abuの塗装 USインターカラー
(エポキシプライマーの活用)


アヒャヒャ!としか、言いようがないダメダメ塗装。初めての試みだったけど、蛇柄ネット塗装はリールにはむかんかったなぁ〜〜〜〜


こんなん、つかいとうないのよね。


だもんで、塗りなおすことにしますた。で、早速塗装剥がしなのですが、

現在導入中の超音波洗浄器に入れて剥がせるかどうか確認してみたのですが、

若干は溶けますが、これではラチがあきませぬ!

ワイヤーブラシでやるも時間がかかりすぎ。

だもんで、いつものロックリムーバーをつこたわけです。

そこでビックリ。

なんですかこれ!?

なーんも触ってないのに、ケロイド上に剥げて行く塗膜。リフティングの嵐!

ポロポロ禿げていきます!

密着度なんてクソもない。これは、ブランク塗装とかではありえない剥離の仕方です。

ここで初めて、アルミ塗装の恐ろしさを垣間見た気がしました。

アブの塗装準備編で研究しているので繰り返しになるのですが、アルミへの塗装はじょんならんとです。

このアブは、ミッチャクロンマルチ→ウレタンプラサフ→パナロック→クリアという塗装工程ですが、実用レベルは別にして、ベストの塗膜とは言いがたいです。ミッチャクロンマルチでは、密着性があかんな〜

また繰り返しになるんですが、アルミ塗装は、ウォッシュプライマーかエポキシプライマーです。でもって、ウォッシュプライマーならば、シッケンスのエアゾールしか選択肢がないと思われます。

が、1700円もするうえに、売ってる店がほとんどなくて、しかも、リールなんて、使う塗料はほんのわずかですからね。一回使って、エアゾールが抜けて使い捨てになることは明白。で、ウォッシュプライマーって、OO時間以内に塗れ!ってな感じで、なんか難しそうだし、で、使ったことないし、毒性強そうだしで、エポキシなら、ロッドビルディングでアルミパーツの接着で、対アルミ二重丸ということは熟知しております。

だもんで、エポキシプライマーのほうがいいんですが、エポキシプライマーは・・・量が多い!4kgとかからですから、残念!リールで使うなら、2mlもあれば十分ですので、余った塗料はどうすんじゃい!という感じです。

というわけで、

暗礁に乗り上げました・・・・・



言いたいところですが、新たな挑戦に繰り出します。

ロッドビルディング用のエポキシを吹き付けるのです。

ビルディング用エポキシはビルディングで使うので、ナンボでもあります。もともとつこてるわけですから、2mlくらい取るくらいわけありません。

で、シンナーですが、以前、ジャストエースのエポキシシンナーを買ってみたのですが、トルエン臭がすごくて、部屋でとても作業できそうになかったので、今回は東邦のエポキシシンナーを買ってきました。安くて、300円くらいでしたw5mlもあればいいので十分ですw

で、ところで、いくらなんでもこの表面はひどすぎる!というわけで、

パテで補修して塗装することにしました。ホルツのアルミホイールを補修するためのパテです。




一言だけかまんかな?




やってることは板金塗装そのものでつ!!

説明書を見てみると、なんとエポキシです。やっぱりアルミホイール相手ならエポキシしかないよねwエポキシにパールを混ぜているというわけですね。

で、パテと硬化剤を混ぜました。匂いはほぼありません。これがエポキシのいいところです。

で、脱脂でアルコールでよーに拭いて

爪楊枝で肌荒れを直していきます。

パテなけん大丈夫やろwと思って、マスキングしてなかったけど、真鍮のクロムメッキのところにパテがついてしまった・・・・・。マスキングしたほうがいいですね〜

で、爪楊枝でやったっとき、凹凸部にぬりにくかったので、メイン側はフデを使って塗ってみましたが、これもボソボソして、なかなかにやりにくかったです。

結局こんな感じになりました。

で、一晩乾燥させます。

この後、ペーパー掛けして、パテを地ならししたらエポキシプライマー・・・・って、パテがエポキシなけん、エポキシプライマー塗る必要ないわね。。。。。

っていってしまうと身もふたもないので、とりあえずやってみます。時間はまだあるので、具合が悪かったら剥離剤でみな剥いでやり直します。

結局こんな感じに硬化しました。

普通のパテと違って、さすがアルミパウダー入りのエポキシ。かてぇかてぇ。刺さるぞ!ッて感じです。

で、100番の水研ぎペーパーで地ならししていきましたが、

こういう凹凸のひどいところはペーパーが入らんくて全然ダメ。

だもんで、ルーターを使って、砥石で削っていくことにしました。

まぁ、もともとが汚いので、きれいになってんのかなってないのか分からないんですが、とりあえず滑らかになりました。が、よくよく見てみると、ペーパーの研磨でアルミの地肌が出ている部分がたくさんあり、これはエポキシプライマーにはならんねと思った次第です。

さらにシャフトの受け部では、ルーターの削りで、若干フチが削れました。やっぱし、普通の塗装と同じく、パテ埋め時でもマスキングはしてたほうがいいですね〜。

で、メイン側もひどいので、

ピットを買えながらルーターで削り込んでいき、気分は歯医者ですw

最終的にはこんな感じ、きったねぇなぁ。アルミの塗装がじょんならんというのは身にしみて分かりました(涙)

で、準備。ドラグは干渉しない部分が多いので、基本は、クロムメッキ部のへこみのとこまでは余裕を持たしてOK。以前はウレタンだったんで、ウレタンはクロムメッキへの食いつきは最悪だったんですが、エポキシだったら無敵のムテキチなので、少々アバウトなマスキングでもOKです。が、メカニカルの部分はカップギリギリのところでマスキングしておかないと、キャップが入らないという悲劇になります。

で、メイン側はこんな感じでマスキングし、

パーミング側はこんな感じ。

そして、エポキシシンナー。何系のシンナーなんだろ?と思って匂いをかいだらアセトンそのまんま。アセトンつこてんの?でもトルエンよりはダイブ臭くないのでうれしい限りです。この匂いならば、部屋の中で作業・・・・はマヅイカな???

で、エアブラシですが、いつもならば、オリンポスのHB102Bを使うところなんですが、あのクソ高いエアブラシでエポキシ吹いて、ひょっと壊れたらじょんならんのんで、今回は久々に登場。明治のMP3です。今でこそ感じるんですが、このエアブラシ、オリンポスのHP100Cにソックリです。おそらく、もともとはオリンポスが開発したエアブラシのマネなんでしょうね。で、エポキシなんですが、ロッドビルディングでよーにその特性は分かっているのですが、エポキシの接着は、ウレタンどころではありません。ちょっとでも残っていると、ガッツリ固まってしまいます。

たとえば、これはウレタン塗料の上にエポキシフデヌリしたやつで、それをリサイクルするために、ラッカーシンナードブ漬け1時間やったやつです。ウレタンは完全にリフティングしていますが、エポキシはまだまだ全然残ってるでしょ?塗料の性能で言うと、ウレタンより断然エポキシのほうが強く、その接着の強さはハンパじゃないのです。

ひょっとオリンポスにこのトラブルがあったらシャレにならないので、安いエアブラシをウレタン塗装用にしたほうがいいですね。だけど、本来ならば、トリガーのほうが好きなんで安いトリガーエアブラシが一本あったらいいなと思う今日この頃です。

で、塗装開始なんですが、

今回は秘密兵器を用意しております。

ばばん!キンキの手元レギュレータ!RG905N。今まで塗装するときはコンプレッサーの横についているウォーターセパレータに一緒についているレギュレーターで圧を調節していたけれど、となると、レギュレーターは部屋の中なので、ミストを見ながら圧を調節することが出来ないのよね。というわけで、手元レギュレーターが欲しくて、一般的なやつは、手元空気量調節器といって、ただの流量調節なんだけど、このRG905Nは圧を調節できるという優れもの。そして、国内最小のモデルなので、5000円もしたんですが、買ってしまいました。このRG905なんですが、2種類あって、カプラがついているやつとテーパーおねじがついているやつとあるんですが、おねじタイプにしました。というのも、カプラタイプだと、ホース連結には、カプラが必要になり、無駄に重くなるのですが、おねじタイプだと、写真のように、ホースに直接つなげて使うことができるため、カプラを介さないでスプレーガンに連結できるからオトクというわけですwで、見慣れないものが付いていると思いますが、通常、ホースコネクターは、おねじタイプか、カプラソケットだけと思われがちですが、これは、2分のメネジのホースコネクターなのです。オレジブックとかにも載ってないですが、実はあるのです。だきん、これを使えば、ホースに直接手元レギュレーターを連結できるというわけです。

http://www.haikanbuhin.com/shopping/detail/109/

確かフローバルの部品だったと思うんですが、ご入用の方は参考にどうぞw

が、

今回はエアブラシなので、カプラを連結しないといけないわけです。

だもんで、カプラにして、継ぎ手に中継させました。

こうしてエアブラシのホースと連結完了w

さて、ひさびさのMP3、吹くわよ!

まずは配合。ウレタンだったら適当でも硬化不良を起こすことがないので、野外でやってもOKなんですが、エポキシはここがめんどい。硬化剤が少しでも多いと硬化不良を起こすため、ハカリで正確にやる必要があります。今回は、フレックスコートのライトフォーミラをレジン4.2g、硬化剤2.8g配合にしました。ロッドビルディングで使うんじゃないので、硬化剤を若干少なめにしています。このアタリは、ロッドビルディングのエポキシの硬化不良とその対策に書いてあるので参考にしてください。

で、東邦のエポキシシンナーを入れました。150%稀釈くらいにしているのですが、一応、瓶には、「東邦エポキシ専用!」とは書いてありますが、普通に稀釈できましたw

シャバシャバ具合はこんな感じwこれだとふけるだろう!と思って、

圧調節しながら、

空き缶に吹いてはみたんですが、ぬれることはぬれるんですが、

恐ろしく出が悪い。そして恐ろしくミストが粗い。

もうこれ音が終わってるでしょ。フワーって音がせんのんです。カナリ圧を高めにしなきゃ全然エポキシが出なくて、出たって、プツプツの塗料がプッ!プッ!とトギレトギレに飛び散る始末。

これ、吹けんわぁ。

と思ってヤケクソになって、シンナーどかどか入れました。

すると、あふれたエポキシが手について、

嗚呼!ベットベト。ウレタンとは勝手が全然違います。なんせ付いたらねばい!掃除がクソ大変です。

カップ開けたら、カップがエポキシでベチョベチョ。カップに手が触れて、エポキシが付いて、それでエアブラシ触ったもんだからエアブラシねちょねちょ。

と、カゼが吹き、ミキシングカップが倒れて、工具箱がネチョンネチョン。

もうたまらんばい。

エポキシ、かなり神経質に扱わないと、後々ひどい目に合いますね(汗)

と、そのとき、やっとこさ、エポキシが普通に吹けました!!!!これはウレタンクリアのようですw稀釈率は、300%といったところでしょうか。

気泡が完全に消えてシャバシャバになって、吹く時にフワフワするような感じまで稀釈しなきゃいけませんねw

教訓その一です。

エポキシ吹くときゃ、シンナービシバシいれるべし!ワカチコワカチコ!

よしこれでいける、やったるで〜!

で。吹きましたwかなり薄めに弱きに吹いて、タレなし!普通に硬化しています!

マスキングテープはウレタン同様、1時間ほど乾燥させて剥ぎましたが、ウレタンみたいにパリパリいう感じじゃなくて、ネチョットいう感じに取れました。

兎に角、これでロッドビルディング用エポキシをプライマーでアブに吹きつけという実験は成功ですw

1ヵ月後
じゃすとあもーめんと!

ぬ、抜けません、ニードルが!?(汗)思いっきり引っ張ったら抜けたけど、キッツキツ。あきらかに、エポキシが中で完全硬化しとります。

ニードルキャップ、びくともしません!!!

や、やはりエポキシをエアブラシで吹くのは、無理があったか。ちょっとでも残ったら、ガッチガチですがな・・・。

さて、完全オーバホールやってみよかぁ!!!というわけで、後日。

エポキシを直接吹き付けられるということは、エポキシはアルマイト上塗りでもいけますから、パイプユニッシュによる剥離をやらなくても、カップに塗装が可能ということにつながるため、良い実験結果ではないでしょうか。

ま、でもベストはアルマイト剥離→エポキシプライマー→ウレタンプラサフ→ウレタン→ウレタンクリアでしょうねw

半年後からの補足
エポキシをエアブラシで吹いたら、後々カナリ面倒なことになります。OHの自信のない方は、マズやらないほうが無難です。ワタシも今後はやりません。
http://fukusukeraigyo.digi2.jp/epokisifuitarang/epokisifuitarang.html

さぁ、ここで、ようやく、タイトルの説明に入れます。

USインターカラーです。

USインターカラーっていうのは、ヤマハがレースで使う色で、黄色のストロボラインが入ったワークスカラーなんです。

今回は、アブをこのカラーに変えてやろうと思っているわけですw

ヤマハの音叉マークをポッティングして、パーミング側にはったら、

カッチョイイ〜〜〜!

んとちゃう!?

さて、早速やったります!

で、新たな兵器、50mlカップw5000円もしました!で、自作エアブラシスタンドwww大体5ml作って5mlシンナー入れるので、7mlカップだったら、あまりにも入らないんですよね。だもんで、1回の配合で全部カップに入れれるようにしたのです。

さて開始w

いやーむずかしいね。。。。

しかし、パイプユニッシュのアラを完全に払拭することは出来ず。

メイン側は、パテの平坦だしが甘いところがアラとなって現れ。ちょっと下のナットが通るところはアラすぎるので、削ってプラサフ吹きなおします。思うに、パテ補修するより、エポキシ塗ったほうが出来がよかったですね・・・・

で、お決まりのタレも・・・。

で、どうせもう一回吹くんならと思って、アセトンで拭き取り、

薄く塗り重ねていき、

最終的にはこんな感じ。

でもって、

痛すぎるのが、パテの跡。これをなんとかせんといけん。

だもんでルーターで削り、

修復完了?完璧にはいかないけど、マシになったので、

2度目のプラサフに入ります。

で、削ったところに集中してプラサフを吹き付けていきますw

で、何度か繰り返して、完全にリカバリしましたwこれでプラサフ完了w続いてベースコートに入ります。

毎度毎度マスキングがめんどいですが、一回一回取っておかないと、テープのハジが被塗物に残るのでめんどいですいが、しょーないです。

で、今回は掃除を効率よく行うために、キャップを外した状態で吹き付けることにしました。

で、吹き終わりました。ちょっとシンナーの稀釈が甘かったかな〜。パーミング側は問題ないんですが、

メイン側のカップの塗装にブツがたくさん噛んでいます。メイン側はパーミング側と違って、凹凸が多いため、トリガーを引いたり話したりする動作が多くなるのですが、そうすると、塗料の出始めにこういうブツが良く飛んでいきます。これはプッシュプル型のダブルアクションタイプのエアブラシでよく見られる現象なのですが、塗料を出した後、トリガーを完全に元に戻さずに、次のエアを出してしまった場合、ノズルに残った塗料がブツとして飛んでしまう現象で、詳しくはプロホンポの記事を参照して欲しいのですが、トリガーなら起こらないはずなんですが、起こっているということは、トリガーを完全に戻さずして、次の塗料を吹いているということなんでしょうか?兎に角、こういう現象が起こっているということは、即座に捨て吹き(イキナリ被塗物にミストを当てるのではなく、ためし吹きをすること)をしてやるべきだった・・・・とはいえ、どーせこの後黄色を塗る上に最終的にはクリアを塗るので、そのまま次にいきますよ!

で、今回の作戦の最初に、洗浄がメンドイのでノズルカバーを外した状態で吹く作戦ですが、なんと、これだと、うがいができないんですね〜。結局、カバーを戻した状態で掃除しました。ノズルカバーは、吹くうちに塗料がこびりついていき、最終的にはブツが出るのでプロは外すツールですが、ちょっとリール吹くくらいならば、カバーしておいたほうが楽ですね〜。掃除の時は、ラッカーシンナーを入れた状態で、カバーを吹き付けたら、綿棒みたいなツールはいらずにキレイにすることが出来るので、めんどい場所の洗浄は、ラッカーシンナーを吹きつけるで対処したほうが便利だと思います。詳しくは、GTロッドリメイクのなかのオレンジ塗装の後のガンの洗浄方法を参照してください。

で、続いて黄色を塗ります。ストロボカラーを置く場所をマスキング。下は白にするのでマスキング。IARやら、メカニカルキャップやらがむちゃんこ邪魔!ノペッとしたリールの方がぬりやすいねぇ。

というわけで、黄色のベースカラー逝きますwキュートエロー!5ml+0.6ml+6ml+ハジキドメ!

さすがに何度もやってるせいか、段々コツがつかめてきましたwエアブラシの「線」を書く手法で、最初にIAR回りの塗りにくい部分を薄く塗っていき、他も線を描く容量で、ツヤが出るまでやる。広い面は「水平線」を描くような要領で遠くから薄く吹き付けていくっつーかんじですなw

で、3時間くらい乾燥させて、マスキングテープを慎重にはいでいきます。

最終的にはこんな感じでツートンにw

しかし、マスキングの隙間からスプレーが入っていたみたいで、うっすらとブラシ跡が入っています(汗)

次の課題ですな!

が、まぁこんくらいはいいと思って、次逝きます。いよいよ黒。こいつで、インターカラーとなります!

まずは、命のストロボラインのマスキング。プラモ屋で物色した0.7mmのマスキングテープ。

で、ストロボラインは両サイドに黒のラインが入るので、さらにマスキング。ただし、上下の黒ラインは細いので、こちらは0.2mmでマスキング。

で、ヤマハラインにするために、クロスしたところをデザインナイフでカット。

リョウサイドのクロスの足をピンセットではいでいきます。

これでOK。黒で塗れば、ストロボラインになるはずです。

しかし、問題はここから。黄色いところをマスキングで保護しないといけません。IARとメカニカルは入り組んでいるので1個いっぺんにマスキングしました。

で、残ったところは普通にマスキングして、リングのサイドはテープが入らないので、マスキングゾルでマスキング。

最終的にはこんな感じ。

で、パーミング側も同じようにマスキングして、

で、塗装いくべした!で、HP102Bなんですが、いつもテールキャップ付けて使っているんですが、テールキャップって、バラす時に手間、組み付ける時に手間。ニードルアジャスターが邪魔でなかなか入らないときているもんだから、もう外して使うことにしました。

で、ペンキはゼットブラックですが、試し武器で不具合。エポキシ吹いたときみたいにプツプツなります。

実は、ちょっとまえにプラサフ吹いて、スグに黒を吹くので、分解洗浄せんでもいけるかな?と思って、分解洗浄しないで黒を入れたんです。やっぱ不精はダメですね〜。もう一回洗浄のやり直し。すると普通に霧が出てくれました。エアブラシはシビアです。

さて塗ります。

もう何回目?楽勝楽勝。タレもせず、ツヤありで、楽々ですわ〜。なんせアブの形、全部一緒だし、C4の塗装でプライマー、ベースコート、クリアと3回も同じ工程を塗るので、ええかげん慣れましたwwwこいつに限ってはベースコート3回目ですからね(汗)

で、3時間後、命のマスキング剥がし作業。剥がしすぎて塗料がペッコリはげるトラブルがあるので、緊張します。なるべく鋭角にはがしていきます。

で、最後にはがしたマスキングから取らないと取れないので、まず両サイドの0.2mmマスキングテープから剥がします。

で、あとはピンセットでプルプルしながらはがしていくんですが、

嗚呼!

ピンセットの先が当たって、塗装がはがれた!!!た、たまらん(汗)

でもま、アラはたくさんあるのでま、いいか。そもそもがこのサイドカップ、パイプユニッシュミスって、ボコボコだしな・・・。

でも、良い感じじゃ〜ん!?www

反対側も緊張しながら外します。

嗚呼!

ま、マスキングテープとり忘れ(滝汗)よく見ろっつのこの!!!もうええわい。これ、表面ボコボコだし、練習と考えます。

でもって、マスキングしたはずが、テープの間からミストが入っていたもようで、黒いシミがちょこちょこ付いています。

でも、これなら修正可能。綿棒にアセトン付けて、

拭いたらこの通り。

色々アラはあるけれど、でも、遠目でみたら、どうみてもヤマハワークスですwwwかっこいい〜!こんなアブないで〜wwwまだ完全硬化してないから、マスキングゾルを溶かすのは後ほど。

1週間乾燥させて次の工程。デカール貼り付けです。ヤマハデカール作らんとね!

で、フォントを選びながら、決めていき、

水転写した後、いつもの東邦ウレタンでコーティング。デカールは、YZRーM1。これはヤマハがモトGPで使うワークスマシンの名前です。46はロッシのナンバーです。白いところにはYAMAHAマークw

で、クソ寒い中アリーズでクリアです。

で、若干タレてしまったところもあるんですが、

ツヤは出たけど表面ザラザラ。ちょっと中とぎしてもう一回クリアします。

ちゅうわけで、スポンジペーパーで表面を研いで、

新設したサブタンクを駆使して、

アリーズでクリア。

まぁまぁうまくいったほうかな?

とりあえず、これで塗りは終わり。さてとのんびりポッティングいこうかのw

ちゅうわけで、ヤマハのシンボル、音叉マークをつくり、

台座作ってUVレジンでポッティング。UV照射機で硬化させました、

良い感じ?

ですが、

貼ってみるとなんかオカシイ。

はがれるんすわ。なんだかシールがヨレとります。

微妙にね、湾曲しとん!

ひょっとして台座?と思って、今度はまっすぐのトコにシールを置いてポッティングしてみました。

しかし、コレもダメ。微妙に湾曲しとんがわかりますかね!?

だめんなんよ。これじゃ。スグにはがれるんよ。貼ってはみたけれどエッジが浮くので全くダメ。

おそらく、硬化時に薄いところからUVが反応しきって固まっていくから、

極端な話、こんな感じになっちょん。

ホンダの四角いマークだったらそんなこともなったけんど、丸型ではダメってか!?なかなかシワイの〜

無理やり押さえつけて接着してみたけど、やっぱりダメ。ハシが浮く。

ちゅうわけで計画変更。エポキシ(ライトフォーミラ)でポッティング。

少々気泡が入るけど目をつむって兎に角、平坦なポッティングシールを作ることにしました。

なんせ平坦じゃないと貼れんきん、気泡には目をつむるしかないん。

で、結局、フレックスコートによるポッティングをしたわけですが、やっぱり気泡が出るのは抑えることが出来ず、泡だらけになりましたが、遠目で見るとわかんないし、これくらいで勘弁したろと思いましたw

で、よーに見ると、エポキシでも、シールの底が変形しております。UVでもエポキシでも同じように変形しているということは、樹脂ではなく、シールの問題???今回はテプラの純正シールでポッティングを行いましたが、前回、ホンダマークを作ったときは、そんなに変形してなくて、うまいこと貼れました。その際使ったシールはカッティングシートです。

もしかしたら、テプラは変形するが、カッティングシートは変形しないのかもしれません。これは後日再実験して確かめようと思いますが、ポッティング後の硬化でシールの変形に差が出るのかどうかは確かめる必要ありです。

しかし、貼ってみると普通に貼れたのでヤマハマークはこれでヨシとします。

で、ゴールドの雷マークテプラをポンチで打ち抜き、これで完成w

しかし、ここで突っ込んだ人はGOODです。

一つ、大きな間違いがあるんですよね。

それはマークです。

バイクのヤマハはヤマハ発動機。

音楽のヤマハは、ヤマハ。

実は、

エンブレムが違うんです

バイクのヤマハのエンブレムは・・・・

コレ!音叉マークの矢印がフチに突き抜けています。

こいつはヤマハ音楽楽器のエンブレムなんで、厳密に言うと違うんですが、作りやすいのでこっちにしましたwwwこんなんしっちゅうやつおらんきねや。

ちゅうわけで、完成w

どんなもんじゃ〜い!

とりつけてみましたwなんとハデハデなwwwやはり黄色はグッドですw

しかし、思った以上に角度が前になっており、ストロボラインの角度がオカシイですな(汗)

ま、でもロッドにつけてみたらそうでもないかw

兎に角、こんなアブは見たことがありませんwかっちょよすぎ〜♪

頼むきん、IARこわれんとってよ!


produced by fukusuke