ツバメ チューニング手順書


トンビの手順書とほぼ一緒です。トンビで説明していることははしょっているんで、ツバメの前にトンビの手順書を見たらわかりやすいと思います!

ツバメです!フクロウちょっと手前くらいの小型フロッグで、結構飛距離も出るし、僕のフロッグはウィードレス機能が低いのが難点ですが、コイツはかなり引っ掛かりにくくて、使いやすい、使用頻度の高いフロッグですw

針は色々選定した結果、バジュラの5/0がベストマッチだと思います。

まずはアイのタレ跡をカットして、

ニードルでアイ穴をあけます。

続いてフックホールをあけて、

アイを作ります。たまにオオノのマンズアイがポン付けできる時があります。ディップ成形は外形寸法がまちまちなので、このアイならいける!というのがなくて、あくまで目安です。

この皮なんかは、オオノアイ+バジュラフックで組んでいますが、いい感じです。

だけど、この皮はオオノアイでは短くて、自作で作りました。

自作の場合はピッチは2cmくらいです。かなり短いので作りにくいです。

で、セッティングしたらこんな感じで、

フィッティングはこんな感じ。いい感じですw

で、続いてウェイトです。この時点で10.1gで、

目標シーリング前15gくらいで、シーリングで完成品16.0g程度。なので、

15-10.1=4.5g÷0.21=21cm

で、ハンダで重量増加があるので、追加分の糸おもりは20cm位とします。

で、コイツを半分に折ってカットして、

コイルで巻きつけて、

ギュッとペンチでつねって

ハンダ。

これで、14.5g。

で、シャンクにPE巻いて、シールテープ巻いて、

セメダインG2をコイルシンカーの隙間に充填して、

アイをPEで縛って2スケのスリーブかまして、こんな感じ。やり方はスズメと一緒なので、スズメの手順書参照してください。

この時点で15.1g。いい感じです。通常なら、アイとシャンクを収縮チューブで固定しますが、ツバメの場合、無理して針を眠らさなくても、針先が隠れてくれるんでお好みで。今回は収縮チューブなしで行けます。

これでシーリングで、まずは根元をパンドーで固めて一日乾燥させて、針のセンターを出して、

残りの部分を農ビセメダインでシーリング。

ラストは、パンドーでアイを固めた後、

シーラー周りをセメダインG2。

あとはアイを2液エポキシで固めて

完成w

針の出方はグッドです!

完成品、15.8gで

45度浮きくらいです。このフロッグ、ケツがボリュームありすぎで、頭が細いので、垂直に持って行きにくく、この後の姿勢調整はブレード使った方がいいと思います。


オススメブレード用サルカン
最近多用しているブレードサルカンです。NTパワーヒラメスイベルの4号というものなのですが、一方が筒になっており、

こんな感じにセッティングできます!

PEで針側に安定して取付ができるので、スッキリしますし、オススメですw

で、浮姿勢ですが、

16.7gで

30度浮きだったのが、
※ディップ成形の場合、外径寸法がまちまちなので、個体によって浮力がまちまちですので、これは浮力がある方だと思います。
硬い方が浮力があるってのもあります。

ブレードつけて18.6gで

こんな感じにド垂直になります!いい感じで使える姿勢だと思います!ゲイブ部分にシンカーを追加するってのも一つの手なんですけど、追加しすぎると、中空部分が狭くなって皮がへこんだ時の針の出方が悪くなるので、ブレードの重量を利用して垂直に持っていくってのもオススメです。ツバメは特にw

引っかからないので、ヘビーカバーで使いやすいオススメのフロッグですので、よろしくです〜!


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