ボール盤修理(モーター交換) 
レクソンDP2250R


我が家のボール盤。東洋アソシエイツのレクソンDP2250R。3年くらい前にアマゾンで8000円くらいで購入したものの、1か月もしないうちに動かなくなってメーカー保証で修理。原因は、モーターのカーボンブラシの摩耗。

その後、しばらく快調、つっても使うことがほとんどないんでアレなんだけど、またまたスイッチ入れても不動。今度は保証がないので、メーカーに相談したら、元払い発送で送料が必要で、さらにカーボンブラシが1個600円でこれが2個いるんで、1200円。加えて返送+代引き手数料で1620必要。

ということは、送り賃が1300円くらいだろうから、1300+1600+1620=4520円も必要で、おまけにこの故障の多さから察するに、変えても運が悪けりゃ、2か月くらいでアウト。なんだか不良品つかまされたような気分です。

こら、別の方法考えようというわけで、モーター移植をすることにしました。

まずは、ボール盤の分解。

上のフタを開けるとこんな感じに出てきます。

で、モーターの固定ねじを緩めてプーリーベルトを外します。

続いてセットボルトを外して

プーリを外します。

その後、モーター固定ステーを外します。

これでモーターが外れます。

故障ポイントは、このネジを緩めたら出てくる、

コレ、カーボンブラシです。メーカー名も何も書いていないので、おそらくノンブランドのボロモーターです。

で、モーターを外します。アース線を外して、

カシメを切って、これで外れましたw

で、続いて、モーターの用意です。ジャンクミシンを買ってきたので、それを分解してモーターを取り出しました。

シンガーの国産モーター。やっぱ国産じゃないとアカンね〜!

カタチはほとんど同じ。固定用のネジピッチも同じ。移植できると思いますw

で、まずは線の接続のための端子を用意。車用のギボシをカシメました。

続いてボディアースはモーター反対側のネジにセットします。

で、線の接続なんですけど、スピコンの関係で2線接続なんですけど、どっちつないだらいいのかわからないんで、お互いの線のうち1個にテープを貼り、塩梅が悪かったらもう一つの線をつなぐことにします。2通りしかないからね〜!

とりあえずこんな感じにセットして、

プーリーつけてベルトを張ってモーターを固定。

スイッチを入れたら、うまいこといきましたwが、ノイズがします。

おそらく原因はプーリーの高さ。純正はもっとプーリーが高いところについています。移植する国産モーターはシャフトが短いわね。

そこで、モーターのプーリを外して純正のプーリーを移植して調整することにしました。

ところがどっこい、国産モーターのプーリーのセットボルトが固すぎて外れんとです。

もはやドライバが曲がってくる始末で、
※KTCのドライバーが死んだ(涙)

しゃーないんで、ドリルでイモネジ打ち抜いて無理やり外しました。

そんで、高さ調整を行い、

若干、スカスカになるけど、固定は出来ました。

セット完了w

塩梅は、ノイズが完全には取れないけど、前よりはマシになりましたw1200円で直ったらヨシとしましょうw

さ、リール改造に使いましょか〜!


produced by fukusuke