アブの塗装 準備編


塗る。

リールを。

アブのリールチューニングでは最難関のカスタムじゃないでしょうか。部品のポン付けがメインのリールチューニングの世界では、バラシ技術、マスキング技術、塗料知識に塗装技術とか、全く別次元の分野が必要なチューニング。敷居はものっそ高く、やってる人はほとんど居ません。まぁ、シマノとかダイワとかのリールならやってる人はポロポロ居ますが、ラウンドアブは・・・・業者のゼストさん以外見たことありませんね。

以前、YSPの前田さんが知り合いの業者にメタニウムをパールレッドに塗ってもらってそれを見たときに、リールの塗装って、カッコイイ〜!と思って、即座に、フィッシングショーにも出展していたゼストに見積を依頼しました。その当時、自家塗装の自の字もありませんでしたので、当時はカルコンをメインで使っていたので、カルコンのサイドカップ+フレームの見積を出してみたところ、

なんと1マソ6セソエソです!

バラすのはこっちでやって、塗るもんを送って、塗って送り返されるそうです。

ちょいと高すぎるのであきらめていたけど、

しかし、こないだ黒マス屋でゼストのペイントリールを見て以来、やりたくてしゃーない。

ということで、自力でやる決意がムラムラと燃え始めました。

まぁ、スピニングリールとかのプラパーツを塗るのならわけないです。ラッカープラサフ+ラッカー+2液ウレタンでイケるでしょう。が、アブはそうはいかない。アブはサイドカップがアルミなのです。加えて、シマノやダイワなら、すべてのパーツがバラバラにできるのでマスキングをする必要がないのに、アブは、IARが着脱不可能で、さらに、サイドカップ固定ネジ×3がカシメてありこれが外れない。メカニカルのタップは材質が違いステン。これもカシメてあって外れない。パーミング側ではメインシャフトの受けがステンで、これも外れない。そして、エンブレムも外れない。

マスキングどうすんじゃい?

しかも塗るんがアルミ・・・


こりゃ〜厄介でっせ〜!

アルミは・・・・チョット普通の塗装とはわけが違います。 アルミは自家塗装の世界では最高難易度。例えば板金塗装でも、NSXやロードスターとかのアルミボディは普通の板金屋では対応できないということからも難易度が分かるかと思います。

そもそもが、アルミは非常にさびやすい物性を持っており、常にさびています。アルミのサビは酸化皮膜と呼ばれています。表面の酸化皮膜を削ると、新しい面が一瞬でさび、新しい酸化皮膜に覆われます。

そのため、一般的な塗料をアルミに直接塗った場合、サビだらけの面の上から塗装することになるので、当然樹脂は食いつかず、ペリペリと剥がれます。 不動態の上から塗ったって付着が甘くなるのです。

そこで、事前実験。1円玉がアルミなんで、これを塗膜チェックの実験に使いました。 最も安い実験素材です。なお、貨幣に関する法律で、貨幣損傷等取締法というのがありますが、これで禁じているのが、貨幣を削ったり、穴を開けたりする損傷に関することであり、落書き等は損傷に当たらないという見解ですのであしからず。

フォトまずは、クレオスのアクリルラッカーじか塗り。ペリペリですわ〜

フォト続いてカシュー(人工うるし)じか塗り。ペリペリですわ〜。

フォトプロタッチ。1液変性ポリエステル。ペリペリですわ〜

フォトロックのアルキッドプラサフラッカー。!?結構くいついてないか!?プラサフってのがいいんだろうか、アルミでも結構食いついています。力入れてツメ立てるとはがれるけど、上の樹脂とかの中では、一番いいです。アルキドラッカーとのことですが、食いつきを稼ぐために添加剤を入れているのだろうか。同僚の元アサヒペンの技術者に聞いてみたところ、塗料を作る時は、鉄製ホッパーに薬品を入れる順序通りに入れて混ぜて作るそうで、大体1ロット1tみたいです。で、機能性を持たせるために色々な添加剤を混ぜることがほとんどで、多いものだと20種類以上の材料を入れることもあるみたいです。そのため、アルキッドラッカーなんかは、裏の成分表が有機溶剤、アルキド樹脂、LPGとかしか書いていませんが、そこに書いてない薬剤も多く、このロックのアルキドプラサフラッカーはひょっとしたらアルミに食いつきのいい薬品を入れているのかもしれないですね。つまり、アルキドラッカーとか、アクリルラッカーとか、同じ名前でひとくくりにされていますが、全然別物なんですよということです。

まぁ、ロックのラッカープラサフは食いつきが良かったですが、それでも付着性はまだまだです。

調べてみると、アルミに塗装しようと思ったら、サビの上からでも塗れる塗料が必要で、サビの上塗り塗料というのは、エポキシ塗料です。エポキシの架橋は緻密なので、おそらく酸化皮膜の間に樹脂の手が入り込むんでしょうね。

フォトそのため、ワインディングチェックの固定にもエポキシが使われる所以だと思います。ガッチリくっついて離れません。

これを利用してアルミのプライマーとして使われているのが、エポキシプライマー。エポキシはアルミの上に塗ることが出来、しかも汎用プラスチックですから、プラスチック用の塗料も塗れる。そのため、アルミの上にエポキシをコーティングし、その上から塗料を塗って下地を隠蔽し、色を表現することが可能。これがエポキシプライマーの原理です。

で、もう一つ方法があって、それがエッチングプライマーです。別名ウォッシュプライマーとも呼ばれています。エッチングとはガラスを腐食させる薬品(多分フッ化水素系)で、ガラスに絵柄や模様を書き込む技法で、表面を腐食させる意味です。それが語源で、「エッチング=腐食させる」です。アルミの酸化皮膜を燐酸&クロム酸化合物で別の物質に変性させ、樹脂が乗ることが出来るようにする。こういう原理で、アルミに塗装が可能とさせます。 酸洗いの意味合いもあって、ウォッシュプライマーと呼ばれているのかな!?

で、アブのリール塗装には、これら2つの中から方法を選択する必要があり、

さぁ、DOTCH!?

と悩んでいると、

エポキシは、ご存知の通り、弱溶剤性&引けが少ないので、どうしても塗膜が厚くなるみたいです。圧膜プライマーの上から、ウレタンの中塗り上塗りがくるので、厚くなりすぎじゃろ!?と思うので、やるなら、エッチングプライマーです。 板金塗装でも昔はエポキシプライマーでしたが、時代は薄塗りが出来るエッチングプライマーに移行しているみたいです。

で、調べてみると、シッケンスのウォッシュプライマーと、やはりこのメーカーか・・・のロックペイントのウォッシュプライマーとあります。シッケンスがラッカーで、ロックのは2液性なので、性能は抜群じゃろ!と思って通販を探すも・・・ロックのウォッシュプライマーが売ってない!

そんなこんなで、ペンキ屋にロックのウォッシュプライマーを買いに行くと、

通販してない理由が分かりましたわーい(嬉しい顔)

思いっきり毒激物で、保健所に届出とサインがいるみたいふらふらもはや一般人が手にするペンキではなかったのですあせあせよくよく考えてみると、スプレーガンってアルミだから、ウォッシュプライマー入れると、溶けるんちゃう!?

そんなこんなで、選択肢はシッケンスのウォッシュプライマーか!?これはラッカーなので、便利そうだし・・・ 。シッケンズに電話して聞いてみると、香川で扱っている店は、中央塗料と南海プランナーという徳島のペンキ屋だそうです。

と、悩んでいると、ペンキ屋が、オススメのプライマーがあるというので、買いました。

フォトそれが染めQテクノロジー(テロソン)のミッチャクロンマルチ!プロの板金屋もこれを使っているらしい!

ミッチャクロンマルチですが、これは成分は特殊オレフィン系樹脂とのことです。オレフィン系樹脂とは、アルケンをモノマーとしたポリマーですが、一般的なオレフィン系樹脂は、PEやPPといったところ。PEはアルケンの一種であるエチレンを重合させたポリエチレン。PPはアルケンの一種である、ポリプロピレンを重合させたポリプロピレンです。このうち、PPは難接着物質として使われているくらいなので、プライマーとして使うのは考えにくいので、おそらくは、PE系の樹脂じゃないでしょうか。このオレフィン樹脂をトルエンキシレンの溶剤に溶かしたエアゾール仕様となっています。PEならば、様々な樹脂と接着が可能なので、アクリルやウレタン等との接着性も良いので、ミッチャクロンマルチの正体はアルミと相性のよいPEというわけでしょうね。

裏面を見てみると、一般アルミOK。生アルミ・・OK?アルミに一般も生もあるんな!?というわけで、ミッチャクロンの販売元、染めQテクノロジーのカスタマーサービスに電話して聞いてみたところ、一般アルミは普通のアルミ。純度が高いのは生アルミとのことです。なお、ダイキャストアルミはまた別とか言ってました。ダイキャストとは、ダイカスト成形のことで、溶融金属をカタに流し込んで成形するヤツで、いわゆる鋳物のことです。カタを使うので、離型剤の問題があり、またちょいと難しいみたいです。で、ミッチャクロンマルチはアルミもステンもいけるというわけで、アブのサイドカップを塗るにはいいんじゃないですかねwアブはサイドカップのボディがアルミで、IAR、パーミング側の軸受け、メカニカルのタップがステンだし。

ペンキ屋が言うには、リールに塗るくらいだったら、2液のウォッシュプライマー使わなくても、これで十分いけまっせ!ウォッシュプライマーなんて、1kgからなので高いし、専用のシンナーもかわないかんからめんどいし高いだけ!あなたの用途なら、これでいけます!

とのこと。

というわけで、

どれくらい食いつくのか、実験してみました。

フォトフォトミッチャクロンはうれしい楕円パターンノズルで、1円玉にプライマー塗布!トルエンキシレン配合で、クラクラくる凄まじい匂いがします。要有機マスク。

で、1回塗りして、20分ほどセッティングタイムを取って、カシューを上塗り。

半日乾燥させて、食い付きを見てみると

フォトペリペリですわ〜泣き顔

なんで!?

ひょっとして、カシューがもともと木部ステインが用途だから、樹脂の上塗りが向いてなかった???

というわけで今度はミッチャクロン1回塗り+クレオスのアクリルラッカーです。ところが、ペリペリ。全く意味なし!上塗り塗料アクリルラッカー二重丸というのは大疑問です。

続いて、ミッチャクロン1回塗り+ロックのラッカープラサフ。わ、悪くない。ツメで相当力入れないとはがれないし、ラッカーだから重ね塗りも楽だし。

面白いことに、

アセトンに1時間ほどソークさせても、はがれないんですよ。何なんだ!?この密着性!!!1液ラッカーでアセトンソークではがれないなんて、どういうことなん!?

後からやるけど、2液ウレタンを同時間アセトンソークさせたら、ボロボロになったのにね!不思議じゃ〜。

と、思ったけど、やはり1液。二回目やってみたら、ポロポロですわ〜。なんで1回目で溶けなかったんだろ!?キズが入って、そこから溶けたのかね!?

吹いている途中に、ミッチャクロンが甘いポイントがあって、そこがなかなか塗料が乗らなかったけど、ミッチャクロン3回塗りで、ロックプラサフラッカー3回塗りで完璧にいくんちゃう?これがいければ、アルミの塗装はカナリ楽になるんですがw

兎に角、ミッチャクロン+ロックのラッカープラサフはかなり二重丸です!

続いて、また別の実験。プラサフを2液ウレタンにしてみました。

ミッチャクロン+ロックの2液ウレタンプラサフ(ミラクルプラサフHB)。左がミッチャクロンあり。右がミッチャクロンなし。

なんと強制乾燥で樹脂が沸騰してしまい、浮いて剥がれてしまった・・・。

ちなみに、樹脂の沸騰するかしないかの参考にミッチャクロンの染めQテクノロジーのサービスセンターに問い合わせたところ、ミッチャクロンマルチの耐熱温度が60度なので、強制乾燥は使わないでとのこと。しかし、ミッチャクロンマルチの上塗りでアクリルウレタンが推奨されているのに、これはおかしいですね。アクリルウレタンの耐熱温度隊が120度だもん。板金屋なんかはウレタンに強制乾燥を絶対に使うわけだし、ミッチャクロンはそれ以上でないとアクリルウレタンを推奨する理由がないです。

それ以上の温度帯は、サーフェサープラスという塗料を使えとのことですが、これはエアゾールではなく缶なので、それなら、エポキシプライマー使うわいといいたいところです。

で、

肝心の残った樹脂が食いついているかどうかをツメで引っかいてみて確認してみました。結果、バッチリくっついとる!ウレタンプラサフをそのまま塗っても、ちゃんとアルミにくっついてるじゃないの!?強度というか、はがれにくさは、ミッチャクロンも似たようなもの。思いっきりツメ立てると、カリカリと削れるような感じです。

が、強制乾燥をしくじったので、実験のやり直し。あと新しいテストも。

上の実験では、やや厚盛でウレタンを乗せましたが、

今度はかなり厚盛りです。

乾いたのがこれ。上がミッチャクロンあり。下がなし。1時間半経っているんですが、厚く盛りすぎたのか、中膿み状態です。

もうね。ペリペリですよ。これはミッチャクロンを塗布したほう。ミッチャクロン吹けばしっかりと食いつくというわけではなさそうです。

んで、塗膜チェックテストも行いたいので、そのまま強制乾燥。

しかし、また失敗して浮いてしまった・・・。強制乾燥で失敗。温度が高すぎる。。

ミッチャクロンを当てたやつは全部剥げてしまったので、ミッチャクロンなしのほうでテスト。これは、浮いている部分はペリペリですが、浮いてないところはガッチリくっついています!やっぱり、ミッチャクロンうんぬんよりも、プラサフの塗り方が運命を左右するって感じです。

実験した感じ、別にミッチャクロンなくても、2液エポキシプラサフで十分いける強度な気がします。

ちなみにこれは、硬化したウレタンプラサフ。型取り用のシリコンソックリ。ぷにぷにです。これでカタとれるんじゃないの!?

では、今度は厚塗りじゃなくて、薄塗りで再チャレンジ。

今回はミッチャクロンマルチ2回塗り+2液ウレタンプラサフ薄塗り、ミッチャクロンなしの2液ウレタンプラサフ薄塗り、ミッチャクロンマルチ2回塗り+ロックのラッカープラサフ3回塗りで実験を行いました。ゼスト式強制乾燥は一歩間違えると温度で塗膜がやられるので、今回は新しい乾燥方法。

フォトフォト足ヒーターの前10cmくらいのところに1円玉を並べて、2時間乾燥。放射温度計で1円玉の温度を調べてみると、60度〜70度なので、ウレタンの強制乾燥の温度帯としてはバッチリ!これは今後活用できますw

フォトんで、まずは、ラッカープラサフの塗膜チェック。バッチリひっついとります!やっぱりロックのプラサフはすばらしい!少々引っかいたくらいじゃびくともしませんが、オモクソツメを当ててカリカリやると、わずかにはがれる部分もあったりなかったり。どうせ上からウレタンコートするので、強度的には十分だと思います。ただ、ミッチャクロンが甘かったのか、1回塗りじゃ、ラッカーコートした時に塗料の乗りの悪いピンホールが出ていたので、ミッチャクロンは3回塗りくらいがベストだと思いました。

フォトで、続いてこれがミッチャクロンマルチ2回塗り+ウレタンプラサフ薄塗り。強度は文句なし。ツメで思いっきり引っかいても全く傷つかないし、はがそうと思っても全く塗料の下にツメが入らない。これはいいです!

フォトで、これがウレタンプラサフのみ。触った感じ、ミッチャクロンマルチかけたやつと違いが分からない。アルミ直塗りでもいけるんちゃう?と思います。しいて言えば、ミッチャクロンマルチを塗ったほうが、塗膜がしっかりとツルツルしているかな・・・。

前は厚塗りでサッパリだったんですが、薄塗りのほうがバッチリ相性がいいです!強制乾燥も良い感じだし、このやり方はグッド!

この結果を踏まえると、

ミッチャクロンは、ウレタンプラサフと大して変わらないけど、まぁ、塗らないよりはマシ!?レベル。ただし、塗るなら、1回塗りだと、引けでピンホールができるため、3回塗りくらいが良い。ラッカープラサフとウレタンプラサフは、どっちも実用レベルだけど、強度的にはウレタンのほうが絶対上。

こんな感じです。

これにより、塗装パターン決定。

ミッチャクロンマルチ3回塗り。フラッシュオフタイム(上塗りに入るまでの待ち時間)は20分といったところ。丸1日乾燥させて、2液ウレタンプラサフ薄塗り。強制乾燥。足付けして、2液ウレタンパナロックの白で塗る。デカール貼って、東邦のNTウレタンでデカールコーティング。強制乾燥。2:1ウレタンクリアでツヤが出るまで塗る。強制乾燥。これで行こうと思います。

いつもはベースコートを1液のプロタッチでやるんですが、リールだと、パーツクリーナーで溶剤を吹きかけることが多いので、ミッチャクロン以外はすべて2液性で耐溶剤性を確保しようと思います。久々のパナロックですw

んで、そういえば、パナロックじか塗りで実験してなかったんで、ベースコート塗料のウレタン(パナロック)をアルミに塗るとどうなるのかも実験しておくことにしました。10:1型ウレタンのパナロックホワイトです。

フォト左が薄塗り、右が厚塗り。ともに強制乾燥60度×40分。ハッキリいって、今までで一番食いついています。厚塗りよりは薄塗りのほうが密着がいいかも。でも、ともに剥がそうったってびくともせんとです。これ、プライマーいらんのとちゃう!? ウレタンプラサフと比べたのは、プラサフは、つや消しというか、表面がザラザラしています。これがプラサフ言う所以か!?パナロックは、ツルツルしています。ソリッド仕上げとかにも使われるので、ツルツルツヤツヤなので、ツメが引っかかりにくくて、密着がいいと感じているのかも。

という感じで実験してみましたが、アルミの塗装、プライマー云々よりも、2液ウレタンの薄塗り強制乾燥が一番効くような気がします。

まぁ、塗装の基本は、思うに、手間が嫌なら手間かけろですから、メーカー推奨のウレタンプラサフ+ウレタン+トップコートでやったります。

で、まぁ、このままじゃ、1円玉として使えないので、剥離せんといかんので、

アセトンソークさせたわけですが、一向に落ちる気配なし。

そんでもって続いて

強力なエアゾール剥離剤を吹き付けて10分くらい待ちました。これで大抵の塗料は落ちるんですが、

これも余り効果なし。

どんだけ強力なんじゃい。アルミにパナロック。

もう焼く以外に剥がす方法がなかったです。

今のところ、厚塗りになったらみっともないというのが分かっているんで、薄塗りのほうがいいので、ミッチャクロンマルチ+パナロックがいいかもしれません。どうせデカールを貼る関係でクリアも塗るし、

プラサフ→パナロック→クリアだと厚すぎだと思うんで、

パナロック→クリアが一番いいかもしれません。

まとめると、

アブの塗装は・・・・


ミッチャクロンマルチ→ミラクルプラサフHB→パナロック→デカール→マルチトップクリア


です。



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