ドライモーター作業台製作
キャァァァァ!
めんどくせ〜〜〜!
コーティング台のエポキシ掃除!
気をつけていても無駄!エポキシコーティングすると、必ずエポが垂れる。
もうね、机はエポキシのポッティングだらけ!
嫁さんの雷が落ちて、掃除したんですが、なんせ、強力な接着剤なもんやけに、のか〜ん!
リビルドで使う剥離剤、ロックリムーバーをつこて、やるしかないちや!
もうめんどいめんどい。んでもって、タレたエポキシを拭き取るのも手間!
そーゆー、汚れをきにせんと作業できる環境をつくらないけん!
私が塗装関連のところで何度となく書いていることなのですが、「兎に角、準備と後しまいの時間をヘズレる工夫は、金をかけてでもしまい」というのがあります。これはエポキシコーティングでも全く同じことが言えます。おそらく、ロッドビルダーのほとんどは素人。自分の部屋があれば、ドライモーターをセットしっぱなしにして、必要に応じて、チャックで固定して即コーティングに入れますが、そうでない場合はこんな感じじゃないですか?
@ 机を片付ける。
A 引き出しからドライモーターと受けを持ってくる。
B 延長コードをセットして、ドライモーターの電源を入れる。
C モーターチャックにブランクを仮固定する。
D 受けの高さを合わせるために本やCDを持ってきて水平を出す。
E ドライモーターと机をマスキングテープで固定する。
F チャックとブランクをマスキングテープで固定する。
G エポキシがたれたときのために、新聞紙を敷き詰める。
H コーティング開始。
I コーティング終了後、後しまいをする。
自分の部屋を持たないビルダーなんてこんなもの。兎に角準備と後しまいに時間がかかるんですよね。また、エア抜きで机にエポキシが落ちまくって、嫁さんの雷が落ちたなんてこともしょっちゅうだと思います。
この準備にかかる時間をヘズる。今回の作戦はそういう工作です。
名づけて・・・・・
「準備&片付け音速!汚れても平気!ワンタッチコーティング台製作」です!!!
さて行きましょうか。
まずは、スギ板を買ってきました。
で、雷魚ロッドなんて、なんぼ長くても、3mあったら、十分すぎるじゃろとおもって、1.5m×2で作ることにしました。
んでもって、1.5mでマーキングです。
蝶番を買ってきました。
で、ジグソーで1.5mにカットして、
蝶番つけて、
こんな感じに、折り曲げれるようにしますたw
続いて、ワンタッチクランプ。1個200円くらいで安いです!
んでもって、こんな感じに、広げて、クランプで固定です。
ハシッコにドライモーターをクランプでセット。
受けもクランプで固定。
全体図はこんな感じwこれで、3mの台座完成w
と、
思いきや、
欠陥発見・・・・
しなるんよね。しなってしもたら、ドライモーターが水平にたもてんけん、困ったちや。
しなる原因として考えられることは、まず、スギ板の重さ。それから机の小ささ。机が小さい上にスギが重いので、テコの原理で、ハシっこがどうしてもしなってしまう。
解決策は、しならない材質・・・・はないな・・・・。軽くて硬いものといえば、カーボンくらいのもの。カーボンの板なんて、ないわ。
もいっちょは机を長くする・・・・・ことはでけん。机がないし、部屋が狭い。
板の軽量化。中空とかトラス構造の材料があればなんとかなりそうだけど、そんなもんみたことないなぁ。
となると、後は作業代を短くして、軽くて硬い材質の板を延長することくらい。これならなんとかなりそうだから、後に改良してみます。
んで、
突然ですが、
実戦です。
実際に使ってみないと、改良策もみつからないので。
んで、今回はバスロッドなので、長さがいらないので、板は半分にしました。
で、ドライモーターはそのままで、受けで水平調整。毎度おなじみCDケースを使います。ガッチリ固定できていますw
ハイトラブル。ティップが台からはみ出ます。これだと、タレて、掃除が大変なので、本末転等。
だもんで、とりあえず回覧板で延長して、タレ対策を施しました。
で、コーティング開始w
うんうんwタレても、作業台の上だきん、へっちゃらプ〜ね〜wwww汚れても平気平気w掃除する必要もなしw
で、コーティング終了w
終了したら半分に折りたたんで、クランプで固定して終わり!あっちゅうまですw
しかし、今回の実戦で改善策がいくつも見つかったので、KAIZENしてみますw
もっともっと簡単に、サクサク準備&後しまいはでけるはずですw
ハイ!改善策おまっとさん!片方だけ30cmほど切りました。
これはワタシの家の構造上の問題で、150cm×2だったらば、机にセットできないのです。だもんで、左側の壁に当たらないようにきったっつーわけw
長さ的には十分いけますw
8.4ftのジョニーライデンを置いてみましたが、
ティップが少し出る程度。これならダンボールはさんでOK。8.4ft1pcがいけるということは、どの竿でもオッケーよぉw
そして、ドライモーター&台座を固定させていた圧縮式のクランプがめんどいので、小型の洗濯ばさみ式クランプに変更。
ヨシャ!実戦いくよ〜
早速洗濯ばさみ式クランプでドライモーターを固定してみましたが、グラつくがな!固定の力で言うと、圧縮式のほうがきっちりと固定できます。
なので、この手のクランプのほうがいいですね。
セットは一瞬で終わります。特に今まで苦労していた、受けの高さ調整&テープ固定の手間がへずれて、クソらくwwwこれだから改善は大切ですw
滴り落ちるエポキシを見るたびにやってよかったと思いますw
エポキシのミキシングカップなんかも、フデから滴り落ちるエポでベトベトになりますからね。これが日常生活で使う机だったら、嫁さんの雷が落ちるわけですわ。専用の作業台は必要だなと思いましたw
とりあえず、これで不満なところがなくなったので、とりあえずこのまま使っていきますw
さくさく、コーティングできて、後しまいも楽!書斎を持たない素人ビルダーさんは是非おためしあれ!www
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