滑るドラグ
C4のドラグが滑る。ガンガン滑る。純正で10kgのはずなんですが。フッキングで、ズルッと滑る。たまに滑らないときもある。つまり、ドラグがおかしい。
というわけで原因調査。
IAR周辺。グリスがベッタリ。こりゃ付きすぎ。
その関係で、凸プレートの上側にはグリスが付着しており、ヌルヌル。それが下にも入ってヌルヌル。
ハンドルシャフト。真っ黒のグリスが付着。今までこんなに汚れたことなかったのになぁ。
思い当たるフシが一つ。グリスをシマノ純正から、フジヤマスピンに変えたところです。金属コーティング剤配合の、粘性が若干硬いオイル。スプレーじゃないので、爪楊枝ですくって、ペタペタ塗っていくような感じのグリスです。
こいつが悪さをしているとしか考えられん。
思えば、こんな感じで、すくったオイルを置いていくような感じなので、いらんところにも付着するでしょうね。そして、金属コーティング剤と共に研磨剤でも含まれているんでしょうか。だから、真っ黒いグリスになるのかもしれません。
この時点で、思いました。
ZPIだの、フジヤマだの、IOSだの、
固形グリスはダメ!
ピンポイントで塗れるグリスでないと、いらんところにグリスが入って、悪さします。
ということは、やはりシマノのグリススプレーがいいというわけでしょうね。
続いてドラグ調査。カーボンマトリクスドラグ。異常はないように思います。
新品で部品取りに購入したレコード。これの新品ドラグと比較してみます。
これがレコードの新品ドラグ。うーん。上のC4と変わらないような気がします。
ドラグの隙間の金属ワッシャー。左がC4。右がレコードワッシャ。どのアブでもそうなんですが、使い込んでいくと、クリップが曲がっていきます。
凸ワッシャ。左がC4。右がレコード。レコードのほうがピカピカです。
オメコワッシャー。左がC4。右がレコードです。なんと、レコードのほうがオメコが開いとる!ということは、使い込んでいくと、閉じていくのでしょうか。私は釣りをしないときもドラグをずっと締めっぱなしにしていています。金属疲労なんてものが起こっているのか分かりませんが、そういえば、釣行が終わるたびに、ドラグを緩めるべしとかいうメンテナンス方法がありましたね。都市伝説かとも思いましたが、あながちそうでもなさそうです。だけど、OH後のドラグの締め忘れでやられることが多いので、締めたり緩めたりしてたら、確実に忘れることもあって、チャンスをフイにすることが予想されます。だから、オメコが閉じようが、締めっぱなしにして、ダメになったら交換でいきます。
で、疑わしきはなんとやらというわけで、ギア以外の部品はすべてレコードの新品パーツに変更しました。
グリスはもちろんシマノのスプレーグリスに戻しました。さぁ!滑るなドラグ!がんばってちょ〜!
だが、また滑った・・・・orz
原因は何なのか・・・・・
ハッ!
と気づいて、
ドラグを思いっきり回してみると・・・・
クイクイと、まだ入る!!!!
なんと・・・・
ただ単に
ドラグの締め込みが甘かったみたいです・・・・(^^;)
私のC4は、バカボンドの純金D4ドラグを使っているんですが、純正に比べてかなり小さいです。おまけに角ばっているため、締めこむとすぐに指が痛くなります。だもんで、なかなかきつく締めれず、このような凡ミスが起こったと考えられます。
性能考えたら角ばってないタイプの純正のドラグホイールが一番いいんですが、こっちのほうがかっこいいので、見た目重視で使っているのであります・・・・。
次から気をつけようorz
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