2005年8月
うっちと渡辺が雷魚遠征
仕事が暇になり、もう毎日雷魚三昧。仕事が終わってから開拓を始めました。
ちょうどその頃、大学時代の釣り愛好会が西日本遠征にやってくるとのこと。懐かしいので、普段大学の地方ではやらない雷魚案内をすることにw
で、後輩のうっち、わたなべが、調査がてら遊びに来ました。
そこで、双子池に案内。
早速アタックビシバシ。しかし、この二人、バスタックルで挑んだため、ひどいことに。大型雷魚がかかって、ヒシもぐれ。当然にっちもさっちもいかなくなり、なんと、近くに落ちていた角材で水草を手繰り寄せる。
で、粘ること30分。
ようやくあがってきたのは、
70くらいの雷魚w
やはり雷魚はPEです。早速二人もPEをまくようになりました。
しかし、この池のアタックの多さは頼れる池であることが判明しました。
当然、釣り愛好会の雷魚遠征でも行くことに決定www
釣り愛好会雷魚遠征
そして1週間後、まちにまった釣り愛好会雷魚遠征。
村田は神奈川から、うっち、わたなべが愛媛から参戦。
で、すぐに雷魚に行くのかと思いきや、なにやら、ジャバロンというワームがデカバスにきくとのことなので、それを試したいと、川バスに行くことに。うどんを食って気合をいれ、ジャバロンを投げる。
しかし、釣れない。私はバスに全く興味がなくなっていたため、年上権限ですぐに移動。
まずは桃池に案内しました。しかし、雷魚初心者にハスのヘビーカバーは荷が重過ぎる・・・しかし、地元の意地を見せ、俺が一本ゲットw
でも他が釣れないから、早々と移動することに。
で、かねてから行く予定だった、双子池に移動。すると、くるわくるわ、初心者にも優しいアタック三昧。
わたなべを除く全員が雷魚ゲットwホクホクで、次の池。バスも釣りたいとのことだったので、バス&雷魚池に。
しかし、渋い・・・暑い・・・
結局、「魚」がビシバシ釣りたいと注文されたので、ナマズ入れ食いの池に案内しました。
すると、みんなアタックの多さにビックリし、もう夢中w
8時くらいまでやって、全員ナマズげっとw
その日の夜は、みんなで焼肉食って、酒飲んでだらだら寝ましたwww
大成功の釣り愛好会遠征ねw
うっちと開拓
1週間後、懲りずにうっちが愛媛から単独参戦。
桃池に行き、俺、雷魚ゲットwうっちはボウズ。で、次に移動。だいぶ前に見つけたライヒーの池です。うっちはライヒーを釣ったことがないらしく、気合はムンムン。ポイントを譲り、
うっちはデントスで無事にライヒー童貞卒業w
続けて、開拓に繰り出す。
いつも一人で開拓していたんですが、やはり二人だと早い早い。
主に西ブロックを探りまくり、やっとのことで、一つ発見w
俺は、買ったばかりのアルキデスピンクを投げた押し、バレまくり。ウッチは石橋を叩いて渡り、カムルチー一本げっとw
と、そろそろ終わる時間。。。
というわけで、なんと僕は釣れませんでした・・・
うっちおめでとう・・・
アッガイさんと双子池
最近浮気ばかりしていたけど、今度はいつものアッガイさんとの釣り。
しばらく一緒に行っていなかったが、一人で、アタックびしばしの双子池でフッキングの練習を繰り返していたらしい。そこで、70UPというナイスサイズもゲットしたみたい。
で、今回も二人で双子池に。
なにやら、双子池でいつもの双子が寄ってきました。雷魚を見たことがないらしく、釣って釣ってと、むちゃくちゃまとわり着いてくる。ま、ちびっこは嫌いじゃないので、あれこれ遊んでやると、絶対釣ってよ!攻撃。プレッシャーがかかります・・・
で、何度かアタックを逃して、ようやくつれた。でかい!ふとい!アベレージ50いくかいかないかのチビ雷魚池で70UPというナイス雷魚を釣ってしまいました〜!ちびっ子パワー偉大なりw
あとで、双子のおばあちゃんがやってきて、缶コーヒーをくれましたwww
初めて見たスゴ腕ライギョマン from 4年後の俺
1週間後、たまたま西日本にいた渡辺氏から連絡が。
「暇」というわけで、開拓もかねて出撃することにw
渡辺氏は何も持ってきておらず、私はベイトタックルは1つしか持ってないので、ネオバーサル72と、バイオマスター2500にPE6号という、無理のありすぎるタックルをレンタル。俺はジギングロッドにカルコン201にPE10号というこれまた無理のありすぎるタックルで、二人とも15m飛べばいいほう。
釣りはというと、盆が過ぎたせいか、どっこもスレっすれ・・・
で、暑いため、開拓しても捕食音なし。で、ウロウロしていると、バス&雷魚池でバサーと遭遇。暇だったので話しかけました。すると、どうも雷魚のナイスポイントを知っているらしく、ナビで教えてくださいました。なんと、そこはワタシの家の近所。灯台元暗しとはこのこと。
で、その池に移動すると、先客あり。
ガンガン77にラスタースティックの黒、ブラックシープ。黒ずくめのタックル。筋肉モリモリのにいちゃんと、対照的にやさしそうなにいちゃん二人組み。迫力というか、普通の釣り人にはないオーラのようなものがあり、カタギの匂いがしません。
いかにも雷魚マンです、といういでたちの方の少し離れたところで、我々も釣り始めました。今思えば、あの規模の池で4人入るのは無理がありました。タックルも雷魚タックルではないし、バスマンと思われたはずです。
そういえば、徹底的な雷魚マンを見るのは初めてです。
我々の釣り方はシーリングしただけのフロッグを10mくらい飛ばして、ネチネチシェイクしながらひくだけ。ただこれを繰り返すのみ。偏光レンズもないので、付いたか付いてないか分からないし、まぶしいので時折目を細めながらフロッグはどこかな?と探る感じ。
一方、専門職の雷魚マンは我々とは全く違います。ピンクマーブルのカメレオンを我々の3倍の飛距離は出ているであろう、そんくらいぶっ飛ばして、早引き。傍らで見ていた我々は、そんなに早く引いたら、魚逃げるんちゃうん?と思いながら、もう自分たちの釣りはどうでもいいから、達人のテクニックを盗むのに必死。
フロッグってあんなに飛ぶん!?
あの重そうなフロッグ投げても、全然ロッドまがっとらんで!?
あんなに飛ばして、フッキングは大丈夫なん?
こんな感じで、達人を凝視。迷惑だったでしょうね(^^;)
ずーーーーっと、達人の引くフロッグを観察していると・・・・・・・
モワン!!!
水面が動いた!?
達人はその瞬間を見逃さない!
早引きのカメレオンが急停止!
しばらくポーズを取った後、
チョン
チョン
チョン
来るか!?来るか!?
渡辺氏と心臓が止まりそうになりながら、フロッグに祈りをこめる!
ズボォ!!!!!!
豪快な音とともに、ピンクマーブルが水中にひったくられた!
その瞬間、達人のほうを向くと、まさにフッキング体制に入り、
スパァーン!
空を切る音とともに、棍棒を振り上げ、根元からブチ曲がるブランクス!
鮮やかすぎるフッキングの直後に、今まで見たこともない水しぶきが上がる!
後ずさりしながら強引にカバーを引きちぎり、再び始まるヘッドシェイク!
また次のカバーに引っかかり、止まる雷魚!
引きちぎる棍棒!
しばらくして、おとなしくなり、凄まじい藻団子を足元まで寄せ、
藻団子もろとも問答無用で、ブッコ抜き!この人たち、どうなってんだ!?
もういてもたってもいられず、渡辺氏と走って達人のそばに行き、藻団子から出てくる魚体は、どんなモンスターなのか、ハラハラしながら見守る。
出てきたのは
ゴンブトの87cm!
生まれて初めて見るモンスター雷魚と、それを獲る達人。
もう、瞬きができないくらい感動して、その達人たちが、スーパーヒーローに見えて
ただ、ただ・・・・・・・
感動していたら
「それで狙いよるん?ラインは?」とおなじみのツッコミ。
太いの巻いてて良かった。「PE10号です。」
「そのロッドじゃ、無理があるやろう(^^)」
おっしゃる通り!
ただ、ただ、「俺たち終わっとるな!」と思うのみで
ホントに同じ池で、同じ魚ねらっとんのかいな????と二人とも同じことを考えていて、
二人とも、ものっそ恥ずかしくなって、
逃げるように池を後にしたっけ・・・・・・
あれから、4年が経ちました。
私は散々色々な池を回りましたが、再会は出来ていません。
今でもあの達人たちは、雷魚を釣っているんでしょうか・・・・・・
なんだかんだで、一番思い出に残っているのは、1年目です。
何も分からなかったから、無我夢中で勉強して、模索して、感動して、
あんなに燃えた雷魚シーズンは、もう来ないんでしょうね・・・・・
ちょと切ないです。
puroduced by fukusuke