IARガタつき


←トラブルが発生したロケット。


釣り中にどうもハンドルがガタつくなぁと思って、帰って分解して原因を調べてみると・・・・

なんと、IARをカシメている部分がグラグラ動いてます。

酷使に耐え切れず、カシメが緩んだ模様です。ヘッドシェイクを耐えながらスラッグを出さないようにリーリングするのが雷魚釣りの鉄則。なので、何度も釣る中でだんだんダメージが大きくなったんでしょうね・・・。修理できるか不安ですが、引き続き経過報告します。


○でかこった部分を見てみてください。隙間が見えます。これがガタついてリーリングするときにハンドルがぶれます。


バラしてみると、IARの金具の周りに黒いグリスのようなケミカルが出ています。この部品の内部に染みこませていたケミカルだと思いますが、グラつくことで、これがにじんでいた模様です。当然指で動かすとグラつきます。


個人での修理は無理だと思うので、今後は業者に頼んでみます。ところが、このサイドカップはマミヤ時代の限定モデル5501Cのもの。修理できるんかな???その結果はおいおいアップするということで・・・

→普通に注文できますたwただ、お値段、8900え〜ん(涙)なきたいわ。C4だったら本体買うとこやけど、こいつぁ無理なのよぉ。



当面は、ロケットの純正サイドカップを使って対応しようと思います。しかし、クラシックレッドのほうがカッコイイねぇ(^^;)


で、時は過ぎ、雷魚2010開幕直前。

やっぱり、レッドボディがいいなぁ。と思うようになり、修理することに。


要するに、ガタ付いた、IARをカートリッジごと接着剤で固定してしまおうと言う作戦です。瞬接は絶対割れる。エポも、金属同士の接着は強度がイマイチ。


というわけで・・・・・


ロックタイト638世界最強のはめ込み強度を誇る接着剤と言うヤツです。なんとF1でも使われているそうな。永久接着を目的としており、アブのシャフト・スプール連結にも使われているそうな。値段もものすごくて、これいっちょで3千円ですよ!


この先からは出ませんでした。なので、フタごとあけて出しました。緑色です。ピッコロの血みたいですw


付けてみました。爪楊枝で、IARカートリッジの隙間に充填させました。これは1日置いたあとの接着剤ですが、はみ出ているところは、半乾き状態です。おそらく、ロックタイト自体が、嫌気性の接着剤だと思われます。空気が遮断されたところが硬化するので、はみ出ているところは半乾き。内部に浸透しているところは、ガッチリ接着になっているのかな?

なんにせよ、ガッチリ固定できましたw


これで、レッドロケット復活!?

とりあえず、自作フロッグの様子見と、リブレのハンドルテストと、ロックタイトの威力の調査、最後に、雷魚釣りの感覚を取り戻さないとw

というわけで、来週、花粉の状態が良ければ、出撃してみようかなwww

2011年から
あとあと、ロックタイトは乾かんということが判明。またサイドカップが難接着物質のアルミというのが問題。詳しくはアブの塗装関連のページを参照に。アルミに相性の良い接着剤はエポキシオンリーです。だもんで、ここに使うべき接着剤は2液エポキシです。なるべく粘性の低いエポキシのほうがいいんだけど、だったら、ロッドビルディング用になるんで、それだと固まるのに6時間くらいかかるのでNG。結局5分エポキシでやっています。


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