2013年11月
2013年総括
釣行回数 | フロッグ雷魚 | ワーム雷魚 | ナマヅ | コイ | ブラバス | クリーク開拓 | 野池開拓 | |
2月 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
3月 | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
4月 | 19 | 3 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 |
5月 | 24 | 3 | 6 | 5 | 0 | 1 | 0 | 8 |
6月 | 23 | 10 | 6 | 8 | 0 | 0 | 0 | 1 |
7月 | 24 | 12 | 4 | 9 | 0 | 0 | 1 | 1 |
8月 | 19 | 1 | 8 | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 |
9月 | 18 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 |
10月 | 13 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
11月 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
計 | 152 | 29 | 25 | 44 | 1 | 1 | 2 | 11 |
今年のライギョシーズンは早かった・・・・。あっという間に半年経ちました。今年の雷魚は、なんといっても、「時間がナイ!」この一言に尽きます。
まさか、ちっこい子どもが2人いることがこんなに忙しいとは思いませんでした。
2月に娘が生まれて、上の子は2歳。まぁ〜忙しいちゅうたらなかったですわ。
今までは一人寝たら自由時間到来でしたけど、2人同時に寝ることがないですからね。おまけに上の子は魔の2歳児で、ワガママ放題だし、嫁さん一人で2人見るのは至難の業だもんで、嫁さんが娘連れて出かけた時は、私は息子とどっか行くってのが多かったですね〜。
シーズン序盤は一切時間がなくて、お使いのついでにチョロッと池に寄る程度。
娘が大きくなってからは土日はどっちか半日釣行ってのが多かったですね。そんなこんなで、チョットの間でも竿を出そうと思って、今期頑張ったのは仕事に行く前と終わった直後に会社近くのクリークというかドブでワーム雷魚が多かったです。
少し早く家を出て、5分10分で早足でドブの見え雷魚を探してワームを撃つ。会社帰りも同様。
もうね、ウルトラマンじゃないけど、携帯タイマーを毎日朝7時半と5時半にセットしてベルが鳴るまでが実釣タイムという感じでしたwタイマー見ながら後何分ですわ〜(汗)
それでも流石は香川で、ドブに雷魚釣りに来る人間自体が少なくてスレてなくて、サイズこそ出ないものの、数の上では良い感じの釣果を出していたんですが、流石に同じポイントばっかり叩きまくっていたせいか、最後はワームすら見向きもしなくなり、全く釣れなくなりましたw見え雷魚のほとんどが口の辺りにキズを負ってましたからね(汗)
ライギョの世界では、同じポイントで叩きすぎるなとよく言われますが、あながちそれもあるかも?と思いましたw
そんなわけで、平日はドブでワーム雷魚で遊び、土日の時間が取れる時はフロッグで真剣に雷魚を狙っていきました。
で、まず今期、私の中で大きく変わったことがあり、それは、移動をしないこと。一箇所で粘る!今までは1時間くらい投げ散らかして適当に釣って、移動しての繰り返しでしたが、大前提として時間がないので、移動時間が無駄!というわけで、移動を止めました。
そしてクリークめぐりもやめ!クリークの見え雷魚戦は平日に出来るもん!
そんなわけで、土日は野池でひたすら一発狙い!
んで、今年は念願のオオノトーナメントにエントリーしたんで、兎に角サイズを追って行きました。
しっかし、ここでも甘くない現実があって、兎に角、釣れん!アタックがない!
そして、たま〜に釣れてもマメッ!
全然出んし、出てもマメッ!
どーしてこうなのかね〜〜〜!?
一箇所で時間の限り粘り倒してノーアタックなんて当たり前。丸一日投げ倒して帰る時は、視界は灰色ですわね(汗)
デッカイ雷魚ってホント、釣れんね〜〜〜。
90UPなんて夢のまた夢。チャンスなんて一回もなし。80UP4本。最大86cm。しかもガリクソン。オオノトーナメントはガリガリ君でエントリー。
まさに、心半ばで沈没という感じです・・・。
それにしても、「ここホントに香川かよ?」ってくらい釣れん。地元居て毎週通ってコレですよ。遠征組が来たっておいしい思いはできんわな。愚痴ブログでも言ってるけど、ホント、香川に来たって一つもいいことないから佐賀行け佐賀w
しかし、繰り返しになるけども、今期は初のオオノトーナメントエントリーということで、いろいろな面で勝負を楽しんだ感があります♪
まず、道具のセッティングをかなりシビアにしましたw特にフロッグ。自作フロッグオンリーで戦う上に、貴重な一発が取れるかどうかって雷魚ゲームだもんで、万全の体制でフロッグを準備しました。
チューニングしたはいいけれど、凹み方が気に食わないとか、組んでみたら思ったより硬かったとかの不具合があると、即座に再成形して満足行くクオリティのフロッグになるまで煮詰めて行きました。
池のカバー状態によっては、例えばパラヒシのときは水平浮きで、1枚ヒシになると垂直浮きで、枯れカバーは視認性優先でピンクとか、そんな感じです。
普段は、春先までに準備したフロッグを使うだけって感じだったんですが、今期はシーズン中にどんどんフロッグを追加していきましたね〜。
PEも、今までは8号だったんですけど、一発狙いでは10号に軍配が上がるので、メインのPEを10号にチェンジしたのもオオノトーナメントがあったからだと思います。
また、ロッドのセッティングも良かったと思います。メインで使っていたのはJraidenでしたが、オールLCガイドで組んだのが幸いして、ラインのガイドトラブルは皆無でフックアップした時は良い感じにしなって入ってくれて、キャッチ率アップに繋がったと思います。最後の最後に折れちゃってダメになりましたが、セッティングは間違ってなかったと思います。惜しいロッドです。
それと、リールの研究にも勤しみました。目からウロコだったのがベストタックルのチューニング委託で、まさかリールのチューニングでこんなに違うなんて思ってなかったので、新しい発見がたくさんありました。特に、重量級フロッグをよく使うので、ストレスなく使えたというのは大きな前進です。結果、千鳥屋さんとも相談しながらあれこれと回転の良し悪しについて研究ができたので、良かったと思います。
しかし、オオノトーナメントのおかげで、おろそかになった点があって、それは「開拓」です。いつもは池をランガンしながら重箱のスミを埋めていく作業をするのですが、1箇所でずっと粘るので、移動がないため、まともな開拓はほぼゼロでした。
結局、昨年アタリをつけていたカバー池のチェックを少しやったのと、雷雨で釣行が不能になったときに初めて行く池の調査をしたくらいで、実際、開拓らしい開拓は全くしていません。
しかし、県内の池のおおかた8割は既に回っていて、残りの3割というのは、自分の家からだと遠くてアクセスが悪い、もしくは山奥のややこしい小規模野池ばかり。アクセスが悪いところを開拓したところで、遠いから行かないし、山奥の小規模野池は、的中の確率が激落ちして、例えいたとしてもサイズがマメばかりですからね〜。
今の状態から更なる開拓をしてもロクなポイントは見つからないんじゃないかと思います。
「手間かけて開拓して発見して、行かない。」最近はコレばっかりですね〜。ここ数年、開拓の意味が分からなくなってきています。
むしろ今通っている池が健全なうちにもっと通ったほうが良い様な気もするし、どうなんでしょ???
ま、全体的に言うと、こんな感じですが、タックルデータ等の総まとめ2013でもしてみます!
フロッグについて
今期も自作フロッグオンリーでやれて良かったと思います。※ワームライギョはなしよっ!
冬の間に10種類以上のカタを作り、成形テストを繰り返し、シーズン前にはおおかた20個くらい組んで臨んだんですが、メインで使ったのは大関と横綱だけです。
やっぱり香川はフル護岸の皿池ばかりなので、飛距離が出ないことには話にならないため、重量級フロッグの使用オンリーでした。
横綱でもアタック取れてフックアップできるのにワザワザ小さいフロッグを使う場面ってのがないんですよね。
マメフロッグの出番といえば、クリークのドブライギョくらいで、ドブでやるなら、バスロッドにワームのほうが効率が良くて、マメフロッグの出番がない。
兎に角大遠投ズル引き!このスタイルでやってるうちはマメフロッグはいらないですね。
しかし、後半で苦手だったピッチングマンの池に行ってから少し考え方が変わって、ピッチングマンする時は大体、縦カバーの近距離戦なんですけど、縦カバーってややこしいポイントが多くて、ライギョが食いにくくてミスバイトが多いため、小型フロッグのほうが有利なんですよね。着水音が無駄にでかくないところもメリットの一つです。
さらに、オープンのアシ際を通したりすることもあるんで、ブレードつけたりとか、最近してなかった小手先のチューニングなんかの見直しも行いました。
そんな中活躍したのは、前頭。20gクラスのフロッグは意外に出番が多かったです。
あと序盤でよく使ったのは関脇でしょうか。しかし、関脇は大関に比べると飛距離が出ないため、カバーが張ってからはあまり使わなくなりましたね〜。大関と横綱に飽きたときに使うくらいでしょうか。
結局は大遠投で狙う時は横綱。近距離は大関。この2パターンオンリーだったように思います。
その他のフロッグは全体的に細長いのが多く、フッキングに難アリだったので今後も使うことはないと思います。この冬にでも全部バラして針を返してもらうことにしますw
なお、フッキングについては、大関が最高レベルのフッキング性能を持っており、ハッキリいって、これ以上のフッキングクオリティの開発は難しいと思います。フロッグの完成形とでも言いましょうか、凹んだときにこれほど合理的に針が露出するフロッグなんてないと思います。昨年ヒットした「係長」の進化系としての役目は100%達成できたと思います。
フッキング能力を少し殺して、飛距離を伸ばしたのが横綱で、ちゃんと結果も残しているんで、結局は横綱も良いフロッグだと思います。来期のメインフロッグもおそらくこの2種です。
で、ピッチングマンの池でスイベルの前頭くらいでしょうか、フロッグケースは3種類あれば十分だと思います。
なお、この冬の課題は新型のフロッグの開発で、ポッパーを作ってみようと思います。来年も間違いなくライトカバーに逃げるカタチでシーズン通すので、カバーの切れ目でポッピング音を出して、アピール力を上げてライギョにアプローチしようかなと思っています。
ポッパーはカップのところが尖ってしまうので、成形時に薄くなってしまい、ポッピングで強度が持つのかどうかが心配ですが、何個かカタを作り、塩梅を見てみようと思います。
ロッドについて
シャドウライズ
短いので用途が少なく、使った場面は子ども乗せて寝た時に釣りといった場面で短さが生きたって感じです。全然使っていませんw
ニッカリ青江
ニッカリ青江はグリップ修正して前よりは使いやすくなったのですが、やっぱり重過ぎで、しんどくて使っていません。しかし、極太、極重ブランクはライギョロッドとして十分に可能性を秘めており、使えるように修正したら実戦で高い能力を発揮すると思います。ちょうどいいところに、Jraidenが折れて、ニッカリ青江のグリップ差込み口が16.5φで似ているため、Jraidenのグリップに突っ込んでリメイクしなおそうと思っています。
ブッシュトレーサー
ブッシュトレーサーについては、わりかし出番が多かったと思います。ただ、土日に本気でフロッグゲームをする時に使うわけではなく、近所のチョイ釣りや仕事前後の釣りで使うくらいでした。
結局のところ、Jraidenに比べるとライトなので、対モンスター戦に持っていく意味がなかったと思います。
ま、大物が狙えない釣行時にはどうでも良いロッドとして出番が来ると思うので、来年もそれなりに活躍すると思います。気になる点はブランクの上側にKWガイドを選定した点。やっぱし、KWガイドは糸がらみが多いので、オールLCガイドにしとけばよかったかな?と思います。また、ガイドセッティングを6→12にしていますが、チョイ釣りだったらリールを付け替えることが多いんですけど、PE8号以上になると、大久保ノットのチチワが抜けにくくなるため、作業性が悪くなります。そのため、やっぱし8→16でセッティングしたほうが良かったなと今更ながら思いました。
Jraiden80XH
この冬に、ガイドセッティングをやり直し、オールチタンLCの8→16でセッティングしましたが、これがホントによかったwwwライントラブルは皆無。飛距離もバンバン出て、フッキング時は安心したやり取りが出来ました。結構重いヒシダンゴの綱引きなんかもしましたが、昨年導入したUVコーティングの接着剤が力を発揮し、コーティングクラックは皆無。柔軟にゴツく対応してくれましたwしかし、グリップに関しては不便なことが多く、特にアルプスのリールシートなんですが、ナットの緩みとリールの脱着が困難なことと、無駄に重い点が難点でした。しかし、結局、カバーゲームで多くの雷魚をキャッチしてくれて本当に戦力になりました。しかし、折れたのが残念ですね〜。8月にかなり無理して80UPを引っこ抜きましたが、アレが致命傷だったんでしょうか、その次のライギョでポッキリ逝ってしまいました。やっぱり無理しちゃいかんのかな〜。しかし、ライギョやってりゃ無理せないかんときもあるわけで、もう今更言ってもしょうがないですが、良いブランクやったね〜wって思いますw
リールについて
今期はリールの研究をよっけやったと思います。黒鱒屋で教えてもらった「ベストタックル」がキッカケだったんですが、まさかあそこまで変わるとは思ってなくて、目からウロコでした。というか、今までの素人チューニングは何だったのって感じで、少しショックでしたがw
ブレとガタつきを回避すること。リールの改造はココにテーマを置かなきゃいけませんね。
これも、素人のDIY仕事を続けていたのでは到達できなかったことだと思うし、ベストタックルにチューニング委託してよかったと思います。
結局、私がチューニングに出してからしばらくしてチューニング休止になっちゃったんで、時期的に最後って感じで、間に合って良かったと思いますwww
いつまた復活するか分かりませんが、本来ならクラシックタイプのロケットが専門みたいなんで、今度は6501CSプロロケを出したいと思いました。
その後の千鳥屋も良かったです。あらかじめベストタックルに電話してリールのチューニングについてアレコレ聞いていたので、ブレとかガタに対しての対策話が素直に進んでくれて助かりました。
色々なリールの問題点を知っており、なおかつ、オリジナルパーツを作れる技術を持ち合わせている人なんて、どれほども居ないと思います。
意欲的にブログも更新して目からウロコのパーツ作りに励んでいるし、勉強になると同時に、危険なのは財布炎上です(爆)
今年一体、いくら千鳥屋に突っ込んだんでしょうかw新品のリール代も含めたら6万以上逝ってますね・・・。
ベストタックルもそうですが、釣具製作はあまり儲かる商売ではないらしく、いつやめるか分からないのが不安ですので、今のうちに!と思ってたら、あっという間に大枚を突っ込んでいました(汗)
今期はシーズンオフにロッドビルディングが多く控えているので、千鳥屋ブログの閲覧は控えたほうが良さそうです・・・・。
が、やっぱり見てしまって、気づいたら軽量レベルの問い合わせをしていました(滝汗)
来年には90UPの釣果報告と供に、千鳥屋ブログに白いC4の写真を送りたいですね!
偏光レンズについて
昨年の冬、結構費やしたのが偏光レンズで、ネイビーブルーとトゥルービューフォーカスを導入しました。
結局、実戦ではイーズグリーンにアクションコパー、トゥルービューフォーカスにネイビーブルー、この4種を使いました。もいっちょデフィのスペアでトゥルービュースポーツがありますが、あれは一度も出番がありませんでした。やっぱりミラーコートは好かん!
この4種のうち、使ったのはほぼトゥルービューフォーカスオンリーでした。結局、雷魚釣りって、沈黙の激シブ池なんかは、見え雷魚に打ち込んだところでまず食わないので、サイトで見える見えないってあんまし関係ないんですよね。
それよりかは、まぶしさを軽減してくれて、日中の雷魚釣りが楽になることのほうがメリットが多く、タレックスのラインナップではまぶしさ軽減の能力ではトゥルービューフォーカスがイチバン優れているので、使ったのはコレばかりでした。日中、ホント楽ですw
実際、トゥルービューフォーカスをかけた直後にアクションコパーをかけると、すごくまぶしく感じるので、さすが可視光透過率12%は相当なものだと思いました。
あと、初めてのコダック偏光でネイビーブルーも導入しましたが、導入した当初は、視界が真っ青で海の底のような感じでスゲ〜!って思ったんですけど、水面のチラツキがサッパリ取れず、一線からは退きました。なんか、ちらつく時とちらつかない時があって、かなり微妙なんですよね。
安定したチラツキカットだったら、イーズグリーンのほうが数倍見やすいと思います。
ものめずらしい視界なんで、たまに使っていますが、実釣ではやっぱしタレックスのほうがいいと思います。
あと、今期、偏光レンズの勉強とかもしていて、ちょっと気になるレンズがあって、それはエアリーグリーンです。エアリーグリーンは緑系のレンズですが、結局偏光レンズって、レンズカラーでほとんど視界が決まってしまうところがあって、緑色のものがキレイに見えるのは、緑のレンズなんです。雷魚なんかではカバーが相手ですから、緑色のレンズが最適かも?って思うんです。
イーズグリーンも緑なんで、ハスとかヒシがキレイに見えますが、エアリーグリーンはどんな感じに見えるんでしょ?
ちょうど、トゥルービュースポーツのフレームが余っているんで、この冬にでもエアリーグリーンの導入を考えてみようかなとも思います。
以上、クドクドとした総括でしたが、オオノトーナメントの結果が返ってきたらまた報告しま〜す!
produced by fukusuke