PC308 トリガー弱体化作戦


PC308。クリアやパールで非常に重宝しているガンですが、一つ、気に入らない点がありまして、トリガーが硬いということです。重い上にトリガーが硬いと、使いにくくて、ちょうどいいトリガーの硬さがPCジャンボ206や203なんですが、

いったいどこが違うのか分析してみました。

比較で使った機種はPC203で左側。右側はPC308です。

これはバラして、ニードルチャックを取り出したところです。上がPC308、下がPC203の部品です。

PC203は、ニードルチャックの内径が共に1.6Φで同じ。しかし、外径はPC203のほうが太く、PC308は細いため互換性はありません。

ニードルチャックの構造ですが、PC308はマイナスのセットボルト左右2本で止められています。めんどいです。

で、マイナスの山ですが、中途半端な大きさで、精密ドライバだとなめる。大型ドライバだと入らないときていて、ちょうど良い大きさのが、ベッセルの1.8mm頭のやつがGOODでした。

で、PC203はニードルとニードルチャックは六角のセットボルト1本で止められているのでセットが楽なので、PCジャンボのほうがGOODです。

スプリングは、PC203が広くて、PC308は細いです。押した感じ、明らかにPC308のほうが硬いです。

で、内部のセンターリングは見たところ同径で、互換性がありそうです。

ニードルアジャスタ及びセンターロックネジのセットは上がPC308、下がPC203ですが、滑り止めの形状が違うくらいで、同じようにも見えますが、

PC308のニードルアジャスタは脱着できますが、

PC203のものはカシメられており、脱着は出来ません。微妙に違います。

で、内径は、PC308のほうが小さいです。写真は左がPC308、右がPC203です。

で、結局、不満の、PC308の硬いトリガーですが、ニードルチャックのスプリングを弱くすればイケると思うので、PC308のボディにPC203のニードルチャック及びPC308のニードルを取り付けてみることにします。(PC203とPC308のニードルはともに1.6φなので入れ替えることが出来ます。)

セットボルトで固定し、

PC203のニードルスプリングを入れ、

PC308のセンターロックネジを突っ込もうと思ったら、案の定、PC203のスプリングの外径とセンターロックネジの内径が合わないので、

PC203のニードルアジャスタ及びセンターロックネジを入れたら合いましたw

結局、改造内容は、PC308のニードルチャック及びセットボルト、ニードルスプリング、ニードルアジャスタをPC203に交換したわけです。

で、吹き付けテストをしてみたところ、

い、イケますwwww

トリガーはやりこくなって扱い易くなりましたwミストもちゃんとでていますwノズルとニードルが変わっていないので問題なく使用できていますwww明らかにこっちのほうが使い易いですw

でもって、早速トータルTに注文入れましたw値段は送料込みで7500円といったところ。見た感じ、RS507Nとかの部品と一緒に見えるんで、リッチの部品でも行けそうな気はするし、値段も安そうな気はしましたが、いかんせん確信が持てなかったので、オリンポス純正部品を頼みました。

でもって、最近、リールだのエアブラシだの、こんまい部品をよくばらすので作業台に便利そうなものを買ってきました。ネジを置く皿のように見えますが、

ウラには強力なマグネットw

鉄さえあれば、どこにでも引っ付けておける便利グッズですw藤原産業1個400円ほどでしたw

若干脱線しましたが、スライドカムのグリス。

オリンポスの純正グリス。

全然色が違うし、製品に最初からついてたグリスのほうがかなりネバコイんやけど、同じモンとは思えん。ねちこい、マツヤニみたいな純正グリスがいいんですが、後で購入した純正グリスは、ホムセンのリチウムグリスみたいです。

で、ニードル押し込んで、ニードルチャック前に出して、止まったところでセットボルトを締める。

ニードルアジャスタにクリアオイル。

ハイ完成wこれから活躍期待です〜www


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