1132195ギア(ファクトリーチューンコグホイール)の検証
6501CSロケット ファクトリーチューン。
そこに搭載されているコグホイールはダブルベアリング。フジオカでオリジナルパーツが発売されていますが、値段は2500円ほど。
しかし、実はこのダブルベアリングコグホイール、ファクトリーチューンの純正でパーツ取りすることができ、パーツナンバーは#1132195。
というわけで、5152ギアというのは今は昔、今後は、1132195ギアが主流となる見込みです。値段は600円ほど。※ただしアブの場合、ベアリングが1個3000円なので、ベアリングごと取ったら6600円という目玉がぶっ飛ぶ値段を請求されるので、ご注意ください。
でもってこれはなんぞや?というと、黒鱒屋で見つけたダブルベアリングコグホイール。値段に注目。ベアリング付きで1610円です。なんとBtrapのベアリングコグホイールと大差なし!でもって、ベアリングですが、ミネベアのステンベアリング!そしてプラスチックギアはファクトリーチューン純正。
まともに買ってもプラスチックギアが600円で、ミネベアベアリングが250円×2で、アブの場合、注文してから納期が2週間〜数ヶ月かかることを考えると、コレは買いじゃねと思って買ってきましたw黒鱒屋はホンンマアブに強いw頼りになる店長さんですw
というわけで早速検証。ミネベアダブルベアリング仕様ですw
で、Btrapの5152ギアとの比較
まず、ベアリングが違う。左が1132195ギアのベアリング。右がBtrapのベアリングです。サイズは
1132195=4-7-2
5152=4-7-2.5
となっており、1132195のほうが1mm細いベアリングですwということはボールがこんまいので当然回転性能は良いw
と、
いいたいところですが、そうはイカのキンタマ。
写真じゃ分からないんで載せてないんですが、ギア側に空いている内径7mmのベアリングハメ穴がBtrapのほうがキツイです。1132195ギアはスカスカで、ギアを外した時にシャフトにベアリングが残ります。
ということは、5152ギアは4-7-2.5の穴に4-7-2のベアリングをはめられるということで(実際「コグホイールの穴あけ!&ベアリングの肉薄化」でやってます)、シャフトと0.5mmの隙間が出来るのでシャフト〜ギアのスキマが減って摩擦が減るという現象も起きますw
で、ギア自体の比較ですが、
←1132195
←Btrap5152
ですが、Btrapのほうは面取りされているのがわかりますかね?1132195のほうが歯車の先が尖っているんですよね。ということは噛み込むギアとの摩擦が増えることを意味していて、これもBtrapのほうが上だと思います。
で、兎に角回転比較比較wというわけで、
オイルは万全を期してF−0コンクを付けて回転を見てみました。
で、C4カップにアブ専用のEリングをセット。
これが回転。うーん。ま、純正よりはGOODやけど、ジマンじゃないけど、ワタシのチューニングした改造5152ギアに比べればハナクソじゃね。
で、その際に編み出した「Eリング側のベアリングを外す」作戦。
オw回転は別物wwwやっぱりベアリングは1個の方がよっぽど回るwガタツキは出ますが、キャスト上、支障ありませんw
と、いいたいとこですが、コレはNG。
EリングをJIS規格の大型のものにチェンジしましたw
すると回る回るw問題なし〜
と、
いいたいところですが、以前チューニングした5152ギアの回転に比べればまだまだもっとつづくよまーもっとです。まだ伸びシロがあります。
違いはシャフトの穴の長さ。
ちゅーわけでルーターで穴を深く掘っていきました。
ギリギリまで削り倒し、内バリは
デザインナイフで切り取り、
回転チェック。うーん。あんましじゃな〜。
やっぱし、
コイツが最高に回転いいね。ってかよすぎじゃわ!「コグホイールのダブルベアリング化失敗後の座グリ加工 摩擦低下チューニング」参照ってやつじゃね。
で、そういえば忘れていたのが、互換性!
C4につけて互換性を見ましたw
問題なっしんぐ!ただし、スプールピニオンは19373に換装しているのでご用心wコンバートは可能ですw
結局、Btrapの5152ギアの反対側肉抜きチューニングがダントツじゃね!
でもま、加工せんのやったら、1132195ギアをベアリング1個抜くチューニングがイチバンじゃないんかね。
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