ライン紹介


DEEP ONE サンライン

サンラインのDEEPONEといわれる船用PE。サンラインだけあって、1800円なのにもかかわらず、品質は良く、バックラは少ない。強度も申し分なし。ただ、3号まで落として大丈夫かどうか実験したら、60UPまではOK。モンスター?と思われるやつにぶちきられました(汗)色が何種類も使われており、ラインが走った時にアタリが分かりやすいです。フツーに使えるPE。


オオノ PE
ルアーショップおおのがお金のないチビッコでもPEが使えるように発売した安いPE。1500円という激安値段で、ハリ、硬さ、強度、どれもなかなかの品質で、すごく使いやすいです。が、残念なのが長さ。8号90m、10号80m、12号70mという、中途半端な長さです。全部10mほど長くして欲しいなと思いました。色はピンク、白、黒とあって、ピンクは他のラインより10mほど長く、値段も若干高いです。ただし、黒だけは絶対買わないほうがいいと思います。色落ちが激しく、指が真っ黒、リールも真っ黒になり、とんでもないことになります。


棚センサーブライトR Daiwa 

100mマーカー付きで1800円の船用PE。DEEPONEと同じような地位のライン。強度は問題ないが、バックラ回数が多い気がした。



雷魚 サンヨー(8号)

2600円くらいのお手ごろ価格。色が深い緑色で地味なため、オープンエリアでは、見え雷魚を捕獲する時に使える。しかし、ラインが走ったときの確認がしにくい。飛距離も結構出て、コンスタントに品質が高い。使用によるダメージはささくれるというより、編みがゆるくなるというかんじ。ラインの張りは少々やわらかめ。ハス茎に絡まりやすいが、それでも気にするほどのモンではなかった。フツーに使える一品。


モーリス アバニGT マックスパワー8号
600m2万円!大久保幸三さん愛用のライン。マックスパワービジブル、カモフラと素材は同じ。全体的に白だが、青赤のマーカーがたまに入っている。性能は抜群。飛距離文句なし。酷使すると、ビミニツイストから根元に向けて5mくらいささくれが目立つが、強度に関しては問題なし。適度な張りがあるので、糸ふけを取ったり、ラインメンディングがめちゃくちゃやりやすい。飛距離も文句なし。8ブレイドで、編み方がしっかりしており、バックラを直していても編みが緩んだりしない。600m巻きだから、たくさんのリールに搭載でき、中途半端な残りも出ないので長い目で見ればオトク。8本ヨリで、同号数よりも20ポンドほど強度が強いので安心して使え、GOOD!これといった弱点なしの素晴らしいラインですw



ラッティツイスター リリーパットマスター8号
 
ラッティのラインです。よく使っているアバニGTに比べると同じ8号でも、かなり柔らかい感触を受けます。張りが全くなく、非常にしなやか。オープンエリアだと、しなやかな分、飛距離が出るんですが、カバーが絡むと面倒なことに。ラインが水面に浮いた時に「フニャッ」とたるんでしまいます。そのたるみが、水草のエッジにものすごく引っかかって、フロッグとラインの間をまっすぐ保つことができません。そのため、シェイクしようとすると、水草をひろってしまうため、動くのはフロッグではなく水草・・・

遠投した時なんかは、遠方のフロッグをシェイクするのに一苦労。いざ、アタックがあってもラインが水草に絡まっているため、フッキングすると、ラインが水草を拾うだけ。そのため、力がダイレクトにルアーに伝わりません。その結果、バレにつながります。

はっきり言って使いづらくて、スグにアバニに巻き変えました。

アバニGTとリリーパットマスターの「張り」の比較を写真で紹介します。指から同じ長さだけとり、上方向へ向けてみるとアバニ(左側)はラインの形をまっすぐ上に保つのに対して、リリーパットマスター(右側)はフニャっと、垂れ下がってしまいます。

フルオープンの時期限定で使うのならいいかも。




よつあみ ジグマン(ウルトラダイニーマ6号)
現時点で最強のライン。6号でなんと86ポンドもある。香西つりぐのセール品で、100m2800円で購入。6号なので5501Cにつけているのだが、これが、めちゃくちゃ硬い!大げさに言うとまるで針金のような硬さです。しなやかさがまったくなし。ゆえにバックラが多くて、ライントラブルがよく起こります。また、コーティングがツルツルすぎて、キャストで指が熱くなりました。やけどもしました。

ただ、6号にありがちな切られる心配がないのでその点は良い評価ですw


ポパイブランド 強靭ハンティングダイニーマ8号

ポパイブランドのライン。2500円くらいで、お買い得値段なんですが、編み方がゆるくて、バックラを直していると、編みこみが緩むトラブルが続出。スグにアバニに巻き変えました。ツメで奥に入り込んだラインを引き出していると、ヨリ糸のミクロの一本一本がちぎれるのもあったので、すぐにアバニに巻き変えました。多分、二度と使うことはないと思います。結局は値段はさておき、アバニよりも使いやすいかどうかが使うかどうかの指標になっています。

その後、使ってみて、ヤブコギしてたら、イバラにひっかかり、

ラインがこんなになってしもた!チチワができたところは引っ張っても直らないし、トラブル多すぎ。



ゴーセン PE アクアフォース
松山で何気なくよった釣具屋で見つけたライン。見るからに悪そうな感じですが、まさにその通り。コーティングしてないの?といいたくなるくらいウィードによるダメージがでかい。あっという間に毛羽立ち、網目に水がかみこんだままの状態で乾かず、ビショビショ。ポパイラインと同じく、バックラ直すときに、網目がほどけます。フロッグ交換のときは、グズグズフニョフニョ、少し膨張したラインがなかなかアイに通らない。しかし、水でグズグズになっているおかげでサミング中の親指やけどの心配はありません。飛距離は、アバニと大して変わらず。しなやかさは硬くもなく、若干柔らかめかな?くらい。なので、アクションやらメンディングはしやすいです。しかし、全体的に言うと、毛羽立ちがひどいのですぐにゴミ箱行きとなりました。


ピュアフィッシングジャパン スパイダーワイヤー ステルスブレイド 80ポンド
「スパイダー」って言葉にヤラれたじゃろ!?ワタシも同じw
昔、世界丸見えで、世界最強の糸は蜘蛛の糸って聞いたことがあって、これは蜘蛛の糸なん!?って思ったんですけど、普通のPEです。

ただし、普通のPEではなくて、糸にテフロンコーティングが施されているというシロモノ。

で、値段は114mで1800円ほどで、オオノPEと変わらないくらいです。で、強度はというと、80ポンドとしか書いてないので分かりにくいんですけど、

号数でいうとおそらく6号。ライン3本並んでますが、上から、オオノPE6号。スパイダーワイヤー80ポンド。アバニGT8号。8号よりは明らかに細くて6号とほぼ一緒ってところ。ステルスブレイドのラインナップはこの上は100ポンドがあるんですが、あれがおそらく8号と堂レベルだと思います。

で、触った瞬間、ン!?と思ったのが、硬さ。無茶苦茶硬くて、まがんねーっつのこの!ヨツアミのウルトラダイニーマもたいがい硬かったけど、こいつはそれ以上!しなやかだと飛距離が出る分、カバーに引っかかりやすくて、反面、硬いとカバーに引っかかりにくいが飛距離が出なくて、メンディングがしにくいという感じだと思っていたんですが、こいつはどんな感じなんでしょうね?コーティングが厚いのかな!?触った感じ、ツルツルです。

枯れハスやらオニバスなんかのPEがズタズタにされるようなカバーでは重宝されるかも!?あとヒシのトゲにもやられやすいので、このラインでチョット色々とカバーの上を引いてみます。

とりあえずは6号仕様のビックシューターにつけて使ってみます♪

しばらく使ってみてのインプレ!
というわけで、しばらく使ってみたんですが、はっきりいって、そんなによーないこのPE。まず、ツルツルコーティング加工でカバーを拾わないかというと、全然そんなことはなくて、余裕で拾ってきます。でもって、やはり硬すぎて操作性が悪い。しなやかさがないんで、フワフワと放物線を描きながら、メンディングで操作するというのがしなやかなPEに比べるとやりにくいです。そのため、接近戦のピンポイントキャストに難ありだとおもいます。

そして、編みこみが緩い。こんなふうになることが多々あります。ちなみにこれは、ヒシのトゲとった後。当然、バックラ直していても編みこみが緩くなることが多々ありました。

値段は115mで1900円なんで、激安なんですが、やはり値段相応。決して品質が良いとは思えません。切れたりしたことはなかったけども、同じ買うなら、オオノPEのほうが良いと思います。色々と使ってみて思うんですが、安いPEはオオノが一番良いと思います。ある程度コシがあってある程度しなやかで、強度も信頼できる一品だと思います。扱い易く、耐久性があり、どこでも手に入り、そして安い。値段の割りに品質が良いPEです。だもんで、安いPEはオオノよりも良いか悪いかが使うかどうかの指標になると思います。それよりも高い高級PEになると、アバニGTよりもいいかどうかが1つの指標になると思います。

なんだか、オオノラインの宣伝みたいになりましたが、ただ、長さが中途半端なのが残念なところなんですよね〜。無駄に、巻き量が少ないんです。全部100m巻きだったらいいのになと思う今日この頃です。※オオノラインを褒めちぎりましたが、黒は色落ちがハンパじゃなくて、最低です。



おおの スーパースタウト 8号100ポンド
2011年だったかな?おおのから出た新型のPEライン。通常のおおのラインは8号80ポンドだけど、ワンランク上の強度を誇るラインナップで、値段が500円たかい2000円の設定です。ノーマルのオオノラインは愛用しているため、期待して買ってみましたw

で、巻いてみたんですよw驚いたんですけどね、これホントに90M?ってくらいスプールが余ってしまって、

んで、1回目の釣行で、カバーゲームでよくあるヒシの実を拾ってしまい、それを取ったら、

嗚呼!

なんじゃこりゃ〜!?

これね、使えるレベルのヤラれ方ではありません・・・・・。で、ハサミでちょん切って、ビミニやりなおして、再キャストしてみたら・・・・

下糸まで出る始末で、

使用開始2時間で殉職してしまいました・・・・

2000円で買ったラインが2時間で使用不能ですよ。もうね・・・・・腹が立つ。。。

二度と買いません。

これね、ポパイラインもよくなるんですよ。がしかし、アバニGTは、散々使ったけど、こんなやられ方にはならないんですよ。何が違うんだろう?



ハネクラ 80ポンド
ハネクラのPE。値段は2600円ほど。80ポンドは8号です。巻いた感じ、結構しなやかなのに、コシもあり、飛距離が出てくれて、なおかつ、適度なコーティングが施されており、サミングの感触が良い。だもんで、これいいじゃ〜んwって思いつつ使っていたんですが、ブッシュにフロッグが引っかかった時にブンブンやってたら、いきなりラインブレイク。

ありえんところで切れていて、品質には不安が残るところですが、果たして魚が相手だったらどうだろう?ということはまた使いつつ、探っていきます。

ハネクラ インプレ追記130829
しばらく使っていましたが、結局のところ、このハネクラライン、すごく良かったと思います。普通、安いPEって長いこと使っていると、編みこみが緩くなってきて、フニョ感が出るんですが、ハネクラはそれがなかったように思えます。

シャープさを持続するというのでしょうか、コーティングがいい感じに残った状態で長く使えるような感じで、ガイドの通りが良く、同じ号数のラインを同じだけ巻いても、スプールへの納まりがコンパクトな印象があります。

初期に、障害物にひっかかり、ラインブレイクというのがありましたが、その後は別段トラブルらしいトラブルもなく、快適に使えました。また使いたいなと思えるラインでした。




サンライン 雷魚 八号 八拾米
古くて、あまり見かけないラインで、メーカー名も書かれていませんが、サンライン製です。最近出た雷魚ブレイドも同じような色をしているので、もしかしたら同じものなのかもしれません。ただし、雷魚ブレイドは2500円ほどですが、この雷魚八拾米は2000円で、500円ほど安いです。色が黒なので、オオノラインの悪夢を連想するかもしれませんが、色落ちはそんなにひどくなく、リールが真っ黒になるというわけではありません。サミングした手が若干黒くなるくらい。品質的には、コーティングは甘く、しなやかなほうだと思います。長時間使っていると、大久保ノットがフニャフニャになりますが、品質的には問題ないと思います。

ただ、色には不満があり、黒いPEというのは本当に見えません(汗)フロッグゲームの場合、トレースラインの確認が困難なので、すごいストレスがたまります。

しかもワタシ、フロッグが黒いので、ますます見えず、アタック時にラインを追うことが困難なため、確信をもったフッキングが出来ません。

さらに、この80mという長さが非常に中途半端。フルキャストしたら、奥のほうの固いところまで出てしまって、後半の伸びがイマイチ。同じC4で使っているハネクラの100mラインと比べてみても、明らかにキャスト時の吹き抜けのよさが落ちるので、やっぱり雷魚ラインは100mないとだめじゃね〜と思います。

ただ、100mあったらあったで、全部巻きつけるとライントラブルが多くなり、これはこれでNGなので、ちょうどいいのが90mかもしれません。そう考えるとオオノラインの8号90mという長さはなかなかどうして完成度が高いと思う次第です。


ヨツアミ ガリス ウルトラキャストマン フルドラグ 6号 
今現在香西釣具に常駐している雷魚使用OKのPEです。6号90ポンドというわけで、スペック的にアバニのSMPクラス。値段もたまげるほど高くて、山積み連結PEなのに3500円もするので、アバニGTよりも高いので、だったらアバニのほうがいいんじゃない?なんて思ったりします。でも、山積みPEとはいえ、安PE特有のカラフルな10mマーカーは入っておらず基本は白ラインで、10m?ごとに黄緑のマーカーが入っているので、アバニGTのような見た目です。で、品質ですが、コーティングがかなり強くかかっており、硬くコシが強いと思いました。耐久性で言えばいいんだろうけど、キャスティング時にはその硬さが致命傷に。硬すぎて、リールにまいたときにスプール巻きつけが若干浮き気味になることが多発し、バックラが連発しました。やっぱりある程度しなやかでないと、スプールに自然に巻きついてくれないため、ライントラブルが多発します。ヨツアミはウルトラダイニーマもそうだったけど、コシがありすぎ。コシがあるとライントラブルが多発し、逆にラッティPEのようにコシがないと、PEがカバーを拾ってフッキングが入らないときていて、PEもなかなか難しいです。バランスよく両立しているのがアバニGTで、あれはコシがあってそれでいて適度なしなやかさがあって、ライントラブルが少なく、それでいて編みこみがかなり強く、カバースレや菱の実爆弾でも耐久性があって、最高のラインです。値段が同じなら、ウルトラキャストマンフルドラグよりもバリバスマックスパワーPEのほうが良いと思います。

あと、香西釣具、PE6号以上で、もっと安いラインを仕入れてチョ。昔、センサーブライトとかディープワンとか色々あったのに、あの船用マーカーラインはどこへいったの???


バリバス 10×10 プレミアムPE 8号
バリバスのマックスパワーPEよりもランクが下のプレミアムPEです。マックスパワーPEは100m3000円程度しますが、このプレミアムPEは100m1500円程度。値段で比較すると、ダイワのセンサーブライトやサンラインのディープワンクラスです。見た目は舟用マーカーラインで、ディープワンやセンサーブライトと一緒。現行ではナマヅ用PE「鯰人」として出ています。バリバスだからいいかも?と思って買ってみましたw

がしかし、使う前にリール整備で回したとき、しくじって、大バックラをやってしまい、使わずして捨てちゃいました(汗)。

結局、もう一個、プレミアムPEを購入し、使っていたんですが、不具合なく使えていたようにも思えたんですが、

ある日、朝練でフルキャストした瞬間に、バチィン!という音と共にラインブレイク。

スプール根元から逝ってました。

切れ方はこんな感じ。

こんなラインブレイクは初めてなので、モーリスに確認したところ、

どうもベイトリール自体、リーリングでラインがスプールに噛み込んだ状態になりやすく、そこがロックしてフルキャスト時にヨリ糸の摩擦で焼き切れたんではないのか?ということでした。

なお、このラインは4本ヨリですが、8本ヨリのほうがトラブルが起きにくいかどうかの点についても確認してみましたが、同径のラインの場合ヨリ数が少ないほど1本あたりのラインが太く、強度があるため、キャスト切れに関しては4本ヨリのほうが起きにくいとのことでした。

ただし、8本ヨリのほうがより密に編んでいるため、品質が均一になりやすく、引っ張り強度が安定し、また細い糸が集まっているためラインが真円に近く、糸つぶれもしにくく、表面も滑らかなので抵抗が少なくなり、ガイドの糸鳴りが少なくなったり、飛距離があがるそうです。

4本ヨリと8本ヨリの差を考える機会がなかったため、良い勉強になりましたw


PE10号編
今までPE8号がメインだったんですけど、2013年度後半より、10号にチェンジしました。というのも、1発狙いの雷魚釣りの場合、アタックまでのチャンスは8号も10号も同じわけで、貴重な1発を獲るかどうかというときは、耐久性の点で、8号にメリットはないと思うようになったからです。

さらに、10号は8号に比べてスプール回転時のバタつきが少なく、飛距離はむしろ10号のほうが出ると思います。
普通に考えると、ラインが太いほうがガイドで接触抵抗が大きくなるため飛距離は落ちるはずですが、ベイトでPEフルキャストの場合、ガイドでの抵抗よりもむしろスプールでモワモワなるほうが飛距離が落ちるファクターが大きいということだと思います。

また、バタつきが少ない分、バックラになりにくいので、ライントラブルになりにくく、また万が一バックラになったところで、太い分、8号よりは10号のほうがすばやく修復できる。

以上の理由から、8号ラインを選ぶメリットはないと思います。

※ただし、アシ越えのゲームやらオニバス戦では、10号といえどもラインブレイクの心配があり、これらをやるなら12号のほうがいいと思います。

ただ、痛いのはラインキャパで、現行アブの場合、10号は70m程度しか巻けず、フルキャストで下糸まで出てしまいます。

これはアブのスプール回転方式に理由があり、現行アブの場合、シャフトが固定され、スプールにベアリングが内蔵されている関係で、スプールの径がベアリング分、でかくなってしまうからです。

一方、オールド方式のアブなんかでは、スプールにシャフトがカシメられていて、ベアリングは両軸のボディにセットされています。

そのため、オールドタイプと現行タイプとでは、スプール径が全く違います。

例えば、これは上が現行アブ、下がオールドアブですが、現行アブはV字型スプールになっており、中央の一番細いところが13.5で両サイドに行くほど太くなっており、一番太いところは16.5mmです。ところが、オールドアブはわずか10.5mmしかありません。

これについては、千鳥屋スプールを購入するか、純正スプールをブランキングで削り込んで、追い込むかで対策を取るしか方法がありません。

私の自己流ブランキング加工ではスプール径は12.5mm、千鳥屋スプールでは、12mmですので、ここまでやれたら、10号90m程度は確保できます。

なお、最近知ったんですが、号数やポンドの表記に関してはJIS規格等のように法的根拠がないようです。だもんで、OOのメーカーは10号で何ポンドだけど、OOのメーカーは何ポンドだからコッチのほうが良い!とか、そーゆーのは根拠がない比較ですね!

10号インプレ

ハネクラ オレンジ 10号100m(100ポンド)


ハリ、コシ、共に満足できる一品で、使いやすいラインです。また、他のラインに比べると、若干、締まりが良い印象があって、同じ号数で同じm分をリールに巻いたときに収まりがいいように思います。あと、PEラインの中では珍しいオレンジ色なので、使ってて楽しいですねw

しかし、ダシ汁が結構出てくるので、使い始めはリールが汚れたり、指がオレンジ色になります。

ハネクラ オレンジラインについて
いかん!ダシ汁がのかん!

リールのOHしようと思って拭いてみたんだけど、とれん!

リールシートも同様。

メッキタイプならなんてことないんだけど、ウレタン塗装相手にオレンジラインは厳禁やっ!

やっぱなんだかんだでPEは白がベストかもしれん。


オオノ 10号70m

ハリ、コシ、共に満足できる一品で、使いやすいラインです。ですが、70mは少なすぎ。重量級のフロッグ大遠投で下糸まで出てしまうため、長さがイマイチです。となると10号90mですが、これは2100円もして、ブランドメーカー製のラインよりも高くなってしまうため、それならヨツアミのウルトラ2を買ったほうがいいような気がします。

ヨツアミ ウルトラ2 10号55kg 

ラインが硬すぎでしなやかさにかけると思います。ここらは8号と一緒で、ラインが暴れ易いと思います。実釣にそこまで不具合はありませんが、もう少し、しなやかさが欲しいところです。なお、チョット前まではヨツアミ最強のPEラインで100mが3000円程度していましたが、新商品のフルドラグの登場で値崩れし、今では2000円以下で入手できるお手ごろな値段になりました。100m単位で売っているし、また色んな激安通販サイトで取り扱っているので消耗品の調達としてはイチバン良いと思います。オオノやハネクラ、バリバスなんかは入手できるところが限られてきますからね〜。


ヨツアミ パワーハンター 10号90ポンド100m

最安値PEラインといえば、ユニチカのユニベンチャーかヨツアミのパワーハンターですが、そのなかの一つですw今やヨツアミは最上位ラインがガリスフルドラグ、廉価版がウルトラ2で、その更に下の最低ラインですwポンド数も普通は10号100ポンドですが、90ポンドと心もとないスペックを表示しているので心配ですが、ヨツアミのガリスフルドラグやウルトラ2と比べるとしなやかで、使いやすいラインだと思います。別に飛距離が悪いわけでもないし、適度なハリとコシがあって、キホン、ヒシゲームメインの私にはこれで十分かなと思います。ヘタに8号でハイスペックのラインよりは太い分、安心感があります。

10号中間報告
ここまで4種類のPEを使ってきましたが、ハッキリ言って、PE10号ってほとんど一緒ですね。若干の違いはあるけれど、ほとんど釣行に影響がないレベル。8号だったら結構あるんですけど、太くなるとどれもある程度のコシとハリはあるし、スプールラインのかみこみが少ない分、ライントラブルはほとんど起きないし、キャスト時のバタツキがないから飛距離は出るし、そんで太いから耐久性があって安心感がある。って感じで8号と比べると全体的にクオリティが安定していて、違いがわかんないですね。むしろ、ラインキャパが少ないのでノットをやり変えていたらラインが足りなくなるので、ライン交換のスパンが短くなるくらい。だったら、安いラインを度々交換していたほうが良いように思います。10号に関してはあまり高いラインを選択するメリットはないと思います。10号100mで安いラインを選定するのがイチバンかも?


アバニGT SMP 10号
2014年時点で最強のライン♪ビックリの150ポンド!
チョット前まで600m巻きしかなくて、値段が2マソもしてたからとてもじゃないけど買えなかったんだけど、今は200m巻きまで出ていて、200m巻きを買いましたw値段は7000円w

久しぶりにラインにこんだけ金出しました。なんせ高い上に、PEって10号まで行くと、まず切れないし、性能の違いが分かりにくくて、買わなかったんですよね〜。しかし、「最高峰」と言う文字を見ると試してみたくなるのが釣り人の哀しい性w

同等の値段のラインはガリスのフルドラグだと思うんですが、同じ値段だったらアバニのほうがいいと思います。ガリスは硬いけど、アバニは絶妙なしなやかさがあるというかwww

リールに巻いてみた感じ、他のラインにはない色、「ステルスグレー」なんよね〜w最強ラインの証とでも言いましょうかw灰色のラインを見たらビビッてしまうわね〜w

メーカーの謳い文句はバツグンの耐久性とのことwハスの茎やらヒシの実爆弾やらでの耐久性をじっくり見てみようと思います。

実戦投入したらインプレしますね〜




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