リール紹介

シマノ カルカッタ コンクエスト201
1年目に数々の雷魚を釣り上げた功労者。飛距離は申し分なく、しかもシマノの遠心ブレーキだから調節がらくらく。ところが、釣行10回目くらいで、ハンドルのノブがどこかへ飛んでいってしまった・・・バランスは悪いし、ノブを触ろうとしたらスカるので、カスタムハンドルを購入する事に決定。散々悩んだ挙句、バサートのハンドルが長い(90mm)し、評判も良かったため、つけてみました。ドラグ力が5kgなので、少々の雷魚でもフッキング時の針の食い込みは楽勝。ただ、藻団子になったときのドラグの滑りが少ししんどい。定期的にオイルを注入していたが、スプール軸とスプールベアリング、メカニカルブレーキに差せばいいだけなのでメンテは比較的楽。どうにもならないのがラインキャパ。PE6号が40mくらいしか巻けないため、フルキャストできない。だからラインをどれだけ細くしても大丈夫か実験してみたら、3号でブチ切られました。3号は60までだと大丈夫なんですが、70超えてくると首フリでぶちきられます。ドラグは5kg。3号の耐えれる重さは16kgなのに、おかしいです。切れる前にドラグが出なければいけないはずなのに・・・
なので、やっぱり201は使わずに401クラスのラインキャパの多い、雷魚に使えるリールをオススメします。
変更点は、バサートハンドル+コンクエ401用大型ノブのみ。

重量は275g


abu PGS5601
原付で気軽に乗せていける廉価版タックルが欲しくて購入。香西釣具にて12000円だった。雷魚用にも十分使えるが、ドラグは弱すぎ。フッキングでドラグでまくってサッパリです。

プライマリーギアシステムというメカニカルブレーキと遠心ブレーキが同軸上にあるという摩訶不思議なリール。従来のリールと全く違うシステムなので、オムスビ山のような形をしている。もしかするとロータリーエンジンとかけてオムスビ山にしたのかも。

同じプライマリーリールでEONの廉価版として登場したものだが、EONはゴムの部分が溶けてベタベタになると聞き、PGSのほうに決定。飛距離は太鼓判リールの中ではかなり飛ぶと思う。後半の伸びが他のと比べて桁外れです。しかし5000番台につき、やはり問題になるのがラインキャパです。6号をつけているのですが、50mくらいしか巻けません。そのため少し重めのルアーを投げるとラインがすべて出きってしまう・・・あとプラスチックの安っぽさが気に入りません。EONPROはドライカーボンで好きなんですが、残念ながら3000番台までしか出ていないのが悔やまれます。

でもって、致命的なのが、互換性がなさすぎて、アブの楽しみの一つである改造が出来ないこと。ノーマルで使うくらいなら使わんわい!というわけでサヨウナラ。

重量は286g



abu 6601C4
香西釣り具クリスマスセールでコンクエ401を買おうとして一目ぼれ。スプールの回転を確認してみたところ、コンクエよりもいい回転をしていたのでぶっ飛ぶことを予想。買ってしまいました。まず安い!15000円くらいなので、コンクエ401を買うことを考えたら、ロッドまで買えちまいますwなんと今までのABUと違い、遠心ブレーキがシマノと全く同じです。なのでカルカッタ使いならばスグにブレーキ調節が慣れます。メタリックなボディはカッコイイし、クラッチもクイックリリースなのでカチカチ簡単に投げれます。ドラグ力は申し分なく、10kg!カルコン以上ですよ!魚で滑ったことがありません。飛距離はコンクエに比べるとやや落ちるかなと思われましたが、ZPIのSICベアリングをつけると見違えるほど飛ぶようになりました。一番のお気に入りで大切に扱ってます。構造も簡単なので全バラしてグリスアップも楽にできます。
このリールは雷魚用リールとしては初めて手に入れたもので相当愛着があるので、コツコツと改造して、今ではこんな感じになっています。変更点は
サーペントバイトハンドル+リプレイスキャップ、6600C4用ドライブシャフト+ヴァガボンド純金ドラグホイール、6501ハイスピードウィンチ用サムレスト+ゴールドアルマイトネジ、BBクロスギア+6001Cラインキャリエッジポール、5152BBコグホイール+19373スプールピニオン、ライラクスセラミックBB、レコード用真鍮フレーム ってな感じで、もう値段を計算するのがアホらしくなります。

重量は365g


インプレ2009

で、4年間使い倒してきて、おそらく獲った雷魚は300本くらい逝ってるんじゃないでしょうか。それなのにこれといったトラブルもない、最強リールです。数々の雷魚との思い出を残してくれた、最も愛着あるリールです。野池での遠投にも使えるし、サムバー式で手返しがいいので、クリークでも使えるし、なんといっても6.3のギアが魅力的すぎです。現在は真鍮フレームを組んでいますが、使えないほどの重さではなく、頑張れば重量級ロッドでも1日頑張れます。当然私のフェイバリットリール。最初に出会っていて本当に良かったです。しかし、そんなC4も時代の波か、なんと廃盤・・・・。悲しい限りですが、使える限り使っていくつもりです。メイン中のメイン。ほぼこれしかつかってません!これからも頑張ってね!


Abu 6601C4(2013年度版)
改造に改造を重ね、煮詰まってきた感があるので、改めて紹介しますw

仕様
フレーム:レコード61HC用真鍮フレーム(♯1120126)

サムレスト:UC6501Cハイスピードウィンチ用ゴールドアルマイトサムレスト

サイドカップ:ウレタン塗装チャンピオンシップホワイト仕様+ホンダ赤バッジシール付きw IAR内側周りをエポキシ補強。クリッカー除去。

ギア
2点遠心ベークライトブロック仕様
ピニオンギア→♯24953 メインギア→♯24480

ウォームギア
Btrap製BBクロスギアにARB。ピカールによる鏡面ポリッシュ。

レベル
ブランキング加工。両サイドの追い込みはなし。

スプール
ブランキングスプール:8.8g
ベアリング:ミネベア製DDL-1040ZZ(超音波脱脂+オイルなし)

ブレーキユニット
♯22567(ベークライトブロック2点遠心用)

ブレーキブロック
ベークライトブロック 1個

スプールピニオン:♯19373(5152ギア用)でサイドカップ側を面取り加工

コグホイール
Btrap製2BBコグで、ベアリングを超音波脱脂+オイルなし。イーグル製4-5-0.2シムを下側に2枚かまし、オチアイ製クリセント型Cリングで固定。

ドラグ:Avail製オフセットドラグ+調整用シム2枚付け。

メカニカルキャップ:ヴァガボンド製24金メッキキャップ(BC−2)+ベストタックル製ロッキングワッシャ

ハンドル:リブレ製フォルテタフリミテッドプレートにバサートのGRK−SD104ノブをコンバート。ベアリングはARB。

オイル:ヘッジホックスタジオ製 アルケミーオイル ミディアム
グリス:ダイワ製モリブデンチューブグリス

これだけ手をかけると何の不満もありません。しいて言えば、ベストタックルにチューニングに出したいけど、改造しているので受け付けてもらえないのが残念ってことくらいかな。

雷魚用アブとしてはプッシュボタン式のクラシックタイプが主流ですが、あれはクラッチを切る時にハンドルから手を離さなきゃいけないのでピッチングがかなり手間。サムバー式のクラッチだと親指の腹で出来るのでピッチングがかなりやりやすいです。クリークの見え雷魚戦も見つけたら即クラッチを切ってキャストできるのでかなりのアドバンテージです。

一方で、プッシュボタン式に比べると飛距離が・・・なんて意見もあるようですが、現行アブではスプールだけが回転するウルトラキャスト方式で、回転方式が一緒なんで飛距離も一緒。都市伝説だと思います。飛距離の不満はありません。私が所有している6001Cや6501Cは旧型のスプール一体型ですが、あれとの飛距離の違いも分かりませんでした。

また、C4はカーボンマトリクスドラグを採用しており、ドラグが純正で10キロあり、シマノやダイワの雷魚用リールをしのぎますので、心強いです。

さらに何といっても魅力なのがギア比。雷魚用リールでは最速のギア比で、巻取りが鬼のように早いです。

雷魚釣りはバレとの戦いで、ラインスラッグが出るかどうかで命運が分かれます。しかし、一方でタックルが重すぎて片手ではちゃんとしたフッキングが出来ない歯がゆさもあります。そのためフッキングは両手が必須。

両手でフッキング入れた場合、ロッドが硬いので、フッキング直後、スラッグは出やすいです。そのスラッグをいかに早く巻き取ってラインのテンションを維持するか。この時、6.3のハイギアが真価を発揮します。

雷魚師の中では、ギア比が早いと巻き取りのパワーが・・・なんて意見もあるようですが、私は雷魚ゲームにパワーギアは必要ないと思います。というのも、カバーゲームの場合、フックアップ後は雷魚は短時間で藻団子になり、動かなくなります。その後は藻団子ごとロッドを立てながら寄せたあと、スラッグをリーリングで巻き取り、再びロッドを立てて寄せ、スラッグを取る。雷魚のヘビーカバーゲームとは、こんな感じで、「相手は動かない」ので、ちからいっぱい巻き取り続ける必要がないんです。

DVDやようつべなんかを見ていると、藻団子になって動かなくなった雷魚まで力いっぱいリーリーングで寄せている様子を目にしますが、そーゆーやりとりだったらハイギアよりもパワーギアのほうがいいのかな?とも思いますが、そんなファイトをすること自体がナンセンスです。だって雷魚うごかないもんw

ホラ、「IARがぶっこわれた」だの「ギアが飛んだ」だので自慢してるアホがいるでしょw

たまに藻が切れて再び暴れることがありますが、藻が切れたら相手が軽くなるため、ごついギアが必要なくなります。突然の暴れに対してもギア比が高いとそれがスラッグ回避の武器となります。

オープン用水路なんかでは、そもそも藻がないためゴツいギアは必要ありません。むしろカバーが存在せず、自由自在に動き回れる雷魚に対してはハイギアの恩恵のほうが大きいと考えます。

さらにサムバータイプのクラッチというのも相乗効果を生んでおり、サムバーで手返しがいい上にギア比も高いので、ランガンでフロッグを打ち込んでいく場面なんかでは、この上ない使い勝手の良さがあります。

雷魚ゲームはハイギアかローギアか?賛否別れるところではありますが、私は断然ハイギアを支持します。ずっとローギアを使い続けている人にとってはローギアでも不便ないのかもしれませんが、一度ハイギアを使うと、もうローギアに逆戻りは出来ないと思いますw

また、6601C4のいいところはパーミングタイプであることです。

雷魚ロッドはクラシックなデザインのものが多く、リールもキャスコンが右側に飛び出ているオールド風クラシックタイプが主流ですが、私はアレもダメだと思います。キャスコンが飛び出ているとパーミングしたときに、キャップが手に当たって痛いときが多々あります。パーミングの邪魔なんですよね。

特に雷魚ロッドは20パイくらいのでかいリールシートをつけるため、パーミングの指が開く傾向にあります。その際、ボコッとでているキャスコンが邪魔になります。実釣で当たって知らず知らずのうちに回っていてポロッと外れることもあるし、使い勝手が良いのは断然パーミングアブだと思います。

まとめると、サムバー式のクラッチでハイギア、カーボンマトリクスドラグで10kg対応で、パーミングタイプ。

これらの条件に当てはまるのは、6601C4くらいしかないんです。雷魚用リールナンバーワンは、6601C4だと思います。



abu UC6501C HighSpeed Winch Plus
ヤフオクで新品が破格値で出ていたので購入。
早速買ってみると、スプールの構造がC4とかなり違う。スプールからシャフトが出ており、ベアリングが特殊。そのため、SICベアリングはサイズがなかったが、片側だけスプールベアリングにARBを導入している。飛距離は持っているアブの中でも抜群!軽量フロッグが特によく飛びます。ただ、サムバーが付いていないため、フリッピングを多用する釣りではカナリ不便。重さもカナリあるので、大遠投+チマチマ攻撃にいいかも。ただ、C4に比べるとドラグが弱い。フッキング直後に良くドラグがすべる。

現在は、バレーヒルのストップワッシャを入れてますが、ストップワッシャは止まりすぎ。あまりにドラグが出なくて怖いです。

で、やっぱり残念な点が、改造しにくいこと。通常のアブと構造が違うので、コグホイールは付かないし、リプレイス用ベアリングもなし。やはり汎用性があるというのは武器で、C4にはかないません。



変更点は
バレーヒル製クラシックパワーハンドル、6601C4用小型ドラグホイール+サムレスト、ARB(左側スプールベアリング)、SICベアリング(スプールシャフト軸受け)、Btrapベアリングクロスバー+セラミックレベル。

重量は355g



シマノ カルカッタ コンクエスト401
誕生日プレゼントでまだ彼女だった嫁さんからゲット!ちょいちょい情報収集すると、当たり外れがあるらしく、最初からギアが逝っているものや、ハンドルが曲がっていたりするものもあるとか。ハンドルが折れるというリコールが続出し、新型はハンドルのノブシャフトが突き抜けているものらしい。ただ、性能は流石シマノ。良く飛び、スプールリリースの自由度も高いため正確で飛距離の出るキャスティングが可能。剛性も相当なもので、アブのようなカシメフレームとは根本的に違います。しかし、なんでか、プラスチックパーツをたくさん組んでいるため、バックラッシュした際に負荷がかかるとギアが割れることもある。あと、巻き心地も名前の由来か、非常に軽い。まき心地カルカッタ。これはおそらく、メインギア裏側にベアリングをかましているからだと思いますが、あのベアリングは本来は必要のないベアリングだと思います。

オーシャンマークハンドルをつけているが、これが非常に使いやすい。ノブが非常に大きいのでハンドルを持つときに、手全体で握るように持つことができるし、ジギング用なので、強度も問題なし。ファイト中、一方的に巻き続けることができる。


が、結局は、使わなくなりました。理由はギア比。5.0は低すぎです。C4に慣れてしまうと、5.ナンボのギアには戻れません。あとメンテナンス性が悪くて、オーバーホールするときは1週間は覚悟しておいたほうがいいです。あとベアリングがすごく少ないです。コグホイールにベアリングなし。レベルワインドにベアリングなし。結局回転に関係するベアリングはスプールベアリングのみ。構造上アブのほうがベアリング数が多いです。なので、飛距離はアブの圧勝です。ベアリング11個とかいってアピールしていますが、結局飛距離に関するベアリングはスプールベアリングの2個のみ。これでアピールするのはいかがなもんでしょう。また、スプールベアリングがシャフト圧着タイプで、容易に交換できないのもダメ。スピードマスターもそうですが、シマノはすごーく整備性が悪いです。もうちょっとパーツ減らしてちょ〜。

変更点はオーシャンマークハンドル+グラファイトノブ+サイドカップを赤に塗装。


重量は377g



シマノ スピードマスター201
ドラグ6kg。ギア比7.0というパワーゲーム用のバスリール。

さすがにドラグが6kgあるので、フッキングでドラグが滑る減少は皆無。例えカバーがあってもです。

さらに巻き上げが7.0という超ハイギアなのでラインスラッグが出にくい。おまけに200サイズで軽いから、片手でフッキングが決まるので、ハンドルをすぐに巻ける為、スラッグが出にくい。

ミゾみたいな、小規模クリークでは無敵じゃないでしょうか。雷魚リールよりかなり使いやすいです。

ただ、ネックなのがラインキャパ。3号が200m巻けるそうですが、これが6号になると、50mくらいしか巻けません。そのため、遠投には全く不向き。

野池で使うにはカナリ厳しいリールですが、反面、クリークでは無敵だと思います。



重量は290g







abu 6001C
初めて購入したオールドアブ。漆黒のボディが渋く、波型カップなので高かったけど中古で購入。スプールが重いので飛距離が心配だったけど、飛距離は現行のアブに劣らずぶっ飛び。特に遠心ブレーキの音が、未来チックで、シュイィィィーンという感じでとにかく飛ぶ。ただ、IARが付いていないのでハンドルの遊びが多いのが難点。ガイドにフロッグを付けて移動する時には、遊びが原因で外れる。フッキング時も最初の一発目に負荷がかかった時にハンドルが微妙に戻り、力が伝わらずバレの原因になることも多い。また、それが原因でフレームに負荷がかかりすぎる。さらにこのモデルはなんとフレームがアルミ。そのため、ハネクラの修理工房によくフレームの歪みで入院することが多いそうな。また、年代ものということであまり使用せず、コレクションボックスの肥やしになりかけている。変更点はSICBB、6601C4用純正セラミックレベル、ZPIカーボンハンドル、Btrap製コグホイール+BBクロスバー。


重量は316g



IARがないと・・・

ハンドルが、カチカチ戻るんよね。これがクソいらつきます。フロッグをガイドに引っ掛けて移動していても、ハンドルが微妙に戻ってくれるため、ポロポロ外れます。クソ不便。


abu 5501C(クラッシックレッド)
左ハンドルユーザーのためにマミヤオーピーが発売した貴重なリール。オークションでいつも高値が付いていたが、ボーナス使って購入。なんと中古で3万5千円もした。
変更点は、バサートハンドル、SICBB、Btrap製BBクロスバー+コグホイール+6601C4用純正セラミックレベル。
一応、簡単にできるチューニングはすべて施しているのだが全く飛ばなかった。原因を色々調べると、前オーナーのメンテナンスミス。

信用できる店でオーバーホールしてもらったとあったが、これが全然ダメ。粘性の高いオイル&グリスを使っていたため回転にかげりが生まれていた模様。シマノのリールオイル&グリスに変更すると飛距離アップ。とはいえ、C4ほどの飛距離は出ない。

シュイイィイインと未来チックな遠心ブレーキ音がしてカッコイイwブレーキは2個ついてあり、現在は1個にして使用。結構飛ぶしバックラはほとんどない。使いやすいリール。不満な所は5000番だけあってドラグが弱い。ただ、オープンなクリークで小型を相手にするときは、このドラグの弱さが逆に武器に。フッキングの瞬間に強力な負荷がかかるとドラグが出て、1秒くらいで止まる。そのためフッキング後のヘッドシェイクジャンプを防ぐ効果になり、キャッチ率アップw

ラインキャパは6号を100m巻けるくらいで8号はちょっと厳しいものがある。小型だけあって、細いロッドに良く合いますw

ただし、やはり使わなくなりました。理由はプッシュボタン。クリークで使うならほぼピッチング勝負で、手返し最優先。プッシュボタンアブでピッチングはすごくやりにくいです。だもんで、クリーク戦はサムバー式の圧勝。

クリークはスピードマスターがありゃ事足りますな。


重量は340g

abu 6501CS PRO ROCKET
アメリカから輸入したものを改造。バサートハンドル、SICBB、Btrap製5152ギア+スプールピニオン19737、5501Cカップ+メカニカルブレーキ調節スクリュー、6601C4用セラミックレベル、BBクロスギア、ミスターSHINのサイン入りサムレスト。C4用メイン&ピニオンで5.3→6.3にコンバート。
インプレ
使えるクラッシックタイプのモデルを使うのは初めてだったんですが、C4に慣れているせいか、パーミングがしにくくてしょうがないです。右側のメカニカルのキャップが右手の腹に引っかかるんですよね・・・。パーミングモデルはそれがないので、スッポリ手に収まるんですが、クラシックタイプはそれが出来ません。で、使っているうちにキャップが回っていて、ポロリと落ちそうになったことも何度かありました。回転をあげるためにメカニカルを緩めに設定しているので、余計にコレが気になります。あと、ギア比が低すぎです。5.3だと、鬼巻きしてもスラッグが出るわ出るわ。特に、足場が高いところでフッキングすると、一気に魚が寄ってきてスラッグが出るのでこのギア比が致命的です。そのため、C4のギアを移植し、6.3にコンバート。すると使いやすくなりました。

で、最初オーシャンマークハンドルを使っていたんですが、10回に1回くらいの割合で、クラッチ戻りトラブルが起きました。そのため、現在はリブレのプロトハンドルを装着。あと、70くらいの雷魚バラした時に、IARがガタツキトラブルが出ました。なんかトラブルに見舞われるというか、呪われたリールのようです。

で、飛距離ですが、さすが最も飛距離が出ると有名なだけあって、飛びます。レボと同じくらい。だけど、真鍮C4のほうが上じゃね。
で、ひとつ難点なんですが、重い・・・・・。真鍮C4はサイドプレート(ギアとかドラグを引っ付けているプレート)がアルミなんですが、これはその部品も真鍮。そのため、一回り重いです。だもんで、重量級のロッドにあわせるのはちょっと無理があります。
それとサムバー式でなく、プッシュボタン式なので手返しが悪いです。野池遠投では使えますが、クリークとかの水路戦では、ちょっと使いにくいです。
がしかし、クラシックタイプなので、現行パーミングタイプに比べると、古き良きアブの輝きが伝わってきます。魚の横で写すときなんかは、やっぱり映えますねぇwww
今後はリブレのフィールドテストで活躍してもらう予定です。

が、結局はつこてない。理由はサムバー+パーミングサイドカップのC4のほうがパーミングしやすくて、手返しが早くて、飛距離も出るから。C4つこたら、他のリールがつかえんことなる。

重量410g


abu revo toro61HS

世界初。ロープロファイル型の6000番台。ギア比6.4、ドラグ10kgの雷魚用最強スペック。まず、触ってみた感じ、デカイ!ラウンド型の6000番よりも一回りデカイ!で、サムレストの位置がめちゃくちゃ低くて軽く親指をセットできます。ただ、パーミングカップが横長すぎて、右側をうまくパーミングできない。パーツリストを見る限り、部品一つ一つがシマノそっくり。クラッチのカムなんて、全く一緒。回転はすこぶるよさそう。実釣のインプレは後日公開。
スプールベアリングは外径11、内径5、幅4です。しかし、スプールベアリングはピンを圧入されており、外すことが出来ません。ZPIから外すための工具が出ていますが、海外モデルは規格外なのか、ZPI工具が合いません。そのため、純正で使うことを余儀なくされています。カナヅチで無理やり引っこ抜く荒技もありますが、十中八九傷つく上にパーツの替えが効かないので、やれずじまいです・・・。

インプレ
まず、このリールの最大の魅力はその低さです。大体がゴツイ雷魚ロッドですから、リールシートもゴツイです。そのため、ラウンド型のリールを装着すると、手の小さい人は、「手、手が・・・・吊りそう」なんてことに良くなります。しかし、レボは低いですから、それがありません。手が小さくても楽にパーミングできて、ストレスが大幅に減ります。それが一番の魅力です。リールシート径が20mm以上のリールシートを使う場合は、レボが圧倒的に楽です。
ただ、細いロッドだとその逆。幅が広すぎるので、サイドカップからパーミングサポートまでが遠くなり、手が吊りそうになります。
C4系のラウンド型だと、親指からパーミングサポートまでが遠いのでけっこうツライんですが・・・・

レボだと、低い低い。楽々届くので、操作がめちゃんこ楽ですwww
これらの現象は、ゴツイロッド、リールシート径が20mm以上のタイプで明らかに差が出ます。

逆に讃岐の夢みたいに、細いロッドだと、C4はサイドが短いので楽にパーミングできますが・・・・

レボだと、横の出っ張りが大きすぎて、パーミングがしにくいったらありません。
この現象は、リールシート径18パイのシャドウライズでも感じました。

だから、レボ使うなら、ゴツイ、リールシート20mm以上のロッド限定です。

飛距離はロケットと同じくらい。ハンドルは、カバーモリモリの大物がかかっても楽々巻けました。ギア比6.4でも、メインギアがめちゃめちゃデカイ(レボのOH参照)ので、楽勝です!で、トラブルは、使ってスグに起きた、魔のスプールシャフトフリー状態のみです。それからは酷使してもトラブルはありませんでした。

総評はというと、いいリールだと思うんですが、オススメはしません。使っていたり、オーバーホールするときにいつも不安です。「壊れたらどうしよう!?」の呪縛から解き放たれたら、是非是非オススメしたい一品なんですが・・・・。あのトラブルの時は、真っ青になりました。

で、整備性は最悪。カルコン並みの整備性の悪さ。オーバーホールは覚悟しておいたほうがいいです。いつも思うんですが、こーゆーリールをいじると、あらためてアブの整備性の良さに感銘します。

でもって、2011年、一度もつこてないちや。やっぱね、C4のほうがつかいよいのよ。幅が狭いからパーミングしやすいし、ギア比、ドラグ、レボもC4も一緒ですよね。

重量350g


abu revo bigshooter(ビックシューター)
前々から気になっていたビックシューターですが、長いこと品切れだったんですが、また復活したんで、買ってしまいましたwww香西釣具のセールで18000円でしたw遠心ブレーキです。スペック的には、スピードマスターとほぼ一緒。ギア比7.1、ドラグ6.5kgです。スピードマスターで難点だったラインキャパがあるのでクリークでさらに使えないか?と思って、クリーク用に買いましたw実戦のインプレは後ほどということで。

ラインキャパ
発売する時に8号が100m巻けるという事で一躍、雷魚師の注目を浴びることとなったわけですが、5000番のアブでそんなことが出来るはずはなく、案の定、スペックは大嘘だったことが判明。

おおのPE6号90mでコレ。実際の適合は6号80mってところじゃないでしょうか。アブはスペック表が嘘であることがたまにあります。レコード60では、パーミング側にベアリングとあるのに、実際は真鍮ブッシュ。C4はスペックはドラグ5kgなのに、実際は10kgとなっていたり、スペックがかなりおかしい時があるので要注意です。


実戦のインプレ
ハッキリ申し上げまして、最高ですなこのリール♪開口健は「良いリールは、指と融合して体の一部となる感覚がある。アブにはそれがある。」と絶賛しておりましたが、このビックシューターはまさにそんなリールだと思います。

まず、最高に良いのがギア比。7.1の現行リール最速のギア比は、兎に角巻取りが早くてスラッグが出るストレスが大幅に軽減され、バレも少ないです。そして、ギア比の高さはファイト中のスラッグ対策だけではなく、狙ったところへランガンするのにすごく役立ちます。要所要所にすばやく打ち込み、そして即座に回収出きるその速さは、手元からレーザービームが発射されるかのごとくです。そして、ハンドル形状がまた良い。ホールドし易い大型の丸型EVAノブはリーリングもやりやすく、ファイト中の握りこみも無茶苦茶やりよいです。飛距離も申し分なし。ノーマルでもカッ飛びます。兎に角、本当に使いやすいリールです。

同じレボでもトロ61がありましたが、あれは横幅がでかすぎてすごくパーミングしにくいんですが、51サイズだと手の中に納まる感じがして、扱い易いです。

セットした感じはこんな感じですが、右側にあんまりでっぱってないので、

パーミングが自然に出来ますし、きついテーパーのついたノブは握りこみガしやすいです。

今現在、改造シャドウライズにつけて使っているんですが、シャドウライズとの相性が抜群に良くて、狙ったところにバンバン正確にキャストが決まります。当然フッキングも。その後のファイトも、相性がバッチリ出ていて、アプローチから取り込みまで全くストレスなく行えます。

買う前に心配だったのがドラグですが、6.5kg表示ですが、ほんとに6.5kg?といいたくなるくらい滑りません。フッキングでドラグが出るようなトラブルは皆無。藻団子を引いたって全然滑りません。当然、スラッグ回避のゴリ巻きも問題なしw

一つ心残りなのがラインキャパ。8号100mはまず無理で、実際は6号100mです。だもんで、遠投勝負の野池は向きません。使うならクリーク・ライトカバーです。現在はオオノの6号をつけて使っていますが、良好良好w私はシャドウライズに付けてクリークやライトカバー、小型野池、岸際のブッシュのトレースに使っておりますが、そういうところは6号で十分行けます。しかも、6号だと、風の影響を受けにくいので、神経質なキャストを要するクリークとか、ブッシュトレースなんかではすごく扱い易いラインです。また6号なもんで、飛距離も無茶苦茶出ます。

使うべきフィールドと使うべきラインとの相性が良く、シャドウライズのようなライトカバー、クリーク用ロッドとの相性がよい。巻き上げも強力で、ハンドルを握り易く、しかもギア比が高いので、早いゲーム展開&巻上げが可能。これは久々のヒットじゃないでしょうか。オススメのリールです。

ただ、難点があるとすれば、メンテナンス性の悪さ。100点もある部品は非常に複雑で、シマノのリールと変わりありません。シーズンに何度もオーバーホールするのはまず無理でしょう。

そして、ベアリング。シマノやダイワの欠点だと思うのですが、

スプールベアリングみたいな飛距離に直結するような場所のベアリングをシャフトピンで圧入するなっつーの。外すのに専用工具が要り、交換するのが大変手間です。また、ピンは外す時に変形するのでキホン、使い捨て。無駄に金かかります。

それ以外は文句なしの、50番台最強リールだと思います。もしこれに勝てるモデルがあるとしたら、5801C4やと思います。ギア比8.0の夢のリール。雷魚は兎に角ギア比。ギア比が高いリールが良いリールです。

まとめると、ビックシューター、ええど!っつーわけで!


替えスプールについて
おそらく、これから近距離戦、ライトカバーでメインタックルになるであろう、ビックシューターのために替えスプールを追加しました。

通常はPE6号100mで使っていますが、ヘビーカバー及び近距離戦のデカライ狙いで行く時はPE8号70mで使う予定です。

なお、ラウンド型に比べるとダントツで値段が安く、3000円ちょいで買えますwただし、遠心ユニットはナシですwベアリングはモノタローでミネベア。シールドは外しております。

で、オトク情報は、スプールピニオンの固定はEリングで行いますが、市販規格のEリングで問題なく止まるので、わざわざ純正を買う必要はありませんw


Abu 6601C4  2014年仕様

2013年のうちに、千鳥屋パーツにかなりの額を突っ込み、メインリールもずいぶん進化しました。その説明をばw

改造点
ハンドル:リブレタフリミテッド
ハンドルノブ:バサートGRK―SD104
ドラグ:アベイルオフセットドラグ(シム2枚付け)
サイドカップ:チャンピオンシップホワイトに全塗装、タイプR仕様
キャスコン:ヴァガボンド製24kメッキキャップ(BC2)+ベストタックル製ロッキングワッシャ
フレーム:レコードRCN6600用真鍮フレーム
ベロ:自家塗装で赤ベロ化
サムレスト:6501Cハイスピードウィンチ
レベル:千鳥屋軽量アルマイトレベル。
パイロットガイド:千鳥屋チェックメイトガイド(アルマイトバージョン)
スプール:千鳥屋ラインキャパ拡大スプール(メカニカルブレーキゼロ仕様、ベアリングはミネベア10-4-4&10-4-3。接着剤塗布によるベアリングの供回り回避仕様。)
クリックアンドコグ:シャフト非接触化。
コグホイール:千鳥屋コグ。4-5-0.5イーグルシムを下側に設置し、シャフトに接着剤を塗布し、ベアリングの内輪を固定。そのためEリングなしで供回り回避仕様。
ウォームシャフト:千鳥屋ウォームシャフト。ミネベア3-6-3×3-6-2。ウォームギアと固定用POMの非接触化。また、アッセンブリ化し、カバーとベアリング外輪、シャフトとベアリング内輪を固定。
サイドカップ固定ビス:ヘッジホックスタジオ製アルマイトビス。

ケミカル
ベアリング:ZPI ナノフィネス赤
ウォームシャフト:ベストタックルオイル ヘビー
メインギア&ピニオン:ダイワチューブモリブデン
IAR:京商 ワンウェイベアリンググリス


さぁ、やったるで〜w




6601C4 ベストタックル仕様
サブのリールで、ベースはC4なんですが、中身をベストタックルにチューニングしてもらったものです。チューニング内容は、ウォームシャフトのポリッシュとダブルベアリング化+オリジナルPOMの組み付け&パイロットガイドのポリッシュ。コグホイールダブルベアリング化及びガタツキ防止のためのオリジナルCリング組み付け&サイドプレート側コグホイールシャフトの台座のフチを研削加工。クリックアンドコグの座繰り加工&ベアリング化&シャフト比接触加工。6点遠心のツノ落としで2点化となっております。以上はベストタックル側の加工で、私の加工で、ブランキングスプールの組み付け。さらに社外品ポン付けで、アベイル製オフセットドラグ&シム2枚付け。ファクトリーチューンパーツのサムレスト、レコードRCN61用真鍮フレーム、リブレハンドルとなっております。

ベストタックルの加工によりバックラが全然なくなり、安定してフルキャストが出来るようになりました。そのため、安定して最高到達点までフロッグがキャストでき、バックラによる釣りストレスの軽減&飛距離アップで無茶苦茶役に立っています。私的にメインは千鳥屋C4ですがバックラのしにくさでいうと、一つ上をいっていると思っています。

なお、2013年にはオーシャンマークの新型ハンドルAC25RAを導入してみたものの、オフセットがきつく、リーリングしてると人差し指の第二間接に接触するトラブルが多発。また、リテーナービスが4本に増築されており、使用中に2本飛んでしまって釣具屋でパーツ注文するなんてトラブルに見舞われました。

リテーナーはそれ以来落としていませんが、このハンドルの問題点はオフセット形状で、指に接触するのが多いためリブレにチェンジしました。AC25RAは、見た目はかっこよく、曲がるようなトラブルもなくて、座繰り方式のナット固定になって干渉しにくくなって良くなったと思うんですが、いかんせんハンドルプレートのオフセットが少しきつすぎるように思います。カスタムハンドルは全部そうですが、今現在時代の流れはオフセットハンドルに変わってきているように思います。しかし、オフセットにすることで、巻く時に指に干渉しやすくなるというリスクも考えて欲しいものです。オフセット化の狙いは重心をリール本体に寄せてハンドルを回す時のブレ低減が上げられますが、わずかばかり本体側に寄せたところで使用感に変わりはなく、それ以上に失うものが多いように思います。理想はやはりリブレみたいにストレートの座繰りナットタイプだと思います。




レボ ビックシューター タイプR仕様
2012年、ビックシューターが大活躍し、その冬、全塗装し、チャンピオンシップホワイトへ換装。バリバリに活用しようと思って、2013年のシーズンに投入したは良いものの、途中から全く使わなくなってしまいました。やっぱね、香川は5000番台は使わんわ・・・。
なんちゅーてもラインキャパが全く足りん。6号メインで使うならば良いかもしれないんだけど、10号メインの今となってはとてもじゃないけど、ラインが巻けるリールじゃないです。

8号で使えないこともないんだけど、やっぱバックラったときが大変。6号はなおさら。となると近距離戦くらいしか使い道がなく、近距離戦ならばワーム使ったほうが効率がいいので200番台に軍配が上がり、

カバー用水路では威力を発揮するとは思うけども、香川ではカバー用水路がほとんどないし、野池王国で出番なし。

さらに追い討ちをかけるように「ベストタックルチューニング」や「千鳥屋チューニング」のリールを経験し、あまりにも戦力が違うため、さらに出番がなくなりました。

ビックシューターに限らず、トロもそうですが、レボは改造の選択肢の幅が少なくて、例えば、コグホイールにしたって、ダブルベアリング化がほとんど不可能に近く、ブランキングも不可能。ウォームシャフトも、いじれるようなスペースが残されておらず、駆動系がほとんど純正です。

ま、純正でも使えるリールではあるんですが、ベストタックルや千鳥屋に比べるとイマイチです。リプレイスパーツがない上に、他メーカーから出るような兆しもないし、したがって今後の伸びも期待できず・・・。

だもんで、香川でメインリールになるような位置づけにあらず。全く使うことがなくなりました。格好はいいんだけどね〜。それが残念。

どーしても5000番使うんなら、5601C4をベストタックルにチューンに出すのが正解だと思います。なんだかんだでやっぱC4ですわ。

ビックシューター インプレ追記161024
ここの所、全く使っていなかったんですが、名古屋釣法を教えてもらって練習するようになって、日の目を見ることになったのがこのビックシューター。名古屋釣法の場合、小型フロッグがメインで、さらに8号が60mくらい巻けるので、コンパクト軽量でPEも太いのが使えるというわけで、2016年後半、かなりの多用をしており、思うことも増えてきました。

まず、欠点がドラグ。ドラグが弱すぎで、すべり杉。カバーを絡めたゲームなんかでは、フッキングでドラグが出ること多数。そのため、ドラグを強化したほうがいいと思います。

クラッチトラブルに関して。
ドロ砂の未護岸の池に降り立ち、手前に砂地、近くまで行くとズブズブと入ってしまう池での釣り。この場合、岸から離れたところからキャストして釣りをすることになりますが、そうなると、ラインが土を拾い、それがリールへと侵入します。巻取り時に砂をかんで、ガリガリとなるのは、どのリールでもそうですが、ビックシューターの場合、2,3回砂を拾ってくると、明らかにクラッチが硬くなります。

そのまま使っていると、だんだん硬くなってきて、30分くらいでクラッチが切れなくなります。

バラしてみて原因を探ってみると、クラッチのこの部分に砂がかんでいるのか、スレて、メッキがのいていました。

また、サムバーのこの部分にも砂が噛んでいるのか、スレて塗装がのいています。ここをパーツクリーナーで洗浄したら軽くなるので、おそらく、この部分への砂がみは、致命的だと思います。

兎に角、塗装の塗膜の厚みもダメだとおもうので、残念ですが、塗装をはぎました。ラウンドアブだと、クラッチ切れなくなるまではないので、やはりリールは単純な方が故障が少ないということでしょうか。
ビックシューターをこんな条件で使う時は要注意です。




リョウガ シュラプネル
久しぶりの雷魚リールでハイギアで、左ハンドルアリってことで、予約までして買いましたw
香川で買ったんですけど、藤本釣具がおそらく最安値。だけんど、いざ発売してみると、もっと安く叩いている通販が多くて、失敗しました。
焦ったわりには、結構フツーに左右モデルが置いてある店が多いです。

釣り友達に聞いてみても、9割がた購入したようで、池でもよく見かけます。
ところがどっこい、数回使用してすでに1軍から撤退させました。
なんちゅーても、使いにくいの一言。

まずはパーミング。シュラプネルの右側カップ、角がアブに比べると丸みを帯びていないため、さらにロッドも重いのを使うと、シェイクした時にボディの角が手の甲にあたって痛いんよね。

そんで、続いてのダメ出しがクラッチ。小さすぎ細すぎで、切るのがすっげーやりにくいです。おまけにラインキャパも少なくて、大野10号90mを巻いたら、モリモリすぎてバックラの嵐。結局、10m切って、80mでぎりぎり。それでもスプールの隙間ギリギリまで来るもんだから、クラッチ切るときに親指の先っちょをクラッチの板に乗せなきゃいけなくてこれがかなりだるいです。

アブの場合、サムバーモデルは親指の付け根あたりで切れるから、ラインキャパギリギリでも楽に切れるんですけど、これに慣れてるとシュラプネルのクラッチは操作性はかなりストレスたまります。

あとクラッチが硬過ぎ。キャストの惰性でクラッチが戻るのを防ぐのが目的なのか、シュラプネルのクラッチはかなり硬め。切った時にカチンといい音がするのはいいんだけど、問題は戻す時。

勢いつけてハンドルを回すと軽く切れるんですが、ゆーっくりとクラッチを切るような時、たとえば、ピッチングなんかでハンドルに手を添えた状態で回す時なんかは、硬すぎてハンドル回したときにロッド持って行かれます。そのため、長いこと使ったらリールシートのトリガーを支えている指が痛くなりました。重いロッドだったらなおさら。

最後に致命的なのが回転。これが非常に悪い。キャストは常にもじゃかりの連発。特にサミング後にクラッチを戻した時にラインが浮いているような時が多く、キャストしてクラッチ戻した後、モジャカリに気づいてまたクラッチ切ってラインを出してテンションかけて、クラッチ戻して、この時、クラッチ硬すぎでトリガーの指が痛くなって、テンションかけた状態で巻き取ってリトリーブ開始。こればっか(汗)

ま、これがフツーのリールなんだろうけど、千鳥屋やベストタックルのリールに慣れていると、ぜんぜんダメ。もじゃかり大杉、バックラ大杉ですごいストレスです。

ちょうど、2人で釣り行ったときに相方がベストタックルのリールを使ってて、僕がシュラプネルで半日やった後、タックル交代してベストタックルのリールを投げさせてもらってビックリ。

めっちゃスムーズでラインがスプールに張り付いたように放出されるキャストフィーリングに参りました。

シュラプネル、こんなにダメなの?つってお互いビックリですわ。

こら、シュラプネル使えんねと1軍撤退を決めました。

さらにトラブル情報も結構あるようで、先日、インサニティ氏と同行した際、ブルバップフルキャストでクラッチ戻りが発生。結果、一発でギアがガリガリになり、リーリングができなくなり、さらにクラッチが切れなくなって使用不能に(^^;)
神戸の知り合いからも同じような情報が入ってきていて、同じくシュラプネルのクラッチ戻りで知り合いが3人ほどメーカー送りになっているようです。ダイワの対応は、1回目の修理は無償修理。2回目になるとキャストが悪いんじゃない?ってダメだしされるけども無償修理。3回目からはわかりません。

雷魚本にも書いていたけど、クラッチ戻りが懸念されるんなら、ハンドルのノブピッチを短くすることや、サーペントノブを却下して軽いヤツにするとか、色々方法はあると思うんですけどね〜。クラッチトラブルはブラックシープ時代からの課題だったのに、さらにひどくして出荷してどーすんだって感じです。

デザインとかスタイルはいいんですけどね〜。格好だけのポンコツだと思います。買って後悔しています。


クラッチ破壊
ついに来ました。クラッチ戻りでギア破壊。キャスト直後にガッチーンってなって、そこから巻取り不能に・・・・。

これに関しては、ほとんど欠陥商品みたいなもんで、ユーザーの多くが頭を抱えている問題です。

僕の知り合いの雷魚マンもほとんどこの欠陥の餌食になっており、特に、軽いフロッグフルキャストによる破壊が多い傾向にあります。

発売当初は、スグに破壊して、2回目の修理後も破壊。3回目の修理後も破壊で、返金という形をとった方もいました。

現在は補償については1回目は無料保証で、その際にクラッチ強化を施工して、その後は、有償交換とのことです。

当然、クラッチ硬くても戻りますので、釣行の際はスペアを持っていかないと、一度戻るとギアガタガタでクラッチ切れなくなっちゃって、使用不能になりますので、要注意。海外遠征のお供に持っていったが最後、クラッチ壊れてリール使えなくなっちゃったってこともありえますので、この怪魚対応リールは要注意です。


これがトラブった時の様子です。も〜ね、ハンドルがガックンガックンなって、巻き取れません(汗)クラッチもまともに切れません。

いやはや、焦って買うとこうなっちゃうのね〜〜〜orz

飛ばん、重い、クラッチ硬くてピッチングクソ手間、キャストでギア壊れる、値段高ッ!

とんでもないポンコツに金はたいちゃったッスorz


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