ワタシはオリンポス信者です。


そもそもの始まりは、マタギに聞いた

「何の道具をつこてるん?」

からでした。

初めて聞いた「オリンポス」というメーカー。

調べれば調べるほど、その魅力に取り付かれるというか、

まず、マタギがオリンポスでしょ。

ルアーマガジンザムービーVo.6。庄司潤さんが、メタルジグの自作方法を紹介していて、これが自作フロッグに応用できるっていうDVDですが、

ここで塗装で使われているのがこれですが・・・・全部オリンポスですよね???

下に3台ならんでいるのが、HP83Cじゃないですか???カスタムハンドル追加して、塗料カップ80cc?のやつにしてますね。

右上。これがPB203じゃないですか?

左上が、アリーズですよね?

職人に愛され続けている名機というか、そんな感じがします。

加えて、扱っている業者がスゴク良い。

オリンポスを売っている業者は日本に唯一つ。

エアブラシアーティストの竹島さんの営むトータルTです。

まず、この竹島さんのインプレが良い。イワタとオリンポス両方の道具の通販をしているのですが、比較して、悪いところは悪い。良いところは良いとハッキリと、「ユーザーとしての立場で」インプレを語ってくれています。

通常の取扱店なんて、良いところばかりアピールして悪いところを一切アピールしない業者しかいませんが、竹島さんのインプレはここが違います。同スペックの機種で比較し、「イワタは吹いた時にこうなるが、オリンポスの場合そのストレスがない。」など、イワタの取り扱い業者とは思えないようなコメントも多々あります。だから言葉に重みがあります。

釣り道具も同じ。

マメフロッグ:「吸い込みが良くてバレにくい。最高のフロッグ」としかアピールしないメーカーはダメです。吸い込みが良くてバレにくいけども、重量が稼げないので飛距離が出ない。重量が稼げないので、雷魚ロッドで投げにくいなど、デメリットも書いて初めて説得力が出てきて、言葉に重みが出るのです。それが真のインプレってもんです。

そういうわけで、竹島さんのインプレは相当参考になります。そんなわけで、竹島さんの絶賛するオリンポスがヒジョーに気になります。

また、オリンポスは、2008年を持って、後継者不在のため、廃業しています。しかし、竹島さんは、継続的なアフターを行うために製造元とのコネクションを持ち、アフターケア体制も完備。

廃業したメーカーだけども、パーツの心配なしという点。そんなわけで、今から入手しようという人が手に入るのは在庫のみ。となると、早いトコ買っておかないと、手に入らなくなるという点。

それと、竹島さんはエアブラシのハウツー関係の動画をDVDにまとめ、その一部をairbrushpainterというハンドルネームでユーチューブで配信しているのですが、これが、無茶苦茶参考になります。

ここまで親切丁寧に素人に分かりやすく教えている動画なんてないですよ。単に塗装がうまいと説明がうまいは別次元のことですが、竹島さんは、それを両立している数少ない貴重な人物だと思いました。

私は塗装の勉強で、昼休みにメシ食いながら塗装関連の動画を見まくっているのですが、竹島さんの動画がブッチギリで参考に、勉強になりました。

なお、色々見た動画の中で、板金塗装の動画は役に立ちませんでした。そもそもが塗ってるモノが巨大な自動車の鉄板ですわ。それに1.1mm口径とかの大型ガンで一気に吹き付けるってわけ。その塗り方たるや、外壁塗装です。広範囲に一気にミストを吹きかけて一気にモチモチにするっつー感じですが、釣竿とかリールシート、リールとかなんてハナクソみたいな大きさでしょ。もうね、世界が違いすぎて、動画を見ても見ても、参考になるような項なんて一つもありません。

あと塗装といえばプラモですが、これもなかなか役には立ちません。まず、飾って楽しむものと実使用するものとの違いがあるので、つこてる塗料が違います。プラモ系では、タミヤやクレオスの1液瓶塗料を希釈してこんまいプラ部品に吹き付けています。トップコートでウレタンクリアを吹く事はあっても、ベースコートだのプラサフだのまでウレタンでやることはまずありません。1液塗料は総じてヤセが大きく、ウレタン特有の「モチモチになるまで塗り重ねる」という吹き付け塗装とは根本的に違います。1液塗料は、薄く吹き付けて、ユズ気味に仕上がるってな感じじゃないですかね。

2液ウレタンは乾燥が早い上に引けが少ないのと、モチモチになるまで塗膜を厚くしなきゃいけないという特有のクセがあるんです。そのため、プラモ関係の動画とかアドバイス集もほとんど役には立ちません。

やはり役に立つのは・・・・・エアブラシを応用した板金塗装・小物塗装でしょうね。その中でもヘルメットやバイクのカウル等の小物に塗装をする動画です。

ええい!

ワタシがここでしのごの言う前に、紹介させていただきます。

「空き缶にエアーブラシペイント

カスタムペイントは自分でやろう!1 


この2つの動画。これ、すごく勉強になりました。

他にも、たっくさん参考になる動画があって、見た見ためっちゃ見ました!

そういう動画から伝わってくるのは、やはりエアブラシ愛というか、オリジナルペイント愛です。

塗装に関して今まで相談に乗ってもらっていたのは、ペンキ屋のカスタマーサービスでしたが、そういった業種の人間とは根本的に違うんですよね。

「仕事で知りました」とは違って、「趣味の世界から上がってきた」ってな感じで、こちらの1つの疑問に、色んな方向から、10も20も答えてくれるんですよね。自身の失敗談とか、止めたほうが良い選択肢とか、ゼロからスタートして、たくさん自分で経験・試行錯誤して、ここまで上がってきましたってな感じで、ただただ関心&勉強です。一言で言ってマニア中のマニアといいましょうか。遠いので電話でしか相談は出来ませんが、これほど頼りになる業者さんは居ません。

これはロッドビルディングも同じで、趣味からのし上がった人と、仕事で覚えた人とでは、経験の豊富さが全然違います。例えば、デカール。仕事で覚えた人は、はなからMDプリンター以外の選択肢を知りませんが、趣味から入った人は、苦労しているから、色々な経験談を語ってくれます。ホライズンの店長さんも同じで、デカールについて聞くと、アツいですw

ペンキ屋のカスタマーサービスは、そういう趣味から入った的な感じじゃなくて、仕事で覚えたのかなぁ。解答に「幅」がない。

ほんだきん、トータルTでアピールされていますが、「当店はアフターサービスに力をはめてます」っていうのはこういうことなのかなぁと思ったりもしました。

かくして、勝手に師と仰ぎ、勉強勉強しているとね、

使いたくなるんですよ。オリンポスが。

やりとなるんですよ。エアブラシアートが。

ニイノミクニツグさんのファンがサーペントとブラックシープを使いたくなるのと一緒です。

こうして、いつの間にやら、PCジャンボ206が到着w初のオリンポススプレーガンです。

インプレを今書いているところなので、後々アップしますが、根本的に他社のスプレーガンと違います。

まず、重い。PCJUMBO206は130ml?カップで436g。今、普通のスプレーガンって、だいたいアルミなんですよね。ですが、オリンポスは、真鍮です。だきん重い。しかし、エアブラシって、大体真鍮ですよね。プロに言わせれば、真鍮の削り出しが一番精度が高く、キレイなミストが出るそうです。値段も、凄まじいです(汗)

従って、軽量化に背を向け、ひたすらきれいなミストへの追求した結果という、どこかのメーカーのロッドのうたい文句のような感じがして、すごく気に入っています。

また、カタチも今のスプレーガンのカタチとは全く違うカタチなので、まだそんなに使ってないですが、なんか、使えば使うほど愛着が沸くというか、そんな感じでたまらんのですwww

こうなってくると、一直線ですわ〜

ハッっ!?と気づくとアリーズSGA6104が到着w0.4mm丸吹きです。無茶苦茶重い!カップを含めた重さは458gです!アリーズはリールシートの塗装で頑張ってもらう予定です。

HP102Bが到着。

HP100が到着。

今現在、絶対挑戦しようと思うのが、エアブラシアート。ハイエースとかのでかいミニバンにミッキーの絵とか栄ちゃんの絵とか描いてる人いますよね?あ〜ゆ〜のを書くのがエアブラシアートです。

単純明快に申し上げますと、フロッグケースに雷魚とカバーの絵を描いたり、リールにハスの花とか描きたいんですわ〜!

んでもって、勉強しようと思ってネットをウロウロしてみても、この手のハウツー関係の込み入った内容のコンテンツは無きに等しいです。ほとんどDVDとかを見なさいってな感じでなかなかに敷居が高かったです。

そこで、

わりかし安かったイワタのDVDを購入。3枚で1マソでしたwこれを見て勉強してみたけど・・・・なかなかやね(^^;)やっぱ敷居が高いわ。

でも得たこともあって、ザッとした塗りとかは0.3mmガン。細かい作業は0.2mmガンを使って絵を描いていました。

で、すでに0.3mmガンは明治のMP3を持っているのですが、まず、プッシュプル式の作業から入門する自信がありません!親指がプルプルするといいましょうか、兎に角、プッシュプル式は難しいんですよね。

http://www.protoolshop.net/airbrush_tec/himitsu.htmんでもって、いろいろと勉強させてもらってる、プロ本舗の中でこんな記事があって、初心者がプッシュプルに挫折してエアブラシから遠ざかってしまう傾向があるので、トリガーを使いまい!

と書かれていて、全くその通り!と思ったので、

入門用にトリガータイプのHP102Bを購入しましたw入門だったらば、安いし、スペアニードル付いているしで、HP83Cのほうがいいんだけども、一身上の都合がありまして、両利き仕様が必要なのです。

で、これに慣れてきたら、プッシュプル式で細かい作業に移行しようと思っていて、リールに絵を書く予定なもんだから、なるべく細かい作業が出来るエアブラシが必要になるんで、プッシュプル式は0.2mmでキマリやき!



思っていると、竹島さんオススメのHP100が・・・・「残りわずか」・・・・。こりゃ早いトコ買っとかんと、なくなったらコトやで!と思って、今すぐ使う予定は全くないんですが、

買っときましたw

もうね!オリンポスにつこた合計金額、恐ろしいことになってますわ!

けど、それに見合うだけの愛着と、トータルTのアフターサポートがあって、投資するだけの価値はあると思いました。

ワタシ、ホームページ上で、結構色んなページで語ってますが、こういう分野は、「安さで選ぶんはホッコ」です。

ホームセンターでペンキやスプレーガン買って、その後、塗装のトラブル、道具のトラブルがあって、

ホームセンターのパートに質問して、答えてくれますか?

理解すら出来ないのが現実。

身の回りに、2液ウレタンつかって自家塗装してる友達いますか?

せいぜい缶ラッカーくらいのもの。2液ウレタンの領域になってくると、やってる輩は極端に減ってくる。身近な知り合いに先生と呼べる存在なんていません。

無茶苦茶詳しいプロ、気軽に相談できるプロ、分かりやすく説明できるプロ、こういう人とつながりが持てるというのは、例え高い買い物になったとしても、ワタシはプライスレスな価値があると考えています。

値段だけで見ると、決して安い通販業者ではないと思います。

が、

トータルTで、ガン買ったら、どんなトラブル抱えても安心して使っていける、そういう将来の安心感といいましょうか、そういうんも含めての値段だと思った次第であります。

かくして、猫に小判、ブタに真珠、ブスに合コンおごり、ってな感じで、ヘッポコペインターのワタシに、世界屈指の名機がそろったわけでありますが、今のウデだったら、何つこても、一緒ですわ〜。

オリンポスの性能が分かるくらいのウデには・・・・なれないかもしれないけど、好きな道具をつこて、好きな道具を作りたいなと思う次第でありますwww

その上で、選んでよかったと理解できるくらいのレベルになりたいなぁwww


というわけで、前置きが長くなりましたが、


今日から俺は!オリンポス信者です!


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