6601C4真鍮フレーム化
フレームの剛性は飛距離に影響します。以前アップした「ロケットなぜ飛ぶの?」で自分なりに検証したからです。で、メインで使っている6601C4もやはり飛距離が欲しい。ってわけで、真鍮フレームにコンバートを試みました。
で、目をつけたのが、レコード61。左サムバーモデルでメッキの輝きがあります。しかも、重量のカタログ値が365gとかなり重い。(C4は320g)
で、怪しいなと思って、真鍮なのかどうか、ナチュラムに質問。
すると、
アウトドア&フィッシング ナチュラムでございます。
お問い合わせありがとうございます。
ご連絡いただきました商品に関して確認いたしました。
【ナチュラム商品番号 569913
アブガルシア(Abu Garcia)
アンバサダー Record(レコード) 61HC
】
上記商品のフレーム部分はブラス(真鍮)にメッキを施しております。
サイドプレート部にはアルミを使用しております。
という返答。
これは・・・買うしかないでしょうw
というわけで、購入。定額給付金をはたきましたwこいつはRCN61です。
C4純正のアルミフレームは77g。
レコードフレームは113g。やはりコイツは真鍮でした!
コンバート完了。ポン付けですw
インプレ
まず、同じ真鍮フレームでも、ロケットよりはだいぶ軽く感じました。サイドプレートが真鍮かどうか(ロケットは真鍮)が持ち重りに影響してきます。なので、ヘビーなロッドにあわせても、大丈夫。J−raidenと組み合わせて2時間ほど縦ブッシュ周辺を鬼ピッチングしていましたが、大丈夫でした。ロケットは重すぎて無理。とはいえ、やはり重めですが。
で、肝心の飛距離ですが、アルミフレームよりは飛んでる?ような気がします。フレームがガッシリしているせいか、スプールの回転による振動が手にほとんど伝わってきません。アルミフレームはギャァァァァーという遠心の音とともに回転の振動がモロに手に伝わります。
そのため、真鍮フレームだとノーブレーキで使ってもそれほどトラブルはありません。今考えると、バックラなんてのものはスプールのブレによるものが多かったように思います。なので、フレームを真鍮にすることで確実にブレーキブロックを少なく出来ます。
ただ、驚くほど飛距離が伸びた!という実感はありません。アルミよりも5mくらい遠くに飛んだかな?くらいのレベルです。ロケットと比べると、ロケットのほうが飛ぶような気がします。フレームが同じなのにロケットのほうが飛ぶということは、後はサムバーの問題でしょうか。
スプールが回転しているときにフレームに連結しているサムバーが微妙な振動を与えて、飛距離に影響しているのかもしれません。サイドプレートってのも考えられますが(ロケットは真鍮で、C4はアルミ)、あの部品は回転性能とは関係ないような気がします。
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