ピースコンジョイントバルブの不具合&修理
先日、塗装中にトラブル。PCジャンボ206を使ってて、急にエアが出っぱなしになりました。
そんで、竹島さんに電話して聞いてみたところ、PCジャンボシリーズは、圧を高くしたときにエアバルブのゴムパッキンがズレるトラブルが出るとのこと。だもんで、修理方法を聞いて実戦です。
で、原因はこのピースコンジョイントバルブみたいなので、
バルブを外します。
で、
この小判みたいな部品はピンガイドネジとよばれるもので
ピンセットの先をつっこんで緩めます。全然テンションかかってなくてスグに外れましたw
こういう時にもトータルTのトリガーエアブラシメンテナンスDVDを見ながら作業すると、すごく分かりやすくてGOODです!!!
で、バラした分解図はこんな感じ。L型ピンと呼ばれるシャフトにOリングが接着されており、スプリング〜ピンガイドネジの順にはまってました。
竹島さんがいうには、
L型ピンにOリングが接着剤で付けられており、圧を高くすることでこの接着剤が外れることがあって、それで出っ放しになるそうです。
しかし、観察した感じ、Oリングが外れているような印象は全くなく、
きになったのは、バルブをバラしたときに石ころが出てきたこと。砂地で作業していて、カプラを放り投げることもあるので、ひょっとしたらバルブに石が入ってエアが出っぱなしになっていたのかも!?
で、元通り組みなおすわけですが、このピンガイドネジ、全然テンションがかかってないのでどこまでも入っていきます。いったいどんだけ入れたらいいの?という感じなんですが、分解した時の写真を参考に、このくらいのシャフトの出っ張りの状態で元に戻しました。分解する時は一つ一つ写真を撮りながらやらないと、後々リスクがありますね〜。要注意です。
石を取り除いて、元通りに組みなおしてチェックしてみると、
なおりました〜♪
いや一安心wよかったよかったwこうやって、ちょっとずつエアブラシの構造に詳しくなりたいなw
2012年4月
GTロッドのネームコーティングでPC308を使用。
そこでまたトラブル。
エアは出るけどペンキが出ん!またエアの出方がおかしい。普通、トリガーを少しでも引くと、スグにエアが出るんですが、今回は、トリガーをかなり握らないとエアが出ん。
分かりやすく表現するとこんな感じ。あきらかにエアの出方が遅いでしょ!?
そこで竹島さんに相談してみたところ、これもやっぱし、エアバルブに問題があるみたい。
でもでも、エアバルブでエアに不具合が出るのは納得なんですが、ペンキが出ないというのは納得できません。もれてるのかな?と思ってニードルパッキンを確認してももれている気配なし。
で、この原因は解明。ニードルチャックとニードルがはずれとった・・・。締め付けが甘かったようですな(汗)
で、エアバルブの調査。PC206と同じようにピースコンジョイントバルブを分解して調べてみると、ゴムパッキンが外れていました。
ちなみに、このゴム、5mm×3mm×1mmのOリングです。
そこでアロンアルファでシッカリと接着固定して、
これで完璧w
後は元通り直して、
チェック。OK。修理完了ですw
ピースコンジョイントバルブの不具合は、エアの出っ放し&エアの出が悪くなるという症状になるみたいですね。アドコンみたいな3キロ圧でもパッキンが外れるので要修理です。
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