。別にそれでもいいんですけど、25g垂直浮きがワタシのライギョ戦略の要ですから・・・・。
そして、係長フロッグ。これは大きさがもう少し、あとほんの少しだけ大きくても良いかなと思います。
現在、34g、32g、28gチューニングで使っているんですが、使う場面は形状的に、垂直浮きです。そのため、35g垂直浮きが良い。がしかし、現在は、34gチューニングにすると、浮力が重量に負けてしまっており、ヘッドバンキングが弱弱しいんですよね。ベストウェイトは32gです。だから、腹をもう少し左右にはみ出させて、浮力を稼ぎ、35g垂直浮きまで持っていければなと思ったりもしました。
また、細長い形状で、腹が細くなっていますので安定性が良すぎて、28g水平浮きでもドッグウォーキングがぎこちないです。ドッグウォーキングをさせる場合、腹は広いほうが良く、従って、同じ形状で、腹をもっと広げても良いかなと思ったりもしました。そのため、キングダディ並の大きさにして、逆台形のボディ形状の腹部分を若干膨らませて安定性を悪くして、35g水平浮きが出せればと思います。
フックとのフィッティングは、ハニカム6号で問題なくいけると思います。
社員はハネクラのトライアングルポイントL、パートはハニカムの3.5号がベストです。
新型の社員フロッグ
かくして、自作の1軍選手が決まってきたところなんですが、最近良く行く池専門で新しく組みましたw
社員です。何度も成形を繰り返し、ようやく一番良い?と思えるような皮に仕上がりましたw
ボディフルボトムに必要な力は200gチョイ。理想的なやりこさです。若干薄すぎて、スグに穴があきそうな気がしますが、マテリアル的には抜群です。
で、24gのガンガンの水平浮き。浮力が完全に勝っており、ガンガンドックウォーキングしてくれそうです。
今はまっているのが、シャローのブッシュ際のオープンスペースを攻めるやり方で、今は社員のヘッドバンキングで釣りまくっているんですが、オープンエリアなので、ガンガンドッグウォーキングさせたほうが釣果が上がると思って、水平浮きに調節しました。アイは潰れる直前にポパイで仕入れてきた強靭アイ。フロント側が平べったくなっているので、凹みやすいというのが特徴です。
また、香西釣具で見つけてきたラッティの目も付けてみましたw若干、ダースベーダーみたいでかっこいいですw
さぁ、実戦投入が楽しみちや〜!
自作フロッグ150号
前回の社員と同じ条件で成形。皮が薄すぎる。チューニングでパンドーをコーティングすればいける硬さになると思われるのでチューニング行き決定。
自作フロッグ151号
前回と同じ条件で成形。最初に係長をディッピングさせている関係で、係長からの予熱がゾル温度を上昇。結果、ちょうど良い厚みになっている。しかし、最初に社員をディッピングさせていたら、皮がもっと薄くてダメになっていたかもしれない。また、焦がしすぎました。焦がしすぎると柔軟性が失われ、硬くなりますね。あまりよくないけど、実戦できるくらいのやりこさだし、チューニングしようかどうしようか悩み中。
考察
係長を最初にディッピングさせ、成形させた後、社員をディッピングさせた。結果、係長は薄く、社員はちょうどいい厚みになっている。おそらく、最初にディッピングさせた時の予熱がゾル温度を上昇させ、再現性が難しくなっているのかもしれない。
2012年 フィールドテストの結果と考察、改善案について
2012年、自作フロッグオンリーでずっとやってきて、良い自作フロッグ、悪い自作フロッグ、分かってきました。
まず、今期投入したフロッグが、
パート、
バイト、
準社員、
社員、
主任、
係長、
課長の7種類。
戦力になったのは、パート、社員、係長。この3種類です。
共通して言えるのは、ボディ上部が真っ平らだということ。
平らだと、上部から凹ませた時にボディが平行に下方向に移動してくれるため、針の露出が良い。
課長は上部が平らですが、デカスギ!あわせる針がないんです(汗)フィッティングできるのは、
ガマカツの二本ケンケンの1号ですから、なんぼなんでもゴツすぎ。コレだけ太いとフッキング入るの?って思います。。。
そんなわけで、上部が平らなでも課長は却下で、
続いて、バイト、主任のダメダしですが、ボディ上部が丸んです。
すると、上からへこましたときに、両端に凹みにくい部分が残ってしまい、これがダブルフックのフックポイントの露出を甘くします。
そんなわけで、2012年のフィールドテストの結果、上記3機種のフロッグが実戦で高い戦闘力を持っていたことが分かりました。
だけど、その中でも良い悪いがあります。
まず、パートと社員。この2種は、普通に釣れるフロッグなのですが、市販品と同じようなクオリティだと思います。
釣れることは釣れるんだけど、市販品レベル。
何が言いたいかというと、ディップ成形のメリットを活かしきれてない形状なわけです。
コレに気づいたのはやはり係長と比べた時の針の露出です。
係長の針の露出は素晴らしい!
尖がったケツ、これが非常に薄く成形されるため、フックが奥まで刺さる際に、ボディからのテンションがストレスになることが全くないのです。
また、ケツの先端からフックホールにかけて鋭角の角度がついている点も大きなメリットです。
ゲイブ下部周辺にシンカーを乗せると、どうしても針が下になったり、上向きになったり、シンカー部分がボコッと出たりして、バイト時のスライドで雷魚の口に干渉する可能性が高いため、この鋭角のボディ角度がシンカーを納まらせるのに良いです。
つまり、オモリをたくさん巻きつけるチューニングをやっても、フックホール周辺がスッキリするのです。これは現状のフロッグにはないメリットです。
昔、フログジラやケロッピーがやってましたが、あれの見直し版みたいな形でしょうか。兎に角、雷魚用フロッグはチューニングがありますので、フックホール周辺がきれいに収まるのはメリットです。
一方で、社員、パートは、ケツが尖がっていなくて、形状からしたら、パートがクロークタイプ1に似ており、
社員はボンバーをデブにしたような形に似ています。
スラッシュ成形フロッグに比べると、ケツの厚みが薄いので、それでも市販フロッグよりは戦力は上だと思いますが、係長ほどじゃありません。やはり、ケツが尖がってないため、ボディ後方の柔軟性がイマイチなのです。例えるなら、優秀なスラッシュ成形フロッグといったところでしょうか。
だけど、これじゃ、ディップ成形のメリットを活かしきれてないのです。
スラッシュ成形では出来ない領域のアドバンテージが欲しい・・・
そのためには、ケツを尖らせることが必須条件なんです。
そんなわけで、係長が一番良いと思ったわけですが、係長でもいくつか課題があります。
まず、フックですが、係長はハニカムの6号を想定して金型を作っていますが、若干、ほんの少し、ボディがちっちゃい・・・。
ハニカムの6をあわせるなら、あと2,3mm厚くしたら、ベストだと思います。フックポイントは隠れていて、ウィードレス機能もあるっちゃあるんですが、それでも甘いんです。
なんせ、ボディ上部が真っ平らなため、ちょっとでもフックポイントが出ると、高い確率でカバーを拾ってしまいます。
そんなわけで、課題はボディの上下幅です。これをあと2、3mm程度高くすること、これでフックへのマッチングを図ります。
それから、もう一つはウィードレス機能です。先の話題にも出てきましたが、
ボディが真っ平らであるがゆえに、フックポイントが隠れにくいんです。
市販フロッグはドテでウィードレス機能を確保していますが、係長にはドテがない・・・。これがデメリットになっています。高確率でカバーを拾うので改善の余地ありです。
「フロッグ概論」では、ウィードレス性能とフッキング性能だったら、フッキングを取れ!と主張していましたが、ナンボなんでも引っかかりすぎ。1枚ヒシだったらそこまで気にならないんですが、2枚ヒシになってくるとかなり悲惨です。
せっかくアタックがあっても、ヒシにひっかかってたら、吸い込みが出来ないので、ある程度のウィードレス性能は必要だと思いました。
そんなわけで、係長にドテを新設します。
あと気になる点といえば、ボディ先端部の厚みでしょうか、係長はケツ部分が一番でかく広く、アイに向かって絞っていくような形です。
これでもアリっちゃアリなんですが、絞ると、浮力がなくなりますよね。
ワタシ的には、同サイズのボディだったら、重いほうが操作性がよく、飛距離も出るので、より重くチューニングできるフロッグが好きなんです。
それを実現するためには浮力!
浮力を稼ぐために、ボディ前方を太らせて、中空部分の体積を確保!これで浮力を稼ぎ、より重くチューニングをかましたいと思います。
ボディフォルムのアタリはこんな感じで行います。
パート、社員は戦力にはなるけれど、ディップ成形フロッグの理想形ではないため、戦力外通告を出します。
そんなわけで、この冬は、自作フロッグを進化させ、25g垂直浮き、35g垂直浮き、35g水平浮きのフロッグ開発に勤しみます。
チューニングも決まっています。
25g垂直浮き
アイ:オオノアイ
フック:マッスルトライアングルポイントのL
35g垂直浮き
ブレイデッドアイ+ハニカム6号
35g水平浮きのフロッグ
ブレイデッドアイ+ハニカム6号
フロッグ概論で熱弁していた、3種類のフロッグです。
今期のフィールドテストでウェイトデータの大体のアタリが付いたので、設計図も作ることにします。
新型作成
そんなわけで、この冬の課題は新型の係長の製作なわけですが、目標のカタは25g垂直浮き、35g垂直浮き、35g水平浮きの3つです。
すでに係長が34gギリギリ浮きなので、これをベースに浮力のアタリを付け、設計図を書いていこうと思います。
まず、現行の係長の設計図ですが、JWCADを使って書いてみたんですが、
こんな感じです。
まずは、35g垂直浮きを考えます。
で、係長はこのままでも34gギリギリ浮きだもんで、若干の大きさアップで可能だと思います。
使うシチュエーションは張り付いたハスとか、ヒシのピンスポ攻撃で使う予定のフロッグのため、デブ化はピンポイントにねじ込みにくくなるため厳禁。若干の長さ延長で実現できると思います。ただ、重量増加はカバーを揺らす力が増えるのでむしろいいことだと思うので、アバウトに長い太いモデルチェンジを行いたいと思います。
さらに、今期、課題になったウィードレス機能の改善のため、ドテを新設します。
また、ハニカム6へのフィッティングが小さいため、上下の延長をわずかに行います。
今現在、ブッシュ用雷魚ロッドのリールシートのロゴで作ったのがありますが、
目指すのはまさに、こーゆーフォルムです。
それと、ディップ方向も変えます。現在はアイの位置からディッピングするようなカタにしているんですが、これがNG。
ディップ成形は、角度が付いているところが薄く成形されるプラスチック成形です。この特徴は、ゲイブ周辺の肉ヅキを悪くし、それが凹んだ時の針の露出においてメリットになります。
がしかし、一方で、アイの部分を薄くしてしまうというデメリットがあります。アイは尖がっているため、ここが必ず薄く成形されてしまう。しかし、フロッグはアイの部分は一番強度が居る部分ですから、分厚くないといけません。
現在まではそのデメリットはエポキシで対策を取ってきました。これで不具合なくいけることはいけるんですが、やはり分厚いほうが強度的にも良いだろうというわけで、頭から入れてケツから抜くカタにします。
なぜかというと、ディップ成形は抜いた後に、下に未硬化のゾルがタレる性質があるからです。
そのため、ディップ成形品は、すべて下部にタレたナミダが残っています。
このナミダを利用して、アイ部分の補強を狙います。
そんなわけで、新型係長のカタはケツに吊るす形を取ります。
そんなわけで、やることはただ一つ。係長の形を若干変更し、若干でかいヤツ、かなりでかいヤツ、ちょっと小さいヤツ。この3つを作るだけです。
自作フロッグ 2013
来るべき、来シーズンに向けて、2012年、課題にした自作フロッグの改善策を実行しております。
とはいえ、前述の課題を一個一個クリアするだけなんですが、
カナメになるのはカタ。原型ですが、今回、新型をなんと12個も作っております。形は全部一緒。前作の係長をベースに、腹を尖らせたり、平たくさせたり、長くしたり、短くしたり、厚くしたり、大きくしたり、小さくしたり、微妙に違う形状のものをたくさん作りました。
2012年のテストの結果、やはり、ディップ成形に最適なカタはケツが尖がって、上に上がり、そこから鋭角にフックホールを持ってくる形状で、この特徴は引き継ぎつつ、微妙な形状の違いによる、スイミング、フッキング状態を見るためです。
当然、課題になっていたディッピング方向は、頭からドブ漬けするためにケツから吊るす形状を取っております。
なお、フックポイントを隠すためのドテの新設ですが、一応、チャレンジはしてみたものの、このドテ、なかなかに手ごわく、ドテのまっすぐなっていないといけない部分が凹んでしまったりで、なかなかうまく行きません。また、カタ作りのなかで、ドテの部分の凹み不具合がフッキングに影響しそう?って思ったりもしたため、ハッキリとしたドテではなく、中途半端なドテに抑えていたり、ドテ自体を作らなかったりで、色々やってます。
で、フロッグの場合、カタの完成はスタート地点で、ここから「成形条件の模索」という試行錯誤が待っております。
通常、ディップ成形は金型温度とディッピング時間で肉付きが決まりますが、その条件は何が一番適しているのか?
カタの大きさが変わると、カタの持つ蓄熱量が変わりますし、ゾルの温度によっても変わります。今までの実験では、温度はヒミツ℃単位。ディッピング時間はヒミツ秒単位で肉付きに影響が出ます。
この条件はカタの形状によって全部変わってくるわけで、私的に考えるフロッグのやりこさ条件、
厚みは1.5mm前後。フルボトムにかかる力が250g前後。
この範囲に皮を収めないと実釣で不適合を食らいます。
兎に角、ここから先は実戦あるのみなんで、兎に角たくさん作って、条件をメモしながら、最適な条件を探していきます。なお、カタは12種類あり、どのカタがどの条件で成形した結果、こうだったとメモを取る上で、カタの名前と顔が一致しないため、メモが取れないので、小さいほうから1〜12という具合にナンバリングをしています。
自作フロッグ152号
カタは3番で2012年使用のフロッグと同一条件でやってみましたが、厚みが薄すぎ。自重を支えられません。ダメです。一応、アイのアタリにタレがくることを想定していますが、このタレ、後乾燥の際に、風圧で変形するため、厚みのセンターが出ません。また、タレの部分は厚いんですが、その真横、ちょうどチューニングでPEを巻く部分が薄いため、ちぎれる可能性が高く、アイ周辺の補強には役立たないなと感じました。
自作フロッグ153号
カタは1番。152号に比べ、ディッピング時間を長くして再挑戦。ところが、今度は厚くなりすぎて、さらに表面が溶けかけています。失敗。
自作フロッグ154号
カタは2番。加熱条件を長くし、ディッピング時間を短くして、成形テストを行いました。結果、若干薄いような気もしますが、実戦投入レベルには達していると思います。凹み方も良好。実戦投入してみます。
自作フロッグ155号
カタは3番。154号と同じ成形条件で作りました。厚み、やりこさ、共に高い戦闘力を持っている皮だと思います。しかし、吊るす方法に問題があり、フックホール周辺に不具合が見えます。しかし、チューニングで誤魔化せるか?と思ったため、実践に投入することにします。
自作フロッグ156号
カタは4番。ゾルが少なくなってきたため、もうひとつ配合していたゾルを追加。しかし、これが悪かったのか、肉付きが悪すぎる。薄すぎて自重を支えられず。失敗。
自作フロッグ157号
カタは5番。156号に比べ、ディッピング時間を長くして対応するか見てみたけども、
これもダメ。薄すぎて失敗。
自作フロッグ158号
肉付きの悪さは蓄熱量でカバーしようと思い、カタは大型の8番を使用。
ところが、これも同じように、薄すぎて、自重を支えられず。
おそらく、これ以上、テストをやってもムダなので、ゾル側の微調整をします。2種類のゾルを混ぜて作っているので、肉付きの良くなるマテリアルを若干足しつつ、155号の条件で、155号のような皮になるようにセッティングしていきます。
自作フロッグ159号
そんで、粘性を見ながらテキトーに調整していき、155号と同じ条件、同じカタで成形したところ、155号よりもいいんじゃないの?というぐらいの出来で大満足wしかし、後乾燥が甘く、若干未硬化の部分もアリ。ま、これは何とかなると思うので、実践に投入しようと思います。
自作フロッグ 160号
カタは10番。鬼門だった大型フロッグの再成形。成形条件を変えてチャレンジ。しかし、イマイチ。まーまーなんだけど、最高レベルではないですね。もし一発目でバレたら疑心暗鬼になって使わなくなるなレベル。もうちょっと煮詰めたい。
自作フロッグ 161号
今回作ったカタの中で最大のカタを使って成形。160号と同じ条件でやってみるも、
これは薄すぎ。チューニングまでいけないレベルのチンポコ品質やがな!
ためしにハニカム6のフックをあわせてみると、予想通り、いけそうです。まともなチューニングが出来るレベルの成形までもっていかねば!
自作フロッグ 162号
160号のリベンジ。成形条件を変えて再チャレンジ。しかし、これも厚いかな〜。結構微妙なところまで来てるんですが、あと少し煮詰めたい・・・。
自作フロッグ 163号
同じく、カタ10番を使って再成形。条件を変えています。ん!?これはいけたかな!?って思ったんです。離形した時は・・・・。離形直後はフロッグが厚いのでやりこいんですけど、冷えてくると・・・・硬すぎか?って思います。実戦では、冷水に浸かるので、若干硬くなることが予想され、そのため、予想よりもやりこいじょうたいで仕上げなければ実戦でNGを食らいます。いけるのか?いけないのか?やってみないと分からない。でも、カタ10番を作った中では、今までで一番の出来だと思います。ほんと、自作フロッグは鬼門ですわ・・・。
で、大きさの比較をしてみました。当初は2012年版係長を一回り大きくしたタイプを狙っていたんですが、比較してみると、なんと係長とほぼ一緒・・・・。ただ、腹の形を係長よりも尖らせているので、何g背負えるかは未知数です。35g垂直逝ってくれ〜。ためしにこれでチューニングして、重量のアタリをつけておこうかな・・・・。
自作フロッグ164号
段々、カタ10番でばかりやるのに飽きてきたので、カタ変更。中型のカタ7番でやりました。ちょっと細長すぎかな〜って思いますが、むしろ、こっちのほうがバランスいいか?なんて思ったりして、ちょっと未知数的な戦闘力です。25g垂直浮きを狙っていますが、この細長さだったら水平浮きにしてドックウォーキングさせるほうが戦力になるかも?
で、凹み方ですが、かなり良いんじゃないかと思います。上部が素直に、水平に下に移動してくれるというか、カタを作った時は、上部は真ッ平ら。エッジを尖らせて、逆台形に腹に行くフォルムを目指していましたが、案外、エッジを尖らせると、凹み方が中央ばかりになって、両端が残る傾向にあります。
ディップ成形を考えた上でのフロッグの原型設計では、むしろ、エッジは面取りしたほうが良いかもしれません。言わずもがな、フロッグの理想的な凹み方は、上部が凹んだときに、きれいに水平にボディが下に移動し、針先を大きく露出するフォルムです。
チューニング
作ってばかりだったんですが、チューニングもしないといけないので、ある程度まとまった量が作れたので、チューニングに入りました。
まずは小型フロッグから組んでいってます。カタ番号は4番。
ウェイトは16g垂直浮き。スナプル以上、アマガエル以下といったところでしょうか。
チューニングをしてみて思ったことは、針の選択肢が恐ろしく少なかったこと。
このフロッグ、薄いので、小さい針しかあわすことが出来ず、また、中途半端に長いため、小さい針だとアイが長くなってしまって、バランスが悪くなりました。
さらに失敗したのがアイの位置で、昨年のフィールドテストの結果、上は真っ平らがよく、そのバランスから、アイは上に抜く形でカタを作っております。
しかし、アイを上にすることで、針は全部上を向いてしまい、フックポイントを隠しにくくなってしまいます。
結果、ネムリ針しか合わなくなり、ネムリ針を上向きにあわすと、今度は凹みしろがすくなくなる。
結果、恐ろしくアイの選択肢が減ってしまいます。
そんなわけで、今回、数あるフックの中であわせたのが、フジオカのEX2です。結構薄くて、眠っていて、初めて使ったんですが、フックポイントが重心ポイントのため、耐久性が良さそうです。
なんとかカタチにはしましたが、無理矢理アイを上にしているので、アイ〜フックの直線性が良くなく、フッキング後のグラツキに懸念が残ります。
アイが上過ぎてフックは上向きになってしまい、ウィードレス機能が心配ですが、なんとかいけるかな?レベル。ここから先はフィールドテスト次第。
ただ、使う側の意見としては、薄い=針が小さい=もっと短くしてもよかったかなと思いました。
あと、成形時はいいかな?って思ったんですが、いざ組んでみると、ちょっと硬いかな〜。
フルボトムに330gくらいかかっています。250gくらいがベストなんじゃけどね。
中型フロッグ(カタ番号8番)もチューニングを行っていますが、これも同様のトラブルが発生。
アイが上過ぎて、フックが全部上向きに〜(涙)
しかも、こいつは凹みしろを高くしているんで、でかい針しか合わず、デカイ針はネムっているものがない〜。
さらにチューニングをしてみたら、針が上に向くということは、ゲイブ下にたくさん置いたシンカーが凹んだ時のスライドの邪魔になっております。。。。
そんなわけで、組みかけ状態ですが、方向修正。リチューニングを行いました。
穴をあけたアイは一旦パンドーで埋めて
その下側に新たな穴を開けました。そして骨組みはブレイデッドで組みなおし、フィッティング。
こんな感じに仕上がりましたが、アイの先端が抜いたアイの上にあるため、アイ付近をPEで縛ることが出来ず、アイズレが心配です。エポキシで補強はしておりますが、このあたりはまたフィールドテスト次第です。
また、今回初めて、フロッグ用塗料を使って色付けをしてみました。オフトのソフビカラー。香西釣具に置いています。内容的にはナガシマのソフビカラー、イリサワのVカラーと同等品だと思います。結果、内面にベタつきが残ってしまい、不満ですが、ま、使用上問題はないのでこのまま行こうと思います。詳しくは「フロッグの塗装」参照でお願いします。
いちおう、ウェイトデータは26gピンコ立ち。おそらくマックス30g程度だと思います。
へこみ方はやはり針が上にいきすぎてしまい、フックアップ後のバレが心配です。
ボンジュニを目指していたんですが、実際比較してみると、
ボンクラス。
昨年活躍した社員とほぼ一緒になってしまい、若干でかすぎたかな?と思っております。もしダメだったら社員を活用します。
次のフロッグ
続いて、小型フロッグをチューニングしました。ハニカムの3.5でも良さそうな感じでしたが、いかんせん、フックの向きがね〜。
というわけで、アイの抜き方を根本的に誤った感があって、ネムリ針を合わせました。久々仕様のデッドスティングです。ここでもブレイデッドアイで修正をしています。
このカタではデッドスティングは大きすぎるのですが、眠っている関係で、針先を隠すことが出来ていますw
ウェイトデータは16gピンコ立ち。
アマガエルクラスだと思います。
でも若干薄すぎかな〜。
ネムリ針なので、ハリがボディに対して妙にでかいので、吸い込みがどんなになるかですが、これもフィールドテスト次第というわけで、実戦での様子を見ることにします。
さて、続々とチューニングが終わり、完成していますよ〜w
で、次は、大きさ的には、マンズのスイミンザラットと同じくらいの大きさのフロッグです。今のところ、一番フロッグらしいフロッグじゃないでしょうかw
ウェイトデータは18gピンコ立ち。自作アイで組んでいます。
なお、新しいアイデアとして、普段は切ってしまうタレ跡をわざと残しています。このタレ跡がミソで、アイを縛る時に涙に引っかかるから、縛りやすいんですwww
ディップ成形の自作フロッグではアイの処理がキモになるので、便利な機能なのでむしろ活用していったほうがいいですねw
凹み方は、まーまーかな?もう少し上が落ちやすくても良かったかも。逆台形のフォルムが甘かったのと、ケツの頂点の位置が低すぎたかも。凹みしろの少ない、薄い小型フロッグはどうしてもボディ上部の落ちが甘くなるから、ケツの頂点をもっと上に持っていったほうがいいですな。
あと、フォルムが長細すぎ。小さいフロッグはアマガエルみたいに、デブで短いやつじゃないとダメだね。
でも、実戦でどうなるか?おそらく、1,2発ばらしたら使わなくなりそうやね。
んでもって、どんどんチューニングを進めていき、次は同じカタGで作った中型フロッグ。
前はブレイデッド+トライアングルポイントLで組みましたが、今回はハニカム5号と自作アイで作り直し。
前回のチューニングでは浮き姿勢が若干斜めになっていたのを真下に落ちるようにウェイトを変更し、なおかつ、ネックになっていたフックポイントを隠すことに尽力しております。
ウェイトデータは30gでかろうじて浮き。
ちょっと重すぎたかな〜と後悔しております。
凹み方はGOODなんで、ヒシが生え揃ってからの近距離攻撃で使おうかなとも思っております。前回もそうだったんですが、大きさが若干小さかったかな〜と思います。
30g級のフロッグなら、ウェイトをたくさん背負わなければいけないので、針が小さいとウェイトを巻くスペースが少なすぎるんです。だもんで、大型のボディが必要になり、そこで必要になるのがボディの厚さ。
針の大きさが決まるのはシャンク〜フックポイントまでの幅であり、これが小さいと大きな針が背負えません。
また、ある程度厚くても、フックホールの位置を上にずらしたりしてフッキング性能の微調整が出来ますが、薄いフロッグではこれが出来ない。
つまり、薄いフロッグはあわせる針の選択肢が少なくなるため、チューニングの自由度が低くなるというわけです。
ハッキリいって、薄さが致命傷になっております。前作の「社員」では色々な針を合わせることが出来、向きも調整が効きましたが、ほんの少し薄くなるだけでここまで針の選択肢が低くなるとは思いませんでした。カタを作る段階ではベリーグッドだと思ったんだけどな〜
今回のカタは全体的に失敗に終わっているように思います。
成形テスト
自作フロッグ165号
もうチューニングと同時平行で編集していっているのでわけわかんなくなっていますが、成形テストもしております。
まず、ゾルの微調整から。ワリバシで粘度を見ながら、テキトーにアタリをつけ、成形を行いました。
今回使ったカタは2013年版では最大級です。カタ番号は11番。
でかすぎてディッピング時にゾルが溢れそうになりましたがなんとか持ちこたえてくれて、
カタチになりましたw
くぅ〜〜〜!
デカイ!ボンビ、キングダディクラスのデカデカフロッグですw形状維持の厚みもでてくれて、実戦でも十分使えると思いますwwww
これは個人的に大好き♪何gになるか楽しみ〜www
自作フロッグ166号
続いて、長細いフロッグ。カタ番号は5番。形状的にはシンメトリーが出ており、見た目がきれいなフロッグ。165号と成形条件は同じですが、皮がカナリ固目。
なんというか、同じ条件で成形したって、やりこさがずいぶんと違います。ボンビクラスのデカフロッグはプニョプニョで良い感じなのに、これはカチカチ。すっぽ抜けそうな感じがかなりします。
思うに、薄さのデメリットがここでも出ております。厚いとボトム時にある程度左右に広がってくれて圧力の逃げが出来てくれますが、薄いと左右の広がりは逆に反発力になってしまい、凹んだ時の針の露出の甘さへと繋がります。
そのため、フロッグの型を考えた場合、肉厚であるほうが針の選択肢は広く、さらに上下のボトム時に素直にボディ上側が沈んでくれると思います。
一応、上部の水平凹みを目指して逆台形にはしているんですが、形状うんぬんというよりも厚みが与える影響のほうがかなり大きいと思います。
自作フロッグ167号
今回、初めて使うカタで、一応、ボンジュニを目指して作ったものです。カタ番号は6番。
成形は若干硬すぎかな?とも思いましたが、ギリギリ使えるか?レベル。形状も影響しているんでしょうか、イヤに肉付きがいいのが気になります。
もう少しディッピング時間を減らしてもいいかもしれません。
ウェイトデータを取るために一応チューニングもしますが、大きさ的にはボンジュニドンピシャですwあとは25gクラスでトライアングルのLがつけれればGOODです。
自作フロッグ168号
ボンビクラスのカタの再成形。まずまずだけど、165号よりも薄いような気がする。。。
おそらく、電気炉から取り出していかに早くゾルにディッピングするかがキモだと思います。だけど、実戦投入はいけると思うので、チューニング行きです。
自作フロッグ169号
同じく、ボンビクラスの再成形。これも165号に比べると薄いような気がします。
ひょっとしたら、2種のゾルを混合している関係で、きれいに分散していないのかも?もういちどしっかりと混ぜたほうがいいような気もします。
だけど、実戦投入できるレベルだと思うので、これもチューニングして見ます。
チューニング
長細いフロッグ
続いて出来上がったフロッグをどんどんチューニングしていくんですが、今回は長細いフロッグ。カタは5番。カタを作る段階ではもっとずんぐりむっくりだとおもっていたんですが、いざ成形してみると意外なほどスリム。
厚みもないのでフックの選定に悩み、結局、強靭のロングシャンクをチョイス。アイは市販アイがベストフィットだったし、作るのめんどかったし、市販アイでやりました。
ウェイトは24gで水平浮き。細長いフロッグは水平浮きのほうがペンシルチックな動きをしてくれて良い感じだと思います。糸オモリはカウンター気味に配置し、重量を確保しながらも、ボディのほとんどが埋まっている感じに仕上げました。
水平浮きは水面から出ている部分が多すぎるとシェイクした時に水の押しが足らずに水しぶきがあまり出ません。
なるべく重量を確保しつつ、水平に持っていくのがキモで、軽けりゃとりあえず水平浮きにはなるんで、あまりシビアなウェイト調整は入りませんが、凝るとけっこう奥が深いです。
凹み方はどうやろ。イマイチだと思うな〜。やっぱり薄いフロッグはダメ!動きはいいと思うんだけどな〜。
超小型フロッグ
今回作ったカタの中では、一番小さいフロッグです。カタ番号は1番。
打倒スナプルで作っており、フックはスナプルと同様に強靭のスナプルフック。アイは1.2mmの自作ステンアイ。
形状はドンピシャスナプルと同サイズ♪
ウェイトも、12g垂直浮きw
凹み方、問題なし。
スナプル王者時代に印籠を渡したいですwww
続けて、ボンジュニサイズのフロッグです。カタ番号は7番
これはカタチはいいんだけど、やっぱし薄くて、針の選択肢が少なくなり、結局デッドスティングです。
ネムリ針をかなり上向きにしてフックポイントの確保をしていますが、ネムっているだけに、凹んで欲しい部分にシャンクが来てしまうため、あまり良いチューニングとは言えません。
なんちゅーか、だめやねー、今回の小型・中型フロッグは・・・
ウェイトデータは19g垂直浮き。ボンジュによりもダイブ小さい・・・。ボンジュニは25gでトライアングルポイントLがフィッティングできるので、重量は重く出来るわ、針はでかいのつけれるわで、やっぱり往年の名作と思います。
私のはやっぱ薄すぎたな〜。
凹み方はまーまーなんで、釣れん事はないけれど、全くもってベストとはいえないレベルです。
新型係長
昨年大活躍してくれた係長の新型です♪
ハッキリいって、最高の出来www
右が旧型、左が新型。若干ワイドになって、ウェイトアップが可能w
そして特筆すべきは、腹の形状。昨年の係長が平らだったのに対し、新型は丸みを帯びた流線型にしております。
形状からして張り付いたハスにねじ込ましたりする時に使うため、流線型のほうがピンスポに入れ易いと思い、マイナーチェンジをしておりますw
フックは前作と同じく、ハニカム6をチョイスしており、
ウェイトデータは
33g45度浮き。
思ったよりも浮き姿勢が立ち気味になりました。ウェイト調整時はピンコ立ちになるとおもったんだけど、シーリングしたら案外浮力があったってやつです。めんどがって、カウンターまでウェイトを巻いたのが逆効果だったかも・・・。
でもおそらく、35gまではいけると思います。
私、戦略的には35g垂直浮きをメインに使っているので、次は35gでセッティングして浮き姿勢を確かめて見ます。
凹み方は申し分なし。係長に比べ若干、太くなっているため、凹んだ時の針の露出は最高w
フックポイントも良い感じに隠れているし、凹み易いけども、自重の支えはシッカリとできており、ハッキリいって、現存するフロッグの中で最高レベルの戦闘力だと思います♪
私、自我自賛はあまりしないんですが、これは自信がありますw釣れるぞ〜〜〜^^
続いてドンドンチューニングをしていきます♪ハンダを使うと作業が早い早いw
ただし、うまいこと糸オモリに浸透してくれたらいいんですが、たまにフックに付くことがあり、そうなると取れなくて大変です。気をつけないといけません。
本題に戻って新型係長ですが、水平浮きと垂直浮き、2種類作りまして、
二つとも35gですが、
垂直浮きと
水平浮きw
フロッグ概論のところでも述べていますが、使い分けていきたいと思いますw
次はボンジュニサイズのフロッグの新しいチューニング。前回はデッドスティングであわせましたが、今回は、ハニカムの4.5号。
ウェイトデータは23g垂直浮きで、ボンジュニに近く、
針の露出も悪くないですが、
皮が硬すぎ。フルボトムに700g近くかかってしまいます。
ただ、今、2月で気温が10℃きってますから、フロッグは寒いと硬く、暖かくなるとやりこくなるモノです。これが夏になると果たしてどれくらいになるのか?
時期的に、フルボトムに必要な力の測定条件が悪いですね〜。
また、フロッグって使っていくと雷魚の歯型がついてやりこくなるので、使っていくうちにやりこくなっていくかも・・・
どうなるかは分かりませんが、とりあえず実戦へ投入させます。
さぁ、続いてのフロッグはお待たせしましたw超大型フロッグです!
ウェイトデータは45g水平浮き!デケ〜!ボンビなんて目じゃないゼッ!
もうね、カバーを揺らすことしか考えてないチューニングですw
骨組みはこんな感じで、1.5mmのコイルオモリを2周巻いて、さらに1.0mmオモリをカウンターにまいています。
兎に角重くてデカイ!ドスゴイドスゴイ!って感じじゃわ!やっぱフロッグはこーでないといかん!
ただ、若干心配なのが、皮の硬さで、フルボトムに500g近い力が必要です。
手でへこました感じ、悪くなさそうなんですが、やりこいほうが雷魚の吸い込みに素直に反応してくれるので、この硬さがどうでるか?です。
昨年活躍した係長でもフルボトムに必要な力は300g程度。
200gの差がどうでるのか?
使っていくうちにやりこくなっていくのか?
よく分かりませんが、触った感じはNGって感じはしません。フィールドテストで様子を見るしかありません。
2012年版フロッグのリチューニングと2013年版フロッグのネームについて
今回はフォトトーナメントに出場ということで、もし新型フロッグがコケた時の保険として、昨年活躍した自作フロッグたちをリチューニングしました。
パート、社員、係長の3人をピックアップ。
社員は31g垂直浮き。針は新品のトライアングルポイント。アイは自作にしています。
28g水平浮きだった係長はウェイトの位置をズラして32g水平浮きにチェンジ。針を新品にし、自作アイで組んでいます。
34g垂直浮きの係長はそのままで、アイをブレイデッドアイから自作のステンアイにチェンジしています。
そして、同じようなフロッグが多いので各フロッグのスペックを書き込んでいます。
例えばこれは新型ですが、浮き姿勢をあらわす矢印を追加しています。
↓は垂直浮き。
→は水平浮き。
ナナメの矢印は45度浮きといった具合にしています。
これで2013年のフロッグ勢ぞろいwカタによって分類してみました。釣行紀もかかなきゃいけないのでネーミングをつけなきゃいけません。
たっくさんあるので、今回も出世系の連番で名づけていきます。ウェイト順にならべて、今期の新型フロッグたちは・・・・・・
ちょっと古いですが、「人生はスモウみたいだね!」に習って、スモウの番付にします!
まず重量級の45g水平浮き。これは勿論、「横綱」
続いて35g級のフロッグ。これは「大関」
続いて30g級。これは「関脇」
24g。これは小結
23g:前頭
19g:十両
18g:幕下。
16g:三段目
15g:序二段
12g:序の口
これで行きます!
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