クロスギアのベアリング肉薄化


何かおかしいでしょうwこのクロスギアwww

このベアリングは純正は3-7-3なんですが、つけているベアリングは、3-7-2なんです。つまり、1mm薄いベアリング。

ARBとくらべてみても、薄さがよく分かります。

http://www.e-seki.co.jp/miniature.html

L730という品番です。

コグホイールでもやりましたが、ベアリングを肉薄のものに変えるだけで、抵抗が驚くほど減りました。だもんで、クロスギアもやってしまおうというわけで、やってみました。真鍮ギアの外し&削りについては、クロスギアのARB化を参照に。前回、目立てやすりで面取りしたら、エラくうるさくなったんで、今回は、面取りしてません。そのまま2mmくらい削って、バリをカッターで取って終わりです。

餅論、反対側も肉薄ベアリングに変更wこれもすんなりはいりましたが、左右に遊びがありますw

気になっていた点は、クロスギアのカバーが固定できるかどうか。多分大丈夫だと思うけど、やってみないと分からないというわけで、

やってみると、いけたがな〜〜〜♪

ARBと重量比較

ARBの3−7−3。これの重量は0.4g。

ミネベアの3-7-2ベアリング。これは重量は0.3g。軽いほうが回転も滑らかになるはずなので、やはり、物理的に肉薄ベアリングに軍配が上がりそうです。

で、回転比較!

真鍮フレームが、ダブルでARB。アルミフレームが、ダブルで肉薄ベアリング。

うーん。どっちもどっち。あんまし変わらんような・・・。だけど、手で押す感じは、肉薄ベアリングのほうがだいぶ軽いです。これがベアリングによるものなのか、遊びの多さからきているのか分かりませんが、効果がほとんど同じなら、コストパフォーマンスで、肉薄ベアリングに分があると思います。

つまり、

ベアリングの肉薄化はやるべき!

だと思いました。

不具合発生
で、使っていくうちに不具合でました。たまにカリカリ音がするんですよね。

原因を調べたところ、クロスギアが左右にスライドします。遊びが大きすぎるのです。クロスギアがカップ側に寄ると、コグホイールと干渉。カリカリ音の原因はここだったわけです。

1mm肉薄にしたこの遊びがクロスギアを1mmほどサイドカップ側に寄っていたわけです。

だもんで不具合修正。ライターで軽く炙って真鍮ギアを外し、

ARBの3-7-3にコンバート。

反対側のベアリングは薄くても問題ないので、3-7-2の肉薄ベアリングのままにしています。

組みなおしてみましたが、遊びは直りました。

回転良好wつまり、ベストチューニングは、ギア側3-7-3ARB、反対側3-7-2肉薄ベアリングです。スプールベアリングと一緒ですな。




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