フレックスコートのべたつきなんとかならんか。


フレックスコートの愛用者の悩みの種。

容器のべたつきなんとかしまい。

もう容器はベタベタで、触ったら印刷文字が溶けて・・・・そして、ネチャネチャがしばらく指から離れず。やってられん。

これについては、私も何回か試行錯誤しました。

まず、シリンジ検量がめんどくさいので、ホームセンターに売っている60円くらいのミシン油差しに移し変えていつも使っています。

移し変える際もベタつくので、マスキングテープでぐるぐるまきです。しかし、最初はいいのですが、2ヶ月もするとマスキングテープまでべたつきが進行。

そして、移し変えた容器も2ヶ月くらいでべたつき始めます。

ホライズンでもこの対応に困っており、サランラップをぐるぐる巻きにしても無駄だったそうです。

で、

この症状ですが、フレックスコートだけかと思いきや、なんと、ジャストエースでも出ました!移し変えたミシンオイル指しがベタベタに!

しかし、もともと入っていたポリ容器はベタつきなし。

これで、


原因解明!


原因はPE(ポリエチレン)です。

ミシンオイル指しは、PEです。で、ジャストエースの純正容器は、おそらくPP(ポリプロピレン)です。

ワームを入れておいたら溶けるケースとかって、ありましたよね。あとスピナベやラバジ入れていたら、ラバーがくっつくやつ。

あれは、容器がPEです。

くっつかないのがPPです。

そのため、メイホーは

PP(ポリプロピレン)でルアーケースを作っていますよね。

なぜこんなことがおきるのかというと、耐溶剤性の問題で、PEが溶剤にものっそよわいからです。ワームとかラバジに鼻を近づけてみると、臭いですよね。臭い=溶剤が揮発しているわけです。すると、弱いポリは溶剤を吸収してしまい溶けてしまいます。そのため、PEケースにワームを入れると溶けるのです。一方、PPは難接着性物質で、接着剤も専用接着剤でないと接着できないくらい耐溶剤性が強いので溶けません。

だからジャストエースの純正ポリはおそらくPPなのでべたつかない。。

ミシンオイル指しはPEだからエポキシの溶剤に溶けてべたつく。

ということは、フレックスコートはPEで、そのため溶剤にやられベトベトになる。こういう理由だからでしょうね。恐るべしアメリカ品質!

じゃぁ、PPのオイル指しがあれば、このトラブルは解決です。

ところが、オイル指しは全部PE。オイルは油性なので、弱溶剤。PPを使う必要がない。現在、PPオイル指し探し中。いいモンがあったら紹介してください。

その後のリサーチ
PPオイル指し、ないです。

そもそも、オイル指しって、フニャフニャしている容器じゃないと、出ないですよね。この、フニャフニャしている容器って、低密度ポリエチレンなんですよ。低密度ポリプロピレンって存在しないです。シリコンオイル指しだったらいけそうだけど、あるのかそんなもの!?

で、保存容器ですが、紫外線対策で、ポリプロピレンの褐色容器に保存するようにしました。これにすると、ベタつきなくなりました〜wwwGOOD!





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