エアブラシその1
兎に角、エアブラシってのは、そもそもベタ塗りするような目的で使うものではなく、絵を書くための道具であるので、絵を書きたいと思うんです。
でもって、エアブラシで描かれた写真さながらの絵を見て、ウットリ♪
俺も描きたい!
雷魚の絵をね!
よくエアブラシであるんは、人の顔を描くってヤツですが、人の顔なんてどうでもいいのよ。ワタシ、釣りしか興味ないからw兎に角、水草とライ魚!これに絞った絵を描きたいのよね。
だもんで、挑戦しますwモチロン、大好きなオリンポスで!
まず道具なんですが、HP102B(0.3mm)とHP100(0.2mm)です。
で、普通エアブラシってのは、プッシュプル型のダブルアクションなんですが、
http://www.protoolshop.net/airbrush_tec/himitsu.htm
こんなのを見たら、買うしかないよね!トリガータイプをwww
初心者の練習だったら、トリガーらしいのだっ!
でもって、まずは、塗料。何を吹くのかってことでつ。
通常、板金塗装で絵を書くときなんかに使われるエアブラシ用ペンキは、1液変性塗料。2液だと絵を書くのが時間がかかるのでその間に固まってしまうみたいなので不向きなんだとか。だもんで、時間が経っても固まらない、1液で、乾燥の速い塗料というわけで、ニッペだったらアドミラ、ロックだったらプロタッチといったペンキです。
が、
そんな臭くて高いペンキは練習で使えるようなシロモノではないので、
オススメはこれらしい。
墨汁!社会人になって墨汁買うとはおもわなんだわ♪
シンナー?水だそんなもんw3倍にうすめました。
※なお、これらの知識は全部プロ本舗の受け売りですwあのサイトはエアブラシ入門について、かなり詳しく書いているので、熟読のほどお願いします。
ボクのアトリエへようこそw風呂場です(・∀・)
墨汁こぼれたらシャワーで流せば一発解決w
さりげなく自慢入りますが、エアブラシスタンドはオリンポス。
コンプレッサはオリンポスのアドコン4004T。
が、ホースはオリンポスダメ。硬くてごつくて重くてクセがついとる。
2分ホース(6.5→10mm)にイワタの外径4mmコイルホース(3m)を連結しています。細くて柔軟で、かなり動かしやすいですw以前、明治MP3でやってましたが、エアブラシを2分ホースに連結するとカプラが重いわ、ホースは硬いわで使えたモンじゃないです。屋外でベタ塗りするならアレもありですが、絵を書くような自由度はないと思いました。でもって、このイワタホースはやりこくて、コイルも絡みにくいしで、カナリ使いやすいですw
でもって、HP102Bで初めて吹いて見ましたw
ああっ!
霧はものっそきれいなんだけども!トリガーのさじ加減がすごいシビアで、ちょっとでも引きすぎると、ドバッと色が出ます!
PCジャンボやアリーズもそうなんですが、オリンポスのガンは、塗料の出がものっそ良いです。トリガー全開だと、一発で垂れますね。でも、言い換えれば、トリガーワークで自由自在なミストが操れるということじゃないでしょうか。
ただし、そんなワザは持ち合わせてないので、アリーズやPCジャンボのように、トリガーアジャスタをイジって押し加減を少なくしますw
で、これもプロホンポのエアブラシ初級編練習教材なのですが練習しますwどのサイトみても、「エアブラシは基本がキモ!」と書かれているので、こういう基礎練習をしっかりとしていたほうが賢そうです!
で吹いてみました。イロハのイ。同じ太さの線を真っ直ぐ描く。それだけ。だけど、でき〜ん!むづいどこれ!まず、ハンドピースを真っ直ぐ横にスライドさせることがでけん!手が微妙にブレて、ナメクジウオの這った跡みたいになりまつ!で、さらに、むづいのが、同じ太さの線ですわ。ハンドピースが少しでも前に行くと線が細く濃くなり、遠くになると線が太く薄くなります。そして、横にスライドしたときに、斜め後ろにスライドしてしまったら線は段々太く、斜め前にスライドすると、線は段々細くなり、近づきすぎると
こんなんなっりょる!
でもって、横にスライドさせるとき、紙との距離を一定に保ったまま、水平に移動させようとすると、リキが入るきん、トリガー押す指にも力が入り、トリガーを押しすぎて、線がふとくなっりょる。
トリガー引く力を一定にして、手のブレを抑えて、紙との距離を一定に保ち、水平に真横にハンドピースを移動させる。
こうせんと、同じ太さの線を真っ直ぐ引くことがでけんです。
だが、むづい。ホントにムヅイ。
竹島さんの動画を見ると、簡単そうに見えますが、とんでもないです。ベタ塗りとは難易度の次元が違います。でもこれが本来のエアブラシの使い方ってモンなんでしょうね。
だけど、兎に角練習です。
だが、でけん。無茶苦茶ムヅイ。無駄にリキんでしまって、肩がコリます。
8枚ほど練習して、これくらいが限界。細い線ほど紙との距離が近くなって、難しいです。もう飽きました。竹島さんのブログで、「エアブラシは焦らず、ゆっくりと、楽しみながら」を強調されていたので、飽きたので次いきます。
ちーとネタバレになりますが、今作っている自作エアブラシグリップです。トリガーはグリップがあったほうが断然扱いやすいです。また、オリンポスは塗料がすごく良く出るので、トリガーワークが難しくて、ニードルアジャスタを締めて対策したほうがいいです。
で、直線はもう終わり。次いきます。
プロホンポの教材その2。狙った大きさの点を書く!
これもあなた、むずかしいわよ!まず、狙ったところの真ん中にミストの真ん中がいかない。
というのもですね、上から見てると、エアブラシの噴射方向って、左右はアタリが付くんですよ。しかしね、上下のアタリが付かないのです。
しかし、狙ったところにミストを当てることが出来ないと、線のトレースが出来ないから、ラインがぶれまくりで、絵は描けないでしょうね。むずい。
で、小さい点を書こうとすると、ハンドピースを紙に近づけさせる必要があり、すると、もし点がずれたら、一発で、
こんなんになります。でかい点ならば、遠くから薄く吹きつつ、中央にガン口を移動させて修正が出来ますが、小さい点はそれが出来ない。むずいこれ。
結局3枚くらい練習してこれくらいが限界ぷり。
飽きたので次。
狙ったところに吹きつけよ。
これもムズイ。理由は、
上でも説明したけどコレね。上下のアタリが付かない。あと少しでも手の方向がずれているとミストの中央がずれる。つまり、紙に対して垂直にガンを構えていないと、左右の狙いも定まらないというわけです。
エアブラシ、じょんならんくらいむずい。結局3枚くらい練習してこれくらいが限界。
ってか、飽きました。
次。
グラデーションの練習をしろってことですが、
どういうことをしろっちゅうのかわがんね!よくわがんねから、適当にやったけど、この練習の意味がわかんねっつのこの。
ってか、飽きた。
というわけで、初めてのエアブラシ練習はひとまず終わり。なんかプロホンポの練習教材、講習の中で使ったものだから、講習を受けてない人間にとっては練習の意図がよくわからないし、どうやったらうまくできるのかもよくわかんないしで、あんまし練習にならんっす。
ちょっとトータルTの虎の巻DVDを買って新たに練習してみますです。
で、HP102Bの掃除。うがいしてきれいになったと思って、塗料カップを外すと、墨汁がドロリ。また皮パッキンに墨汁が染みたようになってて、皮パッキンを水洗いしました。トリガータイプのエアブラシは洗浄がメンドイと言われる所以がこれかと思いました。あと、皮パッキンに問題ありです。ウレタン塗料でもそうだったんですが、ペンキが染みやすい感じで洗浄がめんどいです。
でもって別の日にまた練習。
今回は新生エアブラシグリップの初使用ですw
まずは圧の調整。これは粗い霧なので、もう少し圧を上げたほうがいいです。
これでOKwニードル曲がって修正したんですが、なかなかうまくいったようですw
まずはウォーミングアップ。線を引いてみました。1回目より慣れているのか、段々コツがつかめてきました。
今回の練習教材は塗りつぶし。この四角の中を塗りつぶすというのもの。
で、薄く塗りつぶしていったわけですが、自分のクセというか、どうも、左から右に行くとき、右の最後のほうでトリガーを強く握るクセがあります。
これなんかもそうですね。なかなか難しいです。
しかし、丸吹きでキレイに塗りつぶすのもなかなか難しいです。
で、次の練習。この三角を塗りつぶせというものです。
四角を塗りつぶす要領でやっているんですが、中央テンコツの塗りつぶしが難しいです。
それと、やっていて、ハッと気づいたのですが、
エアブラシで塗りつぶす時は、トリガーを押しっぱなしで往復させたらだめですね。
往復するハジっこがかぶるため、両サイドが濃い塗りつぶしとなってしまいます。そういえば、竹島さんの動画でも、空き缶エアブラシで小刻みにトリガーを引き戻しながら往復させていましたが、こういう理由だったんですね。
つまり、この部分が濃くなってしまうというわけです。
やるなら、
こんな感じに、往復させるとき、トリガーから手を離さなければなりません。
でもって、次の練習はグラデーション。
で、やってはみたものの、ムズイ!トリガーの引き加減がいっつも一定だったら良いんですが、少しでも引きすぎると、ムラとなって、急に濃いグラデーションになってしまいます。
練習あるのみだと思いますが、とりあえず、2時間くらいやって疲れたので終了。
エアブラシのコツは、焦らず、ゆっくりと楽しみながらだそうです♪
で、掃除。
毎度思うんですが、このトリガータイプのエアブラシは、使いやすい反面、サイドカップ式なので、洗浄がめんどいです。
本体のカップ接続部分と、皮パッキンが塗料が染みるのか、よーに洗っても、
カップ外して洗う時にこんな風に、染みた塗料がドバッと出てしまいます。テフロンパッキンを自作して同じ症状が出るのかどうか次回実験してみようと思います。
それと、墨汁のクセに、ニードルの汚れがなかなか取れません。
中性洗剤でもダメで、ラッカーシンナーできれいになりました。ちなみに、これは曲がったニードルを補正したものですが、キレイに霧が出ました。曲がりを直す方法はトータルTのエアブラシメンテナンスDVDトリガー編に載っていますので、気になる人は買ってみてくださいw大大大オススメです!
で、風呂場は墨汁の跡が残りますが、たわしでこすれば一撃できれいになります。風呂場は墨汁エアブラシにはもってこいのアトリエかもしれませんねwww
で、勉強でトータルTのエアブラシ虎の巻を買いましたwww
これを見て唖然。毎度毎度、竹島さんの解説は分かりやすくて、中でもいいところは、悪い例を実践してくれることです。今回、ワタシ、プロホンポの練習教材でやっていたわけですが、情報が少なすぎて、一言で線とか言っても、どういう線が良くて、どういう線が悪いとか、そういう情報って載ってなかったんです。モチロン、どのネットみてもそんな情報転がっていません。だもんで、このDVD2枚で、どういう練習をすればいいのか、ってのがよく分かりました。これで3500円は安すぎです。1万円も出してイワタのDVD買うんだったらこっちを買うんだった・・・・
というわけで、練習
こういう線にならないように線を書けるようにならないけんとです。
というわけで練習練習。大きい点から小さい点、線の練習を進めていきます。
だけど、なかなかうまくいかんね。どうしても悪い線になったり、悪い点になったりします。
グラデーションの練習にしたって、これもまたなかなかうまくいきません。
で、気づいたんですが、どうも、重ねていくと、塗料が弾きます。ということはグラデーションでけんやん。と思って、
竹島さんに電話してみました。すると、どうやら水性塗料は乾きが遅くて、グラデーションがやりにくいみたいです。どうしてもやりたいときは、一回吹いたのが乾いてから二回目の吹きつけを行うんだとか。だけど、作業性の理由で、水性塗料よりも溶剤塗料の方がやりやすいみたいです。また、水性塗料はエアブラシの中で残って固まってブラシをいためやすいので、溶剤塗料を薦められました。DVDでやっているのは、溶剤塗料を紙に吹き付けているらしいです。
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ここがトータルTのいいところなんです。身の回りにエアブラシやってる人いますか?
まぁ・・・いないでしょうね。香川だって、エアブラシのスクールなんてものは存在しないし、近所のよく行くペンキ屋にエアブラシのこと聞いてみても、どんな塗料を使えば良いのかも良く分かってなかったし、お客さんでエアブラシやってる人いる?って聞いても、昔一人居たってくらい。それくらいマイナーなんです。
ネットで情報を集めるにしたって、回答者がホンマにエアブラシやってんのかどうかもわかんないし、自称エアブラシペインターみたいな輩がウヨウヨ。プラモ塗ってる人が代わりに回答なんてしてるのが現実。
ネットのペンキ屋も同じ。込み入った質問や、エアブラシの調子が悪くなったときに相談したって、分からない。ガン送ってメーカーで修理ってのが基本です。
ってなわけで、実際問題、ホントのエアブラシペインターに質問できて、その上、的確な答えを出してくれるのはすごい頼りになるし、気軽に相談できるってのが良いんです。
ガンの調子が悪くなったときに相談するもよし、新しくガンを買いたいときにコンプレッサーはどれを選べば良いのか、どのガンはどんな特徴があるのか、竹島さん自身が色々使っているから答えられる。これがそこいらの塗装機器ネット販売業者に聞いたらダメですよ。売り文句はメーカーの説明をコピペ。どのペンキ屋も同じ紹介文。コンプレッサーの選定では、必要圧&消費量を見て、コンプレッサーの空気吐出量から算出するだけ。ガンの必要空気量が曖昧で適当だもんだから、実際どのコンプレッサーだったら動くのか分からない。キンキのKX3なんて、0.5口径のくせに標準仕様環境が、3キロ90Lですよ。ありえんわそんなデータ。
話がそれましたが、
今回の件にしたって、墨汁でやってたらいけんというのがスグに分かりました。これが竹島さんの相談がなかったら、いったいいつまで墨汁を使ってやってたんでしょう。これは大きなショートカットです。
ブログなんかで、当店はアフターが自慢ですと強調していますが、まさにその通り。決して安い値段ではないけれど、買ってからが安心。エアブラシにしろ、ウレタン塗装にしろ、すんごく頼りになります。だもんで、ワタシ、これからガンはトータルTオンリーで買うことにしますです。
というわけで、その1は長くなってきたので、終わり。
エアブラシその2に続く。
produced by fukusuke