チューニング手順書 ミサゴ
しばらくハニカム6号が絶滅しており、ミサゴのチューニングが出来なかったんですが、先日、武野さんから、ハニカム送りますとの連絡があり、これにより、手順書を作ることができました^^武野さん、針ありがとうございます^^
ミサゴの針はハニカム6号がベストで、マッスルのMでもできんことはないんですが、体高が低いので、ハニカムベターです。
で、まずはPE3号くらいのを巻いて、
左のシャンクを落とした状態で、ツリロン、直後に、瞬接スプレーかけて固めます。
左が落ちた状態になりました。ミサゴのボディは左が落ちているのでこれをやらないと左のフックポイントが隠れません。
で、続いて、シンカーの1oのを巻きつけて、ペンチでぎゅってやった後、
ハンダ。
ハジっこは残したままやって、ここで後で切ります。
続いて2重目のシンカーを巻いていき、
いったん、ボディと合わせて重量を測ります。30.7g。完成を32gくらいに持っていきたいのでチョイ重めです。
なので、シンカーを切っていき、28gくらいでハンダ。
ハンダ付け終了。
終了時点で29gくらい。
で、まだあついうちに、スーパーXをゲイブ間に充填させます。熱い方がキレイに浸透します。
続いてアイ作り。おおむね、25oくらいのピッチでOKです。
作りました。
で、ボディのアイ穴をあけます。僕のフロッグは先っちょはタレるんで、それがヒートガンの風圧でクリンってなって、そのまま固まることが多いんで、先ッチョはこんな風になっていることが多いです。
で、アイのタレ跡を切ります。
アルコールランプで、ニードルを熱して、
縦長の穴をあけて、
で、続いてフックホールのところは、ニッパーで切ります。
で、フィッティング。いい感じです。
で、アイはPE3号。アイ〜フックのスキマ固定はPE10号にツリロン。
この時点で、皮込の重量を測定。30gくらい。いい感じです。
このままいくことにしたんで、PE10号をシンカー周りにまいていき、
ツリロンで、固定。
で、瞬接が気持ち乾いたかなという時に、シールテープ。アストロ製。
こんな感じでOK。結構厚めがいいです。
で、続いてアイの抜け止めで、スリーブ。2スケ。
これを適当に切ってチチワとして入れた後、入り口出口をツリロン。
その後、8o収縮チューブをかぶせて、
ランプで熱して固定。
これで骨組み完成。フクスケフロッグは針の隠れが甘いんで、収縮チューブでアイ〜シャンクを一直線にして、針先を気持眠らせるとベターです。
この時点で重量測定。30.5g。いいんじゃないでしょうかw
ここで、フックホールの調整。仮組して、キツメのところを、
ニッパーで切りつつ、針先がキチンと隠れて、ゲイブ周りがサクリと出るように調整していきます。
こんな感じでOK。
で、この時点で上から見てみます。収縮チューブをしたときに、アイが大抵斜めになって固定されているんで、※これは右曲り。
ペンチや指でまっすぐします。
で、これからシーリングなんで、エア抜きの穴をあけておきます。
で、シーリング。一発目はパンドー。これをしばらくかき混ぜつつ、乾かしつつ、ゼリー一歩手前のところでやるとうまくいきます。
で、まずは根元だけシーリング。
この状態でバイスで軽くはさみ、1昼夜乾かして固定します。これがセンターだし。
固まったら、
次はノウビセメダイン。こちらは固まるのが遅い代わりにパンドーよりは強力にくっつくので、より強力に接着したいゲイブ周りで使います。パンドーは硬化後にカチカチになり、劣化でパリパリになりますが、ノウビは気持ち柔らか目で、パリパリになりません。接着スピードはパンドーのほうが早いので、センター出しみたいな早さが必要なところはパンドー。性能がいるところはノウビがオススメです。
これもパンドー同様、ゼリー一歩手前の時に、シーリングします。ケツを引っぺがしつつ、そこに充填して広げていく感じでやるとうまくいきます。
こんな感じでOK。
で、アイの部分はパンドーのほうが硬くていいです。
で、乾いてから重量測定。31g。
浮きテストもいい感じですwここで浮姿勢がよくないと、シーリング外してウェイト調整やり直しです。エポキシまでやるとバラすんが大変ですからね〜〜〜
で、アイ周りをエポキシで固めて、
で、ケツ周りはセメダインスーパーX。ショック緩衝剤です。
で、固まってから、ケツ周りにエア抜き穴追加。センター大き目、両サイド2個の計3個です。これがないと、バイト時にしょんべん小僧になります。
これで完成w
ウェイトは31.5g!
浮姿勢も完璧!カッ飛んでピコピコでっせ〜〜〜〜www
フッキングもエグイほどサクリたおしまっせ!
ガンガン使ってくださいね〜^^
produced by fukusuke