レベルのブランキング その2
C4のチューニング見直しで、レベルワインドの交換をするにあたり、レベルのあり方についても見直すことにしました。
従来のレベルは本体を両脇から削っていき、摩擦を減らし、
さらに軽量化のため、ワイヤーを引っこ抜いて、その部分を削り倒しました。
しかし、両端から削ることは、左右にブレやすくなることが大きくなり、さらに、引っこ抜いたワイヤーは元通りのセッティングではめなおす時に、差し込みすぎたりして、うまく行きません。
一つのクロスギアに新旧二つのレベルを入れてグラツキの程度をみたところ、
旧型のほうが大きくブレていました。ガクガクです。
そして、部品自体が小さいので軽量化なんてわずかなもの。
そんなわけで、ワイヤー部分はいじらないことにしました。
加えて、ブレ防止のため、両端の追い込み加工は中止。
摩擦低下のみのブランキングを施します。
今回、小型バイスを買ってきて(1000円)、それにレベルを固定して作業します。
細いドリルで穴を開けた後は、穴広げ加工。
今回は、新たな先端ピット、プロクソンのハイス3点を導入しました。全部で2500円くらい。
そして、リーマー型のハイスを使い、穴を広げてみると、これがカナリ良好w
ドリルでやるよりサクサク、そして大きなきれいな穴をあけることが出来ましたw
さらに、今度はボール型のハイスを使い、穴を広げていきます。
これも良好で、正確に、キレイな穴広げが出来ましたw
裏側も同様にかなりきれいになりましたw
ツラ一枚w良い感じですw
最後は、ダイヤモンドヤスリで内側の面取りをして終わりw
完成w
重量は3.8g。前のが3.4gだったんで、前のよりは重いけど、トラブルが少なくなるはずですw
精度は前のよりもいいと思うし、なんてったって、キレイだきん、気分がいいですw
フィッティングは良好ですw動きは良好w
なんつーか、大活躍の予感がしますw
レベルの不具合 カバー通らず
先日、オーバーホールをするときに、新たに加工したレベルを使って不具合。
ナント、ウォームシャフトのカバーがひっかかって、とおらん〜〜〜!引っかかりまくって、まともに作動しません。
以前使っていたヤツに戻すと付きました。
加工時に、内側の肉を落としすぎたのか?よく分かりませんが、エッジを削る時は要注意ですね。とりあえず昔のヤツで使ってみます。
ブランキング=異物混入の元凶
以前施行したレベルブランキングですが、カバーゲームをしてると、ほんっと、異物が噛みまくってしまい、ここに穴が空いてると、そこに異物が溜まっていくので、あまり良い効果がありそうに思えません。
だから飛距離は落ちたんか?といわれると、リールチューニングにつき、よくわからんままなんですが、無理してブランキングしなくてもいいと思います。
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