メイン&ピニオンギアの摩耗調査



アブのギアは、使っていくとゴリゴリ感が大きくなり、最後はクラッチが切れなくなります。右側はc4搭載のボロボロになってクラッチが切れなくなった末期のギア。63L6.左は新品のギア。

摩耗したギアはどうなるのか、顕微鏡があるので、詳しく観察してみます。

ピニオンギア
新品と比べると一目瞭然です。ピニオンギアは痩せて、ハジっこが削れてとんがっています。

ピニオンを横から見た画像。左が新品。右がボロです。使っていくうちに、メインギアとかみ合う部分が削れて斜めに摩耗していって、ハジっこがとがっていくように摩耗しているのがわかります。

遠心ユニット接触部。左がボロで、右が新品。ユニットのツメにあたる部分は片方なので、片方だけが摩耗しています。


メインギア
続いてメインギア。新品と比べると一目瞭然です。ピニオンギアは痩せて、ハジっこが削れてとんがっています。左が新品なのですが、向かって左がハンドル、右側がスプール側です。

横から見たところ。ピニオンと接触するところが斜めに削れて行きます。

以上、ギアは、ピニオン、メインの接触部が斜めに摩耗していくことがわかりました。摩耗が大きくなると、クラッチを切った時に、ピニオンがメインギアをよじ登りますが、摩耗が進むと距離が長くなるんで、クラッチが切れなくなるんでしょうね〜。

ゴリゴリ感が気になり始めたら早めの交換をオススメします!
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