雷魚マン=ネストマン!




人間ってヤツは、己の主義だとか、スタイルだとか、そーゆーのがあって、


それに全く当てはまらないヤツもいるからさ、


気に食わないヤツって必ず居るんだよな。


一般的な話をさせてもらうとさ、


ザ・クロマニヨンズのライブで、盛り上がった時に炭酸ドリンク振って噴水ぶちまけるやつとか、ダイブにモッシュ煽って、人の頭の上でバタフライかますヤツとかは論外だな。


それから、行く気もないくせに転売目的で吉田拓郎のチケット争奪戦に加わり、ゲットするやいなや権利をオークションで出品して、荒稼ぎしようとするヤツなんざ、死んだほうが世のため人のためだと思うぜ!


でも、俺的に一番好かん人間はやっぱ



偽善者だな。



正義というか、正しいことを主張し、世間に広め、今よりももっと良い未来に変えていこうと働きかけている一方で、真逆のことを生業にしている人間。



「静かなるドン」ってマンガ知ってる?あの主人公って、正義の味方のような活躍を見せる一方で、ヤクザの親分なのよね。


それとかさ、中学でやたら正義感アピールしてるヤンキー居たじゃない?


クラスの中でイジメがあったら、


「弱いものイジメなんてヤメロよ!」


って言いながら、イジメっ子をボコボコにするのなw



それから警察もあるよな。俺、バイクがレプリカだったからさ、何度もスピード違反で捕まって、罰金は、10万以上は寄付してる。


原付では踏み切り一時停止で何度もやられたな。特に学生時代だ。


松山で言うと、愛大工学部横の踏み切りと北高正門前の踏み切り、あの2つは鉄板ポイントだったな。


俺、下宿が北高の前だったからさ、よく見えるんだけど、パトカーを見てたら、あの踏み切り、キチンと一時停止してないんだよな。スピードは落とすんだけど、キチンとは止まってない。


止まるか止まらないかくらいの速度でゆっくりと徐行してんのw


取り締まる立場の人間だぜ?教習所みたいに、キッチリ一時停止して、窓開けて電車の音確認くらいして欲しいよな!!!


だけど、人間だもん。キッチリしてないのな。


だからさ、毎日のようにマスコミで放映される警察の不祥事には正直、頭にくるんだ。


特に、警察官が飲酒運転で事故りましたとかサイテーだな。


飲酒運転を取り締まる立場の人間だろうが、このチンカスが!って思うよホント。





あ・・・・・





これ、雷魚サイトだったよねwww



本題に入るぜ!



今から愚痴ることは、雷魚界では、誰も、


ホントに誰も触れなかったことだ。


見ざる言わざる聞かざる。ツッコミ入れるのなんてもってのほか、そーされてきた部分なの。


だけど、俺的には、




「それはないんじゃないか?」



って思うんだよな。


おそらく、これアップしたら、


「サイテー!」


って非難されるんだろうな、確実にw


だけどさ、雷魚を始めて日が浅い人とか、ガチムチに染まってない雷魚師は、必ず同じことを考えてると思うんだよね。


だからこそワイルドにアップしてやるぜぇwwww


避難されることは覚悟でアップするんだからさ、その俺の勇気に乾杯してくれよなw



では行くぜ!



雷魚釣りのことを解説してるメディアってたくさんあるよな。


本や雑誌、DVD、雷魚ブログや雷魚サイト、などなどだ。


雷魚ってマイナージャンルだから、そのほとんどで、「これから雷魚釣りを始める人に」って内容のコンテンツがある。


その中で、人間としてあるまじき極悪非道な行為として必ず紹介されているのが、



「ネストの親を抜く」行為である。



雷魚って、孵化した後の稚魚が大きくなるまで子育てする魚で、稚魚に近づく外敵を追い払う習性があって、それを利用して、稚魚守りの雷魚にフロッグを投入するの。

そしたら子どもを守ろうとしてアタックしてくるから、釣り上げる。そうすると、親が居なくなってしまうので、稚魚が他の魚に食われてしまって、その池の雷魚が少なくなるんだって!




もうね、


犯罪者扱いですよ。




現場で言うと、「ネストを抜かれた!」って血相変えて、誰かに電話して、ワラワラと集まって、「ヤラれた!」って皆で怒ってんのwww

集まって、どーすんの?ってハナシだけどさw

仮に、ネスト抜いた犯人がそこに居たとしたら、どーすんだろな?



「どーか、ネストを抜くの、やめて下さい!」ってやんわりとお願いするんだろうかね?



それとも、

「この外道が!二度とネストが抜けない体にしてやるぜ!」つって、殴る蹴るの暴行に打って出るのかね?



日本の法律では、「雷魚のネストを抜く行為」と「ネストを抜いた人間を脅迫、暴行する行為」だったら、後者のほうが重い罪だと思うけどなwww


んで、そーゆー光景を見ると、いつも不思議に思うんだけどさ、「ネストがやられた!」って気づく人間もすごいよね。

24時間体制でネストを見守ってんのかね?

ネストはチラホラと発見することもあるけど、1箇所にじっとしているのは希で、稚魚が動いたら、親はその稚魚を誘導するように、少しずつ少しずつ移動してるんだよね。

だから、1週間前のネストが、そのまんま同じ場所にあるってことはありえないんだ。

「1週間前にはこの場所にあったのに、抜かれた!」って怒ってるけど、それ、ホントに1週間前のネストなの?って思ったりもしちゃうわけw

おまけに、抜き跡って、1日もすれば、ほとんど消えちゃうじゃない?

「抜かれた!」ってタイムリーに気づくには、よっぽどタイミング良くその池にいなきゃいけないんだけど、無数にある雷魚池の中から、どーやってネストがやられた?池へたどり着くんだろうね???


ま、その手の雷魚師は、俺には理解できないような思考回路を持ってるんで、深くは突っ込まないけどさ、


兎に角、雷魚釣りで、最も罪が重い犯罪行為は、「ネストを抜くこと」だとされているわけだ。


これは、どのメディアでも同じことを訴えている。


本、雑誌、DVDでは、きつい表現は回避して、やんわりと「やめて欲しい行為」として挙げ、

各個人が好き勝手に情報を上げることが出来るインターネットでは、ドギツイ表現で


「犯罪者」


として、まくし立てているわけだ。

んで、その中で必ずあるのが、



「誤ってネストを抜かないように」
というレクチャーである。




ネストの雷魚を誤って釣ってしまわないために、ネストのアタックについて、また、営巣の特徴なんかを親切丁寧かつ分かり易く解説を入れてるわけ。



@ アタックはじゃれつくような甘がみのアタック。
A 弾き飛ばされることも多々あり。
Bキスするようなツッツキ。
B 同じ場所で何度もバフォバフォ言ってる場所。
C ヒシがめくれたようにポッカリと空いた穴



こーゆーのに気をつけましょう。といった具合に解説かましてんのw


でもな、でもな、俺、ひねくれてるから疑問に思うんだけどさ、そのレクチャーって、







ネストの雷魚にちょっかいださなきゃ分からない情報だよな?








いや、ホント、吹き出しそうになるぜwww


「ネストを抜くのは罪人!」って言ってる一方で、ネストのアタックを勉強するために、稚魚守りの雷魚にちょっかい出してんのかよw


すげー矛盾だよなこれw


偽善者ってさ、こーゆーやつのことを言うんだと思うよwww



ま、100歩譲ってアリだとしてさ、

俺もやっぱり雷魚始めた時、


「ネストのアタックはどんなんだろう?」って思ってさ、



実際にちょっかい出してたんだ(´・ω・`)



「サイテー!」って言われるかもなw


雷魚やる資格ないのかもなw

でも、初心者だったら、興味があるから、フツー、ちょっかい出すと思うぜw


バーストアウト2やバーストアウト3とかで、実際に高井氏がネストのアタックを実演解説してるのを見て、



「あのアタックだったら、釣れないから大丈夫!」って思ってたわけw


で、稚魚守りの雷魚めがけてフロッグ投げてみたのw


そしたら、ビックリだぜ!?



すごい勢いでチェイスが入って、じーっと見た後、



ドバフッ!!!



やる気マンマンの雷魚がナイスアタックをプレゼントしてくれたわけだ(;゚;Д;゚;;)



アレ〜!?ハナシが違うやないかい(ノ・`ω・)ノ゙


って思ったね〜www


アワセ入れなかったから、そのままペッって吐き出して、また子育てに帰っていったけどさ、その後も、ネストの雷魚が居たら、とりあえずフロッグ投げてアタックの様子を見たんだw


いわゆる、


@ アタックはじゃれつくような甘がみのアタック。

ってのは、むしろ希で、食い気満々のアタックのほうが多いと思ったね。



フッキング入れたら、間違いなく入る。


じゃれつくようなアタックも勿論あるんだけど、スグに吐き出したり、フロッグの直前で反転して水流でフロッグをハジキ飛ばすような感じで、釣れるアタックじゃないと思ったね。


だからさ、その時思ったわけ、




「教科書通りには行かない」




これはネストだ!って思えるようなアタックはフッキング入れたところで入らない。

半面、ネストっぽくないアタックは、やる気マンマンの雷魚としか思えないようなアタックなんだなこれがw




完全に見極めるのは120%無理だと思うよ。





フルオープンの近距離戦だったら、サイトで見えるから100%回避できる。


だけど、カバーゲームで、あのチェイスにあのアタックがあったら・・・・・




100%アワセに行くよな!?って思ったわけw




例え、その道70年の古株だろうが、ヒシベットで大きなチェイスに大迫力のアタックだぜ!?


10回あったら、12回はアワセ入れるよな!?


どんなに長いことやっても、あの見極めは無理だと思うね。


そして、その後、それを証明するかのごとく、ネスト雷魚を釣り上げてしまった・・・。


狙っていたわけじゃない、いわゆる、「誤爆」である。






ややこしい縦ブッシュの中から、ドカッ!っていう捕食音が轟く。

着水すら困難な難しいポイント。

捕食地点は全然見えず。

おそらく居るであろうポイントめがけてアシにフロッグを引っ掛け垂直落下、





「ポチャン!」






着水したと思われる音が響いた直後に、

ドカッ!


2,3秒ためた後、フルパワーでフッキングして、縦カバーの中から引きずりだして、そのままブッコ抜き!


ヤッタ!ややこしい縦カバーを攻略したぞ!

スケーリングして写真撮って、さぁリリースと思ってビックリ!先ほど抜いたところには稚魚が飛び跳ねてたわけだ!




これがいわゆる「婚姻色の出たネストの雷魚」である。




なんかね、ネストの雷魚って、コントラストがギンギンなんだよね。普通の雷魚とは全然違う。

金色のような、青みがかったような色をしており、斑紋のコントラストがやたらクッキリと出ているわけだ。




もいっちょイキマスカw


2枚ヒシのモリモリエリアでバフォッ!

そこにフロッグを投入したら、ナイスなチェイスにバフォッ!

ごくごくフツーの釣り方だったけど、漢道みたら、ネストでしたね〜(汗)






まだまだあるよ!




ヒシ横のオープンエリアをタダ巻きしてたら、大きな引き波が出て間髪居れずドカン!スッポ抜けで、もう一度アシスト入れると、同じようにドカン!これもネスト!しかもこれはバーストアウト3のシチュエーションと全く一緒!


盛夏に3枚ヒシ状態になったカバーのピンスポ攻撃してたら、バフッ!これもネスト!


今まで何匹釣ったんだろう?決して、ゼロじゃない。毎年何匹かは誤爆してるんじゃないかな???


本題に入るけどさ、上で挙げたシチュエーションってさ、雷魚やってたら必ずあるアプローチだよな?どんな雷魚師でも必ずフッキング入れると思うぜ!


ネストを完全に回避することって出来るのかな?


近距離だったら、稚魚がピチピチ飛び跳ねてるのが見えるから分かり易いんだけど、遠投やら、スーパーヘビーカバーで水面が見えないような状況とか、着水地点が見えないような縦カバーでネストを見極めろってのは無理があると思うぜw


ネストの雷魚って稚魚を誘導していって移動するんだもん。カバーが張ってたらどこにいるか分からないってのがホントのとこだと思うぜw


ネストの雷魚で特徴的なのは、やっぱり斑紋の鮮やかな雷魚。

茶色の部分は金色に、白い部分は青白くなっている、これはまず間違いなくネストの魚だと思うな。


オープンクリークの雷魚も斑紋が鮮やかなのが多いけど、ネストの魚は金色に、青みがかっているので、似ているようで違う。ちなみにこれはネストではない、斑紋の鮮やかな川雷魚。

これもネストじゃない、斑紋のキレイな川ライギョ。


ところが、一方で、鮮やかな斑紋が出ていないネストの雷魚も居る。


コントラストが出てないネストの雷魚なんて、釣ったって、気づかないよなw


「ネスト厳禁!」って言っておきながら、結局はみんな、誤爆でナンボか釣ってんのがホントのトコだと思うぜw


確実に言えるのは、「ネストの完全回避はできない」ってこと。


俺、暗黙のルールが大嫌いだからさ、ネットとかで、


「雷魚やってて、ルール守らないヤツは犯罪者」


ってまくしたててる雷魚サイトとか雷魚ブログ、スゲー嫌いなんだよねwww


でもな、でもな、嫌いなんだけど、なぜかしらヒマな時、そんなブログ必死こいて見て、心の中で「この害蟲めがw」って言って楽しんでんのw


そしたらさ、ブッたまげることがよくあるんだよねwww















それ・・・・・・・






ネストの雷魚だよな!








って感じの派手な斑紋の出た雷魚を釣り上げて、釣果自慢してんのwww



難しい縦カバーを見事攻略して、ビックサイズをキャッチしました〜♪とか言って、有頂天で手持ち写真アップしてんのなw



わざとらしく、「斑紋がきれいで〜〜〜」とか書いてんのよw




もう爆笑だよなw





ネストの雷魚釣ったら犯罪者じゃねーのかよwww





雷魚暦、70年だか80年だか知らねーけどよ、ネストのアタックは完全に見極められるんじゃねーのかよ???





オマエの持ってる、それ、








<FONT size="+4"><B>ネストの魚だぜwww</B></FONT>




こーゆーのを見ると、腹筋痛くなるくらい笑っちゃって、次の朝、筋肉痛になるんだぜwww



俺の腹筋を攻撃するのやめてくれよなwww




ホント、何年雷魚やってんだろーねwww自称古株が聞いてあきれるヨw


雷魚やってりゃ、2,3年で分かることだと思うんだけど、認めたくないから、シラを切ってんだろうかね???


面白すぎるぜ!ガチ雷魚マンやめて芸人になれよオイw


ま、俺も、ネストの雷魚釣ってしまったところで、フツーにアップしてるけどなw


荒れるから、「ネストでした!」って書かないだけw


結局は、ガチムチブロガーもそんなとこだと思うよw


でも、こーゆーのも偽善者なんで、俺、これからは誤爆した時も釣行紀でちゃんと書くことにするよw


俺、雷魚ブログ見るの好きだから色々なブログ見てんだけど、斑紋クッキリのネスト雷魚が全く出てこないブログなんてほとんどないぜw


2chとかで、OOブログのあれ、ネストだよな?とかで盛り上がってるところもあるみたいだから、結局はみんな見抜いてるんだろうけどなwww


ま、分かってるブロガーはネスト抜いたところでアップしないだけなんだろうけどなw



100%回避は120%無理だと思うな。これがカバーゲームの痛いところなんだなやっぱし。



「ネスト抜くのはダメ!」って言いながら、結局はみんなカバーゲームが大好き!



その代償として誤爆してんだと思うぜw

しょーがねーよな。雷魚マンって、雷魚の将来よりも釣果優先の偽善者だもんなw



狙うのは確かにNGかもしれない。だけどな、雷魚からしたら、狙って獲られるのも、誤爆で獲られるのも一緒だぜ!



雷魚の未来が・・・・って心配しながらネスト抜く行為を非難するんなら、いの一番にオマエが雷魚釣りやめろよなって話だよなw



ワンシーズン通して、何十本も釣って、そのうちの数本はネストの可能性が高いんじゃないかな?


派手な斑紋が出てないペアリングの魚が釣れたら、わかんねーし、疑わないから抜き跡の稚魚チェックとかもしねーだろーからな〜。


だけど、誤爆経験者は語るじゃないけどさ、「ここ、ネストある可能性高いよ」ってポイントもなんとなく分かるんだよね。



ただしそれは、残念なことに雷魚が釣れやすいポイントなんだな。



まず、一番多いのが、縦カバー。岸際のアシブッシュ。これは圧倒的に多いポイントといえる。


釣り人からしたら、縦カバーって、着水がやりにくいから攻略しにくいじゃない?また、鳥に狙われることも少ない。それが理由なのかは分からないけど、ネストは縦カバーがらみのエッジに兎に角多い。


続いてヒシとオープンエリアのエッジだ。


どうも、稚魚というやつは泳ぎ易いところに行こうとする性質があるのか、カバーの中からオープンエリアに向かっていく傾向があると思うんだよね。


だけど、オープンエリアに行くと、鳥とかに狙われるから、親が、ヒシのブロックの内側へ誘導している。そーゆー光景を良く見かけるわけ。


当然、誤爆もこのエッジで起き易い。


同じ理由で、カバーの濃淡際も同様。厚いカバーと薄いカバーがあれば、その境目のやや薄い側でネストが見受けられる。分厚いカバーにも居るのかもしれないけど、カバーが厚すぎてネストが判別できない。


誤爆が多いポイントってこんなところかな。


だけどさ、縦カバーのエッジとか、ヒシのエッジ、カバーの濃淡際ってさ、雷魚のカバーゲームの定石として、「狙うべきポイント」なんだよね。




つまり、誤爆ポイントと攻略ポイントが一緒なんだ。




例えばこの写真を見てくれよな。これ、もうつぶれた雷魚池だから写真出すんだけど、




この池行ったとして、まずはどこ狙うんだって聞かれた時、教科書通りに答えると、



まず@狙って、A狙って、Bだろ?


これはニイノミさんの雷魚ビデオでも同じことを解説している。縦ブッシュ、カバーの際、厚いカバーと薄いカバーの境界、これを近くから遠くに探っていくってね。


全部、誤爆ポイントだぞ!?





だったらさ、雷魚が釣れないようなところに撃ちこむの?


それってさ、既にゲームフィッシングじゃないよね?そこまでするなら、釣り止めろってのが正しい選択じゃないかな?


雷魚界で「聖人」と呼ばれる部類の人間は、こんな対策をしていることもある。



子育て前の雷魚、子育て中の雷魚が居る時期は竿を出さない。



ネストが終わる、7月くらいから竿を出す。

確かに、それはごもっともなスタイルである。釣りに行かなければ誤爆もないであろう。


がしかし、雷魚の習性というものを知っているんだろうか?


雷魚って魚は、シーズン中、数回に分けて産卵する魚だもんで、ネストがらみじゃない時って、シーズンにどれほどもないんだよね。


「朝鮮産淡水魚カムルチーの生活史および養殖法 内田&藤本 1933」によると、

カムルチーの産卵は、5月から8月にかけて、約3回の産卵機会があり、

1回に約6000個産む。

そして、産卵が終わって、孵化〜稚魚が2cm程度に成長すると、親が離れ、次の産卵に入ると調査されている。

だから、子育てが終わったら、産卵前なわけだ。


そんなわけでシーズン中のほとんどが子育て前と子育て中なんだよね。


バスみたいに、スポーニングのアフター狙って・・・というスタイルが全く通用しない魚なんだな。


また、研究資料の中には、子育て中は絶食状態で、子守に専念することも調査されている。5月のディスプレイ後、6月に食いが渋るのはこのせいじゃないかな?


だけど、7月、8月、9月はアタックが少なくなるなんてことはないから、3回の産卵のうち、絶食状態で頑張るのは1回目の子育ての6月だけで、7〜9月も絶食状態だったら体が持たないから、普通に捕食してるんじゃないかな?


だから、俺も誤爆は7〜9月が多い。


しょーがねーよな。カバー張って稚魚は見えないし、雷魚は食い気マンマンだし、狙うポイントはネストポイントとかぶっているときている。


誤爆ゼロにしろっつーほうが無理な話だと思うぜ。


誤爆を恐れるあまり、釣れないポイントへルアーを投入するっていうくらいなら最初から釣りすんなよなwって思ったりもする。


それでも、ネストは移動をするので、どこに潜んでいるか分からない。


どんなにてだれの雷魚マンでも完全に見極めるのは無理。誤爆のリスクは必ずある。


だから、そんなに雷魚の将来を守りたいのなら、釣り自体を3月と10月に絞る、もしくは、フルオープンの近距離戦だよな。


だけどさ、


オープン雷魚とか、シーズン序盤と終盤にネチネチやるなんて、ガキのお遊び!


真の雷魚師は、一番暑い時に、汗ダラダラかきながらジャングル化したポイントでガチムチにやるのが美徳とされてるじゃない?


特に、誰も投げないような縦カバーのジャングルの近距離戦で獲った時なんて、鬼の首獲ったみたいに、己のテクニックを賞賛してるだろ?w


そこがそもそも矛盾してるんだよなwww


「ネストがらみの魚を獲るのは犯罪者」って言ってて、一方で、誤爆の多いカバーゲームを推奨して、これが一番楽しめるって言ってんのw





暗黙のルールってナンなの一体???www




ここまで色々書いてきたけどさ、


別に、ネストを抜くことを推奨しているわけじゃないぜw


ネストがつぶれて雷魚が少なくなるってのは事実だろうからな。


そうなるとゆくゆく、雷魚は釣れにくくなるだろうから、ネストを狙わないようにしようって考えには賛成の立場なんだ。


だけど、誤爆は完全には防げない。


結局、俺は、普通にカバーゲームを楽しみながら、たまに誤爆しながら、雷魚釣りを楽しんでいくしか出来ないと思うんだよね。


そんなわけで、自分もネストを抜く可能性のある人間ってわけだ。


これはカバーゲームを愛する雷魚マン、皆そうだと思うよ。


雷魚マンってヤツは、盛夏のカバーゲームを満喫する集団だもんな。俺も大好きw





だから、


雷魚マンってのは、みんなネストマン


でもあるんだ。


大事なのは、そこをちゃんと理解しているかどうかだと思うな。




ヤレ、「ネスト抜いたヤツは犯罪者」とか言って、煽りまくるヤツなんざ、チンカス以下の土人だと思うぜ!!!




ネストを抜きたいヤツは抜けば良い。


ネストを抜きたくないヤツは抜かなければ良い。


故意にネストを抜かないようにしようと主張したけりゃしたら良い。



ようは、自分が思ってるスタイルを自分がやるかどうかなんだよな。


自分もネストマンなんだもん。人がどうあるべきかとか、強制&非難は出来ないと思うぜ!



だからさ、


「ネスト抜くヤツは犯罪者」ってのは、ナシにしよーやm(_ _)m



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