ジョイント部の逆すりあわせ


海部軍用にやりこくて短い竿がほしいので、サザンクロススティックのリメイク挫折ロッドを引っ張り出してきましたwただ、純正のグリップパイプは20mm用のリールシートしか入らなくて、海部で使うにはちょいと太すぎ。クイクイアクションするなら、でかくても18mm以下でないと操作性が悪いです。
※海部用とはいっても、海部に行くわけではなく、香川で海部釣法をする時の竿です。

ところが、これ、径が16くらいあって、マタギとかジャストエースのパイプでは規格外。となると、選択肢は一つしかなく、

スケルターワークスの16mmパイプです。これなら18mmシートでいけます!

ところが、このパイプ、気持ちでかいか?って感じ。結局摺合せしないといけないんですよね。

で、入れてみると、ブランクが細くて、パイプが厚いといったアンバランスさで、摺合せなら、ブランク側が太くないといけないんですが、今回は逆。

つまり、わずかに空いた隙間に詰め物をして、すり合わせるという、通常の摺合せとは逆のパターンで、初挑戦です。

まず思いついたのは、アロンアルファ。どっかのビルディングブログで、紹介されていたんでやってみました。

結構何回も塗りました。でも、径が太くなった感はゼロです。

摺合せも全くダメ。アロンは無理ですわ。

続いては、ロックタイトのピンポインタゼリー状。通常のアロンに比べると、引けが少ない接着剤ですが、

効果なし。1液の乾燥硬化タイプでは、ダメですわ。なんちゅうか、カーボンに吸い取られていくような感じ。

続いてDスレッドを巻いて、肉厚にしてみました。これにアロンつけてやってみましたが、

テンションはかかるんですが、ねじ込んだ時に、このありさま。ダメですわ。

ちなみに使ったのがプロラップのDスレッドなんですが、これは少し太すぎるのかなと思います。あと、アロンがよわすぎ。テンションかかったら、ガンガンほどけていきます。

続いてグデブロのAを使ってみました。

こんな感じに巻いて、

入れてみたら、いい感じに入ります!隙間調整はこれでいける感じです!

で、アロンに限界を感じていたので、今度は2液エポキシの5分型。

で、これを薄くぬりこまなきゃいけないんで、指ですり込むように塗布していきました。

硬化後に入れてみようとしたら、やっぱ厚くて入りません。

しかし、ここまでくれば、削って合わせるだけ!削りつつ入れつつ、調整していきますw

削りはペーパーの80番でやっていますw

だんだん入っていき、

ここまで入ったらOKw

今くらいはいっているので、実釣でも十分ですし、ズレずにピタッと止まってくれますw

後は組むだけ〜w


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