自作フロッグ そのG
2014年度版
早いもので、あと2ヶ月でシーズンとなりました。この冬は全体的にロッドビルディングが忙しくて、フロッグになかなか手をつけていませんでしたが、そろそろ作ろうかなと思い、カタ作りに着手しましたw
昨年の釣行紀でも度々言ってましたが、今期注目しているのはポッパータイプで、理由はマンネリ化してきたからです。
色々作ってきて思うんですが、フロッグって、凹んだ時の針の露出が良いか悪いかくらいしか性能面で差がでないルアーだと思います。針の露出がいいボディ形状がズバリ決まってきてからは、フックホール付近のフォルムは全て一緒。あとはでかいか小さいかくらいしかなくなってしまいました。
最初は、フロッグは奥の深いルアーだと思っていましたが、追求していくと完成形みたいなモノがあり、そこにたどり着いてしまうと、実に単純なルアーだと思うようになりましたね〜。メーカーのフロッグを見てみても、キモとなるのはやはりフックホール上側のボディ形状で、フロッグの種類は多いけども、その部分はほとんど差がないといっていいと思います。その部分こそが、そのメーカーの持つ技術の結集で、多品種展開はその部分のボディ形状を継承したものではないでしょうか。
すでに、よく使う38gクラスのフロッグは大関で完成。45g、大遠投クラスのフロッグは横綱で完成。
この後同じようなクラスのボディでフロッグを作ったところでケツの形状が同じだから、結局大関や横綱と同じようなフロッグになってしまうことは間違いありません。
だもんで、この後新たなフロッグとして作る価値があるものといえば、形状自体を一新するしかないというわけで、「脱紡錘形フロッグ」を掲げ、そうなると選択肢はポッパーくらいしかなくなったというわけで、ポッパーに挑戦しようと思います。
あと、昨年度、手薄になったのが25gクラスの小型フロッグで、ピッチングマンの池では大型フロッグよりもむしろ着水音が抑えられる小型フロッグの有効性があると思ったため、25g垂直浮きを狙ってカタを作っていこうと思います。一応、関脇という25gクラスのフロッグもありましたが、ケツの角度が上に行き過ぎていたのと、アイの抜く位置が上過ぎてフォルムがイマイチだったので、一応関脇クラスのボディをいくつか作ってみてその中から完成度が高いものを狙っていくつもりです。
それと、バシャさんクリークで80クラスの雷魚を見つけ、ひょっとオオノトーナメントにエントリーってこともありえるので、オオノ用にドブ用超小型フロッグも一つ作ってみようと思います。サイズ的には12gクラスで、対スナプルを狙ったフロッグに仕上げようと思います。
で、昨年度は結構数作ったんですが、思ったよりも上下が薄いフロッグになってしまい、針の露出が悪かったと思うので、今期は兎に角、上下の幅を広く取ること、これを念頭に置いてカタを作っていこうと思います。
ポッパー系フロッグのカップ形状の考察について
一応、現在、色々なメーカーからポッパータイプのフロッグが出ていますが、形状的には大きく分けて2種類だと思います。
KOZポッパータイプ
口が水平になっていておわん型に凹んでいるタイプのものです。KOZポッパーがまさにソレ。
ラッティのBOPも同系統。
エバグリのポッパーフロッグも同系統です。
グロッサスプラッシュタイプ
口が斜めに切れており、下半分が凹んでいるタイプのものです。
ウィプラのPORXも同系統だと思います。
ロデオのC−POPも同系統。
ハネクラのカエルコロンなんかも同系統で、今現在、ポッパータイプのフロッグの流行は、今、グロッサスプラッシュタイプへと移行しているのではないかと思います。
これら2種類のポッパーは性能面で二律背反の関係にあります。フロッグ概論でも紹介しましたが、ポッパーは、その形状から、弱点があり、フッキングの際、カップが口を開けてしまって、フックアップが甘くなるというものがあります。
口の中で凹んだ状態でスライドさせてをフックアップするというフロッグの構造上、ポッパーのカップはせっかく閉じた口を開けてしまって針の刺さりシロが少なくなってしまい、フッキングにおいてはマイナスに働きます。
KOZタイプがこれにあたりますが、それを解消するのがグロッサスプラッシュだと思います。グロッサスプラッシュは上側のカップを省略することで、フックアップの際、口の先が開くのを防いでくれて、フッキング上の問題を解消してくれます。
んがしかし、上カップがなくなるということは、カップ自体が下半分しかなく、小さくなってしまうため、水かきの効果が少なくなってしまい、ポッパーの特徴でもある、ポップ音が小さくなってしまいます。
すなわち、KOZポッパータイプはポップ音はいいけども、フッキングが悪い。グロッサスプラッシュはポップ音はダメだけども、フッキングが良い。こんな感じですかね〜。
ハネクラのバスポップなんかは、その中間な位置付けを狙っていると思いますが、私的にはカップ音がイマイチです。
ポップ音だけで言うと、ポップ音がイチバン良いのはBOPだと思います。ボディに対して口がでかく、また、カップの掘りが深いほどいい音がしますね〜。
そんなわけで、自作フロッグでは、KOZポッパータイプ、グロッサスプラッシュタイプ、2種類を作ってみようと思います。
さらに、ポッパーは水平浮きじゃないと、ポッピングした時にうまく水かきをしてくれないため、浮き姿勢は水平浮きに限定されます。
そのため、水平浮きでも重量が稼げるように、今までのフロッグよりも一回りデカくする必要があると思います。
また、市販フロッグもポッパーって小型タイプばかりで、大型ポッパーが存在しないので、市販メーカーが作っていないような大型のフロッグを狙っていこうと思います。
ディップ成形用の金型とカップ形状について
早速金型を作り始めたわけですが、早速行き詰まったのがディップ成形特有の成形方法とカップについてです。
今まではケツの辺りに吊るすところを作り、頭からディッピングさせていましたが、果たして、ポッパーはそれが出来るのかが疑問になってきました。
ポッパータイプの場合、カップが湾曲していますから、頭からディッピングさせた場合、その部分は空気を抱き込んでしまい、カップの根元を塩ビゾルと接触させることが出来ないんじゃないでしょうか。
そのため、ケツから吊るす形状で成形するための型を作る場合、ポッパータイプはスプラッシュタイプのほうが正解だと思います。一応、2パターンで実験もしてみたいので、今回作るKOZポッパータイプのカタは口から吊るすバージョンとケツから吊るすバージョン2つ作ってみたいと思います。
また、成形上の肉付きもポッパーにとってはマイナスになる可能性も無視できません。というのも、ディップ成形は金型で鋭角なところが薄く成形されるという特長を持っており、KOZポッパータイプのフロッグを成形した場合、カップの縁の強度が確保できないという可能性もあります。何もかもが未知数なので、果たしてディップ成形でポッパーフロッグは作れるのか?自体も分からないので、ある意味挑戦的な製作もあるので、いろいろとやってみようと思いますw
で、なお、二つとも音にこだわり、なるべくカップは深く掘る予定です。
自作フロッグ2014
やっとこさカタが完成して、早速ポッパーフロッグの成形テストを始めました。
自作フロッグ203号
垂直カップのポッパーをカップを下方向にむけてディッピングしてみました。
ドキドキの成形テストはうまくいったように思えたんですが・・・・
なんつーか、予想通り過ぎて笑えましたw
垂直カップはやっぱし空気がかんでしまって、凹んだところに肉が付きません(笑)
自作フロッグ204号
同じカタを使い、今度はカップが上に向く状態でディッピング。
結果、カップはちゃんと肉が付いたんですが、今度は抜き上げ時にカップにゾルがたまってしまって、凹んどらんwww
さらにバランス崩したときにカップに溜まったゾルが流れてしまい、
なんともみっともないスジが多数出現。
ま、とりあえず、中空状態は確保でき、カップの強度はまずまず。やりこさもいい感じなんで、チューニングをしてみますが、カップが湾曲しておらず、まともなカップ音が出るのかどうかがかなり心配です。
ま、ここらはフィールドテスト次第なんですが、2回の成形テストで確信しました。
ディップ成形で、垂直カップのポッパーは無理!
次は傾斜カップのポッパーの成形テストを行ってみます。
自作フロッグ205号
ポッパータイプのフロッグで、ナナメ傾斜のカップを持ったフロッグの成形テストを行いました。
ディップ角度は、頭を吊るして、ケツからドブ漬けする方法でやりました。
すると、うまくいきましたwww
カップもちゃんと穴が空かずに成形されていますwこれはいけそうですw
しかし、若干薄すぎ。条件を変えて再成形してみますw
自作フロッグ206号
成形条件を変えてリトライ。
すると今度は後乾燥やりすぎて、若干焦げ目がついちゃいました(汗)
205号との比較写真がコレ。左が205号、右が206号。右のほうが若干茶色いでしょ?乾燥が甘いと硬化不良になってしまい、凹んだときに切れ目ができちゃって、乾燥しすぎると硬くなる。なかなか難しいですな。
しっかし、カップはわざと焦がしたほうが硬くなってむしろいいかも?って思います。
ま、実戦で支障が出るレベルの柔軟性じゃないんで、チューニングに入ってもいいかな?と思います。
あと、おもったよりもタレが出て、見栄えが悪いですが、ここらは釣果には関係ないんで、気にせずにいこうと思います。
自作フロッグ207号
カップ面だけ、わざと焦がし気味にして成形してみました。すると、これがなかなかイイ感じに仕上がりました♪
凹み方も文句ないレベルで、これは実戦でも十分通用するクオリティだと思いますw
自作フロッグ208号
207号と成形条件を同じにしてリトライ。満足行くクオリティのフロッグになりました。このカタの成形は掌握したって感じです♪
このポッパータイプのフロッグは全部で4つ成形しました。で、実戦に投入するんで、釣行紀用のネーミングですが、カップ角度が45度なんで、45ポッパーと名づけますw203,204号みたいな、垂直カップはカップ角度が90度なんで90ポッパーと名づけます。
自作フロッグ209号
今期作った新型フロッグの成形テストに入ります。昨年度のフロッグは薄いフロッグを作りすぎてしまって、それが全滅だったんで、今期は兎に角、デブなフロッグ作りに邁進することにしました。カタ作りの際に気をつけていたことは「より小さいボディにより大きな針を」をテーマにしています。結局、フロッグは凹んだ時の針の露出が良いか悪いかだけなんで、出来るだけ針の露出を良くしようと思ったら、ゲイブ幅が長く、ネムリの浅い針を使うことがメリットに繋がると思うんです。それはデカイ針に分があるわけなんで、小型フロッグにアンバランスなくらいでかい針をつけようと思ったら、上下の幅を確保しなきゃいけないので、デブフロッグがいいんじゃないかというのが狙いです。
で、1発目の成形テストの結果がこれ。ちょっとタレ目が出来すぎちゃって見栄えが悪いですが、クオリティ的にはまずまずじゃないでしょうかwいい感じです。
自作フロッグ210号
続いて、209号と同条件でフロッグの量産をしました。結果、まずまずの出来栄えwいい感じですw
自作フロッグ211号
これも量産の結果です。いい感じですw
自作フロッグ212号
これも量産のひとつ。タレ目が出ちゃいましたが、実戦投入は問題なしです。
自作フロッグ213号
これも量産の一つ。いい感じです。
このタイプのフロッグは全部で5個作りました。メインカラーの黒で1個垂直浮きチューニングをして、もう一つはアピールカラーで垂直浮きチューニング。予備を3個でセッティングしようと思います。なお、ネーミングですが、これはカメの頭に似てるんで、カメにします。また、同じようなカタで、少し小さいのもあるんで、中カメにします♪
なお、実戦における懸念材料として、小型でデブを目指した結果、カタチがタマゴ型に近い形状になってしまったんで、パン食い競争理論で言うと、ミスバイトが誘発されそうな気もして、少し心配です。ここらはフィールドテストで確かめてみます。
自作フロッグ214号
中カメよりも少しサイズダウンしたのがコレ。中カメと同じ成形条件でテストしてみましたが、これがなかなかいい感じに仕上がりましたw
自作フロッグ215号
量産の一つ。これもいい感じですw
自作フロッグ216号
これも量産の一つ。やりこさはいい感じなんですが、ちょっと後乾燥が足らなかったかな?とも思います。すこし白身が多すぎるような気がします。んがしかし、へこました感じ、亀裂が入るわけでもないので、ま、いいかって感じのフロッグです。戦力としては問題なしだと思います。
自作フロッグ217号
量産の一つ。やや焦がしすぎたかな?とも思いますが、問題はなし。なんつーか、デブ肉厚だと、へこましたときに結構下まで入ってくれるんで、少々の乾燥ミスはカバーできているように思いますw
で、このタイプは全部で4個作りましたwこれは中カメよりも少し小さいんで、小カメと名づけますwこれもやっぱタマゴ型に近いんで、スッポヌケとか多そうだな〜とも思いましたが、これも実戦でどうなるか楽しみです。
あと、小カメ、中カメ、ケツのトンガリが甘くて、ゲイブの奥に当たるところのボディの柔軟性がイマイチで、フッキングもどうなんだろ?って思います。いざ、大関や横綱と比べてみると、尖り方が鈍角になってて、ディップ成形のクセを活かし切れていない気もします。デブデブ言いながら作ったもんで、スリムにすべきところを見失ったかも???なんて気もしますです。まっ、でもフッキングにおいては市販品に負けることはまずないクオリティとは思うんですがw
カタは何個も作っているんですが、納得できるカタかどうかってことになると、自信作っつーのはビックリするほど少ないモンですな〜(汗)モノづくりは難しい・・・・。
自作フロッグ218号
北海道へ出荷した関係で、手持ちの大関が少なくなったため、成形しました。問題なし。
自作フロッグ219号
大関おかわりしましたwこれも問題なしw
前述のウンチクを再登場させると、今まで作ったカタの中で一番のヒットはヤッパ大関ですわね〜(^^)ディップ成形のクセを完全に把握した感じのフロッグで、大きさも自分がスキな大きさで、大好きなフロッグの一つですw驚くべきはそのフッキング性能で、持ち込んだアタックはカナリの確率でキャッチしているように思います。通常、市販フロッグは大きくなればなるほど、自重を支えるために皮を肉厚にしなきゃいけなくて、結果、ゲイブ付近につく余計な肉が多くなりがちで、なおかつ皮が厚くなるぶん、ボディが硬くなりがちで、その結果、針の露出が悪くなってフッキング低下に繋がってしまうってのがパターンだと思うんですが、大関は一番肉をつけたくないケツの先端を上向きに尖らせることで肉を薄くし、針の露出を良くすることに成功しています。こんだけでかくてこんだけフッキングが良いフロッグもないと思いますwww
ただ、惜しいのが素人ならでわのデコボコボディで、やっぱカタが素人仕事なんで、ガッツリ左右対称じゃなくて、かなりイビツなカタチをしているんですよね。その結果、フックポイントの隠れ方が良くない。
右側はガッツリ隠れてくれているんですが、ボディ上部が左に傾斜しており、左側のフックポイントの隠れ方が甘すぎます。
だもんで、この対策としてパンドーでドテを作ったりして対処していますが、本来ならば、もっとちゃんとしたカタが理想的ですわね。
一応、これだけあれば今期のフロッグは十分かなと思いますwわずか1日でこんだけ作りましたwハンドメイドルアーのくせにカタがあるというのが強みッスw
チューニング
サテ、成形した中から使うものを選んで、チューニングに入ります。
まずは色塗りですが、やっぱポッパーはカップが赤でしょ!って思うので、マジックでカップ以外のところを黒く塗り、カップ部分だけ、塩ビ塗料で赤く塗ることにします。
で、早速塩ビ塗装なんですが、前回、6mmガンでやってペンキの消費がすごかったんで、口径を落とし、3mmでやってみました。久しぶりにPC203出動ですw
そんで、カップの部分を赤く塗ってみました。
結構シャバイ感じのシンナー希釈をしたら結構いけましたが、いかんせん、ペンキの出が悪いので、ベタ塗りではムラが出る感じです。
で、赤が終わったら、カップ内のペンキを容器に戻します。ここらが1液のいいところですねw
そんで、続いて蛍光オレンジを塗ります。いい加減、黒ばっかってのも飽きてきたんで、今期はオレンジやらピンクやらも多用してみようと思いますw
んで、塗り終えて、
続いて白を吹きます。
オレンジの下に白を塗るんですが、そもそも、塩ビカラーは蛍光オレンジだの蛍光ピンクだのは透ける色なんで、ホワイトベースがあったほうがいいんじゃない?って思ったから、やってみることにします。で、今回は皮の裏側を塗装するんで、順序が逆になり、ベースコート→サーフェイサーという具合にしていますw
で、今回、比較のために、ホワイトを塗っていない蛍光オレンジも用意しました。
皮を元に戻します。
右がホワイトあり。左がなしです。写真じゃ分かりにくいんですが、
明らかにホワイトアリのほうが色が透けてなくてきれいです!ホワイトアリのほうがオススメですね!
で、赤カップもホワイトベースを加えたんですが、
黒マジックを塗ったときにちょこちょこはみ出してて、なんともみっともない感じになっちゃいました(汗)
ほんでもともあれ、塗装は終了。
これからチューニングに入ります。
ンデ、今回、新たな取組みとして、いつものハンダ接着をバイスに固定してやってみましたwいつもコロコロころがってやりにくかったんですけど、コレ、ハンダ付けがすっごいやりやすくなりましたwオススメの方法ですw
続いて新たな方法として、いつものアイのエポキシ補強をUVコートでやってみました。ハードだったら強度的にエポキシと変わらないんで、手間がいらないかな?とも思ったんですが、
一応、固まることは固まったんですが、
仕上がりはイマイチ!
なんつーか、コーティング用のエポキシにつき、粘性がしゃばいので、盛りたい部分に盛ることが出来ず、薄いコーティングになってしまいます。アイの補強はやっぱセメダインの5分型がベストですね。
一応、UVコートのソフト単体でフックホール部分の補強をしてみましたが、こっちはこっちで、硬すぎ。ブヨブヨ感がなくて、やっぱ無溶剤タイプのシーラーのほうが仕上がりが良いと思います。
さらにトラブルが出たのが、45ポッパーのステンアイ。これ、アイのチチワの部分がカップ内にめり込んだ感じになるので、チューニングでよくやる針金吊るしが出来ません。
さらに、最後の仕上げのアイのエポキシ補強で、アイのチチワが接着剤で埋まってしまって、うまく出来ません。
やるならブレイデッドアイのほうが良いです。
そんなわけでやり直し。
アイはペンチで切って外し、
ブレイデッドのアロンアルファ接着。ボディの抜け防止はゴム管が小さすぎてうまくいかなかったので、アイをグルグル巻きにしました。別にゴム管なくてもこれだったらいけますねw
そんなこんなで、一応、全部組んでみたんだけど、仕上がりが悪い。
塩梅が悪いのがカメ小、カメ中のやりこさ。
フルボトムに500g近く力が必要です。
成形直後は良い感じだと思ったんですけどね〜???
仕方がないんで、やり直すために骨組みをバラしているとアラ?って思ったので記述します。
フックホールを外した時に揉んで見たら、プニョプニョで良い感じ。
フルボトムに350gくらいになっています。
思うんですが、フロッグって、上からの圧力がかかると、逃げがボディ左右に行き、その時にフックホールのシーリングが「張りになって」、弾性が上に押し戻そうとするんじゃないですかね???
だもんで、フックホールをシーリングすると、ボディがへこみにくくなるんじゃないでしょうか。そういえばバーストアウト3で高井氏がフックホールのシーリングをしてないセサミを使っていましたが、アレはそういうことじゃないですかね〜?
しかし、じゃぁ、フックホールを塞がんのか?といわれると、垂直浮きみたいなギリギリを狙った重量チューニングなんかでは浸水&沈没になっちゃうので、シーリングは必須だと思います。
さらに、オレンジのフロッグは塩ビ塗料によるスプレー塗装もするんですが、あれをすると、皮が若干硬くなります。その影響もあるのかもしれませんね〜。硬さが変わらない塗装はマジックによる内壁塗装なんですが、黒しか出来ないというデメリットがあります。つまりは性能を重視した場合、透明フロッグのマジック塗装が一番ですね。お気に入りのフロッグが黒というのが良かったですwww
あと、フロッグのボディ形状もシーリングによって硬くなるのとならないのとあって、例えば、大関や係長なんかはほとんど変わらないんですよね。ボディが逆台形になっていると、圧力の逃げが上へ反発しない傾向があるので、やっぱ上下の体形は形状は逆台形のほうが良いと思います。あとケツの尖り方がするどいほうがへこむときに邪魔になりません。今回のカメのカタはどちらかというと球状にちかいので、もう少しケツの尖り方にメリハリをつけたほうが良かったように思います。
ともすれば、成形時に「ちょうどイイ」は「チューニング後に硬すぎ」に繋がっちゃうと思うんで、薄すぎくらいがちょうど良いのかもしれません。
まぁ、雷魚の噛む力ってゴッツイので釣れないことはないと思いますが、トーナメントクオリティではないですね。貴重なアタックを取るためのフロッグではないです。
だもんで、成形のやり直しをしますです。
自作フロッグ220号
カメ小。まずは、ディッピング用ゾルの可塑剤配合を微妙に可塑剤多めに再調整。ディッピングの条件も少し変えて再成形。薄すぎかな?とも思いましたが、仕上がり時はちょうど良いのかも?なんて思います。
自作フロッグ221号
220号にくらべ、若干ディッピング時間を長めにして成形テスト。皮が薄めになったおかげで、後乾燥で焦げ付くリスクが少なくなりました。
仕上がりは220号とよくにたもんですが、これもチューニングでどうでるか未知数です。
自作フロッグ222号
結局220号の条件が良かったかな?と思ったんで、220号と同条件で成形テスト。ところが、連続成形で、ゾル側の温度が上がってきて、肉付きが良くなりました。少し硬すぎかな?とも思いますが、いや、これくらいの肉厚のほうがよかったかも?なんて思ったりで、何がいいのかよく分からなくなってきましたw
自作フロッグ223号
同じ条件で再成形。これもよく分からないですが、配合変える前よりは薄くなってて良い感じ?です????
自作フロッグ224号
駄目押しでラストやってみました。もう数作ってその中から良いのを使いますw
結局、カメ小を5つ追加。カメ小は前回のとあわせて合計9個になりました。この中から「薄すぎ」を選んで塗装には入ります。
自作フロッグ225号
続いてカメ中の成形テスト。カメ小のテストを元に薄すぎを目指したんですが、カメ小に比べるとカタがでかいぶん、蓄熱も大きく、厚くなりすぎました。失敗。
自作フロッグ226号
225号から少し条件を変えて再成形。今度はいけるか?と思いきや、冷めると硬すぎかな?と思いました。離型直後はあついんで、プニョプニョ感がイイ感じなんですが、塩ビの皮って冷めると硬くなるので、離型直後のインプレがアテになりません。
自作フロッグ227号
さらに条件をいじってテスト。今度はイイ感じです!
自作フロッグ228号
227号と同じ条件でテストしたんですが、今度はゾルの温度が高すぎたのか、後乾燥で焦げが出たのか分かりませんが、イマイチ!
自作フロッグ229号
しばらく時間をおいて、ゾルの温度が冷めてから227号と同条件でテスト。イイ感じです!
自作フロッグ230号
229号と同じ条件でテスト。これもイイ感じです!
結局、カメ中は6個追加し、都合11個完成wこの中からイイのを選んでチューニングに入りますw
大関とか係長とかもそうなんですが、結局、素人のDIYって品質が安定しないので、何個も作ってその中のイイのを何個か選んでチューニングって感じです。そのため、一番性能がいいのは、多くのサンプルからこれぞというのを選んで作った一番初めに作ったヤツというのは他言無用でお願いします。
さて、これらの中からカメ小2個。カメ中1個チョイスして塗装に入りますw
で、塗装したんですが、蛍光オレンジの塗料が結構少なくなったんで、シンナーで薄めたら、タレまくってすっごいやりにくかったです。乾燥が早い塗料ですが、やりすぎるとダメですな〜。ちょい濃い目くらいがちょうどいいかも?
でも、白を塗って事なきをえましたが、
白は白で、皮を切った状態で塗装するんで、白がボディの表側についちゃうこともあって、完璧な塗装とはいえませんね〜。
ま、自分で使うには許容範囲だからいいんですけどw
で、チューニングもいい感じに決まって、ライギョ2014のメインフロッグたちが完成しましたw各自紹介しますね〜
カメ小
2個作っていますが、1個は北海道へ出荷。
重量は22gで、垂直浮き。
凹んだときの針の出方がエグイくらいでてくれて、かな〜りフッキングがよさそうですw
しかし、ボディ後方のケツの頂点が少し下に行き過ぎたかな?と思います。ディップ成型でやるなら、もう少し上のほうがイイ凹み方をしたと思います。
カメ中
カメ小の少し大きめのバージョン。
重量は26g垂直浮き。
凹んだときの針の出方も申し分なしwいい感じに活躍してくれるっぽいですw
ただ、カメ小と同様、ケツのとがり方が少し下過ぎかな?とも思います。どちらかというと、へこみ方がスラッシュ成型フロッグに似ています。
あと、あわせる針がカメ小と一緒なんでカメ小よりも操作性がよく、使うならこっちばかりになりそう?と思います。
なお、ブレイデッドアイのバージョンも作っているんですが、ハニカム6のチチワがアイ抜けの引っかかりになっているため、ゴム管がいらない仕様になっていますw
これもへこみ方がエグイ〜〜〜!
45ポッパー
2014モデルのメインディッシュ、ポッパーフロッグ。45度傾斜のポッパータイプです。
33g水平浮き。
一応、カップは水に接触しているんで、水をかい出すことはできると思うんですが、カップ接触面が浅すぎて、ポッパーらしい音が出るのか不安です。
というか、45度傾斜のポッパーでいくなら、イノキアゴみたいにしゃくれているほうが音は出しやすいと思います。しかし、そうなると、エバグリのダーターフロッグみたいにウィードレス機能に問題が出てくるっぽいんで、なんともいえないですが・・・・
で、チョンチョンするときに水をかい出してくれたら結構いいかもしれんと思って、もうひとつ、垂直浮きのモデルもチューニングしており、こちらは36g垂直浮き。結構デブに仕上げたんで、浮力がかなりあります。マックス45gくらいまでいけると思います。
ただ、ケツの成型で失敗したのが、やっぱカメ同様にケツの尖り方が下に行き過ぎた点。
凹み方が悪い。カメはボディが短いのでなんぼか性能をごまかしてくれますが、ポッパーはボディが長いので、針の出方が悪いです。おそらく1,2発バラしたら疑心暗鬼で使わなくなくなりそうです・・・・。
なお、水平浮きのポッパーはウェイトをカウンター気味に仕上げるためにシャンク前方にオモリをまきすぎた感があって、凹んだときのレンジも少ないです。
大関と比べたら針の出方の悪さは一目瞭然。
どうなのこれ?完成度はイマイチ!
90ポッパー
垂直カップを搭載したポッパーフロッグ。
33g水平浮き。
しかし、ディップ成型でこれを作ると、カップにゾルがたまるために、カップがえぐれてなくて、おそらく、まともな音が出ないと思われ。
そしてこれも45ポッパー同様、ケツの原型が悪い悪い。針の出方はイマイチ。
今期の目玉的存在のポッパーフロッグ・・・・。どうなのこれ?www
なお、今回は数作って、その中からいい感じの皮をチョイスしたので、全フロッグ、フルボトムに200g程度の抜群の皮に仕上げていますw
2014年の1軍フロッグ
今期もオオノトーナメントに照準を合わせた釣りを展開しようと思っていて、その中で1軍フロッグたちをチョイスしました。
おそらく今年もメインで使うのは大関。垂直、45度、水平の黒を1種類ずつ。あと視認性重視で蛍光ピンクの垂直1個。
続いて、大遠投で使っていくのが横綱。これについては水平浮きタイプの飛距離がイマイチで、大関と変わらないため、水平は大関に譲り、使うのは一番飛距離が出る垂直浮きオンリー。メインは45g垂直浮き2つ。1個は好きな黒。もう一個は視認性重視の蛍光オレンジで行きます。
そして、昨年ちょこちょこ使っていた小型フロッグの関脇と前頭は引退。よりフッキングが良く、ボリューミーでウェイトも稼げて使いやすいカメ中と入れ替え。
あとは汽水クリークで見え雷魚戦をするときにカメ小。しかし、同じ条件ならカメ中を使いそうなので出番がないかも?
一応、ポッパーも1軍に入れますが、実践での塩梅を見てみますが、ハッキリ言って自信なし。即刻退場にする可能性は大いにアリです。
とりあえず、こんな感じで2014年のフィールドテストを進めていこうと思います。
チューニングの手直し
先日、45ポッパーと90ポッパーを実戦で使い、ポップ音が出たのでビックリして、こればっかり使いましたw
ここんとこダンゴ一辺倒だっただけに、単調なライギョ釣りに新たな風が吹き込むかも?というわけで、ポッパーを多用してみようかなと思い、ちょっとチューニングに問題があるので手直し。
まずはバラします。ここで以前、実験的に行ったUVコートのハード単体で補強した部分は頑強に引っ付いていてエポキシ並みの強度を持っていましたwこれからはこれを使うのもいいかもwww
ポッパーはカップが水に引っかかってないとスプラッシュが出ないので、どうしても水平浮きにしなきゃいけないんですが、その際、フロントにシンカーを巻きつけちゃうので、そうなると、皮が凹んだときのへこみしろが浅くなり、フックポイントの出方が悪くなるため、そこを改善します。
これが今のシンカーの巻き方。カウンター気味にシンカーをセットしています。これが皮の降下の邪魔をする。上皮の降下の邪魔をされると、フックポイントが出ない。これが水平浮きの問題点です。
これをラッカーシンナーにドブ漬けしてシンカーを解きます。昔はハンダでやっていたんですけど、結局強度が必要な部分ってフックホールだけなので、そこだけハンダでやってあとはパンドーでやるのもいいかなと思います。パンドーだったら失敗の修正が利きやすいですしw
で、板オモリをカットして、針の裏側につけて、
さらに糸オモリで板オモリを巻きつけます。
なるべく上側に出っ張らないように気をつけて巻いて、
そんで、パンドーでつけたあとに、
熱収縮チューブ。これでシャンク上側の肉をつけなくてよくなったので、凹みシロは向上しましたw
これで45ポッパーと90ポッパーのリチューニング完了〜
主力になるのは45ポッパーだと思うんだけど、
この位置でかんでくれたら問題ないんだけど、
少し前でかまれるとフックポイントが出ない。ほんまケツの形状しくじったわ〜〜〜
90ポッパーも同様。さて、釣れるかの???
軽量垂直チューン
今期もメインで使っている大関横綱コンビなんですが、38g垂直浮きが一番使用頻度が高いんですが、1枚ヒシを想定して作っているんで、5月のパラヒシで使うとテンコツがほとんど出てくれなくてアタックがわかりにくいってなりました。
そこで、できるだけ後方重心に持っていき、軽量垂直を狙ってチューニングしてみました。
まず、大関ですが、32gと、かなり軽くして垂直浮き。
これはパラヒシエリアでキビキビ動かしてもテンコツが出てくれて、アタックがわかりやすく、1匹釣れましたw
これはこれでいいと思います。
続いて横綱のチューニング。41g垂直浮きにしてかなり軽量になったんですが、いざ実践で使ってみると、標準で使用している45g垂直浮きと大して変わりません。
そもそもマックス50gなのに動きがキビキビしないから45gに減らして使っているため、たいした違いが出ないというのが率直な感想です。
そうなると使い道がないので、41gの横綱はスイベル仕様にして使ってみようかと思います。
こんな風に、使ってみて新たな用途のフロッグを想定してチューニングするのもライギョの面白いところですね〜wってか、最近フィールドに持っていくフロッグがどんどん増えてきて、ウェストバックが小さくなってきちゅう。
自作フロッグ231号
新型です。ここ最近、名人クラスのライギョ師と良く会うことがあり、色々教えてもらっているんですけど、その人のフロッグが小さいのが多かったので、マネして俺も小さいの使ったら釣れるかもwwwなんて思って作ってみましたw
サイズ的にはスナプルを一回りこんまくしたようなタイプで、
スナプルに比べると体高を広く取り、大き目の針を合わせて皮が凹んだときの針の露出を稼いでいます。
小さいために少々皮が薄くてもボディの形状維持には問題がないため、大関横綱クラスの皮に比べると、全体的に薄手に成型しており、大関クラスが皮の厚みを1.5mm前後で合わせているのに対して、コイツは1.0mm前後。かなり薄手です。早速実践行きです。
自作フロッグ232号
フィールドへ出てみて、メインに使っている大関横綱の苦手分野が発覚し、それをカバーするために係長を再出勤させることにして作りました。というのもハスエリアで、大関横綱はヒシを大きく揺らせることを目的にしているので、テンコツが少しボリューミーに仕上げているんですけど、それがあだとなって、ハス茎に良く絡んでくれます。
それに比べると、2年前に作った係長はテンコツが細くて、ハス茎のかわし方がグッドなため、ハスが相手ならば係長のほうが良いカモwと思った次第です。写真でいうと、上が係長で、下が大関。
久しぶりに成形してみたんですけど、イカン。皮が薄くなりすぎました。自重を支えれるか支えきれないかというラインで失敗・・・・。もう一度やります。
自作フロッグ233号
前回とちょっと成形条件を変えてリトライ。皮は良い感じになったんですけど、
成形途中に落としてしまいました(涙)
大事な部分がベチャッ!ってなってしまいました。このままでも使えないことはないんだけど、格好が悪いのでリトライ。
自作フロッグ234号
3度目の正直で今回はうまくいきましたwこれをチューニングに使いますw
2トン塗装
そもそも、係長は2年前にたくさんチューニングしたのがあまっているんですけど、カラーが全部黒で、ハスエリアで使うには見失うことが多すぎなんで、今回はアピールカラーにしようと思いますw
で、カラーなんですが、隣のフロッグケース拝見の時にネタになるようなカラーのほうが楽しいので、梅毒カラーを狙っていきます。
んで、まずはピンクをエアブラシで吹くんですけど、もともとあった蛍光ピンクがなくなっちゃったので、イリサワの塩ビカラーの白赤があるんで、これらを混ぜてピンクを作ります。
白を入れた後、赤を足していくわけなんですが、これが予想外にてこずり、目立つ感じのピンクになりません。なんつーか、クリーム系に近いピンクって感じでイマイチ!
結果的に白よりも赤を多く入れたほうがいわゆるフロッグでよく使われるソリッドカラーのピンクに近い色になりました。
やるなら、最初に赤を入れた後に白を少しずつ足していって調整したほうがいいと思います。
そんで、あらかじめマジックで斑点をつけた係長のテンコツ部分をエアブラシで吹き付けます。
あまったピンクのペンキは蛍光ピンクの容器に移して、良く使うピンク再利用です。
その後、ガンをラッカーシンナーで洗浄したあと黄色のペンキを入れて吹き付けます。
すでにピンクを塗ったところはピンクを発色しているため、上から黄色をかぶせても黄色は発色しないんで、全体的に塗りました。
裏返してみるとこんな感じ。こりゃ梅毒というよりスイカなり〜〜〜(汗)ちょっと目標の色合いとは違いますが、まぁ、分かりやすい色なんで、良いです。
他にも贈答用にカメ中を塗りましたが、ピンクの感じは悪くないですw
で、切った皮の張り合わせですが、最近やり始めたのですが、バイスではさんだ状態でやったほうがきれいに張り合わせます。
最初に切り口にパンドーを塗ってその後バイスで押し寄せていき、若干山型になったらそのままパンドーの硬化を待つって感じです。
すると、こんな感じにきれいに張り合わせることができますw
ンデ、チューニング作業は進み、マメマメサイズの自作フロッグが完成。おたまじゃくしをイミテートしてワームのシッポをつけてみました。
針は久々のカツイチ竜神フック。最近、ハニカムの6号しか使ってなかったきん、やたら小さく見えるちや。
ボディに対してはかなり大き目の針なんで、へこんだ時の針の露出は申し分なしw
ウェイトは12gで70度といったところ。スナプルと同じ。もう少し背負えたかな???
ただ、形状が初期に作った自作フロッグの
コイツに似ていて、コイツはミスバイトが多かったんで、タマゴ型なんで、ダメかな〜と思います。
んで、早速実践に出てみたんですけど、やっぱ12gだとうまく投げれなくて、キャストが左へずれたり、真下にボチャンしたりで、サッパリ。
一応、アタックは取ったんですけど(ナマヅ)、一発でシッポがのいてしまいました。
これよりワンサイズ大きなカメ小のほうが扱いやすくて、良かったので、即刻クビ。雷魚タックルだったら、最低でも17gくらいは欲しいなと思いました。針を隠すためのドテの出来も悪いし、同サイズでやるなら、カタをやり直したほうがいいですね。
スイカ係長
スイカ係長も完成。
32gを狙っていたんですが、誤差が出て33g。
でも浮き姿勢としては悪くない感じです。
ただ、針の出方があまりよくない。成形時に皮が厚くなりすぎたか、へこんだ時に若干ケツの頂点が残ります。皮のブヨブヨ感は市販フロッグそのまんまなんですが、ゾルの配合をもう少し硬めにして薄く仕上げたほうが良かったかもしれません。
同じ係長でも、出来栄えのイイヤツはこんな感じに、大関みたいな針の出方をするんで、クオリティ的にはイマイチかな〜とも思いますが、魚を取れるレベルだとおもうので、しばらく使ってみることにします!
皮の変形について
自作フロッグ、たまに見られる現象なんですが、フロッグケースにキツキツに押し込んでいると、皮がへこんだままになってしまいます。
これなんかがそうなんですが、モミしだいていけば直るのですが、こうなるメカニズムが良く分かりません。
市販フロッグでも同じようになるのか実験してみようと思います。
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