abu 5501C オーバーホール
バサートハンドルをつけている5501Cです。カーボンリテーナーが折れたので純正のリテーナーをつけています。
まずはリテーナーををマイナスドライバではずします。
10mmラチェットで右回りに回し、キャップをはずした後、Eリングをマイナスドライバではずします。
続いてドラグをはずします。すると、ドラグのプレッシャーのワッシャが外れます。
メインギア側のナットを緩めて、バラバラにします。
メカニカルブレーキのつまみをはずします。
メカニカルブレーキのツマミをはずします。
サイドカップをはずします。少し大きめのマイナスドライバでやったほうがいいです。あまり力を入れすぎると、滑ってボディを傷つけるので気をつけましょう。
バラバラにするとこんな感じになります。
クラッチ関係の部品をばらしていきます。
→→→→→→←メインギアの裏側にドラグがついているのではずします。全バラ完了。
メインシャフトのワッシャも抜いておきます。
ピニオンをはずします。
クラッチ関係の部品をバラします。
→→→→→
反対側のサイドカップのネジを緩めます。
メカニカルブレーキをバラします。
コグホイールをはずします。Btrap製です。
→→→→レベルワインドを外します。Btrap製のベアリングがついています。
よーーーく洗います。特にメインギア周辺は脱脂してドラグを強化させるので、念入りに洗います。
レベルワインドを組みます。
シマノのベアリングオイルをコグホイールに注入します。
メカニカルブレーキを組みます。サイドカップを装着します。
メインプレートにグリスをつけて、クラッチの擦れ対策を施しておきます。
クラッチ関係の部品を組みます。
→→→→最後にワッシャも入れておきます。
ドラグを組みます。ちなみに、ドラグワッシャの穴からピンが出ているのは、ドラグが回った時に「カチカチ」言うモデルです。
→→→
ローラーベアリングにたっぷりとグリスをつけます。
とりあえず、ギアを組んで、ピニオンギアとメインギアの間にたっぷりとグリスを塗ります。
サイドカップを組みます。スペーサーをローラーベアリングにはめ込みます。
このような形で、ドラグのワッシャを入れます。
反対側からドラグを入れます。
ワッシャを入れます。
ハンドルを入れてEリングを入れます。
リテーナーを入れます。
スプールシャフトを入れて、ツメをはめて、ネジを締めます。
スプールピニオンを外し、オイルをつけます。反対側のベアリングもです。
スプールピニオンにグリスを塗ります。
サイドカップを組み込み、フレームに入れます。
最後にレベルワインドのクロスギアにグリスアップ。
終了。あまり使うことはないですが、とりあえず貴重な左ハンドルってことで!
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