ウォームシャフトのバリ観察


念願の顕微鏡を買いました!これでアブの世界を見れます!

で、マッシブさんオススメだったんですけど、輪っかの蛍光灯は必須アイテムです!

で、まずは4000番のウォームシャフトを観察してみました。

すると、一発で見えました!鋭角ツノの下にバリが出ています!

他の鋭角ツノの下側も同様です。

というか、確率的に、半分以上はバリがでています!

そんで、精密のマイナスドライバを使って、バリをゴリゴリやると、ゴリッ!って手ごたえがあって、

バリが取れます!バリが取れた根元は顕微鏡で見ると、そこまでキレイというわけでもないんですけど、やる価値はあると思います!

結局、4000番、5本調べて、7割がたの鋭角ツノ下部にバリがありました。

続いて5000番も観察してみます!

これなんかはひどいバリで、鋭角のツノの先自体が上から下まで竹割りのようになっているバリがほとんどでした。中央上部の鋭角ツノなんかは、バリが真横に向いているので、パイロットガイドが引っかかると思います。アブのウォームシャフトって、ウォームギアをゆっくりと動かすと、時折引っかかるようなところがあるのがありますが、あれはこの手のバリが関係しているのかもしれませんね〜!

一方で、バリがほとんどないきれいなシャフトもあります。アブのバラツキってやつですかね〜!?でも8割がた、バリだらけですよ!

これなんかも真横に成長したバリで、パイロットガイドひっかかるんじゃないですかね!?

続いて6000番いきます!

6000番は、4000、5000番に比べると、全体的にメッキハガレが多いと思います。左側のメッキはがれは、パイロットガイドの先が当たるところなので、引っ掛かりが多いと思います。
ちょっとピントが合いにくいんですけど、ミゾの内部もメッキが甘いところがあって、金色の地肌が見えています。

これも同様です。というか、6000番、メッキハガレがないほうが珍しいかもしれん!

この部分もメッキはがれ。

バリもしっかりありますよ〜!

あんまりひどいのになると、肉眼で見えます!

で、観察した感想としては、パイロットガイドのツメと、Vの字の根元があたるところがここなんで、よく言われる、「ウォームシャフトのポリッシュ」は、このミゾの側面をやるのだと思います。観察してみると、研削加工した際についたと見られる微細なスジが入っていて、このスジをツルツルにすることで、スムーズな回転が可能になると思います。どうやってやるかという点については、ちょっと素人では出来そうにない感じがしますが・・・・。

で、続いて、新品ではなく、使い込んだ中古ウォームシャフトも見てみます。

これらは、新品に良く見かける、鋭角ツノ先端のバリは皆無でした。新品に比べると、少し丸みを帯びていますので、使っているうちに、カドが面取りされてきた感じが見受けられました。

結構、ミゾの上端のカドが丸くなっていて、ここらはパイロットガイドが往復する際に、磨耗していくんだなと思います。

おそらく、使用していくうちに磨耗で、新品状態のときにあった、バリが取れると考えられます。

続いて、パイロットガイド側も観察してみました。

パイロットガイドの磨耗の中心は、Vの字の先から、少し下がったところです。ここに磨耗のスレが見受けられます。

もういっちょ観察してみましたが、これもやっぱし同じ。

パイロットガイドのVの字の先端はあんまし磨耗というか、スレているキズが見受けられないんで、

こんな感じで、動いていく過程で、Vの字の根元がスレて磨耗していくんでしょうね〜!

続いて、どこかのセラミックガイド(使用済)も観察してみましたw

で、見てみると、さすがセラミックだけあって、ツルツルピカピカですけど、成形品だもんで、微細なスがはいっていますね。色が白い関係で、分かりにくいんですけど、これもやっぱし同じところにスレがあります。当然だけどw磨耗の感じとしては、ガリガリとケズレながらスジが入る感じが見受けられました。結構耐久性に関して聞かれるんですけど、カゴ釣りとかに比べると、30mくらいしか飛ばさない雷魚だと、磨耗の実感が良くわからんというのが本音です。普通に使えているんで、今のところ問題ないかと思います!


バリが回転に及ぼす影響について
続いて、果たして、ウォームシャフトに残ったバリが回転時に引っかかるかテストをすることにしました。
用意したのは、新品のウォームシャフトと新品のパイロットガイド。

ウォームはバリの状態がひどい個体を選定しています。果たして、バリでパイロットガイドが引っかかるかどうかのテストです。理想はバリが引っかかってくれて、バリ取りサービス500円に持っていきたいんですけどね〜w

で、とりあえず、組んでみて、ギアを指でまわしながら、何周かさせてみました。

ひっかかりは

残念ながらアリマセン(´□`。)スムーズです!

少々バリがあっても、分かりませんね〜〜〜!




で、パイロットガイドを往復させた後のバリの状態としては、セット前と変わらず、フツーについているままです。

指で往復させたくらいでは、バリはのかないし、また、バリが回転時に引っかかることも分かりませんね。

では、続いて、バリが落ちる目安はどれくらいか、実際にキャストさせた後に観察してみることにします!

シーズン始まってから後ほど〜


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