クレンスイベル式ブレードチューニング
ミクシィで教えてもらったチューニングです。ブレードに干渉するようにオモリを取り付け、金属がこすれあう音を出すそうで、ナマズのルアーに採用されているものらしいです。それをフロッグに応用しても、いい音を出すとか。なので、早速やってみました。
これがクレンスイベル。
こいつをニッパーで切断して、バリを取ります。
それをブレードの両側にセットします。両側にセットすると、ブレードが上下のクレンスイベルに当たって、その瞬間にカシャカシャ音がして、しかもブレードやらクレンスイベルやらが不規則に跳ね上がるので、スプラッシュ泡もめっちゃ出ます。ただ巻きでも結構なアピールが出来ますが、コイツの一番の得意技は、実はジャーク(ラインをすばやくスライドさせること)です。ジャークした瞬間に、クレンスイベルに当たったブレードが跳ね上がり、バシャシャシャシャとフロッグのケツから反対方向に凄まじい泡が跳ね上がります。これが、捕食されそうになった魚が出す水しぶきにソックリ。フロッグのアクションはアホほど見てきましたが、このアピールの仕方は初めてです。オープンエリアとカバーエリアのエッジをジャークさせたら結構効きますw
一応、色々試してみましたが、LSDの4番ブレードと組み合わせると、かなりいい泡、音が出ました。
←これは失敗。音があんまし出ませんでした。やっぱしクレンスイベルはブレードの両側に!
70くらいの雷魚ゲット。ハス茎のエッジをジャークしまくったら、バシッとアタック♪
ただ、いいことばかりかというと、そうでもないです。確かにアタック数は増えました。普段口を使わないような大型見え雷魚も鼻先をゆっくりジャークさせると、アタックします。ところがバレる。アタックした瞬間に急いでどっかに逃げていったりとか、泡めがけてアタックして、空振りとか。フッキングして乗った瞬間、フックアウトとか。
それとウィードレス効果が低い。ブレードが激しく動くので、ヒシに絡み付いて、細い茎やらトロロをよく拾います。オープンとカバーエリアのエッジを攻めたり、オープンのシャローエリアを一気に攻める時なんかに使えるかな。
アミダ打ちする時に操作が楽で、アタックもばんばんあるのでいいんですけど、ここ一番では使わないほうが無難かも。これは雷魚釣りを楽しむチューニングですね。
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