バックラ直し術
あきらめないで・・・。特に高いラインは意地でもバックラを直しましょう。100%バックラを直せる裏技です。
こりゃあかん!と思ったバックラは釣り場であきらめて、家に帰って落ち着いて修復。まかり間違ってもあきらめてラインをきることがないように。釣り場で厄介なバックラを修復するのは時間の無駄です。
まず第一に、ラインをレベルワインドではなく、外側に出しましょう。レベルワインドにはせたまま修復をしようとすると、レベルが邪魔してやりづらいです。
諸悪の根源は下から出ているライン。こいつを掘り起こさないことにはどないもならんとです。
私はオフトのロングノーズプライヤーで掘り出します。先があんまりとがっているやつだと、ラインに対するダメージがでかく、編みこみが何本か千切れるので、なるべく先端がツルツルしてまるっこいヤツがいいです。オフトのギザギザなしプライヤーを使っていますが、うってつけです。
ほぐしていくと、やがて、赤丸のような部分が出てきます。チチワの真ん中にラインが通っているところです。ラインを引っ張ろうとしてもチチワがひっかかり、止まる。ゆえにラインが出なくなる。これがバックラです。で、このチチワからラインの先端を抜きます。
ラインの先を追っていき、
チチワからラインの先端のビミニを抜き取ります。
そして、ラインを引っ張ると、次の障害でラインがストップ。ここも深いところにトラブルの元が存在しているので、同じくプライヤーでほじくります。
今度は、チチワ×3がラインの出るのを邪魔しているので、ここに上と同じ方法で、ビミニのループを通し、解きます。
これを繰り返していると、アラ不思議。やがてバックラは直ります。100%解けます。
ワンポイントは、ビミニの先端が絡みやすくなって、先端を出す時に絡まりまくるので、
ラインを出す時に、なるべく長く出すことです。これで若干マシになります。
で、最後の作業は、ラインを均等に巻くことです。とはいえ、現在はレベルワインドを通ってないので、指である程度均一に巻き(かなりやりにくいです。)
ビミニをレベルに通して、
ラインゼロのリールにセット。巻き取ります。
巻き終えたら、C4を巻き取り。
これで、ラインが均等に巻け、バックラは直ります。
んが、しかし、ラインをプライヤーでほじくる関係で、どうしてもラインがほつれます。だもんで、ラインのダメージをよく確認した上でラインの交換時期を見極めてください。
ラインホジクリ便利グッヅ!
こーゆーふうにプライヤーを使うと、ほつれてきてPEがもったいないので、
便利グッヅを紹介しまっす!
百均の耳かき棒!
これで簡単にほじくれるし、ラインも傷つきません〜!
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