90UPのウソマコト
90UPを夢見て、早6年目。今まで釣った雷魚は・・・・500匹くらいでしょうか。
90UPは・・・・・・・一向に出ません・・・。
自己レコードは88cm。あと2cmがホントに出ない。87cmまでは、まぁ、普通に釣れます。しかし、89とか90とかになると、ホントにホンッットに出ません。私の釣り仲間に、TUBE地方のIさんという凄腕の方がいて、ホントの90UPハンターです。昔、香川がスレてない、真の雷魚王国だった頃、某釣具屋のフォトトーナメントがあって、彼と飲みに行くことがちょくちょくあり、当時の貴重な話を聞かせてもらうんですが、面白い話があり、
「ばってん、90UPは、そう簡単には釣れんとです。雷魚天国だった時代も、90UPを釣っているのはほんのわずかの人間とです。」
ということ。王国だった時代は、1時間でアタックは数え切れないくらいあり、80UPが釣れたって、写真も撮らずにリリース。だったら、90オーバーだろうと、1日に何本も・・・・ってなわけではないのです。数え切れないくらいのアタックがあるのは、80UPどまり。90になると、まっっぁたく出ないのです。当時、1つの池で、80UPが20本以上釣れることもあった。しかし、90UPを狙うとなると、1日粘ってアタック1発とか、そのレベル。大半の雷魚マンは、ウハウハアタックがあって、それなりに太くて、良い引きを楽しませてくれる80UPを釣っていたようで、楽にアタックが取れる時代に、死に物狂いで1発のアタックを獲ろうとする雷魚マンなんて稀です。
フォトダービーだって、上位の顔ぶれはいつも一緒。90UPを獲って優勝戦にもつれ込んでくる顔ぶれは、たった数人。
某釣具屋には雷魚師がたくさん集まってくる。そこで話される武勇伝。「いや〜OO池で98やったりましたわ〜!はい、手持ち写真」「メジャー写真ないんな?さっきその池行ったけど、抜き跡なんてなかったよwww」
そういえば、おおののバーストアウトで、
「何年経っても90UPが釣れません。どうやったら釣れるんですか?」
と質問した人がいたっけ。その当時は、今に比べるとまさに黄金時代。その時代でも、90UPは今と同様に出ないんです。
池で出会った雷魚マンと話すこともある。自己レコードは91cmです。こないだも90UP釣ったんですよ!なんて言う人間は結構いる。
これ見てんな!といいながら出してくる手持ち写真。
ふ、太かね〜!
で、メジャー当ててる写真はどこにあると???
出てこないんですね〜。メジャー当ててる写真が。
90UPが釣れた時なんて、絶対メジャー当てますよ。写真も撮りますよ。カメラがなければ、コンビニで買ってきてまで撮りますよ。それくらい貴重ですもん。
だけど、雷魚ダービーで90UPを釣って、優勝戦にもつれ込むのは、わずかな人間なんですね〜。ハッキリ言って、
「90UPを獲った人間の話は90%くらいはウソ」いわゆる、サイズ改ざんというやつ!?
じゃないでしょうか。今現在、雷魚系ブログとかで、多くの雷魚マンが釣行紀を更新しています。そこでよく見かける
「ついに90オーバー!獲ったど〜!」の文字。
よーく見てください。
彼のブログは、
メジャー当ててますか???
見ないですね〜。メジャー当ててる写真は。
90オーバー獲るヤツは、ハンパな雷魚マンじゃないです。サイズにこだわっている人間じゃないと、逝って80止まり。90オーバーはまず無理です。そんな強者が、苦労の末90UPを獲って、メジャーを当てた写真を撮らないでしょうか。絶対撮りますよ。それくらい貴重な魚です。
雷魚を楽しく釣りに行って、そこそこアタックがあって、たまに80UPが混じって、時折大型の捕食音が轟き、近所のオヤジが、「こないだマレーシアから来た人がここで97をゲットした」と教えてくれて、だったら、僕らにもチャンスがあるはず。頑張ろう。
では
100%出ないんですよ。もしそれで90UPが出るんなら、私もアッガイさんもすでに90UPを釣ってます。TUBE地方のIさんの言うことは正しいです。
90をゲットしたとか言って、手持ち写真しか見せない人間。ソイツは99%ウソつきです。サイズ改ざん人間です。ゴンブトの87cmをゲットして、手持ち写真だったら90UPでも通用するだろ、この太さは90UPモンやけん!メジャーの当て方によっては、90に見えないこともないし。
なんて考えて、手持ち写真と共に、90UPの文字と共に、ブログにアップ。メジャーを当てた写真は載せないでwじゃないと、メジャーあてた写真を貼らない理由がない。
ゴンブトの80UPは、写真の撮り方次第で、90UPと区別できません。だから、オオノのフォトトーナメントなんかでは、こと細かく写真の撮影方法を決めているんです。
メジャーを当ててない人間の言う雷魚のサイズなんて、何の信憑性もない、たわごとに過ぎないと思います。
雷魚の日本レコードって、121cmでしたっけ!?「これが121cmの雷魚の写真だ!」なんて写真が、でんまるのサイトかどっかにありましたね〜。案の定メジャー当ててないけど(笑)。
→そんなモン、全くのデタラメ。
「10年前はメーターオーバーの雷魚がウヨウヨいて、水鳥とかの大型の獲物をスゴイアタックで捕食してた!」
→オマエ、水中に入って、雷魚のサイズ測ったんかいw
ワシが子供んころ、あそこの池で、160cmの雷魚を釣ったとよ!やっぱりエサは活きエサに限るばい!
→あんた、今すぐ脳神経外科にいって、オツムのなか診てもらったら?
踊らされてはいけません。スケーラーを当ててない人間の言うことは戯言です。
あと、メジャーといっても、ペラペラメジャーはダメですね〜。
シワがありますから、実際の大きさよりもナンボか長くなります。
こんなメジャーはダメっつーことです。
それと、真っ直ぐならないので、メジャーで雷魚の魚体を追って行くことになり、追う時にぶれるので、これまたサイズが変わってきます。また、草とかが下にあると、微妙にブレますからね。そのブレが2、3cmサイズを狂わせます。それと、頭に合わせてたつもりが、ずれることも多々あります。2,3cm違うと、普通に釣れる87cmが90UPに早変わり。オソロシオソロシ。間違っても、ミシン裁断用とかの細いメジャーを使ってはいけません。ヨレるし、フニャフニャなるし、下にある草の影響を受け易いしで、全く信憑性はありません。細くてピン!と貼る小型メジャー。これはフニャフニャならずに真っ直ぐですが、上下にブレやすいので、ダメです。
ちゃんと測れるのは、おおのメジャー。あれは真っ直ぐで、デカイですから、正真正銘のサイズが測れます。だけど、雷魚を斜めから撮って、雷魚の後ろにメジャーを置いたらダメです。遠近法で若干長くなります。それと、ちゃんと頭もしくは尻尾の端をメジャーのハシに合わせないとダメですよ。雷魚マンブログをみていると、ちょくちょく、「メジャーのスタートが目の辺りからになっとんでw」なんてことがよくありますからwww雷魚の手前にメジャーを平行に置いて、真上から撮影。これじゃないと、正確な長さってのは測れません。
私も以前、やってましたが、これではダメですね〜。2,3cm違いますよ(汗)魚の上にメジャーを置くと、遠近法で、若干でかく写るとです。
こーゆーふうにメジャーは下で撮らんといかんです。
ところで、これらのサイズ改ざん問題は、なにも、雷魚に限ったことではなく、バスでもそうですよね。50UPまでだったら、その辺の野池でも出る。んが、しかし、60オーバーを獲ろうと思ったら、近所の野池では絶対出ない。それなりのポイントへ赴かない限り、絶対不可能。そんな場所へ赴く人間はサイズにこだわった人間です。そういう人間はちゃんとスケーラーあててます。バス雑誌の大物報告の写真なんかを見たら、ちゃんとやってますよ。ホントに獲る人間はやはりしっかりとスケーラーを当てます。スケーラー当てないで、60UPだとかホザいてる人間は、改ざんバサーと思って間違いないでしょう。
面白いことに、これらのサイズ改ざんは、なにも90UPに限ったことではなく、80UPとかでもありますね。多数のライギョマンのブログを見てみてください。
今年初の80UP獲りました〜!で、まぁ、当然、スケーラーは当ててないんですけど(汗)
→横に置いているロッドのグリップ、雷魚よりも長いんですが、そのグリップって、1mくらいあるんですかwww
太目の75cm獲りました〜!
→うーん。その頭、ワシには、65cmくらいにしか見えんがw
やっとのことで獲れたから、実際の長さよりもナンボか長く感じるんですかねw
などなど、まぁ、スケーラー当ててない人間の話の当てにならないことならないこと。手尺でサイズ測定しているんですかねwww
それと、「遠征で90UP!!!!」って記事もよくみかけますね〜。
だけど、メジャーを当てている写真はホントにホントに見かけません。極太の雷魚の手持ち写真だけ。
そりゃ、ホンマに90UPかいな。
遠征で90UPを捕獲するということは、ハンパな難易度ではないのです。
私も90UP目当ての遠征にはちょくちょく行っていますが、出ない出ない。一番釣れる池って、どこなのか?と言われると、やはり通っている池だと思います。どこに大型がいるのか?魚影が濃い部分、薄い部分が分かるし、出やすいアクションなんかも、知り尽くしていると、パターンがつかめていますから、その方法で粘ると一番効率が良いのです。見切るタイミングも、こことここで粘って出なかったら、もう出ないという感じで分かります。
しかしながら、遠征だと、通っている池というのは、ほとんど存在しません。何ヶ月かに1回しか行かない場合、池の状況が変わっていることが多く、それまでのパターンが全く通用しないことも多々あります。立ち位置はどこがいいのか?粘るべきポイントはどこなのか?活性の高い時間帯、悪い時間帯、デカいのが出る時間帯はいつなのか。
遠征だと、その池に関しては盲目状態。効率の良いやり方を探るだけで、膨大な時間だけが過ぎていく。
ハァ。それにしても釣れない。耐えるだけ。つまらない。楽しくない。
ここで、遠征の焦りってやつが出てきます。
「もし、ボウズになったらどうしよう。ここまできてボウズ・・・。」
悲しすぎる。そして安易な池に足を向けると、ハイ終了。マメに遊ばれて終わり。
サイトで狙うならまだ難易度はやさしいかもしれませんが、サイトの場合だと、居るか居ないかは時の運。ハズレの日だと、いないんだもん。絶対釣れません。
ブラインドの野池で90UPを狙うとなると、もうハンパな難しさではありません。粘って粘って、その池を知って知って、ということが必要になります。
もちろん、たくさんの撃沈が待っていますから、その失敗の改善策を練るのも必要で、これは、もう、通うしかないのです。そのため、遠征で獲るには、その池で粘って粘って粘り倒すつもりで、気合を入れていかないと、絶対撃沈します。気合入れても撃沈します。
地元の人間に、ちょいと池を教えてもらって、遠征で、
今度の土日行こうかな!楽しみだな!わぁ!地元とは全然違う!素晴らしか〜!雷魚釣り、最高ッ!
では、絶対90UPには会えません。
全く楽しくない、忍耐!忍耐!忍耐!で、耐える精神を持ち合わせて粘り倒さないと、到達できないサイズなのです。
また、時期もあります。独身ではない場合、池のコンディションにあわせて遠征の計画を練るのが至難の業。つまり、いい時に行けず、悪い時に行って撃沈。
例えば、GW。
GW一人で釣り旅行!?絶対無理。香川へ行くっつーなら、うどん食べたいし、私達も連れてけってのが待っています。
盆。家族を置いて釣りなんぞいってたら、墓参りと親戚が集まるのに、何を考えとんじゃい状態。これも一人で遠征行動は絶対無理。
3連休・・・。私達も旅行に行きたいのに、なんであんただけ!?ってなわけで、これも無理・・・。
土日で行こうか。土日・・・移動でOO時間消えて、日曜の夜には帰らんといけんから、実釣は正味OO時間・・・・。→焦って回って悪循環で死亡。
それでも、釣り釣り釣り優先で、問答無用の遠征を繰り返してたら、家族に見放されて離婚でしょうね。
ってなわけで、遠征に行くタイミングも図り難い。難易度はさらに高くなります。
ってなわけで、遠征で90UPは、本当に難しい。
この地域には初めての出撃です!さすが聖地!すごいフィールドじゃ〜!大遠投して、ユラっと揺れて、大型か!?その時、ボッフッ!こ、これはスゴイ引き!なんと・・・・・・・90UPでした〜!????そんなに甘くないわっ!
そんなんで出るのは87cmまでじゃい!金属製のメジャー見せてみんかい!!!というわけです。
ペラペラメジャーで2,3cmサバ読まれて、90cmになってしまうと、87cmまでしか出ない池で、90UPが捕獲なんてことになって、これが、フィールドの都市伝説を生みます。目視で90UPじゃ!なんてやる大ばか者もいるので、手持ち写真の90UPほどアテにならないものはありません。
その雷魚はホントに90UPですか?メジャーを当ててないのはなぜですか?
まぁ、雷魚釣りなんて、所詮自己満足の世界だから、自分が90UPだ!と思ったら、ウソでもホントでもそう思ってもいいんじゃないですか。
ただし、ブログとかで、大物報告するんだったら、スケーラー当てた写真を載せましょうw信憑性が全くないwww
ホラ吹き雷魚マン、通称「ホライギョマン」ですよw
スケーラー当ててないホライギョマンの話で踊らされないようにしましょうwそいつらの話はマユツバです。
で、総括を申し上げますと・・・
あ〜90UPつりて〜〜〜!
ちゅうことですw
produced by fukusuke