背景の加工くらいしろや!
最近、雷魚ブログ、多いじゃない?
ま、俺も雷魚サイトやってるんで、人のことは言えないんだけどさ、一つだけムカツくことがあるから愚痴ることにするよ。
それはさ、背景を無加工で掲載しているバカが多いってことなんだ。
別に東海とか九州とかは全く構わないぜ。どんどん晒してくれても結構だからな!俺、行かないもん!
だけど、香川の雷魚池晒すんはやめろや(怒)理由は俺が行くフィールドだからだ!
これから話すのはそーゆーこと。
大学時代、俺は愛媛大学釣り愛好会に属しており、そのクラブはホームページを持っていた。管理人は藤森さん。
魚が釣れた時は、みんなでホームページの「釣果報告」のスレッドに、釣れた場所とか魚の写真とかを貼り付けて楽しんでたの。
その掲示板には、たまーに知らない愛媛県人が書き込みをしてくれて、その関係で40くらいのオッサンが渡部さんを訪ねてボックスに来たり、プロ級の腕前だった渡部さん、横林さん、山本さんなんかは磯釣りの雑誌で取材されたり、釣りの漫画になったりして、色々と盛り上がっていたのである。
釣果をネットで共有して、人間関係の輪を広げる。
釣りにはそーゆー楽しみ方もあるんだな。
そー思っていたわけである・・・・。
時は2005年。大学を卒業して香川に引っ越した俺は、あっという間に雷魚にとりつかれてしまった。
特にお気に入りだった池は桃池と双子池。
桃池:名前の由来は、池の近所にアメ車が止めてあって、それがどぎついピンク色だったから桃池と呼んでいるだけで、そんな名前の池はどこにもありませんw
双子池:池の近所に住んでるチビッコが双子で、釣りしてると必ず絡んできたため、双子池と呼んでるだけで、当然そんな名前の池はありませんw
そんでだ、桃池と双子池を行ったりきたりして、それなりに釣って、雷魚釣りを満喫してたわけw
当時、俺、バイクのホームページやっててさ、その掲示板で、写真と一緒に釣果報告してたんだよね。
背景加工なんて一切せずにwww
雷魚の勉強してた時に、モザイク入れることは知ってたけど、バイクのホームページの掲示板だぜ!?釣りのコンテンツなんて一つもない。
なんで釣り人が俺のホームページにたどり着けるの?って思ってさ、
OO町で、やったりました〜♪
って書き込んでたのw
んで、釣り愛好会の仲間が、
「うわっ!カッコイイじゃん!愛媛じゃ絶対見れないよ雷魚なんて!」
つって書き込んでくれるもんだから、有頂天だよなw
釣れる度に釣果報告してたわけ。
知ってるヤツいるかな〜!?黄色い背景の画像掲示板で、アイコンはハチ君(当時飼ってた犬)。背景は完全無加工。池の町名から、その日の活性とかも書いてる始末♪
だって、大学時代だって、「久米の山田池で35cmのバスゲット」とか、「鷹ノ子の大池不調!」とか、「五色姫の便所側でホゴげっとw」とかそんなんだったぜ!?
おまけに香川なんて野池だらけだからさ、OO町とかいったって、野池なんて、死ぬほどあるんだよね。
ましてバイクのホームページだぜ。釣り愛好会の書き込み以外なかったし、まぁ、関係ねーだろと思ってたの。
んで、ある日、桃池に行って見ると、いつも止めてる俺の駐車場に黒いワンボックスが止まってんの。ナンバー見てビックリ!
なにわナンバーだった・・・・。
池のドテを上がってみると唖然。
なんとなく香ばしいニオイを発してる雷魚師が雷魚ロッド振り回してるわけ(((( ;゚д゚)))
今まで地元のバスマンしか見たことなかった桃池に、大阪の人間が頑張ってんのよ!?
んで、ビックリして聞いたの。
「この場所、知ってたんですか???」
ほしたらさ、目ン玉飛び出そうになったぜ!
「とある掲示板に写真が出てて、町名と写真を頼りに探して見つけたんです。」
だぜ!?
それ、
もうね、
表現するとしたら、
「驚いたを通り越しました。」って表現が適切かな!?兎に角、泡吹いて倒れそうになったぜ(・∀・;),
ちょっと話したんだけどさ、俺のアップした画像を印刷して、OO町の池を片っ端から見て回ったんだって。片っ端からつっても、そのエリアの池、無茶苦茶たくさんあるのよ!?俺の通ってた桃池、ロケーションがクソ良かったからさ、どうしてもやりたかったんだって!
恐れ入ったゼ・・・・
その時だな、雷魚師のポイント執着心の凄まじさを知ったのは。
帰って速攻で、掲示板削除してさ、「嗚呼、この掲示板見てたの、あと何人いるんだろう?」ってすっごい心配して、なかなか寝付けなかったぜ!
言わせて貰うけどね
「自分のお気に入りのポイントが自分の発信した情報でつぶれる」
己のバカさ加減をどれだけ悔やむか、分かるか?
雷魚釣行紀の発信、これは結構なリスクがあるのである。
が、話はこれで終わらない。
それから、背景には気を使うようになった。特定されるような人工物、例えば、でっかい木とか、珍しい建築物、特徴的な花とかは写ってない写真を使うようになった。
だけど、釣行紀につき物なのは、
「カバー」である。
開拓を繰り返していたワタシは、ロケーションの良い雷魚池を何個も見つけていた。山奥の未護岸の複合カバー。聞いただけでガマン汁出るでしょ?
その美しいカバー池を写真に撮り、釣行紀にはっつけて、「日本に残された楽園」って感じで紹介してたわけw
もう死んでしまった池なんで、紹介するけどさ、この池スゲーだろ!?
オニバスとヒシ、ウキクサにトチカガミ、スイレンまで生えてて、しかも全面未護岸!かなりややこしい場所にある楽園だ!
アベは65前後で、マックス75くらい。80UPは出したことないけど、兎に角ロケーションがものすごくて、人も来ないもんだから、楽園と思っててセンズリこいてたわけw
でね、普通に釣行紀アップしてたら、次の年、
まさかの雷魚マン登場だよ・・・(滝汗)
今度は地元組だったけどな、
開拓のきっかけは、やはり「俺の釣行紀」(。・Д・)
といっても、よくもまぁ、こんな場所見つけたな?と思ったら、またまたビックリなこと言うんだぜ!?
香川大学ってあるじゃない?あそこの学祭に行って、ため池とビオトープの研究している教授のところ行って、俺のアップした画像を見せたんだって(汗)
で、場所特定。教授も良く知ってたな(汗)
もーね、
参りました。
雷魚マンってヤツはね、
「ナニがオマエをそこまでさせるの?」ってくらいフィールドへの執着心がすごいんよ。
雷魚サイトの先輩として、背景を平気でアップするクソブロガーに向けて暖かいメッセージをくれてやるぜ!
「雷魚マンの開拓力を甘く見るな。」
これも工事で終わったから、出すけど、
絶好調だった双子池。7月くらいにアップしてて、ガードレール1個。ガードレールたった1個で場所が分かっちゃう。盆には人が押し寄せて、9月以降沈没状態になった池だわね。後に77さんとゲーリーさんと一緒に雷魚行ったとき、「2005年に大爆発してた池でしょう?」って聞かされた時はビックリだぜ!あの情報のソース、多分、俺のバイクサイトの掲示板だぜ!?
この池も、ホント良かった池。2008年に爆発した池で、調査に調査を重ねて、好調なのを突き止めた池だけどね、俺がアップして1ヵ月後には、全く同じ場所で地元の人間がブログで手持ち写真アップしてんのw
んで、その池いたら、ソイツが遠征組を引き連れてガイドして来たんだぜ!?
他にもたっくさんあるんだ。
クソ苦労して開拓して見つけて、「ここは俺しか知らない!」って確信してた池で頑張ってたら、ある日、抜き跡みたいなものがあって、気のせいかな?と思ってたら木にPEとフロッグが引っかかってたり、自分が訪れる直前につけられたような縦横無尽の引き跡に引っくり返るんだ。
おまけに、いつもはフルオープンで、たまーにカバーが張る雷魚池だって、ノーマークじゃないのな。カバーが張ったときにやってたら、フロッグが電線にぶら下がってたりするの(驚)
俺、「ガイドの仕事って何?」で、雷魚は情報戦だって言ってたじゃない?
雷魚師はね、常にアンテナ張って、あの手この手でポイントの情報つかもうと必死なの。その執念たるや、インド人もビックリ!じょんならんのだぞ!!!
何年もややこしい場所を開拓してるんだけど、自分だけが知ってる楽園はゼロ。必ず他にも知ってるヤツがいる。1人知ってたら、そいつがガイドしてる可能性も高いからな。
ゴキブリみたいな表現で申し訳ないけど、
「1人知ってたら10人知ってると思え!」ってのが、雷魚の世界だぜ!?
ホントにホントに、
雷魚師の開拓力は甘くない。
ブログって、アップが簡単だからさ、ここ数年でホント、雷魚ブログ、すげ〜増えたよ。
そんな中、よーく見かけるんだよね。
昔のオレをwww
ここは現代の日本ですか?と言いたくなるくらいのナイッスロケーション。
オニバスにスイレンにマコモにジュンサイにヒシにハスにガガブタ、コウホネ、トチカガミ、ホテイ、カナダモ、
水面は生命感で満ち溢れ、ベイトが飛び跳ねている。
何種類ものウィードが折り重なり、色とりどりの花を咲かせ、
ドテには、セメントみたいな味気ない人工物は一切なし。ムクの雑草がおりなす自然のオーバーハングとブッシュ。
池というよりは、沼??
まさに楽園♪
誰もが思うであろう、
「ここで雷魚を釣りたい」
夢の場所にフロッグをキャストし、無造作なアクションに果敢にアタックしてくる全くスレてない雷魚。
サイズもコンディションも抜群。
ここで釣りが出来ることがうれしい。
ここで雷魚と出会えたことがうれしい。
最高のアタックに、最高の魚に、最高のロケーション。
アップされた手持ち写真には、撮影者の満足感と達成感、全てが伝わってくる。
カメラも良いのを使っているんだろう、ロケーションに負けないくらい、目いっぱいその美しさを記録している。
そして何より良く写っているのは・・・・・・・・
そんなにロケーションの良い池紹介したけりゃ、釧路湿原にでも逝って来いよwwもっと良い写真が撮れるぜwww
オマエが大丈夫!と思って写真をアップしたその影で、
「必ず見つけてやる」と意気込んでるスゴ腕の開拓屋がいるんだぞ!?
ってかさ、
「ここは俺しか知らない。特定できるものならやってみろ!?」って自信がプンプン伝わってくるんだけどさ、
そこ知ってるの、ホントに自分だけだと思うか????それは甘い考えというものだぜ!
雷魚師の開拓力ってヤツを舐めたらいかんぜよ!
それにな、そもそも雷魚が増えたのは、食用のための放流だ。だから雷魚は車が行き易いところ、人が居るところにたくさん居る。
あんたが写してるそのナイロケ池、相当マニアックな場所にあるんだろ?
ってことは、まず間違いなく、食用放流で移植された池じゃないぜw
雷魚マンの手によって移植された可能性も考えてんのか?そんな池を晒してみろや。オマエのその晒し行為、よく思わない雷魚師もたくさんいると思うぜwww
数ヵ月後に、オマエのアップした写真を持って、雷魚師がウロウロしてるだろうぜw
その時のオマエの顔が見ものだなw
今、全国の雷魚師が、釣果自慢をアップしてるだろ???そんなイケイケブロガーに暖かいメッセージをくれてやるぜ!
雷魚師なら、背景の加工くらいしろや!
兎に角、香川の雷魚池晒し画像は、ムカツクぜ!
2014年追記
時は流れ、携帯電話でネットを楽しみ、SNSを通じて情報を発信する、そんなご時世、うかつにアップでけん写真もあるんやで。
「スマホ」ってあるやろ???
あれって、インターネットできたり、ナビ代わりになったり、便利なんやけど、その機能の中に「GPS機能ON」ってのがある。
その状態でスマホで写真撮影するとGPSが探知した場所データがその写真の中に埋め込まれるんや。それをイグジフ情報と呼ぶ。
その画像をそのままブログやらフェイスブックにアップしたら最後、イグジフ解析ソフトで手持ち写真写した場所が座標としてグーグルアース上にプロットされるんや。
モザイクかけたはいいが、座標情報が残ってましたってなったらモザイクの意味ゼロや。それが遠征先でガイドしてもらった池だった場合、人間関係ブッ壊れるけんな。
気をつけなはれや!
produced by fukusuke