チューニング手順書 小カメ
小カメチューニングします!
皮の断面図
こんな感じ。中カメと似たようなモンですが、ケツの先端は薄いですが、ドテの角度が少し急すぎたなぁ〜〜〜。
市販フロッグで比べるとボンジュニクラスだと思います。
マックスウェイト測定
21.6g
こんな感じ。よくフィールドで使ったウェイトです。軽い垂直でピコピコ動き、雷魚ロッドでは少し軽すぎな感じでしたが、ギリ操縦性は確保できたか?って感じのチューニングです。ロッドが柔らかいといい感じに操作できると思いますw
ガン玉足して23.4g。
こんな感じ。
さらにガン玉足して25.2g。
こんな感じ。
26.8g。
こんな感じ。
28.5g。
こんな感じ。
30.2g。
こんな感じ。
浮力は27gくらいまでは行けそうな感じですが、浸水のリスクとかを考えると、25gまででチューニング出したほうがよさそうです。
そこで今回は24g目指してチューニングしてみます!
まずは針の選定ですが、私的にはアナコンダフックがベストだと思います。
そして、アイの穴あけ。タレ跡少し下側に熱したニードルで穴を開けます。
フックを入れてみてきつかったので、ニッパーで穴をカットしてこんな感じ。
続いてアイの選定ですが、今までやった中では15mmピッチくらいのアイがベスト。今回は強靭アイを使います。
本来なら自作アイでやるところなんですが、自作アイは20mmくらいピッチがないとチチワが折り返せないんであまりに短いアイは市販アイを使っています。
できればコストを浮かせたいんで、自作でも挑戦しようかなと思って新たな試みをしてみることにしました。
いつもは1.6φ軟線を使っているのですが、今回は1.2φの軟線を使ってみます。こっちのほうが曲がりやすいんで、小さいアイを作るのは適していると思います。
一応、短さの限界的なマメアイを作ってみましたが、このアイ、ちょっと弱すぎて、
軽くこんな風に曲がってしまいます。PEで+瞬接でいい感じになるのかもしれないですが、ちょっと不安ですね〜。
ここらが軟線アイの欠点で、硬線だったら曲がらないんで、こーはならないんだろうけど、銀ロウ溶接はちょっと難しいのと開くリスクが結構高いのでちょっとね〜〜〜(汗)
部所的にカナリの負荷がかかるところなんで、ある程度の曲がりにくさが必要で、軟線で組むならやっぱ1.6φくらいの張り強度は必要なのかもしれんね〜。
んで、フィッティングしてみたんですけど、短めに作ったってやっぱ長い。ダメこれwww
結局強靭アイに戻ってきました。
フィッティングしたけどイイ感じですw
しかし、この市販アイ、これはこれで難点があって、チチワが小さいので、太いPEが入れにくいんですよね〜。特に10号大久保ノット。ともすれば、ブレイデッドアイがいい感じのようにも思えるんだけど、ブレイデッドはブレイデッドで劣化があるし、でもま、やってみるのもおもっしょいと思うし、またの機会にもういっちょの小カメでブレイデッド組んで試してみますw
そんで、組んだ時点での重量は10.5g。
ここからウェイトを巻いて、16.5g。
んで、ハンダ付けして、17.9g。
そんで、2周目を巻いて、24.2g。
重いので、へずって21.9gにしました。
そしてハンダ付けが終わり、23.1g。これで組んでみます。
まずは20mmの収縮チューブをランプで熱してかまします。
あまったところはニッパで除去!
続いて10mmのチューブをかまして、
こんな感じ。
余った部分を切って、こんな感じ。
ウェイトは23.5g。
ここからアイをPEで巻いていきます。
で、ツリロン付けてこんな感じ。
この時点で23.6g。
目標は24gなので、少し重すぎです。
そこで、いったんチューブを切ってばらして、シンカーを落とします。
ハンダコテの先で溶かし切るって感じでシンカーを少し除去します。
この時点で22.5gに減らしました。
再びチューブをかまして、23.0g。これでいけるんじゃないでしょうか!?
そして、アイとフックのグラツキ防止でPEをかまします。
そんでツリロンで接着固定。
この時点で23.1g。いけそうじゃ〜んwって感じですw
続いてアイの抜け防止のスリーブをかましてフィッティング。
いい感じですw
そんでツリロンで接着固定。
さぁ、フックホールのシーリングです。
なるべくフックを下にかました状態で、パンドーを塗りますが、やっぱ相手が塩ビ塗料の外壁塗装なので、シンナーで溶けるんで、なるべく爪楊枝の先が当たらないように気をつけて塗ります。
で、完全に乾いてこんな感じ。
続いてエアホールをあけます。別に1個でも問題ないとは思うんですが、たまに水抜けが悪いなと感じることがあるんで、3つ開けることにしました。
こんな感じに3つ開けました。
その後、残った部分のシーリング。
こんな感じにケツをめくって、そこにパンドーをつけます。やっぱし、爪楊枝の先がボディに当たらないように注意です。
その後、なるべく上の方までくるようにシーラーを塗布します。
ついでにアイ周りのシーラーもつけます。これもやっぱし爪楊枝の先が当たらないように注意です。ってか、塩ビ塗料が下にあるんならパンドーつけなくてもエポキシ直塗りでも行けそうな気がします。また今度実験してみます。
ちょっと塗りすぎたんで、熱したニードルをアイのチチワ内側に当てて余分なシーラーを溶かします。
その後、ショック吸収用にセメダインスーパーX2を薄塗りで2回塗布します。
ラストセメダインの5分型エポキシをアイの周りに塗布して完成w
ウェイトは23.9g。ドンピシャ狙い通りって感じですw
フックの微調整
こっち側のフックは完璧なんだけど、
こっちが上を向きすぎ。ここらが大量生産物の限界か、
プライヤーを使って少し眠らせます。
ヨシャ!完璧や!
戦力高そうやね〜♪
続いて、塗装時にクリップではさんだところの塗装欠け。フックホール切るきん、問題ないと思ってたら、それでも大きすぎた(汗)
他のカエルも同様なんで、新しい塗装方法を考えなきゃいかんね〜。
そこで、欠けた部分だけ狙ってもう一度塗装を施すことにしました。
間近で見るとここだけ薄いんだけど、遠めには分からんけん、許容範囲や!
他のカエルもついでに修正しましたw
あらためて完成wスペックはこんな感じw23.9gでフルボトム250gってところ。浮力はピコピコでいい感じですwただ、やっぱ左のフックポイントの隠れ方が甘いかな?とも思いますが、カバーはかわせるんじゃないかなぁ?もしダメだったらもう少しプライヤーで眠らせます。
キャスティングのケンケン2号のフィッティング
売れ残りの小カメをチューニングしてみたんですけど、ちょうどよさそうな針を見つけたので試しに組んでみました。針はキャスティング南柏のオリジナルフックで、ヤマシタのケンケン針2号です。
1〜3号はキャスティングオリジナルで、全部そろえているんですけど、2号がベストフィットな感じです。左から3,2,1です。
やや眠り気味になっているんで、針先はうまいこと隠れてくれるし、ゲイブ幅があるので、針の出方も良好です。
さらにうれしいことにシャンクが短いので、小カメくらいの大きさのフロッグでも、オリジナルアイが組めます。
ただ、難点があって、もともとバーブがついているんで、こいつを削るのが一苦労。値段も200円と、雷魚針にしては安いし、軸径は3mmでがまかつの2本ケンケンと同レベルなので、強度は申し分なしで、グッドだと思うのですが、送料+代引き手数料で1000円取られるのが痛いところです。ゆうちょ振込み&定形外で対応してくれんかいの・・・。
produced by fukusuke