UVハードナー セッティング編



かくして10マソクラスの業務用すぺっしゃる機械「UVハードナー」が我が家にやってきたのですが、なんせ、この機械、そもそも雷魚以上のマイナージャンル「ロッドビルディング」の中でもスーパーマイナーツールで、ネットを見る限り、素人で持っている人がいません(汗)というか、コレに関する情報はスケルターワークスのブログくらいのモノ。ハッキリ言って何にも分からないレベルのマイナーっぷりでございます。

ただ、分かっていることは・・・・・「コレ使ったらエポキシには帰れんど」ということだけ。By ホライズンの店長さん

というわけで、導入から実践まで、本サイトでこと細かくやったります!

まずハコを開封。中には説明書、本体、電球、防護メガネが入っています。

で、防護メガネはクソボロで、使うことは二度とないと思うのでポイです。
※なお、これはホライズンで買いました。使い方とか相談できるし、安くしてくれたし、香川で買うなら絶対ホライズンが良いです。

で、まず使うに当たって、本体に電球を入れなければならないのですが、コレが電球です。

そんじょそこらの安ブラックライトとかとは全く違う、本格的業務用高圧水銀ランプです。セン特殊光源叶サのランプで、HL100Gという型番です。

http://www.senlights.co.jp/seihin/kouaturamp.htm

なお、東邦産業の話だと、ランプの寿命は1000時間で、照射能力が70%に落ちるとのことで、そうなると交換したほうがベターとのことです。つまり、使っていくうちに能力が落ちていくというわけです。

で、これ、指で触ると、指紋が付いて、そのままランプつけると、それが焼き付いて影になって照射能力が落ちるみたいなんで、手袋はめてセットしてくれとのことなんで、手袋はめてセットします。で、セット完了。

で、この機械、結構重いです。5kgくらいあります。で、置場を考えたのですが、スチールラックの上に置くことにしました。

で、スイッチオン。

すると、ファンが回りだして、光がつきます。

で、最初は暗いんですが、5分くらい経つと、明るくなってきます。とてもじゃないですけど、ランプ直視は出来ないくらいのレベルの明るさです。ホント、水銀灯と同じです。説明書だと5分程度暖機運転してくださいとのことなんで、素直に暖機運転してからの使用が良いと思います。

で、結構まぶしいので、そばにどうでもいい偏光レンズを置いて作業するとグッドです。

で、この機械、紫外線を何分当てたかで作業の終わりが決まるので、タイマー必須です。そばに100均タイマーを置いておくと便利です。がしかし、アルミなのでタイマーのマグネットが付かず、どこかに鉄製の板がくっついていたら便利なのになーと思う男次第です。

で、作業が終わったらスイッチを切るのですが、切ったらスグにランプは消えてファンも止まります。

がしかし、スグにスイッチを入れてもランプはつかず、再点灯には時間がかかります。作業する時はランプつけっぱなしじゃないと効率が悪いです。

思ったんですが、この機械は9マソオーバーの高級ツールですが、完全に業務用テイストで、決して高くはないと思いました。通常のUV樹脂の照射機でも10万でオツリが来るってことはまずないでしょうから、決して安い機械がボッタ値段で高くなっているわけではなくて、値段相応の商品と思いました。

さて、次、実際に硬めますよ〜



縦置き使用!
さて、このUVハードナー、実は縦置きにも使用できます。主にジグのコーティングで使用するみたいですが、

雷魚でいうと、シンカーのコーティングや固定で活用できますw

針金で引っ掛けてつるして、

そのままフタして5分。

バッチリコーティングできますwUVレジンよりも粘性が低いので薄くて強いコーティングができますので、こっちのほうがいいかもww


ローラーを除去!

色々使ってみて、UVハードナーはドライモーターがあった方が良いと思うようになって、

ブランクをクルクル回すためのローラーがいらないんですよ。

おまけに、ローラーがあったら、グリップがはいらんけん、チェックそばのコーティングがでけん!

というわけでローラーは外したりました。

これで入るようになりましたw


鉄板を追加!
このUVハードナー、最も重要なのは照射時間。照射時間が足りないと硬化不良になりますから(汗)となると必需品がタイマーなんですが、
ボディはアルミ。プレートはステンってわけで、磁石が付きません。そんなわけで、プレートに鉄板を接着!セメダインスーパーXでつきました!

これでタイマーがつけれた!

と思ったんですが、

つけようと思ったらネジでもつけられたのでした(汗)


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