キンキKX3買いました!
もうね・・・。限界なんですよ・・・・。
ありあわせの改造スプレーガンを使うのが・・・・
やってられるかポイント
何回か吹くと、空気の抜け穴が塞がってしまい、塗料が出なくなる。しかもこれ建築用ガン(イワタのW77口径2.0mm)ですからね。これで精密なミストで小物に塗装しようっちゅうのがそもそも無理な話。よぉこんなんでふいとったわ・・・・
何度か吹くと、吸い上げホース(塩ビ)が溶剤にやられて溶けて落ちる。シリコンでも同様。
何度か使ったり、手首のスナップを利かせると、塗料カップが垂直落下。塗料ぶちまけ。クリアならまだしも、顔料入りの塗料だと悲惨なことに・・・。
もー、最悪〜!
ほんとにほんとに、
もっとマシなスプレーガンが欲しい!
そこで、
実は、4月に会社で釣りクラブを立ち上げ、予算が5マソあるので、何か買おうと提案し、
釣りクラブに必要なものは何かねぇ?
と皆で考えて、
そりゃやっぱ
スプレーガン
じゃろ〜!ブランク塗装がやりよいスプレーガンが必要やき〜 !
ちゅうことになりwww
色々と選定をして、
買いましたw
近畿製作所のKX−3!
ブランク塗装のためにあるんかwというくらいピッタリ!
まず、スプレー方式が重力式。今までは吸い上げ式でした。吸い上げ式は、塗料が少ないと、手首のスナップ効かせた時に、エアが噛んで息切れします。だから、少ない塗料を塗るブランク塗装なんかでは、重力式に分があると思います。また、重力式の場合、ミストテストをした後に、再調整したいときは、フタを外して薄め液をいれ、すぐにミストチェックが出来ます。吸い上げ式だと、いちいちカップを外して入れなおさないと、いけないので手間です。そのため、ミスト調整もしやすい!
続いて最高なのが、コンパクトさ!なんと塗料カップが150ml!これは、ブランク塗装にピッタリ!イワタの小型タイプでも、220mlなのに、スプレーガン最小サイズで、ブランク1本塗るのに最適な量じゃないでしょうかwww
ここから塗料が出ますw
そして、ガン径!これが0.5mm!普通、エアブラシが0.3mm。スプレーガンが1.1mmといったところ。この近畿のKX−3は、エアブラシ以上、スプレーガン以下という、まさにブランクサイズのガン径なのですwww
ノズルキャップには、テフロンパッキン♪
で、構造。このネジにおねじカプラをかませて、コンプレッサーホースと連結します。ネジは、空気量調節です。締めるとエアが出なくなります。じわりじわりとあけていって、吹きやすいエア圧に調節します。
続いて、これは塗料の量調節。締めるとトリガーの動きしろが少なくなって、塗料が出にくくなります。緩めるとその逆。スプレーガンはすべてダブルアクションなので、エアと塗料を別々に調節できます。トリガーを引くと、最初にエアが出て、さらに引くと塗料が出ます。エアブラシなんかではシングルアクションとダブルアクションとありますが、ダブルアクションのほうがどう考えてもいいですが、エアブラシのダブルアクションは高い!スプレーガンなら、全部ダブルアクションなのでお得ですw
このネジは、塗料の幅調節。スプレーガンは先端にこのツメみたいなのが付いているモデルはミストパターンが楕円です。ちなみに、エアブラシは付いてないので円。このネジを緩めると楕円が広がって、締めると楕円が狭くなる。締め切ると、ツノから風が出なくなります。細いラインなんかを塗りたいときは、絞り、広範囲にムラなく吹きたいときは緩めます。エアブラシはこの調節が出来ないのでなかなか不便です。だもんで、やはりスプレーガンのほうがいいなぁ。と思います。
で、値段
1マソ!
そうです。
スプレーガンってやつは、エアブラシと同じくらいの値段です。コンプレッサーもエアブラシがミニコンで、スプレーガンがベビコン。値段も同じです。
だから、やっぱし、スプレーガンでしょ〜と強く思います!
早く塗りたいなぁ〜
インプレ2012
ダメダこりゃ。そもそも安すぎます。ガンとカップ入れて1マソで、カップ別売りで2500円つーことは、ガンは7500円。日本製のガンで7500円のガンなんてなかなかないです。
キンキ製作所は日本メーカーですが、イワタとか明治、デビルビズとかに比べると格下メーカー。ホムセンに良く置いてあるガンです。多いんは、エアガン。そのエンブレムもシールが貼ってあるだけ。自社の証がシールですか!?おそらく、キンキ製作所で作っていないんじゃないでしょうか。
ちなみに、キンキ製作所のガン紹介のPDFにはKX3はありません。クリーミーだけ。
そして日本製の証、Made in japanの文字もシールが貼ってあるだけ。
塗料カップ。アルミ製。水を吹いたら、サビ地獄。水性塗料吹くときどーすんじゃい。おまけにここにサビが出ると取れんぞ!?
塗料ミスト。荒すぎる。3キロも出してるのにコレ。粒子にムラがありすぎて、なかなか難しいですよこれで吹くん。
PCジャンボのようなボケ足はまずでないというか、ボケ足自体出ません。
そして痛恨のメンテナンス性の悪さ。
もともとトリガーとニードルの間に真鍮ブッシュが入っていたんですけどね、
ニードルを外したらブッシュが取れるんよね。なくなったんで、ナットいれて対処しとるんやけど、吹き終わった後、ニードル拭くときどーすんじゃいって話。使う人のことを考えていません。
おまけに入れるときは、ちんまいブッシュをもって、ニードルとトリガーの狭いスキマに入れて、その穴をニードルが貫通させるようにせんといけん。こんなことしょーったら、100%ちんまいブッシュは落ちてコロコロでどっかいくね。メンテナンス性悪すぎ。
でもって精度が甘くて、通常なら真っ直ぐ入るはずのニードルがぶれるぶれる。この現象はありえません。ひょっと鋭角ニードルじゃったら、100%先が曲がるね。
もうね、えーことねーっすな。2度と使わないガンですが、改めてPCジャンボの素晴らしさがわかります。
はっきり言います。よくないこのガン。
produced by fukusuke