自作ロッキングワッシャ
いや〜、アブの純正ロッキングワッシャの耐久性、なんとかならんかいの?
キャスコン締めていったら、パキッちゅう音がしてコレやもんの〜(汗)
200円と安いんやけど、スプール出し入れするたびに割れるような耐久なきん、ほんと、ダメこのパーツ・・・。
そんなわけで、ベストタックルのワイヤー式ロッキングワッシャだったら、大丈夫なきん、また買おうかなと思ったら、なんと在庫ナシ!
となると、自作しかないので、やってみようかと思って自作を試みました。
なお、参考にしたのは、勿論ベストタックルのブログで、
http://ameblo.jp/best-tackle/entry-11082538032.html
このページなんですが、作り方をまんまマネして、まずはバネ線を仕入れてきました。
ホムセンには0.8mmのバネ線は売ってなくて、釣具屋に置いてありました。
ジェットテンビンとか作るためのワイヤーで、350円ほど。
それを6cmくらいの長さに切って、
9φの鉄棒にくくりつける。9φの鉄棒は、ホムセンの建設資材コーナーの「リペット」という名前で売っています。60円ほど。
そこに巻きつけて・・・・
と思ったら巻きつかないんだなコレが(汗)
バネ線なんで、巻きつけても反発で戻っちゃうわけ・・・。
無理矢理曲げると、キレイな婉曲にならずに、「く」の字に曲がってしまいます。
いびつなチチ輪が出来てしまい、
どうも、キャスコンにベストフィットという具合にはなりません。
一応、ラジペン2本でクイクイと修正していき、
こんな感じになりましたが、
キャスコンナットが入らない〜。
んんんんんんん!!!!
てごわい!なんちゅーても、反発力がありすぎで、うまく成形でけんき!
その後も色々やって見ましたが、バネ線なんで、キャスコン無理矢理まわしたらはいるこた入るんですが、ドラグに干渉してハンドル回らなかったり、トラブルの連発。
ホントにホントにうまくいかない・・・・。
一体、ベストタックル、どうやってバネ線を加工してるのか!?
もう参ったちゃんなので、軟線(フツーのハリガネ)でやってみることに。
ホムセンいって0.8mmの軟線を探しましたが、規格のものは0.9mmしかなく、結局0.9mmを加工することにしました。
さすが、軟線なら0.9mmのハリガネでもしっかりと巻きついてくれます。
曲げも楽勝w
ラジペン2個でクネクネやって、
こんな感じに出来ましたw
少し大きくてキャスコンが入りにくかったんですが、ナット入れたら整ったようで、
キチンと入りましたw
シャフトの固定も問題なし!
回転もこの通りw
結論
ロッキングワッシャはステンの軟線で自作すべし!
効率の良いやり方について
なお、何個も作っているうちにコツがつかめてきましたw
まず、ステンの0.9mm軟線を6cmくらい切り取り、2.7cmの幅でマジックでマーキングします。
そして、2つのラジペンを使い、垂直に立て、コの字を作ります。
その後、9φの金属の棒にこのように巻きつけます。
するとこうなるので、
指で垂直に立てた軟線をつぶします。
余ったところをニッパーで切ると、こうなります。
で、後は少し広げながらシャフトにセットするのですが、リングの湾曲状態で不具合が出るので要注意です。
ギアとは逆側に反った場合、ナットのネジ山が届かず、入りません。
逆に、ギア側に反った場合、
スプールが右に寄りすぎてしまい、センター出しが出来なくなります。
なるべく、水平ややギア寄りに湾曲させて入れると、
うまくいき、センター出しもバッチリ出来ます♪
ワッシャによる調整について
先日、千鳥屋にリール丸ごと、調整で送った際、コッチのほうがイイから!というわけで手を入れてもらって、なるほど確かにコッチのほうがイイじゃん!って思ったんで紹介します。
まず、スプールシャフトを抜いた状態でワッシャを入れます。
ポリワッシャを入れます。
自作ロッキングワッシャをハメます。
もいっちょワッシャを入れます。
で、キャスコンキャップを締めます。ドラグもギリギリ干渉しませんw
自作ロッキングワッシャは軟線で作っている関係で、キャスコン内部でうまく固定できない可能性があるため、ロッキングワッシャを固定するために両側にテンショナーとして精密ワッシャを入れて固定するって感じです。テンションで動かさないようにするにはベストタックルみたいに硬線を使わなきゃいけませんが、硬線は加工が難点なんで、コッチのほうがイイですね。
イーグルシムによる調整
こないだイーグルシムを注文して、径がぴったり合うので調整に使ってみたらうまいこといきましたw
3-4-0.5のシムを組み合わせてこんな感じで調整したらグッドですw
なお、調べてみると、
http://blogs.yahoo.co.jp/nishinawa1739/archive/2014/03/05
私が挫折した硬線の加工に成功している人がいるので、必見です!
管理人さん、勝手に貼り付けてゴメンナサイ!
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